文章演習A

年度 2002
科目名 文章演習A
教員名 野地 安伯
授業概要 「文は人なり」ということわざがある。文章には、その書き手の人柄が表れるということである。それだけではなく、物の考え方、教養といったものまでが、自ずとにじみ出てくるものだ。私の経験からいえば、文章を書くためには、人はいろいろな本や資料等を基にじっくりと考えるはずだ。そして、その結果として、書き手自身の人格、精神もまた高められていくものなのである。文章を書くということは、それほどに重い意味を持っている。諸君が今後、数多くの文章を書く必要に迫られることはいうまでもない。その分野は実に幅広いものとなるはずだ。この「文章演習A・B」は、そのための基本的知識と、それに基づく作文力の養成を目指して設置されている。 本演習において、私は抽象論を展開するつもりはない。あくまで、諸君がしっかりとした文章を書けるようになるための具体的な指導を行う。したがって、諸君は毎時間、実際に文章を書くことになる。はじめは小文から手をつけ、800字程度のものを書くことを目標としている。
授業計画 講義
作文用語の蓄積
文体
書きことばと話しことば
表記(句読点、符号)
正確な漢字の使用
文法
効果的表現(比喩、強調等)
書き出し
段落の設定
その他
実践
講義内容を常に念頭に置いて、600字程度の文章を1時間以内で書き上げる。必要に応じて添削を行う。
評価方法 毎回提出される文章、及び定期試験における課題作文、出席状況等によって評価する。
教科書
参考書 初回の授業時に指示する。
メッセージ 文章を書くのは苦痛だと思う人もいるかもしれないが、慣れてくれば、さほど苦しまなくても書けるようになるものだ。諸君が前向きに取り組んでくれることを期待している。
用意するもの
筆記用具。指定の原稿用紙。国語辞典。
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劇画論

年度 2002
科目名 劇画論
教員名 宮本 大人
授業概要 「劇画」という言葉は、戦後のある時期に、既存の子ども向けストーリーマンガに対する不満を持つマンガ家たちによって、より高い年齢の読者に向けた作品のスタイルを指すものとして、使われ始めました。のちに、それが、読者の年齢にかかわらず、あらゆるストーリーマンガを指すものとして、使われるようになりましたが、現在ではまた、あまり使われない言葉になっています。私たちが慣れ親しんでいるマンガをどう呼ぶか、ということにも、それなりの「歴史」がある、というわけです。この授業では、日本のストーリーマンガについて、その歴史を踏まえながら、さまざまな角度から考えていきたいと思います。
授業計画 はじめの数回で、マンガを捉えるための基本的な枠組みについて話した後、個別的・具体的なトピックを扱っていくことにします。
おおよそ次のような話題を取り上げていきます。
・日本のマンガの現状と海外進出
・マンガの「文法」-マンガが読めることは普通ではない-
・マンガの「不純さ」をどう捉えるか-いろいろなアトムをめぐって-
・日本のマンガ史概説
・人はマンガにどう接しているか
・マンガと子ども部屋
・マンガの中の東京
・「劇画」と貸本
・少女マンガ雑誌とそのふろく
・マンガとアニメの間
・マンガ制作における編集者の役割
・マンガの出版と流通
・マンガにとって「目」とは何か
・マンガと野球
・マンガと戦争
評価方法 小論文形式の学期末試験で評価します。
教科書
参考書
メッセージ 多くの人にとって、マンガは、ちょっとした娯楽でしかありません。しかし、ちょっとした娯楽としてマンガを読む人がこれだけの規模で存在している現代の日本という社会は、歴史的に見ても、世界的に見ても、普通ではありません。単にマンガを楽しむだけでなく、マンガを楽しむとはどういうことか、マンガを楽しむ人がたくさんいるとはどういうことかを、改めて考えてみると、実にいろいろなことが見えてきます。複数の作品を比較しながら読んだり、マンガという商品が生産され読者の手元に届くまでの仕組みを考えたりすることにも、私たちが世の中を見るときの視野が広がっていくきっかけが、含まれているのです。
多くの人の様々な興味に応えられるような授業を工夫しますが、「おすすめマンガ紹介」だけを期待する人には向かない授業です。
カテゴリー: 2002

