年度 | 2009 |
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科目名 | ゼミナール IV |
教員名 | 八ツ橋 武明 |
授業概要 | 内閣支持率やテレビ視聴率、行政広聴の民意調査や民間企業のマーケティングなど、社会調査が現代社会や広報分野で果たす役割や重要度は大きい。社会調査は人々の意見・状況を正しく知る唯一の手段であり、この種の調査を実施する能力、理解する能力を育てるのがこのゼミの目的である。社会調査の能力は、将来諸君が社会で活躍する際に考察対象となる人々の状況を把握し、またはデータを解釈するなどの様々な面で、諸君には有効な武器となるであろう。最近のパソコンによる集計・分析の普及は、われわれと社会調査をより身近にし、修得価値をさらに高めている。 この様な重要性の周知・浸透を背景に、最近日本社会学会を中心にして「社会調査士資格認定機構」(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jcbsr/)が誕生し、日本の社会調査の水準を高めるために、所定の社会調査関連の科目を履修した学生に「社会調査士」の資格授与を始めている。この資格様々な局面で有効性を持ちうると期待される。この資格に関心を持つ学生諸君は、本ゼミの履修を勧める。 このゼミでは、これまでに学習しまたは今後学習する社会調査関連科目の知識を実際の調査の局面で活用し、総合的・実践的な調査能力を修得する。具体的にはゼミナール III と IV を通して、調査の企画から調査票の作成、調査実施を行い、データをコンピュータ化して集計、分析、仮説検証を行い、調査レポートを作成・公表する。ゼミナール III で前半を実施し、ゼミナール IV で後半を実施する。 |
授業計画 | 質問文・調査票の完成 サンプリング 調査の実施(調査票の配布・回収) 調査の実施(調査票の配布・回収) エディティングとデータ入力 エディティングとデータ入力 集計、分析、仮説検証 集計、分析、仮説検証 集計、分析、仮説検証 集計、分析、仮説検証 集計、分析、仮説検証 報告書の作成指導 報告書の作成指導 報告書の作成指導 html報告書の作成指導 |
評価方法 | ゼミ IV では自分のテーマを追求する度合が高まります。それを反映して、評価の考え方がゼミ III とは変わってきます。そのために出席点(約20%)、討論貢献度(約15%)、担当発表点(約15%)、提出物成果(約50%)を基準とします。またゼミナールの共同活動への参加も考慮します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ゼミ III に続いて履修する。この科目で、ゼミ生諸君は自分の成長を感じるようになる。色々と試みて、自分の引き出しを大いに増やして欲しい。 |