抗酸化研究プロジェクト（ATOM：ANTI　Oxidant　Member）

本会のメンバーの中心は文教大学健康栄養学部の教員と学生です。『抗酸化食品の食育・臨床での啓発』というテーマで、抗酸化食品の研究、食品開発、市民への紹介と啓発を行って行くために作ったプロジェクトです。現在、市販のタマネギ外皮を使って、動物を用いた実験や人を対象とした調査などを行っています。食生活、ストレス、紫外線、運動などにより活性酸素が増え、生体が酸化され老化や疾病の原因となる事があります。過剰な活性酸素に対応できるのが抗酸化食品に含まれている物質です。
昨年度から、抗酸化についての研究成果を一般市民へ発表、講演、啓発活動を行ってきました。今年度はさらに、①抗酸化食品の食生活、健康、運動との関係、②開発した抗酸化表示食品の紹介、③抗酸化能が低下しない調理方法指導、④抗酸化食品を使った献立の提案等を行い、成果の発表を展開しています。本プロジェクトにより、教員と本学学生が市民に対して、研究成果を広報できる多くの機会が得られています。