| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 開発経済特論 |
| 教員名 | 奥田 孝晴 |
| 授業概要 | 開発経済学の基本的課題は以下のようなものです。第三世界諸国は何ゆえに「低開発」なのか、どうしたらそうした状況から脱出できるのか、そのための理論的フレームにはどのようなものがあるのか、経済発展と社会変動の関係、そしてそれらと私たちとの「かかわり」につて。広く発展途上諸国の抱える問題に興味関心のある諸君、特に「この世の中の矛盾」に素朴な義憤をもつ心優しい諸君といろいろなテーマで語り合いたいと思っています。 |
| 授業計画 | 低開発とは何か:第三世界・その実態と背景 低開発諸国の様相:いわゆる人口爆発と人口の都市集中をめぐる問題の検討 発展途上諸国の農村構造分析 発展途上諸国の都市構造分析 ルイスモデルの緩用による都市・農村関係分析と工業化戦略 経済発展に関する理論的レビュー:ハロッド成長関数、内生的成長論、市場に友好的な介入論他(講義進度によって適宜調整する。) 第三世界とわたしたちの「かかわり」について |
| 評価方法 | 内容は複雑多岐にわたる。講座での意見と「発表」を重視したい。各自にレジュメ作りとプレゼンを要求する。(レポート70%、プレゼン30%) なお、レポート課題部分についての成績評価基準は次のとおり。 AA)内容が非常に優れており、題意に良く対応している。 A)内容が優れており、題意に良く対応している。 B)内容は標準で、題意に沿っている。 C)内容は乏しいものの、題意には沿っている。 D)内容が乏しく、題意が踏まえられていない。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 飢えと貧困からの解放という目的に向かって叡智を結集し、その手立てを探るのが開発経済学の課題です。そのために、いろいろな試行錯誤が繰り返され、失敗例、成功例ともいろいろと蓄積されるようになってきました。できれば「低開発諸国」と呼ばれる国々をたずねた時、そこで感じるだろう疑問・矛盾を検証できるようなところまで、認識を深めるのがこの講座の目的です。 |
「2008」カテゴリーアーカイブ
比較金融制度特論
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 比較金融制度特論 |
| 教員名 | 渡辺 孝 |
| 授業概要 | 過去十数年間、欧米や日本、更には韓国等アジア諸国の多くは、バブル発生・崩壊や通貨危機等、極めて重大な衝撃を受けた。これらの国々の多くでは、銀行の破綻等金融システムも大きな動揺を見せた。こうした経験を基に、最近では、「安定的な金融システム」とは如何なるものか、それはどういう制度設計が基本となるのか、といった問題に関心が高まっている。この授業ではそうした議論の足がかりとなる基本的な事柄を中心に研究をしていきたい。 |
| 授業計画 | 主に「金融システムの経済学」(酒井、前多共著、東洋経済)を輪読する。 同書の全部を輪読する時間はないので、主に以下の章を取り上げる。 第1章……「金融市場とはなにか」 第3章……「アメリカの金融システムと日本の金融システム」 第5章……「情報の非対称性と契約の不完備性」 このうち、「3情報の非対称性と契約理論」並びに「4金融システムの設計に求められるもの」にスポットを当てる。 |
| 評価方法 | 毎回の報告状況と期末のレポート、出席状況等を総合的に判断する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 出来れば経済(必ずしも「経済学」に限らない)についての大まかな知識があると良い。 |
観光資源マネジメント特論
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 観光資源マネジメント特論 |
| 教員名 | 山口 一美 |
| 授業概要 | 21世紀の成長する産業の1つである観光において、観光資源の保全に配慮した持続可能な観光を推進することは観光振興の一層の進展のために重要な課題である。そこで、本授業では持続可能な観光を推進するために観光資源の中でも、観光者の欲求を喚起し、充足させる地域の自然資源の発掘、活用について考察し、その上で、どのような人的資源が必要かつ育成されるべきか、その活用、マネジメントについて検討を行う。 |
| 授業計画 | 持続可能な観光とは 地域の自然資源の発掘、活用 事例研究 人的資源の開発、育成―リーダー育成の視点から 事例研究 人的資源の開発、育成―観光者満足の視点から 事例研究 |
| 評価方法 | 出席、レジュメ作成、プレゼンテーション、討論参加、期末レポートの総合 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 出席、レジュメ作成、プレゼンテーション、討論参加、期末レポートの総合 |
国際文化協力演習Ⅰ(ジェンダーと開発)
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 国際文化協力演習Ⅰ(ジェンダーと開発) |
