コンピュータ応用

年度 2010
科目名 コンピュータ応用
教員名 折本 綾子
授業概要 この講座は,コンピュータ基礎で学んだことを基に,さらに高度なコンピュータの利用法を学習する場です。授業は主として実習形式で,内容は,データベースの理論と作成の実習,インターネットを利用した情報検索,プレゼンテーションの実習ほかです。使用するソフトウェアの中心は,簡単な利用から高度な利用までに幅広く対応可能なデータベース・ソフトのアクセスおよびパワーポイントです。コンピュータ基礎で学習したエクセル,パワーポイントの基礎と,応用で学ぶアクセス等を有機的に連携させることで,コンピュータを活用した学習・資料整理・発表が効果的にできるようになることを目指します。
授業計画 データベースの基礎
データベースとは,データベースの特徴,ExcelとAccessのちがい,演習問題
データベースの仕組み,機能,用途
データベースの仕組み,キーの種類,データの正規化,Accessの基礎知識,演習問題
データベースの検索法
データベース検索の基礎,関係演算,アクションクエリ,正規化の検討,演習問題
個人用データベースの設計1
商品検索システムの構築(1)
データベースの構築手順,商品検索システムの概要,テーブルの設計,演習問題
個人用データベースの設計2
商品検索システムの構築(2)
リレーションシップの設定,クエリの作成,演習問題
個人用データベースの活用1
商品検索システムの構築(3) フォームの基礎,レポートの基礎,演習問題
個人用データベースの活用2
商品検索システムの構築(4) マクロの基礎,マクロの設定,ラベル・コンボボックスを利用した検索処理
インターネットによる情報検索1
商品検索システムの構築(5) 数値・キーワードを利用した検索処理,メニューフォームの作成
インターネットによる情報検索2
販売管理システムの構築(1) データベースの提案,データの収集,販売管理システムの概要,テーブルの設計
インターネット情報を活用したデータベースの設計
販売管理システムの構築(2)
実技試験
パワーポイントの活用1
販売管理システムの構築(3) Excel・Accessデータとの連携,演習問題の作成
パワーポイントの活用2
販売管理システムの構築(4)
パワーポイントによるプレゼンテーション1
販売管理システムの構築(5) 「販売管理システムの提案」の発表資料・原稿作成
パワーポイントによるプレゼンテーション2
課題発表
評価方法 授業内で提出物を何回か提出してもらうとともに,テスト(実技的な内容を主とするもの)を課します。具体的評価は,試験・発表(50%)に出席点や提出物(50%)を総合して評価を行います。テストの詳細については,講義の中で指示します。
教科書
参考書
メッセージ コンピュータを活用して,情報を集め整理し,自分の思うとおりに組み立てて情報発信にも用いること。このようなことをすべてできることが,今の大学生に最も必要な素養の一つでしょう。コンピュータやネットワークを便利で有益な道具として使いこなすことで,学習や発表,さらには就職でも役立つでしょう。課題への取り組み等地道に努力して欲しいと思います。
カテゴリー: 2010

映像表現特論

年度 2010
科目名 映像表現特論
教員名 竹林 紀雄
授業概要 20世紀は「映像の世紀」と言われるが、これは映像史の出発点が20世紀の歴史の出発点とほぼ重なり、映像(Movie)は20世紀を通して唯一かつ最大の表象メディアとして存在しつ続け、時代の様々な様相を映し出してきたからに他ならない。同時に映像による表現は様々な形態に派生した。この授業では、TV(Video)や映画(Film)といったメディアのカテゴリーを超え、ドラマ、ドキュメンタリー、アートとしての映像など様々なジャンルの映像作品を取り上げて、表現における基本的な枠組み、特有な文法、さらに技法を考察し、あわせて作り手(映像作家、TV演出家、映画監督)の表現の独創性がどこにあるかを読み取り、その背景や投げかけられたメッセージを理解する能力を養成する。19世紀の映像前史から現代の映像作品までを扱う予定だが、時代的な通史ではなく、履修生の希望を聞いた上で、様々なトピックス、作家、主題、映像技術などでテーマを設けて講義をすすめてていく。
授業計画 動く映像の成立と映像前史
劇映画の変遷と可能性
ドキュメンタリー番組・映画の変遷と可能性
実験映画の変遷と可能性
アニメーションの変遷と可能性
超臨場映像(=高精細映像)が可能にする映像表現
評価方法 出欠状況、授業態度学外などの平常点(50%)、学期末リポート(50%)
教科書
参考書
メッセージ 映像表現を研究する上で欠かせない映像作品をすべて学内で鑑賞できるわけではありません。東京国立近代美術館フィルムセンター(東京・京橋)等での映像作品鑑賞も考えています。
カテゴリー: 2010

