日本語E

年度 2009
科目名 日本語E
教員名 清水 道子
授業概要 留学生は日本語を学習することに、あるいは専門を研究することにほとんどの時間を費やすためか、想像以上に日本について知らないことが多々ある。この授業では、日本の社会、文化、生活、日本人のものの考え方などについて学習し、理解を深めることを目的とする。学生による発表、及び、教師による補足説明等によって、授業を進めていく。
授業計画 日本の地理・歴史・政治・経済の分野(例えば、国土と人口/気候・自然災害/資源とエネルギー/農業/林業・漁業/工業・商業・貿易/交通・通信/住宅/家族/高齢化社会/教育/年中行事/労働観/食生活・料理/社会保障・福祉/環境問題/宗教/文化/政治/歴史/等)に分けて演習形式で学んでいく。
評価方法 出席、発表、発表時の質疑応答、試験による総合評価とする。
教科書
参考書
メッセージ 発表の際の資料は、インターネットからだけではなく、さまざまな書物から多角的にとる方法も身につけてほしい。自己学習に多くの時間を割く必要があるので、積極的に取り組んでほしい。参考書は授業内で適宜指示する。発表時の欠席は厳禁。出席を重視します。
カテゴリー: 2009

投資分析

年度 2009
科目名 投資分析
教員名 長谷川 直哉
授業概要 証券市場の仕組みや株式・債券の価格形成メカニズムを学ぶことは、金融機関や企業の財務部門において資産運用業務あるいはコンサルタント業務に就きたいと考えている人のみならず、安定した豊かな経済生活を求める個人にとっても不可欠な知識となりつつある。本講義は、証券投資の専門的知識やスキルを身につける前提となる基礎理論の解説を行う。
授業計画 ガイダンス/証券と投資
証券市場の意義と機能
株式会社の機能と株式市場
株式分析
ポートフォリオ理論 I
ポートフォリオ理論 II
資本市場論
市場の効率性と行動ファイナンス
債券市場
債券分析
機関投資家と証券市場
先物・オプション市場
オルタナティブ投資
評価方法 中間レポート(50%)および期末レポート(50%)で成績評価を行う。但し、出席率が2/3未満の場合は成績評価を行わない。
教科書
参考書
メッセージ 金融機関でのファンドマネジャーの経験を踏まえ、経済情勢の解説や具体的事例を交えながら分かり易い解説を行う予定である。講義では、毎回レジュメを配布する。
カテゴリー: 2009

消費者行動論

年度 2009
科目名 消費者行動論
教員名 浅川 雅美
授業概要 消費者はどのような方法で商品を選択するのでしょうか。何が消費者の購買意思決定に影響を及ぼすのでしょうか。皆さんは、(例えば、低カロリーで健康に良いなどの)情報を受信しなければ買わなかったような食品を情報にのせられて買って食べたという経験はありませんか。本講義では消費者行動について、分かりやすく、かつ体系的に説明します。
授業計画 消費者行動とは
動機とは
消費者の情報探索行動
知覚とは
知覚が消費者行動に及ぼす影響
学習とは
学習が消費者行動に及ぼす影響
消費者の態度理解
ライフスタイルとは
ライフスタイルと消費者行動
情報化社会における消費者行動その1
情報化社会における消費者行動その2
まとめ
*学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 毎回の出席を基本とし、授業中の活動および小テストの点を50%、レポートの成績を50%で評価する。ただし、レポートの成績評価の基準は以下のとおりとする。AA:形式に不備がなく内容が特に優れている、A:形式に不備がなく内容が優れている、B:形式に不備はないが内容に若干の難点がある、C:形式、内容ともに若干の難点がある、D:課題がこなせていない
教科書
参考書
メッセージ 消費者は、毎日のように、食品をはじめさまざまな財、サービスの購買・消費を行っています。この行動について理解することは食生活を考えるうえでも重要なことです。一緒に考えてゆきましょう。
カテゴリー: 2009

地域研究F(南アジア)

