食品加工学

年度 2008
科目名 食品加工学
教員名 筒井 知巳
授業概要 私達の食生活は、多様な加工食品を利用することにより非常にバラエティーにとんだものになっている。消費者は加工食品の表示を見てその原材料等を知ることができるが、製造工程や品質管理などの全容を知ることはできない。この授業ではまず、加工食品の原材料の品質劣化因子とその制御法について、さらに食品の各種保存法について解説する。次に各加工食品の特徴や、その加工技術、包装等についても解説し、加工食品のより有効な利用を考える。
授業計画 食品加工の意義
食品の品質劣化の要因 食品中の酵素や微生物の作用、空気や光等の食品への影響
食品の保存法(1)乾燥、くん煙による保存
食品の保存法(2)塩漬、砂糖漬、酢漬の保蔵原理
食品の保存法(3)低温貯蔵(冷蔵、冷凍)
食品の保存法(4)加熱、放射線照射、CA貯蔵
食品の包装 缶詰、びん詰、プラスチック複合容器の特徴と保存性
加工食品の規格、表示制度 食品に関係する法律と表示
穀物の加工品 米、小麦の加工品の特徴
でんぷんと豆類の加工品 でんぷんの利用法や大豆製品の特徴
果実、野菜の加工品 乾燥品、ジャム、果汁、漬物の特徴
魚介類の加工品 乾燥品、塩蔵品、ねり製品の特徴
乳類の加工品 牛乳、バター、チーズ、アイスクリームの特徴
評価方法 ①試験②出席、授業態度:授業回数の2/3以上の出席者のみ受験資格有り
教科書
参考書
メッセージ 食品学総論、食品学各論などの知識を復習しながら解説していきます。管理栄養士国家試験食品加工学の概要についても説明します。
カテゴリー: 2008

食品加工学実習

年度 2008
科目名 食品加工学実習
教員名 筒井 知巳
授業概要 近年種々の加工食品が普及するとともに食生活も多様化している。しかし加工食品についての知識が不足しているとその選択や利用もうまくいかない。そこでこの授業では実際に加工食品を製造してその知識や技術を修得するとともに、加工器材や包装などについても理解を深める。さらに加工食品の新しい動向についても学習する。
授業計画 いちごジャムの製造とびん詰包装
マーマレードの製造とびん詰包装
酸乳飲料の製造と糖度の測定
びん詰オレンジジュースの製造
うどんの製造
ビスケットの製造と包装
木綿ごし、絹ごし豆腐の製造
ヨーグルト・ピクルスの製造
パイナップルの缶詰の製造
食パンの製造
評価方法 1.レポート等の提出物2.出席、態度等の平常点で総合的に評価する。3.それぞれの割合は5:5
教科書
参考書
メッセージ いろいろな食品の製造を体験することで食品の製造理論や加工技術を修得してほしい。
カテゴリー: 2008

