経営学

年度 2010
科目名 経営学
教員名 坪井 順一
授業概要 講義の目的は、経営とは何かを考えてもらうことにある。そのために、企業活動の結果である商品を題材として企業活動を知ってもらいたい。身近にある商品が、どのようにして作られ、流通し、価格が決定されているかを知ることで、企業とは何かを考えてもらいたい。実際の様々な商品を例に取り、授業を進めていく。入門として、経営学に関心を持ってくれるような授業にしたい。
授業計画 身の回りの商品の実像(1)
身の回りの商品の実像(2)
労働・技術の意味
経済・経営の意味
経営の概念と企業の概念
資本の運動について
労働力の商品化について
企業の形態と会社の設立
大企業と中小企業
株式会社の機関
商品について考える(1)
商品について考える(2)
広告の役割は何か
PL法について考える
環境問題の考え方
全体のまとめ
評価方法 試験結果と出席点を考慮して決定する。
教科書
参考書
メッセージ 身近な商品の実像を知ることで、商品に対する意識が変わってくると思う。「知ること」によって、何をどのように考えるかは皆さん次第である。
カテゴリー: 2010

社会心理学概論 II

年度 2010
科目名 社会心理学概論 II
教員名 佐久間 勲
授業概要 1セメスターの社会心理学概論 I に続いて、社会心理学概論 II では社会心理学の諸領域に関する研究知見を概説します。2セメスターの社会心理学概論 II では、人が集まったときの問題として集団・集合行動の問題を取り上げます。講義中には取り上げる研究に関連する調査や実験を実施する予定です。
授業計画 以下の内容について1回から複数回にわたって取り上げます。
ガイダンス
説得コミュニケーション
服従
同調
社会的促進
集団の生産性
集団意思決定
分配の公正
リーダーシップ
社会的ジレンマ
没個性化
うわさ
流行現象
まとめ
評価方法 学期末に行う客観式の筆記試験+小レポートなどの平常点を加算して成績評価をします。原則として、加算した得点が9割以上をAA、8割以上をA、7割以上をB、6割以上をCとします。詳細は1回目のガイダンスで説明をします。
教科書
参考書
メッセージ ●講義は原則としてテキストに基づいて行います。ただしテキストの内容を順番に取り上げるわけではありません。またテキストの内容をすべて取り上げるわけでもありません。●講義の進め方や評価方法について1回目の講義で説明をするので、受講する学生は1回目の講義に必ず出席して下さい。●講義の連絡や課題の提出などにe-learningを使用します。
カテゴリー: 2010

基礎英語表現A

年度 2010
科目名 基礎英語表現A
教員名 R.ブラウン
授業概要 英語基礎表現Aの目的は英語を実際に使いながら英語での会話コミュニケーションを楽しみ、自信を深めることにあります。クラスでは、自分について、自分の普段の生活について英語で楽しく会話をしていきます。英語に自信がなくても心配ありません。英語が苦手な人でも大丈夫です。教師やテキストが英会話を楽しめるように優しくガイドします。このクラスでは英語を使うことにより英語学習を進めていきます。このクラスのキーワードは「楽しむ」ということです。
授業計画 自己紹介
最近の経験
未来の計画に関する表現
理由を述べるための表現
感想を述べるための表現
好きなこと、嫌いなことについての表現
頻度の表現
今までの経験を述べるための表現
習慣の表現
未来の事柄への期待に関する表現
学園生活についての表現
挨拶全般
能力に関する表現
現在完了表現
リスニングの力は下に挙げた映画を含め、色々なアメリカ映画を学ぶことで磨かれます。
Back to the Future (1-3)
ET
Indiana Jones and the Temple of Doom (1-3)
Rush Hour (1-3)
Jurassic Park
Terminator (1-3)
Karate Kid 2 (ベスト キッド 2)
That Thing You Do (すべてあなたに)
Under Siege
Alien
The Lost World
Hard to Kill
評価方法 評価は授業の出席と参加によって決まります。
教科書
参考書
メッセージ Hollywood 映画は楽しいですね。すぐに、いつでもどこでも使える英語を学ぶためにとても有効な方法だと思います。
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情報処理A

