年度 | 2010 |
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科目名 | 経営統計 |
教員名 | 富田 輝博 |
授業概要 | 経営統計は経営問題に統計的手法を応用する学問である。したがって履修するに当たって、統計学の基礎を履修済みであることが前提である。経営統計では企業経営における意思決定問題を分析するために必要な統計的方法について講義と実証分析を行う。経営意思決定の場、例えば生産、マーケッティング、会計、財務などに関する経営データに統計的方法を適用するので、このような例題をもとに考え方や解き方を学習し、練習問題を解いていく。 |
授業計画 | 記述統計の基礎 相関分析 回帰分析1(単純回帰) 回帰分析2(重回帰) 販売予測と需要分析 時系列分析 二項分布 正規分布 標本分布 推定 仮説検定 |
評価方法 | 授業中の練習問題の解答内容および期末試験の成績に基づいて評価する |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 入門レベルの統計学を履修済みのこと。授業中、練習問題をできる限り数多く解いてもらうので、前回までの講義ノートと関数電卓(関数機能付きに限る)を毎回必ず持参すること。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
システム分析(S)
年度 | 2010 |
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科目名 | システム分析(S) |
教員名 | 石井 信明 |
授業概要 | この授業のテーマは、情報システムを設計する前に「どんなシステムを開発するか」を検討する、要求定義のプロセスと方法である。はじめに、システム開発の発端となる問題と要件とは何かについて定義した上で、問題と要件を獲得し、分析し、そして、それらを解決するプロセスとツールを考える。特に、システム分析で使用する代表的なモデリング技法の中から、データモデル、プロセスモデル、および、オブジェクトモデルを取り上げる。オブジェクトモデルでは、UML(Unified Modeling Language)に従い、ユースケース、クラス図などの作成を学習する。そして、それぞれのプロセスとモデリング手法に従いながら演習を行い、システム分析の内容を理解する。なお本授業では、「システム分析のプロセスを説明できる」、「システム分析の知識を使用して、小規模なシステムの分析ができる」、「モデリング技法を使用できる」ことを、到達目標とする。 |
授業計画 | システムアナリストへの期待 情報システムアーキテクチャ: 誰が、何を、どう見るか システム開発のための一般的な原則 システム開発方法論 開発ライフサイクルに立脚した教育用の方法論 システム分析業務(1) 調査 システム分析業務(2) 現状分析演習 システム分析業務(3) 要求定義作成演習 事例演習(第1回) システム分析のためのツール(1) データモデル システム分析のためのツール(2) プロセスモデル(機能分割図、DFD) イベント分割方式に基づくシステム分析方法 事例演習(第2回) システム分析のためのツール(3) オブジェクトモデル(ユースケース図、クラス図、シーケンス図) 事例演習(第3回) システム分析総合試験 |
評価方法 | 演習課題(40%)と定期試験問題(60%)により到達目標への達成度を評価し、成績とする。出席は必要条件とし、成績への直接の反映は行わない。成績評価は次の通り。(AA)達成目標をほぼ90%以上満たしている。(A)達成目標をほぼ80%以上満たしている。(B)達成目標をほぼ70%以上満たしている。(C)達成目標をほぼ60%以上満たしている。(D)達成目標に対し、60%未満の達成度である。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | システム分析は、講義だけではなかなか理解できないものです。本授業は、基本的に毎回行う小テストと数回の演習で積極的に手を動かし、システム分析の難しさと面白さを体験する機会の場と考えてください。 |
マーケティング
年度 | 2010 |
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科目名 | マーケティング |
教員名 | 金 必中 |