年度 2009
科目名 地域研究F(南アジア)
教員名 宮原 辰夫
授業概要 南アジアと呼ばれる地域には、インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパール、スリランカ、ブータン、モルディーブの7か国が含まれる。なかでもインドは、この地域の真ん中に位置する人口10億人の大国で、周辺地域に強い影響力を持っている。近年、インドはIT国家として注目を集め、先進国入りを目指しているが、貧困、エネルギー、環境、食糧といった様々な問題を国内に抱えている。この講義では、神秘的でかつ危険な国と見られているインドを、映画や世界遺産、健康やビジネスという様々な側面から等身大で捉えてみようと思う。もちろん、周辺諸国にも簡単に触れる。
授業計画 1 インドの歴史(宗教と政治)
2 インドの映画と世界遺産
3 インドの健康とビジネス
4 インドの将来
5 その他の地域
評価方法 原則として3分の2以上の出席、試験と課題レポートなどを総合評価。
ただし、受講者が少ない場合は、各自レポートの報告を課す。
教科書
参考書
メッセージ 最近、インドに旅行する日本人が激減している。インドにいても、学生のバックパッカーに出会うことは少ない。ところが、韓国人のバックパッカーは一杯いる。日本人には、インドは危険なところというイメージが定着しているのであろうか。インドに関心を持ってインドに行ってみようという学生を歓迎する。
カテゴリー: 2009

人間の安全保障特論

年度 2009
科目名 人間の安全保障特論
教員名 渡部 真由美
授業概要 人類の歴史は戦争の歴史であるといわれるが、われわれは戦争という暴力をどう認識し、どのような言葉で理解すべきなのだろうか。真の平和を語ることは戦争を「知る」ことからはじまるという前提から、本講では「人間の安全保障」という新しい概念の普及が現在の平和構築分野においてどのような意義を持つのかを論じる。また、授業後半ではその概念がいかに現場で実践されるべきかを演習(ケーススタディ)やディスカッション、ロールプレイ・ゲームを重ねることにより、将来国連等の国際協力分野において必要となる実務レベルの知識・スキル取得を目標とする。
授業計画 ◆戦争とは、平和とは
◆戦争学&平和学:人間の本性と暴力の起源
◆平和構築:人道支援から復興支援、そして平和構築支援へ
◆紛争分析:なぜ分析が必要なのか-その手法と有効性(演習:アフリカ大湖地域)
◆紛争解決:交渉術(ロールプレイ演習)
◆人間の安全保障論1:定義と国際的議論
◆人間の安全保障論2:平和構築と人間の安全保障
◆人間の安全保障論3:国連の取り組み(人間の安全保障基金の実例)
◆人間の安全保障論4:概念普及における日本の役割
◆人間の安全保障各論5(人権、「保護する責任」等)
「人間の安全保障」グループ・ディスカッション・テーマ(例)
【1】 人間の安全保障は新しい概念か?
【2】 戦後復興で人間の安全保障の概念はどのような役割を果たすのか?
【3】 国連で「人間の安全保障」概念を普及させる意味は?
【4】 日本が中心になり概念普及を成功させるためには?
◆現場シミュレーション演習①紛争、戦争にまつわる問題の原因とその解決
◆現場シミュレーション演習②社会的格差にまつわる問題(例:貧困、就職差別)の原因とその解決
評価方法 出席、レポート、演習・ディスカッション時の貢献度を総合的評価。
教科書
参考書
メッセージ 出席、レポート、演習・ディスカッション時の貢献度を総合的評価。
カテゴリー: 2009

