生活と広告

年度 2009
科目名 生活と広告
教員名 浅川 雅美
授業概要 現代のような情報過多の社会において、情報は消費者の生活に多大の影響を及ぼしています。例えば、情報を受信しなければ買わなかったようなものを情報にのせられて買ったり、情報を受信しなければ(知らなければ)行かなかったようなところに遊びに行ったりした経験はありませんか。本講義では、情報と生活について考えたいと思います。「情報」も「生活」もとても大きな概念なので、本講義ではそれぞれ「広告」と「購買行動」に限定して検討します。具体的には、①「広告」とは何か、②広告表現、および③広告効果について考えてゆきます。
授業計画 生活情報について
クリエーターの経験則による広告表現の分類(テレビCM)
記号論の概略
記号論による広告表現の分類(ポスター)その1
記号論による広告表現の分類(ポスター)その2
記号論による広告表現の分類(テレビCM)
コミュニケーションとしての広告
印刷広告の効果(広告効果の初期の階層モデル)
関与概念について
テレビCMの広告効果(ELMモデル)
テレビCMの広告効果(包括的モデル)
広告に対する情緒的反応と認知的反応
広告に対する反応の研究方法
まとめ
*学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 毎回の出席を基本とし、授業中の活動および小テストの点を50%、レポートの成績を50%で評価する。ただし、レポートの成績評価の基準は以下のとおりとする。AA:形式に不備がなく内容が特に優れている、A:形式に不備がなく内容が優れている、B:形式に不備はないが内容に若干の難点がある、C:形式、内容ともに若干の難点がある、D:課題がこなせていない
教科書
参考書
メッセージ 広告が購買行動に及ぼす影響について、包括的に考えてゆきたいと思います。