年度 | 2010 |
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科目名 | 英米文学講読B |
教員名 | 福島 一人 |
授業概要 | 叙情的表現美に富み、流麗で単純明快な文章ということで定評のあるイギリス作家、Lafcadio Hearnの作品を読みます。彼は日本文化に魅了され、日本に帰化し「小泉八雲」となりました。「八雲文学」の中核となるものは日本の怪奇物語です。これを読むことにより、皆さんの英文読解力の向上を図るとともに、皆さんの日本の事物の再発見に努めます。また、適時日本の名所・旧跡の画像をお見せし、日本文化に対する関心も高めていただこうと思っております。 |
授業計画 | 授業のガイダンス、自己紹介 英米文化受信から日本文化発信へ Lafcadio Hearnの世界 ハーン旧宅、松江画像紹介 THE STORY OF MIMI-NASHI-HOICHI(1) THE STORY OF MIMI-NASHI-HOICHI(2) THE STORY OF MIMI-NASHI-HOICHI(3) THE STORY OF MIMI-NASHI-HOICHI(4) 壇ノ浦、平家一門の墓、下関周辺画像紹介 OSHIDORI THE STORY OF O-TEI DIPLOMACY JIKININKI(1) JIKININKI(2) MUJINA(1) MUJINA(2) MUJINA(3) 復習 |
評価方法 | 毎回の出席を基本とし、積極的に授業に取り組む姿勢などを含めた出席点を40%、平常授業時のテストの得点を60%という割合で評価します。AA):出席点を含め、英検2級・TOEIC450以上の学力が十分にあり、授業内容をよく理解している。A):出席点を含め、英検2級・TOEIC450にほぼ近い学力があり、授業内容を理解している。B):出席点を含め、A)には及ばないが英語の学力がり、授業内容をある程度理解している。C):B)には及ばないが、出席点などから考慮してD)と評価するには及び難い。D):出席点、平常授業時の得点から考慮して「合格」の評価を下せない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 静かで、かつ、きびきびした授業を行います。辞書を必ず持参してください。普段から日本の事物を英語で何と言うのかを考え、和英辞典を積極的に引いてください。仕事やアルバイトなどで外国人に接する機会が生じた時、役に立ち、うれしくなりますよ。この授業はこのようなことのお手伝いをする授業だとご理解下さい。 |