生活と広告

年度 2009
科目名 生活と広告
教員名 浅川 雅美
授業概要 現代のような情報過多の社会において、情報は消費者の生活に多大の影響を及ぼしています。例えば、情報を受信しなければ買わなかったようなものを情報にのせられて買ったり、情報を受信しなければ(知らなければ)行かなかったようなところに遊びに行ったりした経験はありませんか。本講義では、情報と生活について考えたいと思います。「情報」も「生活」もとても大きな概念なので、本講義ではそれぞれ「広告」と「購買行動」に限定して検討します。具体的には、①「広告」とは何か、②広告表現、および③広告効果について考えてゆきます。
授業計画 生活情報について
クリエーターの経験則による広告表現の分類(テレビCM)
記号論の概略
記号論による広告表現の分類(ポスター)その1
記号論による広告表現の分類(ポスター)その2
記号論による広告表現の分類(テレビCM)
コミュニケーションとしての広告
印刷広告の効果(広告効果の初期の階層モデル)
関与概念について
テレビCMの広告効果(ELMモデル)
テレビCMの広告効果(包括的モデル)
広告に対する情緒的反応と認知的反応
広告に対する反応の研究方法
まとめ
*学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 毎回の出席を基本とし、授業中の活動および小テストの点を50%、レポートの成績を50%で評価する。ただし、レポートの成績評価の基準は以下のとおりとする。AA:形式に不備がなく内容が特に優れている、A:形式に不備がなく内容が優れている、B:形式に不備はないが内容に若干の難点がある、C:形式、内容ともに若干の難点がある、D:課題がこなせていない
教科書
参考書
メッセージ 広告が購買行動に及ぼす影響について、包括的に考えてゆきたいと思います。
カテゴリー: 2009

CALL III(A)

年度 2009
科目名 CALL III(A)
教員名 熊澤 雅子
授業概要 What does it mean to ’write well’? If you are a good writer in Japanese, does it automatically make you a good writer in English? Is a good thinker always a good writer? Answering these questions is no easy task, but this course will try to offer you some possible answers to these questions as you learn some basic knowledge about essay writing in English. The focus is placed on paragraph writing first, and then you will learn to organize multiple paragraphs in one essay.
授業計画 All the classroom activities are related to writing real essays. In each class, you learn some new rules in writing English essays, and you try out the rules in the next assignment. You will be writing one essay every two weeks and submit it to me. You will begin from a short one-paragraph essay, and toward the end of the course, you will be writing longer ones. The final project will probably be a two-page essay on a substantial topic.
評価方法 Your final grade is given based on your attendance and participation (30%), your written assignments (50%), and your final project (20%).
教科書
参考書
メッセージ Writing provides a rather pressure-free environment for foreign language learners. When you write, you don’t have to worry about your pronunciation, you can take your time and monitor your grammar, and you can read what you have written and rewrite again and again until you feel your ideas are well expressed. Through writing essays on various topics over this course, you will make the most of these privileges and find the pleasure of expressing yourself in English.
カテゴリー: 2009

Webページ作成

年度 2009
科目名 Webページ作成
教員名 日向 宏一
授業概要 インターネット環境の整備と進展によって、情報ネットワーク社会がより一層身近に感じられるようになっているが、その情報ネットワーク社会は今後もさらに進展し、個人や組織の活動に多大な影響を与えると考えられる。そのような環境においては、インターネットを上手く利用し情報収集することはいうまでもなく、インターネットを通じて自分の方から情報や意見を発信し情報交換を行うことも非常に大切である。したがって、本授業は、講義と実習を通じて、Webページの仕組みを理解し、専門ソフトウェアの力を借りることなく自分のWebページを作成し公開することを、目標としている。
授業計画 授業ガイダンス
WebページとHTMLの仕組み
HTMLテキストの作成と修飾
色の作り方と配色
画像データの処理と掲載
図形処理
表組の作成
URLの仕組みとリンク
フレームの設定
スタイルシート(CSS)
JavaScript
Webページの設計と作成
Webページの公開と運営
発表会
※ 学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 毎回の出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点を40%、課題やレポートを20%、自分のWebページの作成を40%の割合で評価する。ただし、成績評価は次のとおり。AA) 形式に不備が無く内容が特に優れている、A) 形式に不備が無く内容が良い、B) 形式は満たしているが内容がやや不足している、C) 形式・内容ともに若干の難点がある、D) 課題をこなせていない。
教科書
参考書
メッセージ 授業の履修には、「コンピュータ基礎演習」習得に相当する知識を必要とする。
カテゴリー: 2009