授業概要 | 企業は製品やサービスを生産し、市場を通じて消費者に販売し収益を上げて成長しているが、その経営活動の中でマーケティングは最も顧客側に近く位置していて、顧客満足を追求するとともにさまざまな市場環境に適応できるモノの見方・ノウハウとツールを与えてくれる。すなわち、マーケティングは、消費者のニーズやウォンツを把握し、製品開発に関わり、価格や流通チャネルを選定し、そして、広告やプロモーションなどを通じて、製品・サービスを提供し、顧客満足を通じて利益を上げている。他にも、マーケティングは、NPO(非営利組織)などにおいても重要な役割を果たしていて、時代の流れとともにその重要性を増している。情報化・グローバル化・価値観の多様化などに起因する消費者ニーズの多様化や市場競争の熾烈化などの諸問題に対して、効果的かつ効率的に適応することができるからである。したがって、本授業では、マーケティングの本質や見方を理解し、4Pを中心にその基礎概念と実際について理解・学習することを、目標としている。 |
授業計画 | 授業ガイダンス マーケティングの理解 マーケティングの基礎概念 顧客と顧客満足 消費者行動 製品 製品ライフサイクルと新製品開発 製品差別化と計画的陳腐化 市場細分化 ブランド 価格 マーケティング・チャネル プロモーション まとめ ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 毎回出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点を30%、課題やレポートを20%、定期試験を50%の割合で評価する。ただし、成績評価は次のとおり。AA) 形式に不備が無く内容が特に優れている、A) 形式に不備が無く内容が良い、B) 形式は満たしているが内容がやや不足している、C) 形式・内容ともに若干の難点がある、D) 課題・定試をこなせていない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | マーケティングは、企業経営においてはいうまでもなく、NPO(非営利組織)などの様々な分野においても応用できる大切な知識である。そして、3年次の『マーケティング戦略』、『マーケティング・リサーチ』および『マーケティング・リサーチ演習』を併せて履修すると、より実戦的で具体的なスキルやノウハウを取得できると思う。 |
専門職論(K)
年度 | 2010 |
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科目名 | 専門職論(K) |
教員名 | 岩本 純 |
授業概要 | 産業構造の高度化、グローバリゼーション、技術革新の進化等を背景として、職業の専門化=専門職化が進展している。医師や法律家等の伝統的専門職から情報処理技術者や社会福祉士等の新しい専門職まで、専門的・技術的職業従事者の社会的需要が高まり、それに呼応して増大化している。それはまた、働くこと(職業・職種)が、多くの人々にとって生計の維持でしかなくなっている今日、専門職は、自己実現や役割の達成への近道である。また、一般企業でも、「専門職制度」を本来のあるべき形に転換しようとする動きも見られる。情報を扱う専門職を中心に、職業意識や働き方まで含めて考える。 |
授業計画 | 1.情報化社会の進展と職業 2.仕事の区分:職業・職種・職務 3.専門職の類型と要件 4.専門職の職業倫理 5.専門職の階層 6.情報を扱う専門職 7.量的情報(職)・質的情報(職) 8.働く意味を問う:職業観と勤労観 9.内的報酬と外的報酬 10.組織帰属と職業帰属 11.出世と社会移動 12.就業形態の多様化 13.労働市場の多層化 14.労働時間のフレキシビリティ 15.職業の性別隔離:今も存在する男の職業・女の職業 |
評価方法 | 授業中のミニテストおよび定期試験 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |
中国語 I
年度 | 2010 |
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科目名 | 中国語 I |
教員名 | 丸山 鋼二 |
授業概要 | 中国語の基本を学びます。日本語の発音とは異なる中国語の発音を学びながら、中国語の初歩的な文法を理解して、中国語に親しむことができることが目標です。日本語にない一部の発音を除くと、同じような漢字を使用しているなど、中国語は日本人には取り組みやすい外国語で、一つひとつの文法事項は容易に理解できるでしょう。しかし、それを積み重ねてしっかりと自分のものにしていかないと、まもなく文法事項を混同するなど難しい言語であると感じるようになると思います。そこで、予習・復習は欠かさずやって下さい。また、みなさんの勉学をサポートするために、単元ごとに単語テストを行ないます。半年の学習で中国語の初歩的な実力が習得できるように目指したいので、1回も休まないよう、熱心な学習態度を期待します。 |
