年度 | 2010 |
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科目名 | 基礎ゼミナール |
教員名 | 阿野、赤坂、金井、斉藤、塩沢、山崎、山脇 |
授業概要 | 皆さんは第1セメスターでの「領域入門」や「新入生ゼミナール」を通じて自分の将来を見据え、国際学部で学ぶ意味を考えてきたと思います。領域選択を終え、次に目指すものは自分自身をより知的に鍛えるための「スタディ・スキル」を学ぶこと、そして社会に対して「発信できる能力」を高めることです。基礎ゼミナールでは身の回りや地域社会、さらには地球環境まで、現在起きている様々な課題や問題などを発見し、それらと自分との関わりを考え、意見をまとめたり、発表する能力を育成したりするためのトレーニングを行います。授業では、問題解決手法として、A.リサーチ&プレゼンテーションB. ディスカッション、C.ディベートを適宜選択しながら学習します。学生が自分の興味関心にあわせて学習できるように、希望調査を実施してクラス編成を行います。その詳細は「領域入門」と「新入生ゼミナール」で連絡します。 |
授業計画 | 1.オリエンテーション 2.問題解決をいかにすすめるか(アプローチの方法) 3.問題解決の技法を体験する A.リサーチ&プレゼンテーション ;課題発見とテーマ設定 ;調査と分析 ;調査結果の検討 ;プレゼンテーション B.ディスカッション ;ディスカッションの進め方(ファシリテーション技術、発言マナー、 記録の付け方等) ;ディスカッションテーマの発題 ;ディスカッション ;まとめと振り返り C.ディベート ;ディベートとは何か ;肯定・否定の立論シートの作成 ;資料収集 ;グループディベート 4.レポートの作成、とりまとめ |
評価方法 | プレゼンテーション、ディスカッションへの参加状況、課題への取り組み状況などを総合的に判断して評価します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | これからの国際学部での研究の基礎となるトレーニングを通して、学びの扉を開きましょう。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
専門ゼミナール III
年度 | 2010 |
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科目名 | 専門ゼミナール III |
教員名 | 小林 ひろみ |
授業概要 | 専門ゼミナールIIIは専門ゼミナールI, IIで得た知識、情報検索方法をもとに各自の卒業論文のテーマを決定し、資料収集、読み込みをしていく段階です。その過程を、他のメンバーにも提示し、批評やアドバイスを受けます。 |
授業計画 | 新聞記事や専門誌などからの論文を読み、現代社会に何が起きているのかを探ります。 現代アメリカを理解するための資料を2冊選択して読み、その内容と構成の分析を通じて卒業論文の執筆のための準備とします。 卒論のテーマの決定を行い、資料収集をしてそのリストを提出します。夏休みにかけて資料の読み込み、ノート・テーキング、論文の概要の決定が必要になります。 |
評価方法 | 出席20%、討論への参加30%、適切な教材の提供20%、プレゼンテーション30%を目安として総合的に判断します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 1年間の蓄積はわずかでも、それが役に立つと信じています。一人一人が自分のできることをしていくことで、将来が築かれていきます。 |
博物館学
年度 | 2010 |
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科目名 | 博物館学 |
教員名 | 井上 由佳 |
授業概要 | 現在、世界中のミュージアムが積極的に取り組んでいる課題の一つに、来館者層の拡大が上げられる。それは人数の問題だけでなく、世代、国籍、人種、歴史・文化背景といった枠を超え、幅広い層の人々がミュージアムに足を運んでもらうことを狙いとする。なぜこれが問題となるのか。その理由を理解するためにミュージアムの設立経緯を振り返るとともに、多文化社会におけるその社会的役割、とりわけ教育的役割について具体的な事例を通して学ぶ。本授業ではミュージアムの中でも美術館を中心に取り上げる。最初に、日本と世界における定義を理解し、その社会的役割について学ぶ。そして現在、美術館が何をやってきたのか、何に取り組んでいるのかを複数回のフィールドワークを通して体験を通して学んでもらう。複数の美術館を体験し、それをベースに美術館と多文化社会の接点について批判的に考察し、問題を解決していくために必要な知識とスキルの獲得を目標とする。 |
