| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 国際人権法 |
| 教員名 | 斉藤 功高 |
| 授業概要 | 人が生まれながら持っている人権という権利は、犯すことの出来ないものとして保障されなければならないが、逆に国家によって無視され、あるいは侵害されてきたことは歴史が証明するところである。本来、個人(あるいは集団)の人権はその所属する国家が保護しなければならないが、往々にしてその国家が人権を侵害するという事態が起こっている。第2次大戦後、国連は人権の守り手として国際社会に登場した。今や国連によって国内で行われている人権侵害に何らかの救いの手を差しのべる制度が整備しつつある。本講義は、人権の国際的保障を基本に据え、国家による人権侵害に対して国際人権法はどのような役割をすることができるのか、具体的な事例とビデオを基に考えてきたいと思う。 |
| 授業計画 | プロローグ 国際人権の歴史 国際人権保障の出発点・世界人権宣言 国連と人権保障制度 国際人権規約B規約と実施状況 国際人権規約B規約と裁判例 国際人権規約A規約と社会保障 女子差別撤廃条約と国籍 女子差別撤廃条約と男女雇用機会均等法 子どもの権利条約と教育問題 子どもの権利条約と家庭・福祉問題 子どもの権利条約と少年司法問題 子どもの権利条約と児童虐待問題 人種差別撤廃条約と先住民の権利 難民の国際的保護 UNHCRの活動と難民保護 難民の保護と人道的介入 入管法と外国人の人権 日本における外国人労働者の人権 日本における永住者の人権 戦後補償と人権保護ー従軍慰安婦問題 戦後補償と人権保護ー台湾人元日本兵補償問題 地域人権保障 ①ヨーロッパ ②アメリカ ③アフリカ ④アジア 犯罪人引渡と人権保護 国際人権保障とNGOの活躍 |
| 評価方法 | レポート(20点分)と試験(80点分)によって評価する。また、出席を随時とってそれを平常点(1回2点)として試験の点数に加算する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 1.出席は随時とるが、出席カードにただ名前を書くのではなく、その授業の疑問点、意見、感想などを書いてもらう。2.授業では、教科書を使わないため、国際人権法に関する本を最低1冊読んで、人権に対する知識を深めてもらいたい。 |