授業計画 | 中国語はどんな言語? 発音(母音・子音、声調) 基本形(「是」の構文、動詞、SVO構造) 否定・疑問文の言い方 量詞(ものの数え方) 疑問詞・助動詞 副詞(曜日・年齢など) 比較の言い方 中国語的文法(補語=様態補語・結果補語・方向補語) |
評価方法 | 授業中の単語テストと学年末定期試験で評価します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 楽しく勉強していきましょう。中国語はもちろん中国についてもいろいろと質問して下さい。 |
中国語 I
年度 | 2010 |
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科目名 | 中国語 I |
教員名 | 何 鳴 |
授業概要 | 外国語はコミュニケーションの手段であるので、聴く、話すことに重点を置き、日常的会話が出来るように授業を進めたい。そのために、発音や会話をしっかり練習し、授業中の練習チャンスを全員に与える。 |
授業計画 | 発音(母音、子音、声調及び声調の変化など) 中国語の基本語順①:「是」の構文 中国語の基本語順②:時間的表現;「有」の構文 「的」の使い方:形容詞につく「的」及び所属を表す「的」 「在」の使い方;曜日の言い方;数の言い方 動詞の使い方①:動詞の基本形及び動詞の否定など 動詞の使い方②:「経験」及び「完了」の表現 翻訳及び聞き取り練習 練習の講評 願望を表す言い方:「想」、「要」、「打算」 可能と能力を表す言い方:「能」、「会」 翻訳及び作文練習 練習の講評 復習 |
評価方法 | 学期末のテストによって評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |
テクニカルライティング
年度 | 2010 |
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科目名 | テクニカルライティング |
教員名 | 冨永 敦子 |
授業概要 | 本講義では、情報をわかりやすく伝えるための技術について学習します。授業は3日間の集中講義です。e-ラーニングと対面授業とを組み合わせて進めていきます。まず、e-ラーニングで教材を学び、演習課題を作成し、提出します。対面授業では、演習課題についてグループで討論し、作品を再検討します。グループで討論し、再検討することにより、ライティング技術をさらにアップできます。なお、集中講義の日程は後日掲示します。 |
授業計画 | <1日目> 1時限目 対面授業:preテスト(必ず受けてください) <1日目> 2時限目 eラーニング:わかりやすい文章の基本練習 <1日目> 3時限目 対面授業:グループワーク <1日目> 4時限目 eラーニング:列挙の記述パターン <1日目> 5時限目 対面授業:グループワーク <2日目> 1時限目 eラーニング:意見と理由の記述パターン <2日目> 2時限目 eラーニング:定義の記述パターン <2日目> 3時限目 対面授業:グループワーク <2日目> 4時限目 対面授業:グループワーク <2日目> 5時限目 eラーニング:長文の構成 <3日目> 1時限目 eラーニング:文献の探し方・引用の仕方 <3日目> 2時限目 eラーニング:電子メールの書き方 <3日目> 3時限目 対面授業:グループワーク <3日目> 4時限目 対面授業:グループワーク <3日目> 5時限目 テスト |
評価方法 | 各単元の演習課題・テスト、対面授業の出席によって総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 情報をわかりやすく伝えるのに必要なのは、論理的思考力と、それを表現できる“技術”です。“技術”は聞いただけでは習得できません。“技術”を習得するには、トレーニングが必要です。「文章を書くのが嫌い」という人も、トレーニング次第で明快な文書を書けるようになれます。本講義では、技術を習得してもらえるように、講義だけでなく、演習課題も用意しました。最後まで頑張ってください。 |
法と行政
年度 | 2010 |
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科目名 | 法と行政 |