比較政治学

年度 2002
科目名 比較政治学
教員名 宮原 辰夫
授業概要 われわれは自然と様々な事柄について比較を行っている。例えば他人との比較などがその良い例である。政治学においても、古代ギリシャのアリストテレスをはじめ、政治学の古典とみなされる業績は、ほとんどすべて比較研究だといってよい。しかし、「比較政治」という学問が確立され、大学の講座に登場するのは、20世紀半ば以降のことである。この講義では、各国の政治制度を単に比較するだけでなく、基本的な政治制度(議院内閣制と大統領制)を理解した上で、民主主義の視点(民意がいかに反映されているか)から、その国の政治制度の特徴を明らかにし、理解を深めていく。欧米の政治制度だけでなく、あまり取り上げることのないイスラーム諸国の政治制度についても触れる。
授業計画 議院内閣制と大統領制
各国の政党と選挙制度
欧米諸国の政治制度
イギリスの政治制度
アメリカの政治制度
フランスの政治制度
ドイツの政治制度
日本の政治制度
イスラーム諸国の政治制度
エジプトの政治制度
イランの政治制度
パキスタンの政治制度
インドネシアの政治制度
マレーシアの政治制度
評価方法 原則として3分の2以上の出席、2回程度の試験、レポートなどを総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 様々な国家の政治的出来事に関心を持とう。そして、それに関する本や新聞記事を積極的に読もう。
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英語B(入門講読)(再2)

年度 2002
科目名 英語B(入門講読)(再2)
教員名 曽我 誠一
授業概要 3年次以降のゼミナールなど専門分野の授業では、英語の文献を読むことが必要になることがある。入門講読は、そのような専門分野の英語を理解する力を養うことを、原則的に目標としている。1年次の英語Ⅰ、英語Ⅱで培った基礎力をバネとした、専門英語に向かう前の助走期間である、と言える。したがって、3学科の専門分野に関係のある教材を使用することもある。履修上十分注意してほしいことは、入門講読の受講生は指定されている、ということである。《英語Ⅱの項参照》情報学部の英語教育は、読解力の向上を主たる目標としているので、入門講読の受講生は英語Ⅱの成績を基に指定される。受講生の氏名は2年次春学期の授業開始前に掲示される。
授業計画 テキストには20点のバラエティに富んだ文章が収録されている。それらを正確に読んで「専門分野」に進んで行けるような授業展開をする。
予習で「部分」をマスターしてくること。「全体」つまり文脈の意味とその流れを授業では大事にする。
1時限に1点を読んでその内容について理解度を確認する小テストを行い「収束する授業」に心がける。
授業の初めに本文のテープを聞いてから個人読みへと進む。
楽しく学ばせるようにしたい。
評価方法 使用するテキストには受講者が英語の文章を英語のままで読める話題が20点集められている。そこで1点終わるごとにその内容について総合的な小テストを行う。それらの成績と出席等を総合して評価する。
教科書
参考書
メッセージ 英和中事典を必ず持参すること。主体的学習が出来るよう豊富な演習を課すので、質問や疑義の提起による授業への積極的な参加を望む。
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EIC101

年度 2002
科目名 EIC101
教員名 J.パック
授業概要 This course is an introductory English conversation course. The students will be introduced to general ideas of daily English conversation. The class will stress development of skills necessary to function in English in situations like making appointments and reservations, as well as discussing such common topics as sports and hobbies. In addition, we will lay the foundation for more advanced discussions on international issues by building vocabulary. Although the main aim is to improve conversational skills, reading and writing will also be taught.
授業計画 A variety of conversational and discussion topics will be presented in class. Topics will include hobbies and interests, family, work, past experiences, travel, health, and the future..

The emphasis of this class will be developing fluency and confidence by providing students with a lot of opportunities for speaking practice through games, pair work, and group work. There will be occasional quizzes to help students develop vocabulary and grammatical accuracy. There will also be occasional writing assignments related to the topics raised in class.