食品の消費と流通

年度 2008
科目名 食品の消費と流通
教員名 安倍 澄子
授業概要 本授業では、わが国の食料消費や食生活の変化と食品の流通体系についての現状を理解するための基礎的な知識を習得すること、また学習を通じて、食生活と食品産業の健全な発展に役立つフードスペシャリストとしての経済・経営面での基礎知識を習得することを目標とします。
授業計画 消費者の変化と食生活 食生活形態の変化
食生活の変化の主要形態としての内食・外食・中食について
食生活変化をもたらす要因は何か
今後の食生活変化の鍵を握る単身生活者の食生活
食品消費の変化 主要食品の消費の変化
増大する食品、減少する食品
食品消費が物語る食生活変化
食品流通と食品市場
食品小売業とス-パ-マ-ケット
食品小売業の構造変化とス-パ-マ-ケットの成長
ス-パ-マ-ケットの販売政策と仕入れ政策
外食産業
外食産業の発展とチェーンレストラン
外食産業のメニュウ提案とポジショニング
外食産業の食材調達
コンビニエンスストアー
コンビニエンスストアーの発展とファーストフード
マーケティング政策商品開発と技術開発
卸売市場 卸売市場とは?
卸売市場の組織、仕組み、機能
卸売市場流通、卸売市場の課題
食品卸売業
食品卸売業の機能と役割、日本的特徴
食品メーカーの流通政策とその変化
一括ロジスティック システム構築の課題
生協の共同購入
生協の供給事業、共同購入の仕組みと利用状況
共同購入の展開と課題
フードビジネスの概況と食品産業の相互の取引関係
魚介類及び魚介加工品の流通と消費
魚介類の商品特性と消費形態、購入先と流通特性、加工・保管・流通
食肉および食肉加工品の流通と消費
食肉の商品特性と消費形態、購入先と流通特性、加工・保管・流通
野菜・果物の流通と消費
野菜・果物の商品特性と消費形態、品質と鮮度、流通技術の特性
加工食品の流通と消費
加工食品の素材と用途、多様性とマーケティング、開発と技術
清涼飲料の流通と消費
清涼飲料の生産と消費、流通とマーケティング、
マーケティング情報システム
今後の食品消費の課題
食品消費と環境問題
フード関連産業と環境問題、グリーンマーケティングの展開
飽食と消費のスタイルと流通技術
飽食時代の到来と食生活
飽食時代を支える物流システム
IT時代における新しい食流通の可能性
評価方法 定期試験の結果、出席と授業中の態度をもとに評価を行います。定期試験の採点結果から80%の評価を行い、出席と授業中の態度などの平常点も20%評価に加えます。
教科書
参考書
メッセージ 今日、食をめぐる社会システムは複雑怪奇で食料の生産から消費までの全体の流れが見えにくくなっています。この食料生産から消費までの過程に加工・流通・外食産業が介在しフードシステムという流れを築いています。消費者の食の安全を確保していくにはこのフードシステムの実態やその機能について学習していくことが必須となっています。本授業でこれらのことを学びながら今後の食をめぐる社会システムのあり方について共に考えていきましょう。
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公衆衛生学B

年度 2008
科目名 公衆衛生学B
教員名 岩井 秀明
授業概要 公衆衛生学分野の一つである人口問題から入る。人口問題では現代の少子化や高齢社会からくる人口構造の変化による諸問題について考える。次いで環境衛生では我々の日常の生活環境をとりまく空気の化学的作用や物理的作用の人体への影響について、さらに飲料水の衛生学的意義と浄水法、また汚物(下水やし尿)の処理、ごみの焼却処理に伴うダイオキシンの問題点、産業廃棄物や感染症廃棄物の処理法について言及する。住居では暖房と冷房、換気と証明の在り方について考える。公害問題では大気汚染や水質汚濁、感情公害(騒音、悪臭、振動)の問題点、最後に地球規模の環境問題としての地球の温暖化の現状とその対策、熱帯雨林の減少と砂漠化の問題、オゾン層を破壊するフロンの利用価値とその問題点などについての理解度を深める。更に労働者の健康問題についても言及する。
授業計画 人口問題について
イ.人口静態統計
ロ.人口動態統計
健康と環境について
イ.人口問題
ロ.環境と健康
ハ.環境汚染
ニ.地球環境問題
飲料水について
イ.衛生学的意義
ロ.浄水法
廃棄物処理
イ.活性汚泥法(下水)
ロ.産業廃棄物、医療廃棄物の処理
公害問題について
イ.大気汚染と水質汚濁
ロ.感情公害(騒音、振動、悪臭)
地球規模の環境問題について
イ.フロンの利用と問題点
ロ.温暖化、熱帯雨林の減少、砂漠化
最近のトピックスについて
評価方法 学期末定期試験
教科書
参考書
メッセージ 栄養士から管理栄養士を目指す人にとって公衆衛生学A、同Bは重要な科目である。「自分の体は自分で守る」そのために、日常生活においてどのようなことに注意する必要があるのかを理解することにより、自分だけでなくその周囲のヒト(栄養士として入院患者、高齢者、学校集団に対して)の健康に対して配慮すべき知識を獲得してほしいと願う。
カテゴリー: 2008

