ゼミナール I

年度 2010
科目名 ゼミナール I
教員名 石塚 浩
授業概要 このゼミナールⅠおよびⅡでは企業の戦略行動の基礎にある論理を探ることを通して、企業行動のビジネスモデルについて考えていきます。既存の経営学理論から、経営戦略の基本的な概念を理解します。それをベースに現実の企業の事例研究をおこなっていきます。基本的な進め方は発表討議方式です。各事例における多様な経営問題を考えていくことで、戦略的思考力を身につけることが目的です。 ゼミナールⅢと卒業研究ではゼミナールで学んだことをベースに、各自の興味関心を出発点にして卒業論文を作成してもらいます。ゼミは3年生と4年生、合同で行っています。
授業計画 ゼミナールの説明など
事業領域の定義
事例研究(1)
戦略の策定
事例研究(2)
競争の戦略
事例研究(3)
新規事業創造の戦略
事例研究(4)
成長の戦略
事例研究(5)
ネットワーク戦略
事例研究(6)
評価方法 出席を重視しゼミ活動への取り組みで評価します。
教科書 なし
参考書 大滝精一・金井一頼・山田英夫・岩田智『経営戦略論 創造性と社会性の追求』有斐閣、1900円
メッセージ 経営学は実学なので、理論を現実に当てはめてみる作業が必要です。理論だけを追いかけていても仕方のないことです。経営問題には、唯一最善の答えなどないので、じっくり考え自ら答えを出してくれることを要求します。卒業論文では、実現可能性あるベンチャー企業の企画立案などをテーマにしてくれることを期待しています。
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管理会計情報特論

年度 2010
科目名 管理会計情報特論
教員名 志村 正
授業概要 管理会計の最近の主要なトピックについて取り上げる。管理会計は会計の知識に加えて、経営管理についての知識も要求される。実際の企業のマネジメントにどのように管理会計情報を活用できるかという視点が求められる。授業の進め方は、1つのテーマについて2人ずつ調べてきたことを発表してもらう。その発表の後に、質疑応答を行って、ディスカッションする。
授業計画 ガイダンス
財務指標の意義と役割[1]-ROIを中心として
財務指標の意義と役割[2]-EVAを中心として
損益分岐点分析の展開
バランスト・スコアカードの仕組み
バランスト・スコアカードの展開
活動基準原価計算と活動基準管理
活動基準予算,ゼロベース予算
予算の本質と存在意義
予算の行動科学的研究
予算の弊害とビヨンド・バジェッティング
意思決定のための管理会計[1]
意思決定のための管理会計[2]
特論まとめ
評価方法 プレゼンの仕方と内容、議論への参加度合いによって評価する。
教科書
参考書
メッセージ プレゼン・ソフトの作成と操作の仕方をマスターしておくこと。
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環境と国際協力

年度 2010
科目名 環境と国際協力
教員名 藤井 美文
授業概要 本授業では、三つの歴史的変遷をもとに環境協力の在り方を考える。第一は、国際協力の歴史であり、この変遷の中でなぜ環境分野の重要性が高まったのかを明らかにしたい。第二は、ストックホルム会議やリオの温暖化会議の意義を概観する中で、環境政策の国際的(地域間や多国間)な構造、持続可能性(人口、資源、開発)、グローバル環境保全戦略などを歴史的にみる。第三に、日本の環境の歴史であり、「日本の(環境克服の)経験」の一般性や特殊性を概観する。これらをもとに、実際の内外の事例をもとに、環境協力の在り方について論じる。
授業計画 セメスターの授業計画
環境協力を考える三つの柱
国際協力の歴史(1) なぜ国際協力が必要なのか ブレトンウッズ体制と国際協力
国際協力の歴史(2) 日本の国際協力1 経済協力のはじまり
国際協力の歴史(3) 日本の国際協力2 日本のODAの特徴
国際協力の歴史(4) 日本の国際協力3 ODAの変容と転換
戦後の国際環境問題の歴史(1) レイチェルカーソンと越境問題のはじまり
戦後の国際環境問題の歴史(2) 成長の限界と地球規模問題のはじまり
戦後の環境問題の歴史(3) ストックホルム会議と国際環境組織
戦後の環境問題の歴史(4) 温暖化問題とグローバルガバナンス
日本の公害経験の歴史(1) 足利鉱毒事件から水俣病まで
日本の公害経験の歴史(2) 七大公害と日本の対応
日本の公害経験の歴史(3) 「日本の経験」と環境協力
日本の公害経験の歴史(4) 日本の環境政策の一般性と特殊性
南タイでの環境協力の実践から-文教大学の国際環境協力-
環境協力の課題と日本の役割
評価方法 出席、授業計画のトピックに関するプレゼンテーション、さらにテスト(授業の状況に応じて行う)などを参考に総合的に決める。
教科書
参考書
メッセージ 国際協力や国際環境問題に興味のある学生に、近年では日本の協力の大きな位置を占めるようになった環境協力を考え、論じてもらいたい。
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解剖生理学実験