CALL103(TH4)

年度 2010
科目名 CALL103(TH4)
教員名 藤澤 恒夫
授業概要 CALL(Computer Assisted Language Learning=コンピュータ利用の外国語学習)教室の機能を利用し、リスニング・スピーキングを中心として総合的な英語力向上のための演習を行う。101を発展させ、多くの英語を聞き、話す訓練を重ねる。スピーキングの比重を増やすとともに、情報伝達に加え、意見を述べる練習を行う。
授業計画 第1回 オリエンテーション
以降、第2回より、毎授業においてリスニング Unit 26-Unit 50からUnitをひとつずつ消化+オリジナルのリスニング問題
最終授業時にCASEC実施
評価方法 出席率、授業中のクイズ、課題、学期末試験により判定します。
教科書
参考書
メッセージ 英語力ではなくやる気が必要です。やる気がないのなら何をやってもうまくいきません。積極的な姿勢で授業に取り組んでください。
カテゴリー: 2010

線形代数学

年度 2010
科目名 線形代数学
教員名 惠羅 博
授業概要 「線形空間」の概念は、数学上の様々な構造で頻繁に現れる、もっとも基本的な概念である。ベクトルと行列、連立方程式の解法などの個別的問題を学習していき、最終的にそれらを統合し俯瞰する「線型空間」の理解にたどり着くことを目指す。
授業計画 行列の定義
行列の演算
連立1次方程式(1)
連立1次方程式(2)
行列の階数(1)
逆行列
行列式(1)
行列式(2)
クラメルの公式
ベクトル(1)
ベクトル(2)
線形空間の定義
線形空間の基底と次元
線形写像
固有値と固有ベクトル
評価方法 学期末試験の成績による。基礎概念の理解ができていればC以上、簡単な応用問題を処理できればB以上、いくつかの重要な定理、公式などを理解し数理的な考察力を習得していればA以上、という基準で出題、採点、評価を行う。
教科書
参考書
メッセージ 予備知識はあまりいらないが、根気よく考える、計算するといった努力が求められる。これまで自分には未知であった数学の新しい概念を学ぶときに、安易な態度でとりくめば、必ず失敗する。教科内容で簡単に理解できない部分が必ずある。何度でも、判るまで粘り強く学習することが肝要である。
カテゴリー: 2010

情報ネットワーク

年度 2010
科目名 情報ネットワーク
教員名 税所 哲郎
授業概要 人間が、これまでどのように情報を伝えてきたのか、そしてこれからの情報伝達はどのようなものがあるのかを考え、情報伝達の仕組み及びコミュニケーションの取り方を学びます。特に、コンピュータネットワークが発達している現在におけるそれらの技術、及びコミュニケーションの利用の仕方を学びます。また、コンピュータネットワークにおいて重要な課題でもあるセキュリティについても学習します。
授業計画 情報伝達の歴史について
情報伝達の種類と特性について
コミュニケーションの目的による情報伝達手段について
コンピュータネットワークの歴史
情報通信ネットワークの種類と接続方式
情報通信ネットワークのアーキテクチャ
ネットワーク上のコミュニケーションと情報収集について
コンピュータセキュリティの重要性について
電子メールによるコミュニケーション(実習)
Webシステムによるコミュニケーション(実習)
その他の仕組みによるコミュニケーション(実習)
様々な情報伝達手段による情報収集と活用(実習)
コンピュータセキュリティが破られる?(実習)
学期末試験
評価方法 学期末試験(80%)と課題の提出状況(10%)、実習の成果(10%)によって判断します。あるいは、授業出席・参画度合(80%)と課題の提出状況(10%)、実習の成果(10%)で評価します。なお、教職関連科目ということあって、出席することが前提の授業であり、遅刻(授業開始後10分まで)及び欠席は減点対象になります。
教科書
参考書
メッセージ この科目は、情報伝達の仕組みについて見つめ直し活用の仕方をより良くすることを目的としていいます。したがって、講義で話したことだけを単純に覚えるのではなく個々の内容の相互的な関係を考え活用していくことが求められます。 授業は教科書に合わせて、講義と実習によって進められられますが、その内容と進度については、学生のみなさんの理解状況などに応じて変わります。受講生のみなさんは、必ず、事前に教科書を読んだうえで、毎回の授業に出席することが求められます。各章の終わりに、まとめとして、授業との関連でレポートを書いてもらいます。したがって、毎回の授業に参加していないとレポートが書けませんので注意してください。 また、受講生が少ない場合には、そのメリットを生かしてゼミ形式(テキストの輪読とディスカッションを中心)の授業を採用します。その判断は、第1回目の授業で行いますので、履修希望者は必ず第1回目の授業に出席してください。なお、第1回目の授業に出席できない場合には、第1回目の授業開始までに、上記のメールアドレスに連絡して、学籍番号と氏名、学年を伝えて、授業へ参加する意思表示を行ってください。
カテゴリー: 2010