食品学実験B

年度 2008
科目名 食品学実験B
教員名 笠岡 誠一
授業概要 食品学実験Aおよび講義(食品学総論および食品学各論)で得られた知識を元に実験を行う。フードスペシャリスト受験のための必須科目である。食品はタンパク質、脂質,糖質、水分などが複雑に影響しあい存在している。この科目では、主に、それら食品成分が食品の物性に与える影響について学ぶ。後半では、食品中の成分(タンパク質、脂質、水分等)の量を測定する。
授業計画 デンプンの糊化・糖化
牛乳成分(カゼインと乳脂肪)の分離
油脂の乳化(エマルジョンについて)
スナック菓子から脂質の抽出
回転粘度計による粘度の測定(ニュ―トン流体について)
食品のテクスチャー(咀嚼性、疑集性など)
中和滴定(有機酸の測定)
ニンジンのビタミンC分解作用
電気泳動による卵白タンパク質の分離
アルコ-ル発酵
たんぱく質の定量
水分の定量
ビタミン類の定量
無機質の定量①―リンの定量
無機質の定量②―カルシウムの定量
評価方法 1授業回数 2期末試験 3レポート(提出期限厳守)4授業態度(実験に取り組む意欲)5小テスト
教科書
参考書
メッセージ 食品学実験Aで行った基礎的な操作をもとにより硬度な実験を行う。「普段食べている食品がどんな成分でできているのか自分の目で確かめる」という気持ちで実験に参加してほしい。
カテゴリー: 2008

スポーツと栄養

年度 2008
科目名 スポーツと栄養
教員名 上田 大
授業概要 スポーツの現場において、栄養・食事が重要であることは広く認識されつつありますが、正しい知識のもとで「栄養」・「運動」・「休養」のバランスが取れているケースは少ないのが現状です。本授業では、運動・スポーツのための栄養学、食事のあり方を出来る限りわかりやすく解説します。運動・スポーツに必要な栄養素といった基礎的な理論から、運動・スポーツ実施者および指導者が栄養学を実践に活かすための工夫まで、最新の情報を理解することを主たる目標としていきます。
授業計画 1.授業ガイダンス、予・復習を含めた学習の仕方の概説
2.運動・スポーツおよび健康づくりの概念
3.栄養と体のリズム
4.運動・スポーツにおける栄養素の働き 糖質・脂質・タンパク質(1)
5.運動・スポーツにおける栄養素の働き 糖質・脂質・タンパク質(2)
6.運動・スポーツにおける栄養素の働き ビタミン・ミネラル・水分
7.身体組成に関する基礎知識、肥満、ウエイトコントロール
8.運動・スポーツ種目別の栄養摂取の方法
9.運動・スポーツに伴う栄養障害、摂食障害
10.ジュニア期・シニア期に必要なスポーツ栄養
11.サプリメントとドーピング問題
12.アスリートの栄養・食事計画
13.まとめ、最終テスト
[※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。]
評価方法 毎回の出席を基本とし、①出席点30%、②授業態度20%、③適宜実施するレポート提出20%、④最終テスト30%の割合で総合評価をする。ただし、成績評価の基準は次の通り:AA)上記4つの課題に対して不備が無く、特に優れている、A)課題に対して不備が無く、相応である、B)課題の形式は満たせているが内容がやや不足である、C)課題の形式・内容ともに若干の難点がある、D)課題をこなせていない。
教科書
参考書
メッセージ スポーツを志すアスリートから一般の人まで、それぞれのニーズに合った栄養・食事について、基礎的な知識と応用の方法を学んでいきます。受講者自身が運動・スポーツを実施する上でも利用できる理論と実践法を紹介していきますので、本授業をうまく活用してもらいたいと思います。
カテゴリー: 2008

マーケティングリサーチ演習

年度 2008
科目名 マーケティングリサーチ演習
教員名 浅川 雅美
授業概要 実際の市場調査では、コンピューター解析が不可欠です。そこで本講義では、調査を実施して得られたデータを統計解析ソフトSPSSを利用して解析します。なお、本講義はマーケティングリサーチ論とは異なり、調査票の作成自体ではなく、データの解析方法を中心に勉強します。
授業計画 解析方法についての説明
t 検定
分散分析
相関分析
重回帰分析
実際のデータをSPSSを用いて解析する。
調査票の作成
調査の実施
データの入力
データの分析
*学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 毎回の出席を基本とし、授業中の活動の点を50%、レポートの成績を50%で評価する。ただし、レポートの成績評価の基準は以下のとおりとする。AA:形式に不備がなく内容が特に優れている、A:形式に不備がなく内容が優れている、B:形式に不備はないが内容に若干の難点がある、C:形式、内容ともに若干の難点がある、D:課題がこなせていない
教科書
参考書
メッセージ 消費者行動の実態について、数量的に解析・分析する作業はとても面白いものです。決して難しくありませんので、一緒に勉強しましょう。
カテゴリー: 2008