評価方法 Grades will be determined by the level and quality of participation in class activities, completion of writing assignments, quizzes, and a final oral interview. Good attendance is very important.
教科書
参考書
メッセージ I think you will enjoy this class and have fun using English for communication. Please come to class with a positive attitude and you will get the most out of this class.
カテゴリー: 2002

イングリッシュ・ワークショップD

年度 2002
科目名 イングリッシュ・ワークショップD
教員名 大八木 敦彦
授業概要 言葉とは文化であり習慣であって、語学とは、単に言葉の使い方を覚えるだけでなく、その言葉を用いる人々の歴史や伝統や生活作法を学ぶことです。この授業では、活字や文法偏重の受動的な学習による知識としての語学とは異なる、教養的、創造的な英語の習得を目指して、ビデオ教材を主軸にした学習を行います。目と耳と手と口を総動員して、生きた英語を体験しながら、文化としての英語の世界を味わうことができればよいと思います。
授業計画 「SilverBlaze」第6章
「SilverBlaze」第7章
「SilverBlaze」第8章
「SilverBlaze」第9章
「SilverBlaze」第10章
評価方法 1.出席、授業態度等の平常点
2.宿題、レポート等の提出物
3.試験
それぞれの割合は3:3:4
教科書
参考書
メッセージ これはシャ-ロックホ-ムズが活躍するビデオ教材です。名作が多いホ-ムズ物の中から今回教材化したのは、名馬が登場するSilver Blaze です。所はイングランドの西、デヴォンシャ-の小さな美しい村タヴィストック、時は19世紀末、ヴィクトリア朝時代です。名馬シルバ-ブレイズが姿を消し、調教師の死体が発見されます。ホ-ムズはワトソンにむかってその事件の調査開始を告げます。さっそく、2人は蒸気機関車に乗って出発です。タヴィストック駅まで出迎えに来ていたロス大佐の馬車に乗り、キングスパイランド厩舎に到着すると、そこには警察がすでに身柄を拘束した被害者が待っています。でも、もちろん、これで事件が一件落着するはずがありません。ホ-ムズの明晰な頭脳が働きはじめ・・・、さあ、その先は皆さん自身でヴィデオを見て下さい。
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国際人権法

年度 2002
科目名 国際人権法
教員名 斉藤 功高
授業概要 人が生まれながら持っている人権という権利は、犯すことの出来ないものとして保障されなければならないが、逆に国家によって無視され、あるいは侵害されてきたことは歴史が証明するところである。本来、個人(あるいは集団)の人権はその所属する国家が保護しなければならないが、往々にしてその国家が人権を侵害するという事態が起こっている。第2次大戦後、国連は人権の守り手として国際社会に登場した。今や国連によって国内で行われている人権侵害に何らかの救いの手を差しのべる制度が整備しつつある。本講義は、人権の国際的保障を基本に据え、国家による人権侵害に対して国際人権法はどのような役割をすることができるのか、具体的な事例とビデオを基に考えてきたいと思う。
授業計画 プロローグ
国際人権の歴史
国際人権保障の出発点・世界人権宣言
国連と人権保障制度
国際人権規約B規約と実施状況
国際人権規約B規約と裁判例
国際人権規約A規約と社会保障
女子差別撤廃条約と国籍
女子差別撤廃条約と男女雇用機会均等法
子どもの権利条約と教育問題
子どもの権利条約と家庭・福祉問題
子どもの権利条約と少年司法問題
子どもの権利条約と児童虐待問題
人種差別撤廃条約と先住民の権利
難民の国際的保護
UNHCRの活動と難民保護
難民の保護と人道的介入
入管法と外国人の人権
日本における外国人労働者の人権
日本における永住者の人権
戦後補償と人権保護ー従軍慰安婦問題
戦後補償と人権保護ー台湾人元日本兵補償問題
地域人権保障
①ヨーロッパ
②アメリカ
③アフリカ
④アジア
犯罪人引渡と人権保護
国際人権保障とNGOの活躍
評価方法 レポート(20点分)と試験(80点分)によって評価する。また、出席を随時とってそれを平常点(1回2点)として試験の点数に加算する。
教科書
参考書
メッセージ 1.出席は随時とるが、出席カードにただ名前を書くのではなく、その授業の疑問点、意見、感想などを書いてもらう。2.授業では、教科書を使わないため、国際人権法に関する本を最低1冊読んで、人権に対する知識を深めてもらいたい。
カテゴリー: 2002

