調査集計法Ⅰ

年度 2004
科目名 調査集計法Ⅰ
教員名 八ツ橋 武明
授業概要 この授業は、社会調査のデータ集計法の学習である。広報学科では「社会調査Ⅰ」で理論を学び、「社会調査Ⅱ」で理論の実施(演習)を学ぶが、その前段階で調査データの集計法を学び、その後に「社会調査Ⅱ」に行くようになっている。集計にはコンピュータ利用は不可欠で、そのためにこの科目の内容は、集計に便利なソフトウエアの使い方を学ぶことでもある。ソフトウエアとしては世界中で最も広範に利用され、評価を得ているSPSSを使う。統計処理ソフトを利用出来れば、いくらデータが膨大でも、集計分析はいとも簡単に出来る。ここでは熱力学の理論を知らなくても自動車の運転が出来るように、集計の数学理論を知らなくても、目的とする様々な数値を簡単に出せるようにすることを意図している。
これに加えて、統計的解釈と議論の限界の見方を学ぶ。統計学の学習が先にあるのではなく、調査データの集計と解釈が先にあり、それに必要な範囲で若干統計を並行的に学習する。
この科目だけで、通常の調査データの集計と解釈に必要な方法を修得する。履修した諸君は、データの集計がもたらす自分の能力の拡張に自信を深め、さまざまなデータの集計を試みることであろう。
教室は電算教室を使う。実際に集計しながら授業を進めるので、授業外での課題の実施が必要になる。なお5セメスターの履修科目の「調査集計法Ⅱ」は「調査集計法Ⅰ」を必須の前提としている。
授業計画 統計の学習を極力少なくして、数Ⅰまでの広報学科学生でも調査データの集計が出来るようにすることが、この授業科目設置の狙いである。
講義ガイダンス
データの作成
データの入力と編集
度数分布の集計
グラフの作成
記述統計の集計
クロス集計
多重回答の集計
グループの平均の集計
総合的演習
評価方法 期末テスト重視であるが、途中での宿題・課題の提出物も考慮する。
教科書
参考書
メッセージ 1.社会調査に関心がある人には不可欠な素養です。理論と同時に、実用的な能力として の価値が大きく、授業の成果がすぐに現れることを感じます。
2.方法の履修は積み重ね的に修得されていくので、欠席すると理解不能となり脱落します。