年度 2010
科目名 解剖生理学実験
教員名 櫻井 典子
授業概要 栄養の知識を深めるためには、ヒトの体の機能を学ぶことが必要である。そこで解剖生理学実験では各個人の身体を教材として、さまざまな生理機能を学ぶ。具体的には、体脂肪の測定、血圧の測定、骨密度量の測定、肺活量の測定、血液・尿の検査を行ないながら、循環器系、呼吸器系、泌尿器系等の仕組みを理解する。また、動物解剖を通して、各臓器の位置、構造を理解する。以上の実験を通して生体はその恒常性を維持するために、さまざまな臓器がその役割を担いつつ、かつ相互に関連して働いていることを学ぶ。
授業計画 実験ガイダンス
組織標本の観察
臓器の組織標本の観察、スケッチを行い、人体の構成と機能について学ぶ。
体脂肪の測定
各自、体重、身長を測定し、それを基にBMIを算出し、人の体の構成等について学ぶ。
血圧の測定
安静時の血圧を測定し、その後運動を行なった時の血圧の変化を観察し、生命維持に関する事柄を学ぶ。
骨密度の測定
各自、踵の骨密度を測定し、体を構成している骨について学ぶ。
呼吸や体温に関する実験
肺活量の測定、呼吸数の測定、体温の時間的変化の観察し、生命維持に関する事柄を学ぶ。
血液に関する実験
赤血球数、血球容積等を測定し、体を循環している血液について学ぶ。
排泄に関する実験
尿検査(色調、臭気、pH、糖、蛋白、比重)を行い、排せつ機構等について学ぶ。
実験動物の解剖
内臓の位置、色調の観察を行い、人体の構成、機能について学ぶ。
まとめ
内容については若干変更する場合がある。
評価方法 レポートの提出および学期末のテストによって評価する。出席点は10%の範囲で加点する。
教科書
参考書
メッセージ 普段無意識に行われている体の内部の働きを実験を通して意識し、栄養を摂取することの必要性を実感してもらいたい。
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ドイツ語 I

年度 2010
科目名 ドイツ語 I
教員名 越智 洋
授業概要 はじめてドイツ語を学ぶ人のための入門の授業です。発音上の約束を学び、口頭練習するところからはじめ、基本的な文法を理解しつつ、練習問題を通じて少しずつ基礎を固めていきます。適宜映像教材によるドイツ紹介をおりまぜ、またドイツの文化、歴史、風物や人物について、私が日ごろ興味深く思っていることなども紹介していきたいと思っています。
授業計画 各回、文法理解を軸とし、品詞上の区別や把握をおろそかにせず、いわばわかったうえで、少しずつ練習問題等を通じて、聞き話す力、読み書く力を育成します。
ドイツ語はどんな言語か 英語と似ているか 誰がどこで使っているのか
アルファべート、発音上の約束 発音練習
動詞の現在人称変化 動詞の位置の理解
男性・女性・中性という名詞の文法上の性の区別への理解
名詞の性の区別に即応する冠詞・格変化への理解
名詞の複数形と冠詞類の格変化への理解
表現に具体性を与える前置詞の文法上の約束について
動詞の三基本形 過去と完了
助動詞の用法 分離動詞 再帰動詞
あいさつの表現 かんたんな会話
辞書の使用の第一歩
ドイツの文化、風物の紹介
学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 成績評価は出席状況、授業に取り組む姿勢等を半分、適宜実施する小テストの結果を半分に見て総合的に行います。
教科書
参考書
メッセージ よく思います。人生は複雑かもしれないけれど、自分にかかわりのある相手に気持ちを伝えるとき言うべき言葉は、結局かんたんで普通ないくつかに尽きるのではないか、と。たとえば「こんにちは」「ありがとう」、「うれしいね」「ひどいな」とか「ごめんなさい」。それから「さようなら」「元気でね」など。日本語や英語ではなくドイツ語で、それがどういう響きのコトバか、耳にして声にだしてみませんか?
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専門ゼミナールⅠ