健康栄養研究

年度 2008
科目名 健康栄養研究
教員名 中島 滋
授業概要 この授業では、健康栄養に関する研究テーマの設定、研究計画の立案、研究の実施、結果の解析、報告書の作成について学ぶ。履修者は各自個別のテーマを持ち、研究を行う。テーマは次の領域より選択できる。(1.食事と健康に関する研究、2.食品加工工程における栄養素および生理活性物質の変化)
授業計画 1.ガイダンス
2.研究テーマの設定
3.個別研究
4.報告書の作成
5.研究発表会
評価方法 報告書と発表の内容
教科書
参考書
メッセージ 健康栄養学科で学んだ知識を活かして個別のテーマで研究する内容です。自主性と創造性を多いに発揮して下さい。
カテゴリー: 2008

カウンセリング論

年度 2008
科目名 カウンセリング論
教員名 浅野 いずみ
授業概要 対人援助の基礎を重視しながら、カウンセリングの理論と方法、および技法の実際を学ぶ機会として、本講義を進めていきます。カウンセリングを学ぶことで、家庭、職場、交友などの場面でカウンセリングの考え方や技術を応用して、対人関係を円滑にし、さらには深めていくことを目標とします。
授業計画 オリエンテーション
カウンセリングとは
カウンセリングの理論と方法
対人援助の基礎―自己の理解と他者の理解―
コミュニケーション技法:演習
面接技法:演習
評価方法 以下の3点から総合的に判断します。
1.出席状況・態度 2.レポート提出状況及び内容 3.定期試験
教科書
参考書
メッセージ *卒業後の皆さんの進路では、社会人として、専門職としてさまざまに人と関わる場面が想定されます。その時々の対人関係を円滑にする術を得るきっかけとなるよう願っています。なお、演習を行なう機会もありますので、積極的な姿勢で出席していただきたいと思います。
*受講にあたっての注意事項
○正当な理由がなく遅刻・欠席が3回以上になった時点で履修の継続はできません。
○講義中の私語、携帯電話の使用(メ-ルの送受信などを含む)、教室の入退出、飲食 は禁止します。特に携帯電話は電源を切ってください。
カテゴリー: 2008

栄養情報演習

年度 2008
科目名 栄養情報演習
教員名 井上 節子
授業概要 コンピュータを用いて栄養情報を理解し、活用していくことが栄養業務には不可欠である。この授業では栄養士として利用できる栄養情報を中心に、ワード、エクセルを主に活用し、データベースを用いて栄養計算、献立作成、栄養指導等をパソコンを使い練習する。また栄養士の現場で応用できる能力を養う。また、2年次の専門科目の栄養情報特論演習の導入科目として位置づけしている。
授業計画 序論、周辺機器の基本操作
起動と終了
フォーマットとバックアップ
電子メールの受信、発信、メールの交換、添付資料の送受信
文書表現(1)
食事調査のためのアンケート作成
文書表現(2)
食事調査のためのアンケート作成と修正
図式表現
栄養摂取状況表作成
摂取状況の評価
表形式表現
栄養摂取量数値の入力
統計処理
身体測定値、栄養素摂取量等のデータ整理
(度数分布、平均値、標準偏差、変異係数、相関、検定)
栄養計算ソフトの利用(1)
献立作成と栄養計算
栄養計算ソフトの利用(2)
献立作成と栄養計算
栄養指導ソフトの利用
食事摂取基準に基づく献立作成
情報と社会、倫理
情報社会のプライバシーについて考える
インターネットからの情報の利用(1)
官公庁からの情報(国民健康・栄養調査等)を理解、利用する
インターネットからの情報の利用(2)
「栄養・健康」で検索、情報の利用について考える
評価方法 毎回の出席を基本として、授業の活動を含めた出席点(50%)と各回に提出してもらう栄養摂取表、一日の献立表、栄養計算表、市販食品の栄養計算表の作成(50%)で総合評価する。
教科書
参考書
メッセージ 栄養士に必要とされる実践的な実習を多く取り入れて行います。この授業を通じて栄養業務の一端であるコンピュータの活用に関し、理解を深めてほしいと思います。
カテゴリー: 2008