教員名 | 金井 惠里可 |
授業概要 | 行政の活動は、私たちの生活の隅々にまで、蜘蛛の糸のように張り巡らされ、私たちの日常は、知らず知らずのうちに、行政の活動から多大な影響を受けています。これが、行政国家化現象と呼ばれる、現代の国家のあり方の帰結です。そして一般に、行政の活動は、法に基づいて行われるべきだと考えられています。この授業では、行政国家における法と行政の関係を、私たちの生活に根ざした視点から取り上げます。 |
授業計画 | 1.現代国家における行政の機能~権力分立との関係 2.行政法とは何か~行政法と憲法・民法・刑法との関係 3.行政と行政法~法律による行政の原理 4.行政によるルールづくり~行政立法・通達行政 5.国家は私たちに何ができるか(1)~行政行為 6.国家は私たちに何ができるか(2)~行政上の強制と制裁 7.国家は私たちに何ができるか(3)~行政指導 8.国の将来を誰が決めるか(1)~計画による行政 9.国の将来を誰が決めるか(2)~契約による行政 10.行政と情報と市民(1)~行政調査 11.行政と情報と市民(2)~情報公開と個人情報保護 12.行政活動から身を守るしくみ(1)~行政行為の事前手続き 13.行政活動から身を守るしくみ(2)~行政不服審査 14.行政活動から身を守るしくみ(3)~行政訴訟 15.行政活動から身を守るしくみ(4)~国家賠償訴訟 16.市民参加による行政へ~協働のしくみ ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 成績評価は、論述式の学期末試験に、授業中の発言などの平常点を加味して行ないます。10回を超えて欠席した場合は、学期末試験の受験資格を失いますので、注意して下さい。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 六法必携。模範六法が望ましい。手持ちのものがあれば指定外でもよいが、2006年以前に発行されたものは不可。 |
出版論 II
年度 | 2010 |
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科目名 | 出版論 II |
教員名 | 田畑 則重 |
授業概要 | 雑誌の誕生と背景、雑誌メディアの特性と機能、雑誌編集の流れ、雑誌の個性と編集長の役割、フリーマガジン、webマガジン、ネット・ケータイの台頭と凋落する雑誌市場、雑誌の将来を考える。 |
授業計画 | 雑誌産業の概況 雑誌の販売部数―セグメント別 コミック雑誌 雑誌の歴史(と編集長) 週刊誌の誕生 編集の仕事、編集者の要件 凋落する大手マスマガジン、台頭する新興ミディマガジンの比較研究 フリーマガジン(フリーペーパー)の台頭、デジタルマガジン市場 現役編集者の仕事、企画・発想法 世界のトップ雑誌 雑誌報道と人権、名誉毀損 *学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 出欠30%、期末レポート70%の割合で評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 前期の「出版論 I 」同様、編集技法については最小限の説明にとどめ、雑誌の歴史を通して、雑誌の機能、編集長の個性が色濃い雑誌メディアの特徴、雑誌産業の現状を知り、デジタル化の進む雑誌の将来像を考えることを主眼とする。 |
特殊講義A
年度 | 2010 |
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科目名 | 特殊講義A |
教員名 | 杉山 富士雄 |
授業概要 | マクロ経済学の基礎理論を学習し、経済成長や失業、不動産バブルや財政再建などの今日的課題を検討する。 |
授業計画 | マクロ経済学の概念 国民経済計算 乗数効果 ケインズ理論 財政金融政策 失業とインフレーション 為替レートの変動とマクロ経済学 経済成長論 経済成長と貯蓄・投資 内生的経済成長論 景気循環論 マクロ経済政策の有効性 政府の役割 |
評価方法 | 総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | テキストを毎回持参すること、買わない場合や忘れた場合は、原則として欠席扱いします。 基本的に理論経済学の学習が基本になるので、論理的思考力を必要とします。数式やグラフを多用する講義になるので、それに耐えられるか考えてから履修登録されること。 就職活動報告書は、欠席扱いしません。 |