年度 2010
科目名 専門ゼミナールⅠ
教員名 生田 祐子
授業概要 ゼミの共通研究テーマは、「国際共通言語としての英語の役割」です。英語が国際リンガフランカ(ラテン語で『自由語』の意味)として使用されている開発途上にある地域に焦点をあて、社会基盤を構築する上で英語がどのような役割を果たしているか、サピア・ウォーフの仮説を軸として母語と英語との関係について研究します。通訳養成方法を使って英語のトレーニングも行い、国際情勢について英字新聞が読め、意見を述べることができるレベルまで英語学習を徹底します。そのためゼミ決定者には3年次が始まるまでに、CASECは700点をクリアーすること、春には、英語検定準1級受験の準備が課せられ、日頃から英文で文章を書く事に慣れていくため、時事問題に関するジャーナルも毎週の課題となります。ゼミでの使用言語は、日本語と英語のバイリンガルです。ゼミ活動として、英語を共通言語として使う世界を現場体験を促しますが、 春休み中にNY視察を行った学生は、その体験に基づき、多民族社会、国連の機能について、さらに知識を深め、英語でプレゼンテーションを行います。夏休みにコソボ・ボスニア・ヘルツゴビナ・ルワンダ等の途上国での英語体験ボランティア活動に参加する学生は、準備のため関連の英語文献を読みます。
授業計画 スケジュールは、初回の授業で伝えます。
評価方法 平常点(出席、発表、課題)50% 学期末プロジェクトとプレゼンテーション 50%
教科書
参考書
メッセージ Ask, and it will be given to you;Seek, and you will find;Knock, and the door will be opened to you.(Matthew7:7)
カテゴリー: 2010

専門ゼミナール I

年度 2010
科目名 専門ゼミナール I
教員名 川名 幸夫
授業概要 ホテル業に代表されるサービス業に於いては、顧客との良好なコミュニケーションが望まれます。接客の最前線に立つ為には仲間と、さらには他部署との連携も不可欠です。これらのコミュニケーションが緊密かつ堅牢であるかどうかは企業にとって存亡にもかかわる重要な問題です。この専門ゼミナールでは、いわゆる座学主体ではなく学習者自らが「気づく」事に主眼を置いていきたいと思います。自己分析後、適宜講義を行ないます。
授業計画 オリンテーション・自己開示の仕方
第一印象
一方的・双方向コミュニケーション
無言動作
リーダーシップ
組織行動と意志決定
ジョハリの窓
アサーション
評価方法 出席率+授業参加度。まず演習を実施した後に自己分析をしますので、遅刻厳禁です。授業開始5分後の教室入室は許可しません、欠席とします。
教科書
参考書
メッセージ ホテル或いはサービス業を希望する学生ばかりではなく人間関係に興味のある方ならば大歓迎です。あらゆる場面で人間関係は存在しますので。
カテゴリー: 2010

スポーツB (火2)