年度 2010
科目名 情報処理A
教員名 太田信宏
授業概要 PCとインターネットを有効活用できることが、現代社会に求められる必須の能力となっている。この授業のテーマはインターネットを中心とした情報活用法及び効果的な情報表現である。授業ではインターネットを利用した情報検索やコミュニケーション、ネット社会で必要とされる情報倫理やネチケットなどのネットワークリテラシーを学ぶ。また情報を効果的に表現する方法として、文書表現法のテクニック、プレゼンテーションの基本技法、ウェブページによる情報発信についても学習する。PCを使った演習形式の授業である。
授業計画 授業オリエンテーション、PCの環境設定、メール送受信
キーボードタイピング、インターネットの利用とウェブ検索
著作権と情報倫理(eラーニング教材による学習)
ワープロソフトによる文書表現1(課題1-ビジネス文書)
ワープロソフトによる文書表現2(課題2-図形機能)
ワープロソフトによる文書表現3(課題3-長文作成機能)
ワープロソフトによる文書表現4(課題4-複合課題)
プレゼンテーションソフトの基本操作
プレゼンテーション技法の基礎知識
効果的なスライドの作成(課題5-プレゼンテーションスライド)
ウェブページの作成と表示
効果的なウェブページ作成(課題6-マイウェブの作成)
学期末作品の作成1
学期末作品の作成2
作品発表・まとめ(課題7-総合課題)
評価方法 評価の割合は、定期試験40%、授業中の課題25%、学期末の成果作品30%、出席等の平常点5%として100点換算する。定期試験はPCによる実技試験を行い完成度を総合的に評価する。授業中の課題および学期末の作品は成果物の内容・分量・センスを総合的に評価する。100点換算した点数で90点以上をAA、80点以上をA、70点以上をB、60点以上をC、59点以下をDとする。
教科書
参考書
メッセージ この授業では情報活用の基礎として、ワープロ、インターネット、電子メール、さらには情報発信に必要なプレゼンテーションについて学びます。パソコンを道具として自在に活用するための、知識・技能をしっかりと身につけて下さい。
カテゴリー: 2010

英語コンプリヘンションA

年度 2010
科目名 英語コンプリヘンションA
教員名 高橋(則)・前田
授業概要 春学期に週2回開講されます。「読む」「書く」「聞く」「話す」の土台となる、英語の総合的な基礎事項の確認を行います。平易な英文を読み、その内容を把握する力を養うと共に、高校時代等に学習した語彙・文法事項等を確認していきます。
授業計画 テキストを中心にして、火曜日のクラスは高橋が
担当し、金曜日のクラスは前田が担当します。
様々な分野の英文を読み、内容を確かめる設問に
解答したり、英文の適語選択、書き換え、並べ替
え等の演習を通して語彙や文法の整理・英語表現
力の確認を行います。最終的には英検2級程度の
合格が可能な力がつくように講義を進めて行きま
す。
火曜日
1.授業ガイダンス
2.自己紹介の英語
3.A Letter to a New Pen Pal
4.Ball Games
5.A Plan for the Summer Vacation
6.BBQ
7.A Letter of Thanks
8.復習
9.Advertisement
10. June Bride
11. The Birth of Jeans
12. Everything Has Its Origin
13. Soundless Communication
14. 総復習
金曜日
1. 授業ガイダンス
2. 自己紹介の英語
3. Mysterious Expression
4. Symbol of History
5. Spicy but Healthy
6. Memory/My True Friend
7. The Maldive Islands
8. 復習
9. Model T/A Sence of Direction
10. How to Study
11. Parent-Child Questioning
12. To Eat Or Not To Eat/Mistaken Deliveries
13. First Aid
14. 総復習
評価方法 出席状況、参加態度、授業時のテストなどを総合して評価します。授業に30分以上遅刻すると欠席扱いし、授業回数の1/3以上の欠席があると考査が受けられず、単位は取得できません。
教科書
参考書
メッセージ 積極的な授業参加を望みます。授業中に辞書を使用するので、電子辞書などを持参してください。
カテゴリー: 2010

ゼミナール I

年度 2010
科目名 ゼミナール I
教員名 竹田 仁
授業概要 待ち行列理論は、オペレーションズ・リサーチの中で一つの重要な研究分野であり、この理論は歴史的にも古く電話通信における待ち行列から発達してその後、数多くの論文が発表され、理論的側面および実際問題への応用に大きく貢献してきた。 われわれの日常生活でも、病院での待ちや、高速道路の出口での渋滞などよく行列に並び待たされることがある。もし、この行列をなくそうとすると、巨額な費用がかかり、費用と待ち時間を較べながらシステムを設計する必要がある。 特に近年めざましい発展をとげている情報処理システムの中には、数多くのタイプの待ち行列を見うけることができる。例えば、ディジタル通信の高度化に伴い、ディジタル通信ネットワークの高効率化がよく問題になる。パケットがバースト的に発生するメディアを含んだマルチメディア通信の場合には、メディアごとに待ち時間遅延、パケット損失率などの要求が異なるため、これらの要求を満たすネットワーク構成や制御方法をみいだすことは極めて重要である。ゼミナールでは、待ち行列理論を用いて上記の様な問題を理論解析し、シミュレーションによるシステムの検討を行う。
授業計画 前期は、待ち行列理論、シミュレーションについて講義と質問形式で行い。後期では、学会誌などに掲載している論文や解説書などのトピックについて講義と質問形式で行い、各自のテーマについて発表する。
評価方法 出席と各自のテーマの発表などにより評価を行う。
教科書 授業時に指示する。
参考書 授業時に指示する。
メッセージ 4年次で「卒論論文」の履修を希望する。専門知識を是非習得してほしい。情報処理技術者試験(ネットワークスペシャリスト)の資格を取得してほしい。工場見学などを予定している。
カテゴリー: 2010

