年度 | 2009 |
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科目名 | ゼミナール I |
教員名 | 坪井 順一 |
授業概要 | 「現代経営の諸問題」というテーマのもとで、各自が関心を持つテーマを選び、論文を作成する。3年次の論文は進級論文として、4年次の卒論を書くための基礎を学ぶことが目的である。また、通常の授業では経営学と社会科学における基本的な図書を輪読する。他大学のゼミとの議論の場であるインナー大会にも参加し、日頃の研究成果を発揮し、ゼミとしてのチームワークの醸成も試みる。ゼミナールは、学生の自主的な活動であり、建設的・積極的な取り組みを期待する。3年生は、全員経営学検定の受験をして資格を取ることも目標とする。なお、年間を通して3・4年生合同で2時間のゼミをおこなう。 |
授業計画 | 経営学基本図書の輪読 討論形式によるテ-マ発表(グル-プ単位) 進級論文の指導 春合宿(論文テーマ発表) 夏合宿(論文報告・提出) 論文添削・書き直し 経営学検定の受験(初級・中級) 6月下旬・11月下旬 インナー大会論文作成・大会参加 論文集作成 |
評価方法 | 日頃のゼミ活動への参加・貢献度、発言、経営学検定の資格取得、論文の提出等をポイント化し、総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | 坪井他著『現代経営学』学文社 佐久間・坪井編著『現代の経営管理論』学文社(2000年3月刊行予定) |
メッセージ | ゼミの活動は非常に多彩であり、かなりのやる気と努力が要求される。3・4年合同でゼミを行っている唯一のゼミである。そのため3・4年生の仲は非常によく、楽しいゼミになっている。「学ぶときは学び、遊ぶときは遊ぶ」ということをモット-として、けじめさえつければ、何でもありのゼミ。ゼミ生が自主的に計画をする。また、経営学系の大学院を志望する学生には研究計画書を含めて指導する。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
ゼミナール III
年度 | 2009 |
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科目名 | ゼミナール III |
教員名 | 坪井 順一 |
授業概要 | 「現代経営の諸問題」というテーマのもとで、各自が関心を持つテーマを選び、論文を作成する。3年次の論文は進級論文として、4年次の卒論を書くための基礎を学ぶことが目的である。また、通常の授業では経営学と社会科学における基本的な図書を輪読する。他大学のゼミとの議論の場であるインナー大会にも参加し、日頃の研究成果を発揮し、ゼミとしてのチームワークの醸成も試みる。ゼミナールは、学生の自主的な活動であり、建設的・積極的な取り組みを期待する。3年生は、全員経営学検定の受験をして資格を取ることも目標とする。なお、年間を通して3・4年生合同で2時間のゼミをおこなう。 |
授業計画 | 経営学基本図書の輪読 討論形式によるテ-マ発表(グル-プ単位) 進級論文の指導 春合宿(論文テーマ発表) 夏合宿(論文報告・提出) 論文添削・書き直し 経営学検定の受験(初級・中級) 6月下旬・11月下旬 インナー大会論文作成・大会参加 論文集作成 |
評価方法 | 日頃のゼミ活動への参加・貢献度、発言、経営学検定の資格取得、論文の提出等をポイント化し、総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ゼミの活動は非常に多彩であり、かなりのやる気と努力が要求される。3・4年合同でゼミを行っている唯一のゼミである。そのため3・4年生の仲は非常によく、楽しいゼミになっている。「学ぶときは学び、遊ぶときは遊ぶ」ということをモット-として、けじめさえつければ、何でもありのゼミ。ゼミ生が自主的に計画をする。 |
調理学実習A
年度 | 2009 |
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科目名 | 調理学実習A |
教員名 | 一寸木 美代子 |
授業概要 | 日常の食生活や栄養士として必要な調理の基本技術と理論を習得する事を目的とする。調味の基本・食材の扱い方・切り方・加熱調理操作の方法等を学習する。理論と技術との関連性を把握し、日常の食生活に対応できる能力を養う |