| 教員名 | 椎野 信雄 |
| 授業概要 | 本演習は、 国際協力・地球環境・開発の問題を考察する時に<ジェンダーの視点>の重要性を理解することを目的とする。 現在、 国際社会を背景にして 「能力開発」 問題を考察する際には 「持続可能な(sustainable)開発」 という地球環境問題 (リオ宣言) を基礎に、 「社会制度の民主化を強化する」活動としてのジェンダーの視点が重要である。 OECD(経済協力開発機構)/DAC(開発援助委員会)の 「開発と女性(WID)(Women In Development)」 や 「ジェンダーと開発(GAD)(Gender And Development)」 プログラムにおいてもジェンダーの視点の重要性が指摘されている。 <ジェンダーの視点>をもって国際協力の諸問題 (開発など) を考察できるように、 ジェンダー問題を理解する演習をする。 |
| 授業計画 | 教育支援課にお問い合わせ下さい。 |
| 評価方法 | 平常点(50%)(出席25%と授業パフォーマンス25%)と最終レポート(50%)で評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | <ジェンダーの視点>をもって国際協力の諸問題 (開発など) を考察する学生に有益な内容である。 |
国際文化協力演習Ⅱ(多文化理解と援助)
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 国際文化協力演習Ⅱ(多文化理解と援助) |
| 教員名 | 山脇 千賀子 |
| 授業概要 | 国際社会における諸問題を 「コミュニケーション」 という視点から理解・分析することを目標として、演習を行う。現代社会におけるグローバル・イデオロギー (人権、平和、環境、開発、経済発展など)に基づいた援助活動に付随する異文化接触・交渉について、具体的な事例を取り上げながら、学生自身がそうした諸問題にどのように取り組むことができるのかを議論する場にしたい。 同時に、コミュニケーションに関する諸理論および多文化主義の諸議論について学習することが本演習の中心的課題となる。 |
| 授業計画 | 演習オリエンテーション 学生によるプレゼンテーションおよびディスカッション |
| 評価方法 | |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 授業でのプレゼンテーションおよびディスカッションにおける貢献度70%、期末レポート30%で総合的に評価します。 |
国際文化協力演習Ⅲ(イスラームと開発)
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 国際文化協力演習Ⅲ(イスラームと開発) |
| 教員名 | 中村 緋紗子 |
| 授業概要 | 受講生の選択により東南アジアの国々の中から、国とトピックを選んで演習を行う。 |
| 授業計画 | 受講生調査(本年度のゼミの方向性に関しての討議と決定) ゼミにおける発表順位とレポート作成への注意 ゼミ生への個別文献紹介 ゼミ生への個別文献紹介 口頭発表1 口頭発表2 口頭発表3 個別レポート作成指導 |
| 評価方法 | 出席、発表、ゼミへの参与度、レポート等によって評価する |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 演習は、受講生自身の主導で行われるものであることをよく理解し、積極的に担当教員および他のゼミ受講生から学こと! |
環境政策特論
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 環境政策特論 |
| 教員名 | 藤井 美文 |
| 授業概要 | 環境政策とは何か、 を産業史、 経済開発論、 公害史などの中で示すとともに、 1960年代から70年代の日本の環境政策を、 欧米の多くの評価研究を参照にする中で明らかにする。 また、 とくに 「失われた10年」 といわれる80年代の環境政策面での特殊性を取り上げ、 日本ととくに欧州の環境政策の相違を、 環境あるいはリスクに起因した事件 (たとえば硫黄酸化物問題やBSEなどのリスク問題) など政策の背景、 環境政策を軸にした政治 (特に欧州における社会民主主義の台頭) や意思決定の仕組み、 などの面から掘り下げる。 また、 国際的な環境管理のレジームと一国の環境政策の相互関係を明らかにする中で、 日本の環境政策にもたらされている影響を示す。 |
| 授業計画 | 1.環境政策とは?開発、産業化と環境リスク 2-4.環境史と環境政策 1-3 5-6.大気汚染にみる日本の経験〔1960-70年代) 1-2 7.環境問題と技術開発 8.環境アセスメントと意思決定 9-10.欧米の環境政策との比較研究 11.途上国の環境政策と課題 12.90年代以降の環境政策の特徴とガバナンス |
| 評価方法 | 出席や発表内容などを基準に評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ |
復興支援特論