日本語表現法 II

年度 2010
科目名 日本語表現法 II
教員名 山崎 貞子
授業概要 日本語の「書く」「話す」について実践的に学び、より豊かな言語表現に発展させる。「書く」ことでは、テーマの設定と材料の組み立て方、論理の展開や資料の活用方法などに留意して文章を書くことを目標とする。テーマに応じた文章の作成や論述テストを行いながら、書く力を高めていく。また「話す」ことでは、主張をわかりやすく伝えることを目標とする。授業中の口頭発表を通して、実践的に話し方を磨く。
授業計画 オリエンテーション
話しことばについて、共通語と方言、挨拶や話し方などを取り上げる。
発声・アクセントなどスピーチの技術について学び、口頭発表を行う。
わかりやすい文章を書くために、説明の順序、語句の選択、修飾語の位置などを理解する。
討議における発言の基本を理解し 、国際化時代の日本語について話し合う。
第1回論述テスト
論理的な文章を書くために、主張と論拠を中心に文章の基本構成を理解する。
条件に従って内容を考え、テーマの設定や準備について学ぶ。
テーマの検証方法や資料の分析について学び、アンケートを作成する。
全体の構成を組み立て、表題と要旨、論理展開などを考える。
第2回論述テスト
レポートのテーマについて理解を深め、構想を練る。
論文の書き方について、書式、先行研究、引用、 参考文献などを取り上げる。
まとめ
評価方法 出席点30%、授業中の課題(論述テスト2回、口頭発表1回)30%、期末レポート40%の割合で評価する。ただし、成績評価の基準は次の通り。AA)課題・レポートの形式に不備がなく内容が特に優れている。A)課題・レポートの形式に不備がなく出題意図に応じた内容である。B)課題・レポートの形式は満たしているが内容がやや不足である。C)課題・レポートの形式・内容とも若干の難点がある。D)課題・レポートの形式が不備で、内容が不充分である。
教科書
参考書
メッセージ 国内にはカタカナ語が溢れ、海外には日本語が進出しています。国際化の中で、日本語の現状を捉え、正しい言語観を養う必要が高まっています。現代に求められる日本語の運用能力を高めるために、「書く」「話す」を中心に表現法を学んでいきましょう。
カテゴリー: 2010

食品学総論

年度 2010
科目名 食品学総論
教員名 笠岡 誠一
授業概要 食品は様々な化学成分で出来上がっている。個々の成分(水分、タンパク質、脂質など)の化学構造や物性、特性などについて学ぶ。また、一つの食品だけを食べることは稀であり、通常は数種の食品を合わせて調理加工し食している。その際、呈味性が向上するなど成分間変化が起こっている。また、粘度などの物性も変化していく。一方、人体に好影響や、また悪影響を与える成分も含まれている。食品に関わる科学的理解を深めるのが目的である。
授業計画 水分;遊離水、結合水、水分活性、等温吸湿曲線
炭水化物;分類(単糖類、二糖類、多糖類)、化学的性質と構造
デンプン ミセル形成、糊化と老化、食物繊維と糖アルコールについて
脂質;科学的分類(中性脂肪、複合・誘導脂質など)、脂肪酸、EPA、DHA
たんぱく質;単純・複合たんぱく質の分類、必須アミノ酸、立体構造、等電点
酵素;食品の褐変に関連する酸化還元酵素、ビタミン分解酵素、加水分解酵素
ビタミン・ミネラル;水溶性・脂溶性ビタミン、プロビタミンの生理活性
色素成分;クロロフィル、カロチノイド、フラボノイド、ヘム色素の安定化
呈味成分;甘味・酸味・塩味・苦味・旨味成分、イノシン酸の生成と分解
香り成分;エステル、アルデヒド、硫黄化合物、テルペン、窒素化合物
有毒成分;動・植物性食品中の毒性物質、変異原性物質、活性阻害物質
食品成分の変化;酸化(油脂の自動酸化、たんぱく質・ビタミンの酸化、褐変反応)
成分間反応(メイラード反応、リジノアラニン、亜硝酸塩)
成分間反応(メイラード反応、リジノアラニン、亜硝酸塩)
食品の物性;コロイド、レオロジー
まとめ
評価方法 成績は、毎回の出席を基本とする。期末試験を80%、授業毎に行う小テストを10%、出席を10%で評価する。
教科書
参考書
メッセージ 食品学総論の講義内容には栄養士になるための基礎的な項目が多い。化学アレルギーを起こさないためにも、新聞・テレビ・雑誌などの身近な情報や事柄にも留意し、各自で講義と関連させて理解していってほしい。
カテゴリー: 2010

