年度 | 2010 |
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科目名 | 経営情報システム |
教員名 | 坪井 順一 |
授業概要 | 近年は誰もがパソコンを用いてインタ-ネットを活用している。必要な情報を、満足度を別にすればいつでも手に入れることが可能である。一方で、コンピュ-タの発達と共に情報システムも発展してきた。この授業では、情報システムの発展を考えながら、今日のシステムの問題を考えていきたい。 |
授業計画 | 情報の概念 情報の有効性 システムの概念 経営情報とは 情報システムの歴史(1):第三世代コンピュ-タの登場 情報システムの歴史(2):MIS 論 情報システムの歴史(3):DSSからSISへ IT 化とインタ-ネット ネットワ-クの概念 情報社会論 システム事例(1) システム事例(2) |
評価方法 | 試験と出席点で評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | IT 化の進展によって、コンピュ-タをシステムとして考えることがほとんどなくなり、システムはブラックボックス化している。その恐ろしさに気づいたことはあるだろうか。皆さんと一緒にそんなことを考えていきたい。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
ライセンス英語B
年度 | 2010 |
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科目名 | ライセンス英語B |
教員名 | 原田 慎一 |
授業概要 | この授業の目的は、春学期に引き続き、TOEICのPartごとの頻出問題の傾向を把握し、問題演習で頻出パターンを定着させ、中級レベルのスコアを取得するための力を身につけることです。具体的には、受講者が600点以上のスコアを取得することを目標とします。春学期とはテキストも変わり、よりレベルの高いものとなります。ListeningとReadingにおける頻出項目について学び、問題演習とその解説により、頻出パターンの定着をはかります。特に短期間でスコアアップが見込めるPart2(応答問題)とPart5(文法問題)に重点を置きます。さらに、TOEICに必要な語彙・文法を身につけるために、適宜、小テストを実施します。 |
授業計画 | 1. ガイダンス、TOEICミニテスト 2. リスニング:Part2 応答問題(キーワードを避ける、WH疑問文);リーディング:Part5 文法問題(品詞、前置詞、小さい接続詞) 3. リスニング:Part2 応答問題(質問でない疑問文、Yes/No疑問文);リーディング:Part5 文法問題(動詞形、語彙) 4. リスニング:応答問題(陳述、選択疑問文);リーディング:Part5 文法問題(大きい接続詞、代名詞、比較) 5. リスニング:Part2 頻出問題演習;リーディング:Part5 頻出問題演習 6. リスニング:Part1 写真描写問題(人物一人、複数);リーディング:Part6 長文穴埋め問題(品詞、前置詞、小さい接続詞、関係詞) 7. リスニング:Part1 写真描写問題(風景、物と乗り物);リーディング:Part6 長文穴埋め問題(大きい接続詞、代名詞、語彙、動詞形) 8. リスニング:Part3 会話問題(場所、職業、話題);リーディング:Part7 読解問題(手紙、メール、メモ) 9. リスニング:Part3 会話問題(理由、次の行動、選択肢);リーディング:Part7 読解問題(広告、告知、記事) 10. リスニング:Part4 説明文問題(公共放送、ツアー、広告);リーディング:Part7 読解問題(ダブル・パッセージ一文書型) 11. リスニング:Part4 説明文問題(紹介、ニュース、電話);リーディング:Part7 読解問題(ダブル・パッセージ二両文書型) 12. リスニング:頻出問題演習;リーディング:頻出問題演習 13. 定期試験 14. 結果返却・解説、TOEICミニテスト |
評価方法 | 1. TOEIC型式の試験(学期末実施) 40%、2. 出席・授業態度 30%、3. 単語・文法小テスト(数回実施)30%、以上の3点に基づき評価します。学期中にTOEIC(公開テスト・IPテスト)で500点以上のスコアを取得し、所定日数を出席した場合は、有資格者として成績評価に反映します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 現在の英語力は問いません。「就職活動や英語力向上のためにTOEICスコアを絶対アップさせよう!」というやる気のある人でしたら誰でも大歓迎です(「ライセンス英語A」を受講していることが望ましい)。目標とするスコアを取得するために、予習・復習は欠かさずしましょう。毎日の努力の積み重ねが大幅なスコアアップにつながります。TOEIC満点(990点)取得者の意地にかけて、みなさんが楽しみながらスコアを伸ばすことができる授業を目指しますので、一緒にがんばりましょう。 |