授業計画 | 1.実習の諸注意 レポートについて 実習の取り組み方 調理の基本 2.調理の基本 包丁・まな板の扱い 切り方・計量について 3.日本料理 I 炊飯について 混合一番だしのとり方と応用(清汁) 酢の物 4.日本料理 II 炊き込み飯 調味量と加水量について 煮干だしのとり方と応用(味噌汁) 魚の扱いと調理について(照り焼き) 5.西洋料理 I パンの老化 Sandwiches Sausce mayonnaise Salade de Pomme de terre Tea 6.西洋料理 II Sauce bechamel Poisson a la vapeur Sauce vinaigrette Salade de chou hacher Custard pudding 7.西洋料理 III Consomme Saute de porc Gelatine Blanc manger 8.中華料理 I 拌三絲(三種類の酢の物) 乾炸鶏塊(鶏の揚げ物) 炒墨魚(いかの炒め物) 9.中華料理 II 涼拌豆苗(もやしの和え物) 青椒牛肉絲(ピーマンと牛肉のせん切り炒め) 雲呑(ワンタン) 10.日本料理 III 酢飯と乾物について ちらし寿司 寒天について 水羊羹 青菜の扱い お浸し 11.日本料理 IV 乾麺の扱い そうめん 煮物の調理 南瓜あんかけ 卵の凝固性 厚焼き卵 12.西洋料理 IV Poached eggs Sardine alla Siciliana Creme Glacee 13.中華料理 III 涼拌茄子(なすの和え物) 焼売(シューマイ) 蛋花湯(卵のスープ) 14.実技試験 |
評価方法 | 出席・実習レポート・実習中の意欲度30%課題報告10%実技試験30%筆記試験30% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この実習で基本調理技術を習得しましょう。復習する事で調理は上達しますから、学習した料理を家庭で作って下さい。実習はチームワークが大切なので、グループ内での対話にも心がけましょう。将来多くの人の食生活を担う事を自覚し、心と技と感覚を養いながら調理経験を増やしてください。 |
ゼミナール IV
年度 | 2009 |
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科目名 | ゼミナール IV |
教員名 | 八ツ橋 武明 |
授業概要 | 内閣支持率やテレビ視聴率、行政広聴の民意調査や民間企業のマーケティングなど、社会調査が現代社会や広報分野で果たす役割や重要度は大きい。社会調査は人々の意見・状況を正しく知る唯一の手段であり、この種の調査を実施する能力、理解する能力を育てるのがこのゼミの目的である。社会調査の能力は、将来諸君が社会で活躍する際に考察対象となる人々の状況を把握し、またはデータを解釈するなどの様々な面で、諸君には有効な武器となるであろう。最近のパソコンによる集計・分析の普及は、われわれと社会調査をより身近にし、修得価値をさらに高めている。 この様な重要性の周知・浸透を背景に、最近日本社会学会を中心にして「社会調査士資格認定機構」(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jcbsr/)が誕生し、日本の社会調査の水準を高めるために、所定の社会調査関連の科目を履修した学生に「社会調査士」の資格授与を始めている。この資格様々な局面で有効性を持ちうると期待される。この資格に関心を持つ学生諸君は、本ゼミの履修を勧める。 このゼミでは、これまでに学習しまたは今後学習する社会調査関連科目の知識を実際の調査の局面で活用し、総合的・実践的な調査能力を修得する。具体的にはゼミナール III と IV を通して、調査の企画から調査票の作成、調査実施を行い、データをコンピュータ化して集計、分析、仮説検証を行い、調査レポートを作成・公表する。ゼミナール III で前半を実施し、ゼミナール IV で後半を実施する。 |
授業計画 | 質問文・調査票の完成 サンプリング 調査の実施(調査票の配布・回収) 調査の実施(調査票の配布・回収) エディティングとデータ入力 エディティングとデータ入力 集計、分析、仮説検証 集計、分析、仮説検証 集計、分析、仮説検証 集計、分析、仮説検証 集計、分析、仮説検証 報告書の作成指導 報告書の作成指導 報告書の作成指導 html報告書の作成指導 |