年度 2010
科目名 スポーツB (火2)
教員名 白井 巧
授業概要 授業の到達目標1.知識・理解の観点:審判法、戦術、ゲームマナー等を修得する2.思考・判断の観点:新しい友人ともスポーツを通じて協力する3.関心・意欲の観点:運動の工夫をする、独創性のある発想4.態度の観点 :自身の健康管理をする、協力して授業を進めて行くことを身に付ける5.技能・表現の観点:基本打法を学ぶ、運動のコツを掴む
授業計画 グリップの握り、ラケッティング、短い距離でのラリー
フォアハンド・ストローク、半面コートでのショート・ラリー(簡易ゲームを含む)
バックハンド・ストローク、半面コートでのショート・ラリー(簡易ゲームを含む)
ボレー&キャッチ(フォア)、半面コートでのミニゲーム
ボレー&キャッチ(バック)、半面コートでのミニゲーム
サービス、(簡易サービス、サービスラインから、ベースラインから)
全面コートでラリー(ストレート)、ダブルスのゲーム
全面コートでラリー(クロス)、ダブルスのゲーム
ダブルスゲーム1
ダブルスゲーム2
ダブルスのゲーム3
リーグ戦によるダブルスのゲーム
リーグ戦によるダブルスのゲーム
リーグ戦によるダブルスのゲーム
評価方法 100点満点/AA:100~90、A:89~80、B:79~70、C:69~60、D:59~不合格1.知識・理解の観点(20%):授業内でのゲーム、他者との協力2.思考・判断の観点(20%):授業内でのゲーム3.関心・意欲の観点(20%):授業への参加度、体育・スポーツに関する期末レポート4.態度の観点 (20%):授業への参加度、協力して授業を進める5.技能・表現の観点(20%):学期末実技試験、授業内でのゲーム■欠席による減点:1回:-5点、2回:-10点、3回:-20点、4回:不合格■遅刻による減点:1回:-3点、2回:- 6点、3回:-12点、4回:-24点、5回:不合格
教科書
参考書
メッセージ 1)初回の授業には体育履修カードに貼付する写真(4cm×3.5cm)を持参して下さい。 (すでに、履修カードを作成している学生は不要です。)2)初回のクラスから、本格的に授業を進めます。テニスに対応できるシューズをご用意ください。3) 学生の授業評価の結果について 「種目選択結果に満足している」については、おおよそ4.38(5段階評価)。■■■以下、重要なお知らせ■■■1. 携帯電話をジャージのポケットに入れて受講している学生を散見します。ご遠慮下さい。2. 貴重品や高価な通学着を、更衣室に置いてクラスに参加することは非常にリスクが高い。 バッグ、着替え、貴重品全てを教場であるテニスコートに持参してください。
カテゴリー: 2010

基礎英語表現B

年度 2010
科目名 基礎英語表現B
教員名 山本 由布子
授業概要 英語はコミュニケーションを行う手段の一つです。そのための基本的英語コミュニケーションスキルを確かなものにしていくのがこのコースの目的です。スキル習得を目指すため、実践を通してスキルアップをしていきます。そしてスキルアップトレーニングでは、間違いを犯すことを恐れてはいけません。むしろそれをこのクラスでは奨励します。学習→修正→学習→修正のプロセスを経ることにより確かなスキルが体に宿り、自信がもたらされます。
授業計画 秋学期オリエンテーション
How was your summer?
Do you sometimes buy junk food late at night?
Do you like autumn?
Did you come to the school festival last year?
Did you come to the school festival this year?
Do you sometimes eat out with friends?
Do you want to make a lot of friends?
Do you like planning?
Is this class tough?
How was November?
Did you have an end-of-the-year party last year?
Are you looking forward to the New Year break?
How was your New Year break?
Are you worried about your tests?
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 平常点(出席、提出物、小テスト、授業内での積極性など)で総合的に評価します。
教科書
参考書
メッセージ 予習を必ずして下さい。また辞書は毎回持参して下さい。英語を用いて自分を表現できるようになるには、何度も「間違える」ことが大切です。言語を習得するためには「声に出す」ことが必須条件だからです。最初から完璧な英語を話そうとは思わずに、学んだことを思い切って声に出してみる。その時に行われる「修正」が最も自分の心に残り、次のステップへとつながります。「格好を付けず常に等身大」、この精神が人を大きく成長させます。一緒に頑張りましょう。
カテゴリー: 2010

卒業研究

年度 2010
科目名 卒業研究
教員名 幡鎌 博
授業概要 春学期は、卒業研究のための前準備として、基本的な資料検索方法、研究のまとめ方の演習を行います。同時に、各自、卒業研究のテーマを決めるために、調査・検討してもらいます。秋学期は、卒業論文のための研究と執筆を各自進めます。また、各自の研究に関連するような最新の研究・動向について、講義や議論を行います。進め方としては、6月にはテーマを決め、9月に中間発表を行い、12月末までに一通り卒業論文を仕上げて提出し、1月の卒業研究発表会で各自発表してもらいます。
授業計画 卒業論文の準備
卒業論文のための研究と執筆
卒業論文の発表
評価方法 卒論への取り組み姿勢、卒論の完成度、発表の出来などで評価します。
教科書
参考書
メッセージ 卒論をしっかり取り組むためには、まず準備が重要です。資料の調査方法など、基本的なことをできるようにしてください。また、好奇心をもって、研究テーマをいろいろと考えてみてください。そして、卒論にまじめに取り組めば、何らかの知見を見いだすことができます。
カテゴリー: 2010