国際文化協力演習 I(ジェンダーと開発)
年度 | 2010 |
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科目名 | 国際文化協力演習 I(ジェンダーと開発) |
教員名 | 椎野 信雄 |
授業概要 | 本演習は、 国際協力・地球環境・開発の問題を考察する時の<ジェンダーの視点>の重要性を理解することを基本目標とする。 現在、 国際社会を背景にして 「能力開発」 問題を考察する際には 「持続可能な(sustainable)開発」 という地球環境問題 (リオ宣言) を基礎に、 「社会制度の民主化を強化する」活動としてのジェンダーの視点が重要である。 OECD(経済協力開発機構)/DAC(開発援助委員会)の 「開発と女性(WID)(Women In Development)」 や 「ジェンダーと開発(GAD)(Gender And Development)」 プログラムにおいてもジェンダーの視点の重要性が指摘されている。 <ジェンダーの視点>をもって国際協力の諸問題 (開発など) を考察できるように、 ジェンダー問題を理解するのが到達目標である。 |
授業計画 | 教育支援課にお問い合わせ下さい。 |
評価方法 | 平常点(50%)(出席25%と授業パフォーマンス25%)と最終レポート(50%)で評価する。評価基準は、<ジェンダーの視点>の理解度です。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | <ジェンダーの視点>をもって国際協力の諸問題(開発など)を考察したい学生に有益な内容である。 |
EIC103(IU5)
年度 | 2010 |
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科目名 | EIC103(IU5) |
教員名 | ニコラス・デルグレゴ |
授業概要 | This is an advanced elementary English class focusing on LISTENING and SPEAKING/WRITING skills. The communication strategies to develop their conversation will be introduced so that they can make a short speech on the topics of personal and current issues. |
授業計画 | Week 1 Introduction to the class and Class 1 How was your summer? Week 2 Class 2 Do you sometimes buy junk food late at night? Week 3 Class 3 Do you like autum? Week 4 Class 4 Did you come to the school festival last year? Week 5 Class 5 Did you come to the school festival this year? Week 6 Class 6 Do you sometimes eat out with friends? Week 7 Class 7 Do you want to make a lot of friends? Week 8 Class 8 Do you like planning? Week 9 Class 9 Is this class tough? Week 10 Class 10 How was November? Week 11 Class 11 Did you have an end-of-year party last year? |
評価方法 | Student assessment will be based upon homework assignments, class participation, attendance and tests. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | This course can help you improve your communication skills in English, extend your vocabulary and build confidence in your own English language ability while making new friends and sharing ideas. |
経営情報概論
年度 | 2010 |
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科目名 | 経営情報概論 |