評価方法 | ゼミ IV では自分のテーマを追求する度合が高まります。それを反映して、評価の考え方がゼミ III とは変わってきます。そのために出席点(約20%)、討論貢献度(約15%)、担当発表点(約15%)、提出物成果(約50%)を基準とします。またゼミナールの共同活動への参加も考慮します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ゼミ III に続いて履修する。この科目で、ゼミ生諸君は自分の成長を感じるようになる。色々と試みて、自分の引き出しを大いに増やして欲しい。 |
教育制度・社会論
年度 | 2009 |
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科目名 | 教育制度・社会論 |
教員名 | 原田 勉 |
授業概要 | 内外ともに激動・急変する社会にあって人々の価値観も多様化し、教育制度や学校の在り方について多くの要望や改善が学校や行政に求められている。これまで我が国の教育を支えてきた義務教育制度にも大きな改革のうねりが押し寄せてきている。特に、社会の変化に的確に対応する学校が求められ、その結果地域住民の学校運営への参画、 学校行事や児童生徒の学習への補助・支援活動、又、安全確保と管理の協力・支援や学校評価制度等々具体的な変化の姿としても表れている。一方、行政による指導によって、教育(指導)内容の改善や教職員の資質向上、特色ある学校づくり、学校完全週5日制、小・中・高の連携教育等が展開され、学校の質的改善が進められている。学校においても、校長以下全職員によって「学力向上対策」「説明責任」「評価指導体制づくり」「特別支援教育」「人権教育」や「心の教育」への対応等、山積する具体的な教育課題に全力で取り組んでいるところである。本授業ではこれまでと、今日の社会の中での教育制度、学校の姿を知り、望ましい学校教育と社会との効果的・機能的な関連や在り方について学び、そこから学校意義や 在り方幅広く考え、再認識し、近い将来教職に就こうとする学生諸氏がより良い教師(同時に社会人)として夢と希望を持って意欲的に目標に向かって取り組んでいくことを期すものである。 |
授業計画 | 1. 学校教育と教育行政 ・ 学校と教育行政 ・ 国、都道府県、市町村教育行政の組織と機能 2. 教育行政の意味と仕組み、学校の施設・設備 3. 学校の組織編成 ・ 教職員の組織 ・ 教育課程・学級編制 4. 学校運営の組織 ・ 公務分掌 ・ 職員会議・各委員会等 5. 管理職・主任・の指導性 ・ 校長、教頭、主任、教職員間の人間関係 6. 学校教育目標と学校経営 7. 学校と地域 ・ 学校施設の解放と開かれた学校 ・ 学校と家庭・保護者・地域社会、学校評議員制度 8. 学校とPTA活動 9. その他 ・ 我が国の教育改革の動向について |
評価方法 | 毎回の出席を基本とし,授業中の活動を含めた出席点を30%,期末の課題(試験もしくはレポート)を70%の割合で評価する。ただし,成績評価の基準は次の通りとする。AA)形式に不備がなく内容が特に優れている,A)形式に不備がなく出題意図に応じた妥当な内容である。B)形式は満たしているが内容に若干不足が見られる。C)形式や内容にやや不備や不足が見られる。D)課題の遂行がなされたと判断できない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 学校の意義や教育制度について再認識し、その中で素晴らしい教師になるための意欲や資質を一層向上させて欲しいと期待する。 |
プロジェクト演習 II(DC)
年度 | 2009 |
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科目名 | プロジェクト演習 II(DC) |
教員名 | 佐野 昌己 |
授業概要 | プロジェクト演習(I、II、III)は第2セメスターから第6セメスターに配置されている必修科目です。プロジェクト演習は教室での通常の講義型授業と は学習方法が異なり、学生の主体的・能動的な授業への参加姿勢が求められます。プロジェクト演習(I、II、III)では、「ものづくり」の計画立案と計 画通りに進めていくための様々な工夫・手法、実際の「ものづくり」と専門知識・技術との関係理解、共同作業におけるコミュニケーションの役割や技法、協調 作業における情報共有と手段などの大切さを、グループ協調作業による「ものづくり」をとおして気づくこと、プロジェクトを進める上での基本的な手法やスキ ルを身に着けることを狙いとしています。このプロジェクト演習 II では、プロジェクト演習 I の内容をふまえ、プロジェクト演習 III を進めるのに必要な事項を学習します。 |