基礎生理学

年度 2009
科目名 基礎生理学
教員名 井上 節子
授業概要 動物は、体を構成している様々な細胞や器官系を働かせ、また、それらを精巧に連携、調節、統合させながら、複雑な生命活動を営んでいます。本講義では細胞、組織、器官の成り立ち、それらの働きについて基礎知識を学び、生命現象を理解する。 また生理機能の理解には、生体での代謝反応を正しく理解することが求められる。このため講義の前半に代謝反応の基礎である化学結合、反応を中心に、化学の基本的考えについて説明を行う。代謝反応に使われる物質はどのように結合し反応しているか化学式を用いて理解できるようにする。
授業計画 化学の基本的な考え方を中心に
物質とエネルギー、原子と分子
化学結合ー原子はどのようにして結合するか
化学反応式ー反応のための処方
化学結合、化学反応のまとめと試験
有機化学ー炭化水素
有機化学ー有機化合物の分類
人体の形態と機能
消化器官の形態、口腔(歯、舌、唾液、味覚)
消化管(胃、小腸、大腸)の運動、分泌、調節
消化と吸収、すい臓と肝臓、食欲
消化のまとめと試験
循環器(心臓、血管、リンパ管)の形態
血液の働き、体液の循環
体液と血液のまとめと試験
評価方法 毎回の出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点(30%)、試験は前半試験(20%)、後半試験(20%)、本試験(30%)の合計3回行い評価を行う。
教科書
参考書
メッセージ 化学が苦手、また高校で化学を履修していない人が多いと思います。この講義の前半で代謝反応の基礎となる化学結合、反応について練習問題を行います。積極的に問題に取り組んでください。後半では消化を中心に生体の構造と機能を理解することによって、人間のからだのすばらしさ、体を健康に保持することの大切さを理解してもらいます。
カテゴリー: 2009

情報表現・デザイン IIA(出版)

年度 2009
科目名 情報表現・デザイン IIA(出版)
教員名 藤掛 正邦
授業概要 本講座はパソコン教室での演習を通して、広報学科の学生の誰もが修得して欲しい表現能力を育成する表現応用科目です。出版メディアにおける雑誌や書籍などの世界に興味を持ってもらうことが目的です。課題は地域情報誌の制作です。4人から6人で協力し合い、自由に企画します。制作進行は編集現場と同じに文章作成、写真撮影、情報素材のレイアウト、カラー印刷、製本という流れで経験できます。デザイン1(DTP)を履修してきた学生が履修してきますので、さらに高度なDTPトレーニングが用意されています。グループワークにより学生間のコミュニケーション、行動力、企画力、取材力、編集力が自然に訓練され、創り上げる熱意を経験できるわけです。出版編集、広告企画制作、行政広報、デザイナー希望者のための基礎デザイン実習です。
授業計画 キャンパス情報誌演習:オリエンテーション
キャンパス情報誌演習:取材撮影
キャンパス情報誌演習:フォトショップ色調補正、画像加工
キャンパス情報誌演習:フォトショップ画像合成
キャンパス情報誌演習:文字組み、地図、
キャンパス情報誌演習:誌面レイアウト、印刷
地域情報誌制作:グループ企画
地域情報誌制作:グループ取材撮影、素材収集
地域情報誌制作:グループ取材撮影、誌面レイアウト
地域情報誌制作:誌面レイアウトチェック、印刷
地域情報誌制作:誌面レイアウトチェック、印刷
地域情報誌制作:印刷、製本
地域情報誌制作:講評会
評価方法 毎回の出席を基本とし、授業内での企画、文章、撮影、DTP技術、レイアウトなどの能力と熱意や意欲などを考慮し、最終講評会の時に完成した地域情報誌で総合的に評価する。成績評価の基準は次のとおり。AAは発想とDTP技術の両方とも特に優れている。Aは発想とDTP技術が想定基準を満たしており出題内容に応じた平均的作品。Bは発想とDTP技術のいずれかに若干難点がある。Cは意欲が感じられず発想とDTP技術共に基準を満たしていない。Dは課題が未提出のため不合格。
教科書
参考書
メッセージ 広告、出版、Webなどのクリエーティブやマスコミに興味のある学生にお薦めの基礎デザイン講座です。デザイン I (DTP)で使用した「イラレでデザイン」トレーニング教科書と「速効!図解 Photoshop&Illustrator CS2」ぶ厚い技術書を持参すること。授業開始時から全員フォトライターとして行動しますのでデジタルカメラを各自購入しておくことが望ましい。デザイン1(DTP)の単位を修得しないと、デザイン2A(出版)は履修できませんので注意して下さい。
カテゴリー: 2009