教員名 | 新井 立夫 |
授業概要 | 大学に入学すると多くのことが新鮮に映ることでしょう.また同時に戸惑いもあると思います.それは,大学での学び方が高校までの学び方と様々な点で異なっていることが原因の一つといわれています.加えて,経営情報学科に限れば,経営情報という学問は高校までに学ぶ機会が大変少ないので,学問自体への不慣れにより戸惑うからかもしれません.そこでこの講義では,大学に入ったばかりのみなさんにあらためて考えてほしい「学ぶ・働く・生きる」という基本的なテーマを扱ってから,「大学で学ぶ」ためのさまざまなツールを紹介し,同じ経営情報学科で学ぶ仲間とともに,大学に慣れるためのトレーニングを行います.そして,経営情報に関するいくつかのテーマをに取り組みながら経営情報への興味をはぐくみ,文教大学の経営情報学科で経営情報という学問に楽しむために必要な姿勢を身につけます.大学生活のスムーズなスタートにうまくつなげるよう本講義を有効に利用してください. |
授業計画 | 学ぶ・働く・生きる(1) 学ぶ・働く・生きる(2) 経営情報を現場で体験しよう(1) 経営情報を現場で体験しよう(2) 学ぶ・働く・生きる(3) UP講演会(1)人間力に触れてみよう 情報リテラシ講座(1)文教大学の誇る情報環境の楽しみ方 情報リテラシ講座(2)基本的なネットマナーを身につけよう 図書館をコアにした情報との出会い方 社会への巣立ちを考えるためのツール 経営情報を覗いてみよう 経営情報学に接近しよう UP講演会(2)OB/OGを通じて自分の将来をイメージしてみよう 経営情報学科の歩き方 |
評価方法 | 出席状況と毎回の講義で課す小テストや課題への取り組み方から評価を行います. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この科目は,経営情報学科で最初に履修する科目です.全てに出席することはもちろんですが,出席するだけではなく,それぞれの講義で同じ経営情報を学ぶ友人を見つけながら,レポートの書き方,課題のやり方,グループワークの上手い運営の仕方などを身に付けましょう.大学について何でも知る機会です.わからないことは,遠慮なく質問しましょう. |
番組制作 IIA(ラジオ)
年度 | 2010 |
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科目名 | 番組制作 IIA(ラジオ) |
教員名 | 大作 昌寿 |
授業概要 | ラジオ番組と言って、みなさんはどんな番組を思い浮かべますか? ラジオ番組にもバラエティー番組、音楽番組、報道番組、情報番組、ラジオドラマなど様々な形態があります。しかし、形態は様々でも番組制作の基本は同じです。この授業では企画立案から制作実習を通じて、基本的な番組企画の立て方、番組完成までの仕組みなど、番組制作の基本を学ぶ事を目的としています。 |
授業計画 | ラジオ番組制作を行うためのガイダンス ラジオ番組の歴史と現状 ラジオ番組の制作プロセス1 ラジオ番組の制作プロセス2 番組制作演習Aー1/情報系番組の制作 番組制作演習Aー2/情報系番組の制作 番組制作演習Aー3/情報系番組の制作 番組制作演習Aー4/情報系番組の制作 ラジオドラマの制作について 番組制作演習Bー1/ラジオドラマの制作 番組制作演習Bー2/ラジオドラマの制作 番組制作演習Bー3/ラジオドラマの制作 番組制作演習Bー4/ラジオドラマの制作 完成番組の鑑賞及び講評 |
評価方法 | 実習を中心とする授業ですので、毎回の出席を基本とし、授業態度、授業の理解度、課題作品の完成度と独創性、チームワーク能力、責任感等を総合的に評価します。内訳としては出席点50%、その他の理解度等で50%とします。AA)出席点が高く、番組制作の基本をよく理解している。課題作品の完成度が高い。A)出席点が高く,番組制作の基本と課題作品の主旨を理解している。B)番組制作の基本と課題作品の主旨をほぼ理解している。C)番組制作の基本と課題作品の主旨の理解にやや不安がある。D)番組制作の基本と課題作品の主旨が理解出来ていない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 番組の企画制作には、思考の柔軟性や一般知識及び教養が必要です。またそれに加え、各自のマネージメント能力やチームワーク力も必要になります。クリエイティブに携わる面白さ楽しさと同時に難しさを学んで下さい。 |
プロジェクト演習 I
年度 | 2010 |
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科目名 | プロジェクト演習 I |
教員名 | 石井 信明 |