専門ゼミナールⅠ

年度 2002
科目名 専門ゼミナールⅠ
教員名 土井 泰彦
授業概要 教育支援課にお問い合わせ下さい。
授業計画 教育支援課にお問い合わせ下さい。
評価方法
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2002

マス・メディアの英語A

年度 2002
科目名 マス・メディアの英語A
教員名 K.ハリス
授業概要 This class is intended for advanced students. Students who cannot discuss various topics in English should not take this course. It is common sense that English language courses should be taught in English. Of course, this class will be taught 100% in English. Students will be expected to communicate with the teacher and other students in English only.
授業計画 This class is mostly for improving students’ communication skills and their understanding of Mass Media. However there will also be reading and writing work also. The first semester will focus on print media: newspapers and magazines. The objective of this course is to improve students’ English communication and understanding of mass media. There will be projects based on students’ research of mass media.
評価方法 Students will be graded on classroom participation, completion of homework assignments and projects.
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2002

地球環境論[文化]

年度 2002
科目名 地球環境論[文化]
教員名 都筑 良明
授業概要 前半では、いくつかある地球環境問題と言われるテーマの中で、近年大きな話題となっている地球温暖化を取り上げる。科学者たちは温暖化をどのように捉えているのか、政治的にはどのような動きがあるのか、日本は国としてどのように動いているのか、地方はどうか、NGOはどのように関わっているのか、そして、一般市民はどうすれば良いのかあるいはどうすれば良いと言われているのか、を学習する。受講者数に応じて、適当な授業方法を選択したいと考えている。後半では、地球環境問題とは何なのか、どのようなものがあるのかを学習した上で、対策としての科学技術の活用、科学技術の研究開発の必要性を軸として、政治学、環境経済学、環境社会学、環境思想、環境倫理についても知見を広める。具体的な、政府、産業界、地域、生活レベルの取組み、更には国際的な取り組みまで扱う。受講者数に応じて、適当な授業方法を選択したいと考えている。2年生の地球環境論A, Bと合同の事業となる。ビデオ教材等を活用し、学生による発表も行う予定。
授業計画 セメスター授業計画説明と発表者の決定
地球環境問題の枠組み
地球温暖化を科学者はどのように理解してきたか
エネルギー消費について考える
地球温暖化のメカニズム
地球温暖化に対する世界レベルの取り組み (IPCC中間報告など)
京都会議と地球温暖化防止のスケジュール
日本における温暖化対策 (国、地方、企業、NGOなど)
環境制御のための政策
地球環境問題の概要
地球環境問題と科学技術
地球環境問題解決のための科学技術
地球環境問題と政治学
地球環境問題と経済学
地球環境問題と社会学
地球環境問題と環境思想・環境倫理
公共セクターの取り組み
民間セクターの取り組み(環境問題とビジネス)
持続可能性と地球環境問題
市民として、社会人(企業人、公務員など)として、何ができるのか
評価方法 授業への出席状況、発表内容、提出レポートなどを参考に決定する。4年生で就職活動のために出席が全体の3分の2に満たないと予想される学生は、個別に担当者に連絡をとり、相談すること。
教科書
参考書
メッセージ 本授業では、地球環境問題に関して、科学技術に関する側面を軸に、政治学、環境経済学、環境社会学、環境思想、環境倫理、などの地球環境問題を考えるのに必要な基礎的な知識を学習するとともに、学生にはそれをもとに自ら地球環境問題について考えることまで望みたい。受講者数に応じて、適当な授業方法を選択する予定である(少人数であればゼミ方式、多人数であれば発表者の選択など)。1セメスター12回程度の授業のうち、7~8回の授業では、講義だけでなく学生の発表と議論の場を設ける予定であるので、地球温暖化、地球環境問題に関心のある学生の受講を求めたい。2年生のセメスターごとの授業との合同なので、前期の最後のまとめと課題の提出、後期の最初の授業(セメスター授業計画説明と発表者の決定)には、4年生も参加すること。
カテゴリー: 2002