生命倫理

年度 2010
科目名 生命倫理
教員名 ホアン マシア
授業概要 生命科学の発展と技術への応用によって人体・環境・社会への影響の問題が生じる。生命操作の時代においていのちを大切にするための手段が多いが、いのちが脅かされていることもある。人間が技術的にできるようになったすべてのことをしても良いかどうか問われている。生殖補助医療、末期医療、臓器移植、遺伝子操作、健康と病気、医療資源の公平な分配、環境保護などの問題を取り上げる生命倫理では、どこまで生命を操作してよいのだろうかという問題を考える。
授業計画 命に関することば:「生命・生活・人生・くらし・寿命」そして(ひらがなで書く)「いのち」。尊い命の尊厳とは何か。
生命操作の時代。生命科学の発展と技術への応用による人体への影響と環境への影響。それにともなう社会問題。
健康とはなにか。病気と病人そして病院。現代医療制度の長所と短所。医療資源の公正な分配。治療と人間的なケアーの調和。
患者の権利と義務。医療における人権擁護。
生と死をどう捕らえるか。生物学物的な視点と人間学的な視点。生命の始まりと終わりにおける生命尊重。
告知の問題。末期医療。苦痛緩和。ホスピス。
延命手段の使用と延命中止の基準
安楽死の問題点。安楽殺人とは違う尊厳死。
植物状態にたとえられる遷延意識障害
脳死状態。植物状態と脳死状態の区別
臓器移植。生体からの移植。死体からの移植。脳死状態における臓器移植の条件。
性教育と生命誕生。避妊と中絶の区別。出生前診断。
生殖補助医療。再生医療と幹細胞
本講義のまとめとむすび。生命観・死生観と文化。命を大にする文化の形成と平和の建設。
評価方法 評価方法:毎回、授業の終わりに短いコメントを書き、学期末にレポートを提出する。
教科書
参考書
メッセージ 授業への積極的な参加を期待しております。遠慮せずに、質問してください。メールのやりとりでも相談に応じます。
カテゴリー: 2010

日本語表現法 I

年度 2010
科目名 日本語表現法 I
教員名 山崎 貞子
授業概要 日本語の表現法について、基礎的かつ実践的に学ぶ。日本語に関する基礎知識をもとに、わかりやすく正確な文章が書けることを目標にしている。文章作成の準備段階として、日本語の特質や歴史について理解を深め、語種・文体・表記などの知識を身につける。適切な語句を選び、簡潔で論理的な文章を書くために、毎回課題を解きながら、表現力を磨いていく。また日常的な実用文や敬語の使い方なども取り上げる。
授業計画 オリエンテーション
文章作成の準備段階として、日本語の特質や歴史について学ぶ。
文の構造について、文の基本的なタイプ、主語など文法を考える。
話しことばと書きことばの違いを理解し、適切な語句の選択について学ぶ。
ことばのゆれとことばの変化を探し、ら抜きことば、誤用などを考える。
日本語の文字体系、仮名遣いなど表記に関する基礎知識を身につける。
敬語の使い方について話し合い、正しい敬語の知識を実践的に学ぶ。
手紙文の形式や用語について学び、敬語の知識を使って手紙文を作成する。
実用的な文章の書き方を理解し、案内文を作成する。
文章をわかりやすく書くための技術を学び、原稿用紙に書く。
文章を書く準備としてイメージマップやアウトラインチャートを作成する。
意見と事実の違い、接続の方法、構成などについて学び、文章を作成する。
文章を書き終えて、文体の統一、文末や誤字など読み直しの作業を行う。
まとめ
評価方法 毎回の出席を基本とし、出席点を30%、授業中の課題(毎回の提出物)30%、期末レポート40%の割合で評価する。AA)日本語に関する基礎知識が充分認められ、課題・レポートの形式に不備がなく内容が特に優れている。A)日本語に関する基礎知識が認められ、課題・レポートの形式に不備がなく出題意図に応じた内容である。B)日本語に関する基礎知識がやや不足しており、課題・レポートの形式は満たしているが内容が不充分である。C)日本語に関する基礎知識が不足しており、課題・レポートの形式や内容に難点がある。D)日本語に関する基礎知識がかなり不足しており、課題がこなせていない。
教科書
参考書
メッセージ 日本語の文章表現に関心を持って、わかりやすい文章を書くにはどうしたらよいかを学びましょう。書くことは自己表現の一つです。また自己と向き合うことでもあります。文章表現について基礎から段階的に学び、「書かねばならないこと」を「書きたいこと」に変えていきましょう。
カテゴリー: 2010