授業概要 | プロジェクト演習(I、II、III)は第2セメスターから第6セメスターに配置されている必修科目です。プロジェクト演習は教室での通常の講義型授業とは学習方法が異なり、学生の主体的・能動的な授業への参加姿勢が求められます。プロジェクト演習(I、II、III)では、「ものづくり」の計画立案と計画通りに進めていくための様々な工夫・手法、実際の「ものづくり」と専門知識・技術との関係理解、共同作業におけるコミュニケーションの役割や技法、協調作業における情報共有と手段などの大切さを、グループ協調作業による「ものづくり」をとおして気づくこと、プロジェクトを進める上での基本的な手法やスキルを身に着けることを狙いとしています。このプロジェクト演習Iでは、以後のプロジェクト演習IIおよびプロジェクト演習IIIを進めるのに必要な基礎的な事項を学習します。共同作業におけるコミュニケーション、チームワークとリーダーシップ、役割分担と協調、情報共有などの大切さに気づくことを学習の到達目標とします。 |
授業計画 | 第1回 オリエンテーション (予習:なし) ・この授業の狙いと評価基準 ・授業の進め方・グループ分け (6名/チーム、10チーム(以内)/クラス) ・グループ名決め ・グループ代表者決め 第2回 課題プロジェクト(1)の説明(予習:著作権と情報倫理(e-ラーニング)) ・課題プロジェクト(1)の説明・授業で利用するICT(Information&Communication Technology)環境・会議の進め方(e-ラーニング)・グループごとのミーティング 第3回~第5回 課題プロジェクト(1)の遂行(予習:報告書の書き方(e-ラーニング)) ・進捗報告 ・質疑応答 第6回 発表資料作成 ・成果物のまとめ・レビュー(作業過程、反省点、次のプロジェクトへの留意点) 第7回 課題プロジェクト(1)の発表会 ・グループ発表・チェックシートによる他のグループの評価 第8回 課題プロジェクト(2)の説明 ・課題プロジェクト(2)の説明・グループ代表者決め ・グループウェアの使い方 ・前回の反省点をふまえた課題プロジェクト(2)の作業計画 第9回~11回 課題プロジェクト(2)の遂行 (予習:発表評価の集計) ・進捗報告 ・質疑応答 第12回 発表資料作成 ・成果物のまとめ ・レビュー(作業過程、反省点、前回の反省点を生かせたか) 第13回 課題プロジェクト(2)の発表会(クラスごと) ・グループ発表・チェックシートによる他のグループの評価 第14回 課題プロジェクト(2)の発表会(全クラス)(予習:発表評価の集計) ・3クラス合同での発表会 ・課題プロジェクト(2)の発表会の評価で上位となったグループの発表 |
評価方法 | 到達目標について、以下を総合的に評価します。・グループ発表会(第1回目、第2回目)の評価・具体的な評価基準とレベルに基づくグループメンバー個人毎の貢献度・グループメンバー個人毎の作業報告書の内容 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業での学習目標は、教員から知識や技術を教えてもらう受身の姿勢で得られるものではなく、創造的な「ものづくり」共同作業の体験を通して「創造的協調作業のつぼ」を会得していくことです。これにより、情報システム学科が提供している様々な専門科目への知的興味が沸いてくること、理論と実践を結びつけることの大切さが理解できることを期待しています。 |
社会調査演習
年度 | 2010 |
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科目名 | 社会調査演習 |
教員名 | 山田 修嗣 |
授業概要 | 本科目は、調査の意義・目的について概説した後、質的・量的なデータを用いる研究方法について、参加者が集めた資料にもとづき演習をおこないます。参与観察や半構造化インタビューといった質的研究の代表例も扱いますが、表計算ソフト等を使った量的データ分析の実習に多くの時間を割く予定です。分析スキルの初歩を身につけるねらいから、分布、分散、標準化、検定、相関係数、クロス表、各種グラフなどの求め方(作り方)や読み方をおさえ、回帰分析ができる程度のレベルを目指します。 |
授業計画 | 講義ガイダンス 調査の意図と方法 調査の企画 確率について 調査データの読み方(1) <分布と統計量> 調査データの読み方(2) <検定> 調査データの読み方(3) <クロス表と相関> 調査データの読み方(4) <回帰分析> 調査データの読み方(5) <多変量解析の予備知識> 総括 |
評価方法 | 毎回の講義が実習となるため、その成果(提出)物を評価対象とします。したがって、出席は大前提です。必要に応じ、期末にレポートを課します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 必要に応じPC教室での実習としますが、毎回、ノートPCを必ず持参してください。 |
日本語A
年度 | 2010 |
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科目名 | 日本語A |