授業計画 | 第1回:イントロダクション:この授業の流れ 第2回:グループワークへの準備:名刺交換大会 第3回:ミュージアムとは?:その定義と歴史的背景 第4回:ミュージアム体験を振り返る 第5回:ミュージアムにかける思い<DVD鑑賞①> 第6回:ミュージアムの役割①:収集 第7回:ミュージアムの役割②:保存・修復<DVD鑑賞> 第8回:アクティビティ:My favorite thing is… 第9回:グループワーク打ち合わせ 第10回:ミュージアムの役割③:展示 第11回:ミュージアムの役割④:教育普及ー博学連携 第12回:アクティビティ:教育プログラムを体験する 第13回:第1回プレゼンテーション① 第14回:第1回プレゼンテーション② 第15回:ミュージアムの役割⑤:教育普及ー生涯学習 第16回:ミュージアムの諸問題(1)・財政、マネージメント 第17回:ミュージアムの諸問題(2)・来館者の拡大 第18回:DVD鑑賞 第19回:ミュージアムの未来像(1):学び合いの空間―日本科学未来館 第20回:ミュージアムの未来像(2):国際理解とミュージアム―かながわ地球市民プラザ 第21回:DVD鑑賞 第22回:第2回プレゼンテーション(1)、相互批評会 第23回:第2回プレゼンテーション(2)、相互批評会 第24回:グループワークのまとめ 第25回:DVD鑑賞 第26回:ミュージアムの社会的役割とは①:多文化社会の中で 第27回:ミュージアムの社会的役割とは②:人々がふれ合う空間 第28回:期末テスト |
評価方法 | 基本的には中間・期末レポートによって行う予定であるが、提出物および出席状況、フィールドワーク・グループワークへの参加貢献度等を加味し、総合的に判断する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業を受講予定の学生は、初回の授業に<必ず出席>してください。フィールドワークで複数の美術館に実際に行ってもらい、プレゼンテーションをしてもらいます。授業時間外にも拘束されることをご理解の上、受講してください。他の学生と共に学びあうことに高い意欲を持ち、積極的な授業への参加を期待します。 |
マスコミュニケーション論 I
年度 | 2010 |
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科目名 | マスコミュニケーション論 I |
教員名 | 友安 弘 |
授業概要 | ●「マスコミュニケーション論 I 」は,広報学科の基本的な科目の1つであり,広報学科に所属している学生として当然にも理解しておかねばならない事柄を扱う.●コミュニケーション全般についての話から始め,動植物のコミュニケーション,人のコミュニケーション,シンボルとシグナル,コミュニケーションの諸形態,マスコミュニケーションとジャーナリズムの相違,マスコミュニケーションの機能,メディアの歴史に関する理論へと順次進めていく.●基本的な事柄だけ触れるので,すべて理解すること. |
授業計画 | コミュニケーションとは 動植物のコミュニケーション 人のコミュニケーションの成立 シグナルとシンボル コミュニケーションの定義 コミュニケーションの諸形態 マスコミュニケーションとは マスコミュニケーションの定義 マスコミュニケーションとジャーナリズム コミュニケーションの諸機能 マスコミュニケーションの機能(1) マスコミュニケーションの機能(2)擬似環境と遊び メディア史(1) 時間のメディアと空間のメディア メディア史(2) 声の文化と文字の文化 メディア史(3) クールとホット |
評価方法 | ●学期末テストの結果によって評価する.●テストの内容は,授業で触れた基本的事項である. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この科目は,「マスコミュニケーション論 II ・ III 」,「マスコミュニケーション倫理・法制 I 」へと続く科目の基礎なので,充分に習得すること. |
問題解決技法(E)
年度 | 2010 |
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科目名 | 問題解決技法(E) |
教員名 | 根本 忠明 |
授業概要 | 問題解決の本的な考え方について、具体的な事例とともに問題解決技法について説明する。ここでの問題解決は、問題ついての事実、知識、技法との関係について重点を置き、演習を中心にして学ぶこととする。 |
