年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | 栄養情報特論演習 |
教員名 | 井上 節子 |
授業概要 | 栄養士はネットワ-クや情報処理システムの利用する社会への適応が不可欠になってきている。また情報機器を利用することによる効率の良い栄養情報活用の技術を身につけていかなければならない。この授業では栄養士として利用できる栄養情報を対象にして、それらをコンピュ-タ-で加工、利用、表現するための実践的な情報の活用法を学ぶ。また演習作業をとおして栄養に関する理解を深める。 |
授業計画 | 序論と周辺機器の基本操作 ・授業予定の説明 ・メールでのレポート提出 栄養指導媒体の作成 ・Wordを使った印刷物の作成 アンケートの作り方(1) ・アンケート回答選択肢の作り方 ・アンケート内容の決定 食事調査アンケート作成(2) ・アンケートの作成 栄養出納表の作成(1) ・Excelを使った表作成 栄養出納表の作成(2) ・統計処理 ・使用食品群別集計 ・グラフ・表の作成 食品成分表データベースの利用 ・荷重平均栄養所要量の算定 高脂血症治療食献立作成(1) ・総摂取エネルギーの適正化 高脂血症治療食献立作成(2) ・栄養素配分、コレステロール摂取量 高脂血症治療食献立作成(3) ・献立の検討 情報の発信(1) ・ホ-ムペ-ジをつくる ・高脂血症献立の提示 情報の発信(2) ・ホ-ムペ-ジをWebに公開する ・PowerPointを使った発表準備 発表会 |
評価方法 | 毎回の出席(30%)、表の作成(10%)―形式に不備がなく課題の意図にあっているか、高脂血症献立の作成と栄養計算(20%)―献立が条件に合っているか、計算が正確にできているか、プログへの公開(20%)―内容が優れていて、利用される可能性があるか、発表(20%)ー内容がまとまっていて、解りやすいか で評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 13回の短い時間で、栄養士が必要とされる実践的な実習を多く取り入れて行う。このため情報処理AまたはBを受講して基礎的な実習を受講しておくと、理解しやすいと思われます。もちろんコンピュ-タ-をさわったことのない人でも栄養士の仕事に関心があれば受講できます。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
英語科教育法 I
年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | 英語科教育法 I |
教員名 | 阿野 幸一 |
授業概要 | 中学校・高等学校の英語教員を目指す学生を主な対象とする。学校における英語教育の目標とあり方を理解し、現在までに行われてきた様々な教授法を知ることで、英語教育の基礎となる理論を学ぶ。学習指導要領では、学校での英語教育を通して積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけ、実践的コミュニケーション能力を育成することが教科目標として定められている。この目標を達成するための授業とはどのようなものであるか、国の政策、教授法、指導者の役割、教材などの観点から学習する。 |
授業計画 | 第1回:ガイダンス、英語教育の現状と課題(1) 第2回:英語教育の現状と課題(2) 第3回:学校英語と学習指導要領(1) 第4回:学校英語と学習指導要領(2) 第5回:The Grammar-Translation Method 第6回:The Direct Method 第7回:The Audio-Lingual Method 第8回:The Silent way 第9回:Suggestopedia 第10回:Community Language Learning 第11回:Total Physical Response 第12回:Communicative Language Teaching 第13回:Content-based, Task-based and Participatory Approaches 第14回:Learning Strategy Training, Cooperative Learning, and Multiple Intelligences 第15回:様々な教授法と日本の英語教育 |
評価方法 | 定期試験40%、授業での活動状況30%、レポート30% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | よりよい英語の授業を目指すためには、理論と実践を融合させながら授業の方法論について研究する必要がある。この授業では、国としての政策と現在までに行われてきた代表的な外国語教授法について学習するが、こうした理論が日本の中学校や高等学校の英語教育の現場で、どのように生かすことができるかを常に考えながら学習に取り組んでもらいたい。 |