情報システムと経営活動(E)

年度 2010
科目名 情報システムと経営活動(E)
教員名 八卷 直一
授業概要 この科目では,情報システム(IS)」とはどんなものか,ISについて何を勉強していくか,特に企業活動との関連で,全般的な展望を与えることをねらう.選択科目ではあるが情報システム学科生は2年生のうちに履修してもらいたい.情報システムの歴史,ソフトウェア開発技術の歴史を学び,SEの仕事の中身を知ることを目的とする.特に,情報システムの企画,設計,開発,運用などに関わったり,利用する仕事をしていこうとする者は是非履修されたい.目標とする成果は,「情報システムの歴史とシステム開発技術の歴史を習得し,情報系の仕事を目指す学生諸君が,SEの仕事の基礎を身につけること」である.
授業計画 1.イントロダクション
コンピュータの歴史を概観する
2.イントロダクション(2)
情報技術の発展の歴史
3.情報システムの分類
情報システム(IS)の分類と基本的役割りを考える
4.システムとしてのビジネスプロセス
一般システムを考え,ビジネスプロセスをそのようなシステムとみなして,ビジネスプロセスを知る.また付加価値の概念を導入する
5.情報システムの実際
実際の情報システムがどんなものかを,ある企業の実際の情報システムの例で詳しく見る
6.情報システムトソフトウェア
実際の情報システムはソフトウェアによって実現している。ここでは、ソフトウェアのなんたるかを知る。
7.新しい情報システムの発展
最近の情報システムの発展を概観し,今後を予測する
8.情報システムの開発
情報システムの開発技術を歴史的観点から分析する.
情報システムの開発の諸段階を知ると共に,開発の諸方法,伝統的開発法,プロトタイピング,パッケージの利用などの開発法,あるいは必要なシステムをその都度オンラインで借りてきて使うなどのISの導入法を学ぶ.またプロジェクト管理としての諸相があることを学ぶ.
9.情報システムと人間
情報システムと人間,環境,社会との関係や情報モラルなどの問題
10.情報化と社会
情報化あるいは情報システムにより社会がどのように影響されるか変わったか
11.e-ビジネスとセキュリティ
新しいビジネスモデルとその周辺でのセキュリティーの問題と対策
12.情報システム産業と人材開発
コンピュータ産業,情報産業の構造の変化と多層化を知り,さらに情報技術試験の制度,情報技術者のキャリアパスなどを知り,今後の学習計画の参考になるようにする
講義の随所で,できるだけ具体的な事例や,情報システムをめぐる新聞記事やカレントな話題に触れるようにする.
評価方法 主としてレポートで評価する。ただし、授業のなかで随時行う小テストも参考にする。
教科書
参考書
メッセージ 「情報システム(あるいは単にシステム)」という言葉はよく出て来る.それらは,そこで,新聞を毎日読んで,この用語が出ている記事を見つけて切り抜いておいてみて下さい.(これを使う問題を宿題や期末の課題に出すこともある.) 就職試験のときに必要だからと,その直前になって新聞を取り始めたり,読み出したりしても,読み方もわからず,必要なことを読み取ることもできない.その準備としても,2年のうちから読み始めてください.
カテゴリー: 2010