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 復興支援特論 |
| 教員名 | 中村 恭一 |
| 授業概要 | 冷戦終結後、おびただしい数の地域紛争、民族紛争が発生し、長年かけて築いてきた経済、社会、文化をことごとく破壊している。国際社会特に国連を中心にして、破壊された社会を再構築するために国際協力という名の下に努力が続けられる。しかし復興支援は小さな治療法であり、根本は紛争の防止である。この観点から紛争そのものについての考察を中心に、紛争予防、平和維持、平和構築、復興支援などの言葉で表される現在の世界と紛争問題と国際協力のあり方を検討する。 |
| 授業計画 | 授業概要で述べた紛争と復興をめぐるさまざまな面を自ら準備して発表するという演習形式で行う。詳細については、第1回目の講義で説明する。 |
| 評価方法 | 日常的な授業での取り組みと期末リポートとを合わせて評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 修士コース修了後に国際協力の現場で実践するという強い意志を持って励んでほしい。 |
観光開発特論
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 観光開発特論 |
| 教員名 | 海津 ゆりえ |
| 授業概要 | 「観光地」の成り立ちや発展のあり方は、観光を越えて地域社会の持続に大きく関わっている。大衆旅行による大規模観光開発の時代はすでに終わり、観光地にも賞味期限があるという認識も広まり、個人を対象とした観光と、まちづくりとしての観光地形成が重視されている。本講義では異なるタイプの観光地を取り上げ、観光地としての発展プロセスを分析し、観光地開発の望ましいあり方について学ぶ。教材学習と学生による事例調査発表とにより進める。 |
| 授業計画 | 1. 観光地に関する概念整理:文献にもとづき、日本における観光地開発史の理解、用語の整理、キーワードの共有をはかる。 2. 日本の観光地の発展プロセス事例研究 ..I. 都市から発展した観光地(歴史文化遺産型観光地) ..II. 特定資源型観光地(温泉、山岳など) ..III. 計画的観光地(人工的観光地) ..IV. 地元主導型観光地(宝探し、まちづくりからの観光地) ..V. 自然型観光地(エコツーリズム、世界自然遺産など) ..Ⅵ.観光地ではなかった場所の観光地化(農村、里山の観光地化) 3. 学生による事例調査発表 講義の中で学生に事例調査レポートを課す。発表とディスカッションにより研究を深める。 |
| 評価方法 | 授業参加状況、レポートによる総合評価。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 積極的な参加を望む。観光は楽しむものである。まずは楽しんで欲しい。 |
プロジェクト計画・評価特論
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | プロジェクト計画・評価特論 |
| 教員名 | 林 薫 |
| 授業概要 | 開発途上国において実施されるプロジェクトあるいはプログラムの計画・立案、監理、評価の実践的スキルを学ぶ。援助における成果の重視、マクロの経済計画、貧困削減戦略文書(PRSP)、セクターワイドアプローチ、財政支援とプロジェクト支援、参加型・分権的手法の導入などの現在の世界的動向を踏まえて、案件形成、事前評価、モニタリング、事後評価などの定量的、定性的手法を習得する。環境アセスメントや社会配慮なども取り扱う。また、コンピュータを使用した費用便益の実習を行う。履修者がNGO、コンサルタントあるいは援助機関の職員として実際のプロジェクトに携わるために必要なスキルを身に付けることを目標とする。 |
| 授業計画 | マクロの経済計画とミクロのプロジェクト・プログラム計画をつなぐロジカル・フレームワーク ロジカル・フレームワーク(プロジェクトデザインマトリクス)手法実習(1) ロジカル・フレームワーク(プロジェクトデザインマトリクス)手法実習(2) 参加型ワークショップ(プロジェクト・プロジェクト・マネジメントとラピッド・ルーラル・アプレイザル) いわゆるプロジェクト・サイクルとアプレイザル 評価の基本(DACの評価5項目、さまざまな評価手法) 評価の実際(評価のデザイン、JICA、JBICにおける評価手法) 定量的評価方法(1)ディスカウント・キャッシュ・フローの考え方 定量的評価方法(2)内部収益率計算の基本的考え方 定量的評価方法(3)エクセルによる内部収益率計算実習 工程計画論 環境・社会評価 |
| 評価方法 | 出席および期末レポートで評価する。 計画と評価の基礎的な知識が取得できているかどうかを評価基準とする。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 開発協力において実際にプロジェクト、プログラムを実施するために不可欠な知識を習得します。各自、コンピュータ、特にエクセルの操作方法を事前に習得しておくことを薦めます。 |