英語科教育法 II
年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | 英語科教育法 II |
教員名 | 阿野 幸一 |
授業概要 | 英語科教育法 I で学んだ理論をもとに、中学校や高等学校の英語の授業における指導計画と目標の立て方、1時間ごとの授業の組み立て方について学習する。また、毎時間の授業で実際に行われている様々な言語活動について知るとともに、それを支える指導技術の習得を目指す。毎時間の授業は生徒による様々な言語活動によって構成されているが、それぞれの活動には明確な意図があることを理解し、実際に自ら教師の立場に立って指導できるレベルに到達することを目標とする。 |
授業計画 | 第1回:英語授業における到達目標の設定、教師の役割 第2回:中学校での英語指導、入門期の指導 第3回:高等学校での英語指導、小学校での英語活動 第4回:発音指導と文字指導 第5回:リスニングの指導 第6回:スピーキングの指導 第7回:リーディングの指導 第8回:ライティングの指導 第9回:語彙の指導、辞書の指導 第10回:文法指導 第11回:音読指導 第12回:ペア・ワーク、グループワークの活用、指導案の書き方(1) 第13回:ALTとのティーム・ティーチング、教育機器の活用方法 第14回:テストと評価 第15回:小学校・中学校・高校での指導の連携、指導案の書き方(2) |
評価方法 | 定期試験40%、授業での活動状況30%、レポート30% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 1時間の英語の授業は、様々な言語活動が相互に関連しながら構成されている。英語科教育法 II では、毎時間特定の分野や技能における指導に焦点を当てて学習するが、当然他の言語活動についても随時参照するとともに、英語科教育法 I で学んだ教授法とも関連させながら考えていくものとする。 |
法学
年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | 法学 |
教員名 | 飯野 守 |
授業概要 | 春学期の前半部分では、法とは何か、法の解釈とは、といった基礎法的な内容を取り扱う。後半部分では、社会生活を送る上で必須の知識である民法について講義する。いずれも、できるだけ事例を紹介しながら、話を進めていきたいと思う。講義ではいわゆる教科書は使用しないが、小型の六法をテキストとして購入してもらう(必ず開講時の指示に従って購入すること)また、毎回講義に合わせたプリントを用意する。 |
授業計画 | 1.イントロダクションI 2.イントロダクションII-法というものの考え方 3.イントロダクションIII-法というものの考え方(つづき) 4.法の解釈I 5.法の解釈II 6.法の解釈III 7.民法の基礎I-所有権 8.民法の基礎II-契約の自由 9.民法の基礎III-契約の自由(つづき) 10.民法の基礎IV-不法行為 11.家族生活と法I-家族法の基礎 12.家族生活と法II-婚姻 13.家族生活と法III-離婚 14.家族生活と法IV-家族法の最近の動き |
評価方法 | 成績は、出席・レポート・試験の総合評価で行う。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 本来なら、法の基礎理論から法の体系までをじっくり講義したいのですが、近頃の受講生には基礎理論や体系が退屈らしく、授業に集中できない人が年々増えているように思います。そこで、できるだけ具体的な事例を紹介しながら講義を進めていくことにします。受講生には、問題意識を持って学ぶことを強く求めます。もちろん、質問は大歓迎です。興味のある人は、さらに「日本国憲法」という科目も学んで下さい。 |
フランス語 II
年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | フランス語 II |
教員名 | 新宅巌・溝口ファビエンヌ |
授業概要 | フランス語Iに引き続いて日常のコミュニケーションに役立つ表現を勉強します。やはりディアローグ中心に授業を進めますが、現在ばかりではなく過去の時制なども学びます。また、写真が楽しい「文明」のページにもある程度時間を取って、フランスのさまざまな面を知ってもらいたいと思っています。 |
授業計画 | 新宅と溝口がリレーしながら授業を進めていきます。7課(複合過去)までは必ず、できれば8課(半過去)まで終了したい。 |
評価方法 | 期末テスト(50%)および小テスト(20%) 毎回の授業への参加(30%)も重視します。新宅と溝口がそれぞれ評価をもちより、総合して成績をつけます。どちらかの授業にのみ欠席ということでは評価の対象になりませんから、注意してください。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ことばを学ぶことで見えてくるものがある、とはよく言われること。ただしそれには根気がいります。欠席がちになると付いていけなくなりますからとにかく頑張って出席すること! 教科書(旧版)がある人は新版を購入する必要はありません。 |