授業計画 | 春学期オリエンテーション: 授業のねらい・演習環境の説明 デジタルコンテンツの基礎: 映像・CGコンテンツの調査と問題提起 デジタルコンテンツの基礎: インタラクティブコンテンツの調査と問題提起 デジタルコンテンツの基礎: Webコンテンツの調査と問題提起 デジタルコンテンツの基礎: 問題解決のアプローチ デジタルコンテンツの基礎: 企画書の作成について 演習課題1の説明とプロジェクト計画立案・チーム編成 演習課題1の実施 演習課題1の実施 演習課題2の説明とプロジェクト計画立案 演習課題2の実施 演習課題2の実施 演習課題成果のプレゼンテーション 秋学期オリエンテーション: プロジェクトの進め方の説明 (プロジェクトの計画と目標、成功基準、進捗報告)・プロジェクトチーム編成 プロジェクト課題の説明 プロジェクト計画の立案 プロジェクト計画に沿った課題の遂行 プロジェクト計画に沿った課題の遂行 プロジェクト計画に沿った課題の遂行 プロジェクト計画に沿った課題の遂行 プロジェクト計画に沿った課題の遂行 プロジェクト計画に沿った課題の遂行 プロジェクト計画に沿った課題の遂行 プロジェクト計画に沿った課題の遂行 合同プロジェクト成果発表会:プロジェクト成果の発表・他チーム成果の評価 合同プロジェクト成果発表会:プロジェクト成果の発表・他チーム成果の評価 |
評価方法 | 共同作業におけるコミュニケーション、チームワークとリーダーシップ、役割分担と協調、情報共有などの大切さに気づくことを学習の達成目標とし、以下を総合的に評価します。・グループ発表会の評価・具体的な評価基準とレベルに基づくグループメンバー個人毎の貢献度・グループメンバー 個人毎の作業報告書の内容成績評価は次の通り。(AA)達成目標をほぼ90%以上満たしている。(A)達成目標をほぼ80%以上満たしている。(B)達成目標をほぼ70%以上満たしている。(C)達成目標をほぼ60%以上満たしている。(D)達成目標に対し、60%未満の達成度である。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業での学習目標は、教員から知識や技術を教えてもらう受身の姿勢で得られるものではなく、創造的な「ものづくり」共同作業の体験を通して「創造的協調作業のつぼ」を会得していくことです。これにより、情報システム学科が提供している様々な専門科目への知的興味が沸いてくること、理論と実践を結びつけることの大切さが理解できることを期待しています。 |
卒業研究
年度 | 2009 |
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科目名 | 卒業研究 |
教員名 | 柳生 和男 |
授業概要 | 教育支援課にお問い合わせ下さい。 |
授業計画 | 教育支援課にお問い合わせ下さい。 |
評価方法 | |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |
ゼミナール IV
年度 | 2009 |
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科目名 | ゼミナール IV |
教員名 | 高田 哲雄 |
授業概要 | デジタル・メディア表現(エンターテイメント・コンテンツの視点から取り組みます。)は究極的に”現代アート”と結びつく面があります。ある意味で、これまでに学んできたものは実用的なデジタル表現であるとも言えますがエンターテイメントの域に達するとその先には”アート”の領域が広がっています。ここでは実験的精神を大切にしながらデジタルメディアにおけるアート的な可能性を追求していきます。 |
授業計画 | ゼミナールIVは”メデイア・アート研究” エンターテイメント・コンテンツの視点から取り組みます。 前衛芸術および実験映像(立体映像実験) 現代芸術とデジタル・メディア:時間と空間の芸術 現代アートにおける特質の研究 視覚とサウンドの複合芸術 インタラクティブ・アートの誕生 サブカルチャーの魅力 自らの空間芸術を体験してみよう。 中間プレゼンテーション 最終プレゼンテーション・対外発表 |
評価方法 | 出席と発表、および提出物を重視します。出席点40%、中間プレゼンテーション20%、最終提出40% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 受講者にとっては未体験のことが多く迷うことばかりかもしれません。しかしまったく新しい領域に進んでゆく過程に於いては既存の安定した王道はありません。模索し悩み、意志を持って貫くときに新たな世界が獲得できるのです。その点を理解して取り組んでください。主に自主テーマで進めます。 |