ゼミナール

年度 2010
科目名 ゼミナール
教員名 日吉 昭彦
授業概要 このゼミナールでは、メディア・コミュニケーションやメディア文化、メディア社会の研究を行います。実証的な社会調査の方法(フィールドワークやインタビュー調査、内容分析によるメッセージ分析、アンケートなど量的調査)を用いた調査研究を進めていきます。5セメの中心は、ゼミナール・メンバーによる共同研究の「企画・立案」が中心となります。共同研究は、これまで主に「夏季の合宿」を利用して、地域のフィールド調査や取材活動を行ってきましたが、本年度も行いたいと考えています。6セメの中心は、共同研究の「成果の公開のための作業」と、「卒業研究の執筆のための準備」です。共同研究の成果は、雑誌形式の報告書やドキュメンタリー映像などにまとめて出版することを目標としていますので、出版や映像制作の作業もゼミの活動の一つです。卒業研究は、みなさんの関心に基づいて幅広く扱いたいと考えています。調査研究のゼミなので、分析対象となるメディアの限定はありません。放送、新聞、出版、ネット、広告などオールラウンドです。ドラマやアニメの流行現象を扱うメンバーもいれば、ケータイ小説やSNSといった新しいコミュニケーション・ツールに関心を持っているメンバーもいます。ジャーナリズム志向の方もマーケット志向の方も一緒に議論しています。なお、テレビ番組の分析は、担当教員の最も得意な分野ではあります。
授業計画 ■ガイダンス-ゼミナールの進め方
A. 共同研究の「企画・立案」 ~自主企画調査の実施過程~
(5セメ)
フィールドワークの方法を学ぶ
共同研究のテーマやフィールドを企画する
取材や調査の目的を明確にする
文献を集めたり、データや資料を探し出す
取材やフィールド調査で必要なモノを準備する
アポイントメントや取材許可の取り付けを行う
インタビューの練習や試験的な調査を行っておく
ビデオ・カメラなど映像の撮影のための準備をする
夏季合宿の準備を行う ~ 夏季休暇の実査へ
B. 共同研究のとりまとめと成果報告・公開(6セメ)
フィールドワークの結果のまとめ方を学ぶ
質的データの整理・分析・検証を行う
成果の公開のための企画を立案する
映像編集や出版デザインのための作業を行う
共同研究の成果公開のための準備から公開へ
C. 卒業研究のテーマ決定(6セメ)
担当教員と相談しつつ卒業研究のテーマを立案する
ゼミメンバーに発表しながらテーマを検討する
関連の文献や資料、データを集めながらテーマを深めておく
評価方法 ゼミの評価は、ゼミナール活動への参加の度合いが中心です。ゼミ全体での活動の分担や、グループワークへの協力、個々の研究の経過報告などを総合して100%の評価をします。 AA)ゼミナール活動への参加の度合いが特に十分である、A) ゼミナール活動への参加の度合いが十分である、B)ゼミナール活動への参加の度合いがやや不足している、C)ゼミナール活動への参加の度合いが不足している、D)ゼミナール活動に参加したとはいえない、とします。
教科書
参考書
メッセージ ゼミナールは、受講生のみなさんの主体的な参加によって作られていくものです。ゼミナール活動の内容は、またみなさんの企画・提案によって、柔軟に対応していきます。実際、自主運営による活動が続いていて、ゼミ組織や共同研究テーマから、各種ゼミイベント、作業分担まで、学生主体のゼミです。なお、夏季調査合宿は参加必須が伝統です。また、4年生との共同授業など、学年間の交流も多くなるような企画をしています。最後に、教室で、研究室で、フィールドで、日常生活で、いつでもゼミが開講している、そんな気持ちでいてほしいと思います。
カテゴリー: 2010

スペイン語 I

年度 2010
科目名 スペイン語 I
教員名 寺沢 恵子
授業概要 スペイン語の入門クラスです。週2日開講されます。大学生の日常生活に役立つ基礎文法と会話を学びます。月曜日は、テキストを使って会話に必要な文法を説明し、練習問題を通して知識を確実なものにします。木曜日は、各場面のモデル会話と応用会話をペアで練習し、実際のコミュニケーションで使えるようにします。また、ビデオ学習を通してスペインやラテンアメリカ諸国の文化・習慣を紹介します。
授業計画 授業ガイダンス・スペイン語のアルファベット
私の名前は~です
動詞estarの使い方・冠詞・名詞
お元気ですか
動詞serの使い方・国籍
どちらの出身ですか
文の種類・形容詞
カルロスはどんな選手ですか
規則動詞現在形-AR・所有形容詞
何を勉強していますか
規則動詞現在形-IR・前置詞
どこに住んでいますか
規則動詞現在形-ER
スペイン語の新聞を読みます
不規則動詞tener,salir,hacer等の使い方
何歳ですか
時の表現
何時ですか
不規則動詞irの使い方
私は大学へ行きます
動詞+不定詞の表現
私は歴史のクラスへ行かなければなりません
不規則動詞(語根母音変化動詞)querer,poderの使い方
窓を開けてくれませんか
不規則動詞hayの使い方
ラテン音楽の本もあります
gustar型の動詞
私は歌うのが好きです
* 学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 定期試験70%、小テスト・宿題20%、出席・授業態度10%(欠席は3回まで)
教科書
参考書
メッセージ 新しい言語を学ぶ時に大事なことは、継続と積極性です。授業はなるべく休まずに出席し、授業中は発音練習を大きな声でしたり、分からなければ質問するなど積極的な態度が必要となります。また、毎回予習・復習をしっかりすることにより、少しずつ着実に力がついてきます。特に、新しい語彙と動詞の活用については必ず暗記しましょう。「スペイン語で自分を表現できる」楽しい授業を目指します。Animo! がんばりましょう!
カテゴリー: 2010

