日本語A

年度 2010
科目名 日本語A
教員名 坪田 典子
授業概要 本講座では、言語の四技能のうち、とりわけ話すこと、聞くことを中心に、大学での受講に必要なアカデミックな日本語能力の向上を目指す。そのために必要な文法の復習や読解、ライティング、聴解等を同時に行う。話すことの到達目標としては、ものごとを正確に描写できること、そして、事実を組み立てて筋道のたった論理的な表現ができるようになること、である。
授業計画 インタビューの仕方とインタビュー
相互作用の方法を学び、ペアインタビューを行い、ペアを紹介する。
日本人に尋ねたい項目をリストアップし身近な日本人にインタビューする。
プレゼンテーションについて
プレゼンテーションの種類、方法、およびスピーチにおける話し手について学ぶ。
聞き手について
スピーチにおける聞き手の役割について学ぶ。
情報スピーチ
情報スピーチの内容、準備の仕方、スピーチのスキル等について学ぶ。
情報スピーチのプレゼンテーション
情報スピーチを準備し、クラスで情報スピーチを行う。
意見スピーチ
意見スピーチの内容、準備の仕方、スピーチのスキル等について学ぶ。
意見スピーチのプレゼンテーション
意見スピーチを準備し、クラスで意見スピーチを行う。
グループ・ディスカッション
テーマを選択し、テーマについて各自の意見を述べる。他者の意見を知ることで、異なった観点があることを知る。
ペア・ディスカッション
1.テーマを選択し、自分の意見を、事実と区別して述べる。
2.自分の意見を根拠に基づいて補強し、意見の正当性を主張する。
パネル・ディスカッション
スピーチ、各種ディスカッションの成果を生かして、パネラーとなり、スピーチ原稿を用意して、テーマに沿ってプレゼンテーションを行う。
意見構築に必要な日本語
必要な日本語の文型、表現を学ぶ。
読解・要約、ライティング
テキストを使用して、要約の仕方を学び、読解力を養うとともに、書く力を養う。
日本語の文法
文法を復習し、日本語の表現力を養う。
聴解
各種リスニングにより日本語の理解力を養う。
学期授業予定回数と必ずしも一致するものではありません。
評価方法 毎回の出席を基本とし、出席点を20%、テストと課題を80%の割合で評価する。テストは、ペーパーテストとして文法、読解を、エッセイテストとして、意見や感想をまとめた3分間エッセイの口頭発表を、行う。課題は、スピーチとディスカッションを評価の対象とする。
教科書
参考書
メッセージ 話す楽しみ、言語を学ぶ楽しみをクラスでの相互作用を通じて経験してほしい。出席を重視しており、遅刻は減点する。