社会学
年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | 社会学 |
教員名 | 小坂 勝昭 |
授業概要 | 現代社会の国際化は否応なく進み、人間関係、コミュニケーションの多次元化、異文化と人種関係の問題、イデオロギーと政治的ダイナミックス、等々、理解する事柄は多い。この講義では、国際化の中で生きるための基本的視座を学ぶ。そのために自分の周囲の現象だけではなく、日々の新聞報道、他の資料を通して国際的な出来事に関心を持つことが必要であるという気持ちを忘れないようにしてください。そうした現実の社会でおきている「出来ごと」や「事象」、「現実」を読み解くことにしたい。 |
授業計画 | はじめに(第1回) 1.社会学とはどのような学問か(第1~3回) 社会的行為 社会的相互作用 社会的役割 社会的システム 2.社会学の基本的なもののみかた(第4~6回) 社会体制 個人と社会のかかわり 3.社会学の可能性(第7~8回) 自己認識 市民社会の自己反省の学としての社会学 4.社会学の歴史(第9~11回) まとめ(第12回) ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 平常点(出席重視)、およびリポート。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 講義へ出席を重視する。期末にはリポートを課す。 |
英米文学講読B
年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | 英米文学講読B |
教員名 | 福島 一人 |
授業概要 | 叙情的表現美に富み、流麗で単純明快な文章ということで定評のあるイギリス作家、Lafcadio Hearnの作品を読みます。彼は日本文化に魅了され、日本に帰化し「小泉八雲」となりました。「八雲文学」の中核となるものは日本の怪奇物語です。これを読むことにより、皆さんの英文読解力の向上を図るとともに、皆さんの日本の事物の再発見に努めます。また、適時日本の名所・旧跡の画像をお見せし、日本文化に対する関心も高めていただこうと思っております。 |
授業計画 | 授業のガイダンス、自己紹介 英米文化受信から日本文化発信へ Lafcadio Hearnの世界 ハーン旧宅、松江画像紹介 THE STORY OF MIMI-NASHI-HOICHI(1) THE STORY OF MIMI-NASHI-HOICHI(2) THE STORY OF MIMI-NASHI-HOICHI(3) THE STORY OF MIMI-NASHI-HOICHI(4) 壇ノ浦、平家一門の墓、下関周辺画像紹介 OSHIDORI THE STORY OF O-TEI DIPLOMACY JIKININKI(1) JIKININKI(2) MUJINA(1) MUJINA(2) MUJINA(3) 復習 |
評価方法 | 毎回の出席を基本とし、積極的に授業に取り組む姿勢などを含めた出席点を40%、平常授業時のテストの得点を60%という割合で評価します。AA):出席点を含め、英検2級・TOEIC450以上の学力が十分にあり、授業内容をよく理解している。A):出席点を含め、英検2級・TOEIC450にほぼ近い学力があり、授業内容を理解している。B):出席点を含め、A)には及ばないが英語の学力がり、授業内容をある程度理解している。C):B)には及ばないが、出席点などから考慮してD)と評価するには及び難い。D):出席点、平常授業時の得点から考慮して「合格」の評価を下せない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 静かで、かつ、きびきびした授業を行います。辞書を必ず持参してください。普段から日本の事物を英語で何と言うのかを考え、和英辞典を積極的に引いてください。仕事やアルバイトなどで外国人に接する機会が生じた時、役に立ち、うれしくなりますよ。この授業はこのようなことのお手伝いをする授業だとご理解下さい。 |
専門ゼミナール IV
年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | 専門ゼミナール IV |
教員名 | 山口 一美 |
授業概要 | 専門ゼミナール III で各自が選択したテーマに関する仮説の検証を行い、卒業論文を作成する。仮説検証のためにどのような調査を行うのかを決定し、調査を実施する。調査後は、データ分析、整理、仮説の検証を行い、論文を完成させる。 |