CALL104(IU6)

年度 2010
科目名 CALL104(IU6)
教員名 藤澤 恒夫
授業概要 CALL(Computer Assisted Language Learning=コンピュータ利用の外国語学習)教室の機能を利用し、リーディング・ライティングを中心として総合的な英語力向上のための演習を行う。102を発展させ、多くの英語を読み、読むスピードの向上を目指す。複数パラグラフでのパラグラフ・ライティングができるようにする。
授業計画 第1回 オリエンテーション
以降、第2回より、毎授業においてリーディング Unit 26-Unit 50からUnitをひとつずつ消化+オリジナルのリーディング問題
最終授業時にCASEC実施
評価方法 出席率、授業中のクイズ、課題、学期末試験により判定します。
教科書
参考書
メッセージ 英語力ではなくやる気が必要です。やる気がないのなら何をやってもうまくいきません。積極的な姿勢で授業に取り組んでください。
カテゴリー: 2010

臨床栄養学実習

年度 2010
科目名 臨床栄養学実習
教員名 渡邊 美樹
授業概要 現代は、生活習慣病の増加に伴い食生活の改善がより重要視されている。特に、疾病の予防、治療に栄養状態が大きく関与しており、病気治療としての食事療法の重要性がより高まっている。実習では、臨床栄養学各論で学んだ内容を基礎知識として、治療食の基本である一般食の流動食・軟食の実習、さらに疾患別の治療食実習を行う。実習に当たっては、各献立を正確に理解し、迅速かつ適正に治療食を提供することを学んでいく。治療食が患者の食欲を刺激し、美味しく満足できる治療食であり、さらに、疾病の予防、治療において効果が得られる臨床栄養学実習にして行きたい。
授業計画 <講義> 総論(臨床栄養学の目的と栄養療法の意義、臨床栄養管理)栄養補給法他。
<講義> 一般治療食(流動食、軟食、常食)。献立の展開。
<実習> 流動食、軟食(3分粥、5分粥、全粥軟菜)。評価、試食。
<講義> 胃腸疾患。
<実習>消化性潰瘍食。評価、試食。
<講義> 肝、胆道、膵疾患。
<実習> 慢性肝炎食、慢性膵炎食。評価、試食。
<講義> 糖尿病。糖尿病食品交換表の使い方。
<実習> 糖尿病食。評価、試食。
<講義> 糖尿病性腎症。糖尿病性腎症食品交換表の使い方。
<実習> 糖尿病食(学生立案献立)。評価、試食。
<講義> 脂質異常症。
<実習> 脂質異常症食。評価、試食。
<講義> 高血圧症。心疾患。
<実習>高血圧症食。塩分濃度の実習。評価、試食。
<講義> 腎疾患(透析療法、腎臓病食品交換表の使い方、治療用特殊食品)。
<実習> 腎疾患食。評価、試食。
<講義> 貧血症。
<実習> 鉄欠乏性貧血食。評価、試食。
<講義> 高尿酸血症と痛風。
<実習>高尿酸血症食。評価、試食。
<講義> 肥満症。
<実習>脂質異常症食(学生立案献立)評価、試食。
<講義> アレルギー症。骨粗鬆症。検査食他。
評価方法 (1) 献立作成・ノート提出(2)出席・授業態度(3)定期試験
(1)~(3)の総合評価とする。
教科書
参考書
メッセージ 実習は、理論を実践の中で学ぶ大切なチャンスです。できるだけ休まずに出席し、積極的に取り組みましょう。また、疑問に思ったこと、気づいたこと、考えたこと、理解したことは、忘れないうちにノートに記録しておきましょう。わからないことは、そのままにせず、調べたり質問したりして解決し、理解をさらに深めましょう。これまで学んできたことを活かし、疾病の予防・治療に効果的で、美味しい治療食作りを目指しましょう。
カテゴリー: 2010