言語と文化
年度 | 2009 |
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科目名 | 言語と文化 |
教員名 | 谷淵 麻子 |
授業概要 | 歴史を通して人々は移住を繰り返してきた。移住を強いられた人々も歴史上多く存在したし、現代においても難民等の問題が存在する。こういった人々の移住を通して、言語や文化が伝播していった場合もあるし、逆に消えていった言語や文化もある。また、人々の尊厳が失われるような状況もあった。この授業では、まずディアスポラという概念を理解し、世界に散らされていった人々の状況を考察していきたい。歴史の歩みの中で起きてしまった文化と帝国主義の問題やオリエンタリズムについても理解し、その上で日本の状況についても考えていきたい。 |
授業計画 | <オリエンテーション・ディアスポラ> ・ディアスポラとは何か <ディアスポラ・ユダヤ人> <ディアスポラ・奴隷貿易> <ディアスポラ・からゆきさん> <文化と帝国主義1> <文化と帝国主義2> <ポストコロニアリズム・オリエンタリズム> <日本の状況:在日朝鮮韓国人> <日本の状況:沖縄> <日本の状況:ベトナム・ラオス・カンボジアからの定住者> |
評価方法 | 毎回の出席を基本とし、授業への参加度を含めた出席点を50%とし、期末のレポートを50%の割合で評価する。レポートの評価基準は以下の通りである。AA)授業の内容の深い理解を踏まえて、独自の新しい視点で文章を展開させている。A)授業への理解を示すと共に、自分の考えをしっかりと述べている。B)形式は満たしているが、内容がやや不足である。C)形式・内容とも若干の難点がある。D)課題がこなせていない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 一人一人が今日本で生きて、生活している意味を改めて考えてみる良い機会になればと思っています。多文化共生のための言語と文化の力を一緒に探っていけるような授業にしていきたいと願っています。 |
食生活論
年度 | 2009 |
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科目名 | 食生活論 |
教員名 | 渡邊 美樹 |
授業概要 | 日本人の食生活はここ50年ほどで見違えるほど豊かになりました。しかし飽食時代ともいわれ、食物のとりすぎに運動不足やストレスが重なることによる生活習慣病が増加する一方で、欠食者の増加、まちがったダイエットや拒食などの問題も増えています。食生活は身体状況、文化、社会、経済、地理、歴史、心理など多くの因子と絡み合っているため、ひとりひとりの力で変えるのはなかなか困難なことです。栄養士の仕事は、人々の健康で豊かな食生活のためにいろいろな面から手助けをすることです。この授業では、食生活の現状や問題点を取り上げ、その背景にある食生活との関連要因、食文化についても考えながら食と健康について検討していきます。食生活の現状を把握し、いろいろな角度から考察することを通じて、食の専門家「栄養士」として正しい認識と広い視野を持つことを目指します。授業は、通常の講義形式の他に、演習及びレポート作成、グループセッションも行います。 |
授業計画 | 食生活の概念 食生活と関連要因 食生活と健康(1)健康とは 食生活と健康(2)ボディーイメージとダイエット 食生活と健康(3)疾病との関連 私と食生活 食生活の変遷 食文化と食習慣 食生活の現状と課題 これからの食生活 |
評価方法 | 1.学期末のレポート提出(70%),2.授業内の課題提出(20%),3.授業中の態度・活動を含めた出席点(10%)により総合的に評価する。提出物については、(1)期限(遅れた場合は減点、未提出は0点)(2)内容(課題の理解、考察の内容が適切であるかなど)の総合評価とする。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 健康で豊かな食生活を営むことは誰もが望むことであり、そのためにはひとりひとりが栄養の知識を身につけ、多様な食品の中から選んでいかなくてはなりません。選ぶときには、体調や好みを初めとして、いろいろな要素(例えば食習慣や食文化など)が絡んできます。この授業をきっかけに、自分の食生活に目を向けてみましょう。栄養士として食生活の改善に関わるには、これらの要素、背景を正確に把握し、問題点を解決していくことが大切です。食生活の現状把握とともにこれからの食生活、それに関わる栄養士の今後の役割についても考えていきましょう。 |