授業計画 | ガイダンス 専門ゼミナール IV の目的、すすめ方など説明、確認 卒業論文の仮説検証に関する方法を決定 卒業論文のためのフィールド調査方法を決定、質問紙を決定 卒業論文の仮説検証に関する方法 質問紙を作成 卒業論文のための調査実施 フィールド調査、質問紙調査を実施 卒業論文のための調査結果の整理:その(1) 資料整理、調査結果のデータ分析 卒業論文のための調査結果の整理:その(2) データ分析結果の整理、仮説の検証 3・4年生合同合宿 卒業論文の発表 卒業論文執筆 |
評価方法 | 発表、討論や質疑応答への積極性、卒業論文への取り組み姿勢と内容の総合評価 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 卒業論文は大学における学習の総まとめとなるため、自分にとって納得できる論文になるよう取り組んで欲しいと思います。 |
中国語 II
年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | 中国語 II |
教員名 | 丸山 鋼二 |
授業概要 | 中国語 I で学んだことを踏まえて、中国語の発音とリズムを復習しつつ、日常生活で使われる会話表現と文法を学んでいきます。外国語は自分の口を動かして繰り返し練習するしか身につけることができないので、それらを積み重ねてしっかりと自分のものにしていってほしいと思います。みなさんの勉学をサポートするために、単元ごとに単語テストと復習テストを行ないます。 |
授業計画 | どこに行きますか? いま何時ですか? この映画は見たことがありますか? 学校まで10分です。 いま何をしているところですか? 本を読むのが好きです。 バスには乗りたくない。 いくらですか? 今日はきのうより暑い。 食事しながら話す。 中国語は少し話せます。 |
評価方法 | 授業中に数回実施する単語テストと復習テストで評価します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 楽しく勉強していきましょう。中国語の背景となっている中国の文化や習慣についても話したいと思いますので、いろいろと質問して下さい。。 |
ゼミナール I
年度 | 2010 |
---|---|
科目名 | ゼミナール I |
教員名 | 鈴木 誠 |
授業概要 | 私たちは知らず知らずと日常生活の中で金融に支えられています。貨幣経済の発達が人間生活を豊かにすることになったとは多くの人が知らずにいます。もっとも、一生知らないとしても問題などありません。しかし、昨年のリーマンショック以来、金融システムの破綻によって実態経済に影響が出ています。不景気という現象です。多くの学生も就職に難儀しています。金融活動を理解することは経済を理解することにつながるともいうことができます。そこで、この講座では金融の意味やしくみ、そして、その役割について理解を深めることとしたいと考えています。 |
授業計画 | ガイダンス(ゼミの進め方、テキストの説明、評価方法など)をします。 基本的にテキストの輪読で進め、1講義につき1節進みます。以下を参考にしてください。 テキスト:1章金融とは(金融取引について) テキスト:1章金融とは(金融取引と信用リスクについて) テキスト:1章金融とは(リスクファイナンスについて) テキスト:2章金融システムの設計(金融取引と情報生産) テキスト:2章金融システムの設計(情報の非対称性と逆選択) テキスト:2章金融システムの設計(情報選択とモラルハザード) テキスト:3章ファイナンスの基礎(基本的な数学のおさらい) テキスト:3章ファイナンスの基礎(ポートフォリオ理論) テキスト:3章ファイナンスの基礎(オプションとデリバティブ) テキスト:3章ファイナンスの基礎(最適資本構成) テキスト:4章日本の金融経済(資金循環から見た日本型金融システムの特色) テキスト:4章日本の金融経済(グローバル化、自由化と日本の金融システム) テキスト:4章日本の金融経済(技術革新と日本の決済システム) 前期小テスト(1章から4章まで) |
評価方法 | 評価は出席、発表、小テスト(2回)の合計によって決定します。割合は出席40%、発表30%、小テスト30% とします。なお、毎回、クイズをします。クイズによって出欠を確認し、クイズの評価は出席点に加味します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 金融のゼミなので、広く「金融」に興味を持っている学生を歓迎します。金融と一言で言っても経済学、会計学、数学などと密接に関係をもっています。こうした関係を頭の隅に置きながら、金融を学びたいと思います。意見や質問は大いに歓迎します。ただし、授業中の私語、食事、携帯電話の操作、始業後の入退出などは原則禁止です。場合によっては、ほかの学生の迷惑になりますから退室を求めます。(欠席扱いとなります) |