授業計画 | はじめに 問題解決とは 問題意識の種類とレベル 問題の構造 問題解決技法の特性1 問題解決技法の特性2 問題と因果関係の把握 問題解決のプロセスと技法 問題解決の組織形態 問題と問題所有者 問題解決と個人の態度変容 問題解決のリーダーシップ 総 括 |
評価方法 | 出席、レポート、試験の成績の3つで評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 本講義の内容は、問題解決法についての演習を中心に行うので、出席ならびに レポートを重視する。 |
ジャーナリズム史
年度 | 2010 |
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科目名 | ジャーナリズム史 |
教員名 | 友安 弘 |
授業概要 | ●ジャーナリズムとは何かとの問にまず答える.●次いで,プレスの諸形態について理論的に検討する.●イギリス・アメリカ合衆国のジャーナリズムの転変を具体的に見ながら,理解を深めていく.●日本のジャーナリズムの変化を検討しながら,日本近代の精神史,文化と思想の流れを考察していく.●ジャーナリズム,プレス,欧米・日本のメディアとジャーナリズムの流れについての基本的な知識を習得することを目標とする. |
授業計画 | ジャーナリズム(1) ジャーナリズム(2) プレスの諸形態(1) プレスの諸形態(2) 欧米のジャーナリズム史(1)新聞 欧米のジャーナリズム史(2)新聞 欧米のジャーナリズム史(3)新聞 欧米のジャーナリズム史(4)放送 欧米のジャーナリズム史(5)放送 日本のジャーナリズム史(1)前史 日本のジャーナリズム史(2)幕末から明治初期 日本のジャーナリズム史(3)日刊紙の出現から,新聞紙条例・讒謗律の制定ころまで 日本のジャーナリズム史(4)西南戦争から日露戦争ころまで 日本のジャーナリズム史(5)日露戦争後から明治末年まで 日本のジャーナリズム史(6)大正期の新聞と関東大震災 日本のジャーナリズム史(7)昭和から平成へ |
評価方法 | ●テスト,及び出席状況.●ジャーナリズムについての基本的な知識を習得する.●欧米及び日本のメディアとジャーナリズムの変遷の中で,ジャーナリズムの姿がどのようなものか理解を深める. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ジャーナリストとして知っておくべき事柄を扱う. |
複素関数論
年度 | 2010 |
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科目名 | 複素関数論 |
教員名 | 惠羅 博 |
授業概要 | 関数の概念を複素数の世界に拡げることで、実数世界では得られない関数の隠れた本質が浮かび上がってくる。難解度は増すが、より深く数学世界を探索する醍醐味が味わえる分野である。講義では、複素数の基本的な扱いから始めるが、初めて複素数平面などを学ぶ学生は、演習などをこなして概念になじむ努力が必要である。できるだけ平易に解説する方針である。 |
授業計画 | 複素数 複素平面 複素関数 べき級数(2回) 初等関数 複素微分(3回) 複素積分(3回) 正則関数(2回) |
評価方法 | 学期末の定期試験の成績で評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |
情報と社会
年度 | 2010 |
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科目名 | 情報と社会 |
教員名 | 深瀬 槇雄 |
授業概要 | デジタル技術の発展によって、さまざまなメディアの変容と融合がはじまろうとしている。活字メディアでは電子出版が、映像メディアではハイビジョンやデジタル映画が軌道に乗ってきている。それぞれのメディアに固有の表現を、デジタル信号によって統合すれば、各メディア間のやりとりは簡単にしかも短時間に行なえる。さらにインターネットや、ケイタイなど、コミュニケーション手段の発達による電送技術の向上は、送り手としての旧メディアに情報独占の地位からの撤退を迫りつつある。本講では、活字メディアや映像メディアの歴史を学習しながら、デジタル化が既存のメディアに与えつつある変化のインパクトを検討する。 |
授業計画 | 情報事始め(戦争論との関係) デジタル化とは何か テレビのマルチチャンネル化とハイビジョン放送 沈黙のスパイラル構造とカウンターブロー現象 アナログ音声とデジタル音声(蓄音器とCDに於ける音楽表現) Fallacy of Composition インターネットの衝撃 電子出版の光と影 遺伝子情報とバイオテクノロジー 知的所有権 |