教員名 | 坪田 典子 |
授業概要 | 本講座では、言語の四技能のうち、とりわけ話すこと、聞くことを中心に、大学での受講に必要なアカデミックな日本語能力の向上を目指す。そのために必要な文法の復習や読解、ライティング、聴解等を同時に行う。話すことの到達目標としては、ものごとを正確に描写できること、そして、事実を組み立てて筋道のたった論理的な表現ができるようになること、である。 |
授業計画 | インタビューの仕方とインタビュー 相互作用の方法を学び、ペアインタビューを行い、ペアを紹介する。 日本人に尋ねたい項目をリストアップし身近な日本人にインタビューする。 プレゼンテーションについて プレゼンテーションの種類、方法、およびスピーチにおける話し手について学ぶ。 聞き手について スピーチにおける聞き手の役割について学ぶ。 情報スピーチ 情報スピーチの内容、準備の仕方、スピーチのスキル等について学ぶ。 情報スピーチのプレゼンテーション 情報スピーチを準備し、クラスで情報スピーチを行う。 意見スピーチ 意見スピーチの内容、準備の仕方、スピーチのスキル等について学ぶ。 意見スピーチのプレゼンテーション 意見スピーチを準備し、クラスで意見スピーチを行う。 グループ・ディスカッション テーマを選択し、テーマについて各自の意見を述べる。他者の意見を知ることで、異なった観点があることを知る。 ペア・ディスカッション 1.テーマを選択し、自分の意見を、事実と区別して述べる。 2.自分の意見を根拠に基づいて補強し、意見の正当性を主張する。 パネル・ディスカッション スピーチ、各種ディスカッションの成果を生かして、パネラーとなり、スピーチ原稿を用意して、テーマに沿ってプレゼンテーションを行う。 意見構築に必要な日本語 必要な日本語の文型、表現を学ぶ。 読解・要約、ライティング テキストを使用して、要約の仕方を学び、読解力を養うとともに、書く力を養う。 日本語の文法 文法を復習し、日本語の表現力を養う。 聴解 各種リスニングにより日本語の理解力を養う。 学期授業予定回数と必ずしも一致するものではありません。 |
評価方法 | 毎回の出席を基本とし、出席点を20%、テストと課題を80%の割合で評価する。テストは、ペーパーテストとして文法、読解を、エッセイテストとして、意見や感想をまとめた3分間エッセイの口頭発表を、行う。課題は、スピーチとディスカッションを評価の対象とする。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 話す楽しみ、言語を学ぶ楽しみをクラスでの相互作用を通じて経験してほしい。出席を重視しており、遅刻は減点する。 |
デジタル社会と法
年度 | 2010 |
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科目名 | デジタル社会と法 |
教員名 | 飯野 守 |
授業概要 | タイトルのデジタル社会とは、情報がデジタル化され、さらにネットワークで結ばれた現代の社会を意味します。この講義では、このようなデジタル化された社会で、情報を受け取るだけでなく、自ら情報を発信する立場に立とうとする者が知っていなければならない法的問題を取り扱います。講義の内容は大きく前半と後半に分かれます。前半では、情報の自由という視点から、デジタルとネットワークに関わる法制一般および情報モラル(ネットワークの倫理)を取り上げていきます。後半は著作権(法)です。ここでは、著作権の基本的考え方や権利の内容、そして著作権の限界について、具体例を交えながら講義していきます。受講者には、ただ受動的に講義を聞くだけでなく、質問に答えたり、意見を出したりすることを求めるつもりです。 |
授業計画 | デジタルとネットワークの特質 デジタル社会における法の課題 デジタル・ネットワークの倫理と法 デジタル・ネットワークと法Ⅰ-個人・社会の利益 デジタル・ネットワークと法Ⅱ-いくつかの具体的問題 著作権の基本的考え方 著作権の内容(1)-著作物と著作権 著作権の内容(2)-著作財産権 著作権の内容(3)-著作権の限界 デジタル・ネットワークと著作権 |
評価方法 | 定期試験の素点が90%、出席点が10%の割合で、100点満点に換算して成績評価を行います。定期試験では、授業の内容を理解していること、基本的な事柄については文章で説明できることが求められます。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 広報学科の特徴の一つとして、様々な手法・様々なメディアでの情報の発信を目指そうとする学生向けの講座が多く開かれています。けれども、それら実技的科目の多くがしっかりとした理論と実践的な知識を前提に成り立っていることを知るべきでしょう。本講座は、このような理論と知識のうち、法制と倫理に関わる部分を提供するものです。自ら情報を発信することを目指す者に強く履修を勧めたいと思います。 |