評価方法 | 期末の課題リポートによる。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業は、新旧のメディアソフトを視聴しながら行ないます。例えば、アナログとデジタルの音の違いの考察では、SP・LPレコードを電気増幅なしの蓄音器で聞き、CDの音との対比を体験するなど、エレクトリック化以前のメディアにも注目してゆきます。 |
オープンソースソフトウェア
年度 | 2010 |
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科目名 | オープンソースソフトウェア |
教員名 | 白石 亘 |
授業概要 | オープンソースソフトウェアは無料で使用できて、しかも設計図に当たるソースコードが公開されている。利用者はソースコードを修正して新たな機能を加えることもできる。果たして開発者側のビジネスモデルはどうなっているのだろうか。オープンソースソフトウェアとソフトウェアビジネスについて学ぶ。 |
授業計画 | 1.オープンソースソフトウェアとは 1.1)この授業の概要 1.2)ソフトウェアとソースコード 1.3)オープンソースソフトウェア 2.ソフトウェアの権利保護 2.1)著作権と利用許諾 2.2)GPL、BSDLなどにみられる利用許諾の例 3.オープンであることのメリット 3.1)開発者側のメリット 3.2)利用者側のメリット 4.演習 4.1)オープンソースソフトウェア製品調査 4.2)オープンソースソフトウェア製品のセットアップ |
評価方法 | 出席、レポート |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 積極的に学ぶ姿勢を評価します。授業についての質問・要望はいつでも受け付けます。 |
専門ゼミナールⅡ
年度 | 2010 |
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科目名 | 専門ゼミナールⅡ |
教員名 | 阿野 幸一 |
授業概要 | 「外国語としての英語学習法及び教授法」をテーマとします。日常生活で英語を用いる機会が限られている日本人学習者が、コミュニケーションの手段としての英語を身につけるためには、どのような教材を用いてどのような方法で英語学習に取り組めば効果的かを様々な角度から検証します。同時に、学校教育における英語指導のあり方について、児童英語から小学校での英語活動、中学校や高等学校での英語の授業までをひとつのつながりと捉え、大きな枠組みの中で、それぞれの学習段階に応じた授業について考えます。優れた実践を重ねている先生方の授業のビデオからその方法を学び、また外部からゲストを迎えたり、教育現場への視察等も企画していきます。さらに、ゼミで学んだ英語教育に関する理論を実践する場として、実際に小・中学生や高校生に英語の指導をする機会も設けます。こうした経験を積み重ねながら、英語教育に対する視野を広めていきます。ゼミIIでは、ゼミIで学んだ内容を発展させながら、英語教育に対する理解をさらに深めていきます。ゼミ生には、将来何らかの形での英語教育に携わることができる英語力を身につけるため、英語のトレーニングを課題として課すとともに、ゼミの時間の一部を用いてトレーニングの成果を発表する場を設けて英語力を伸ばしていきます。 |
授業計画 | 具体的なスケジュールはゼミ生とともに決めていきますが、主に次のような活動を行います。 ・ 英語学習法や言語習得に関する共通の文献を読み、その内容についてディスカッションする。 ・ ゼミ生が各自興味のある文献や教材についてプレゼンテーションを行い、その内容についての質疑応答とディスカッションを行う。 ・ 実際に学校現場で行われている英語の授業をビデオで観察し、ディスカッションを行う。 ・ 小・中学生、高校生への英語指導。 ・ 英語力向上のためのトレーニング。 ・ 各種課外活動。 |
評価方法 | プレゼンテーション、ディスカッションへの参加状況、課題への取り組み状況などを総合的に判断して評価します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ゼミでは、参加している学生全員が協力し合い、それぞれが目的意識を持って活動に取り組んでいかなければなりません。このため、毎時間行われるディスカッションでは、全員が積極的に参加する姿勢が求められます。授業の進行は、活動内容に応じて英語と日本語を使い分けます。また、学外での課外活動も機会があるごとに計画していく予定です。 |