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「ホテルは言語も文化も背景も異なる国の人々が集まる場」国際学部国際観光学科3年 中川 衿子

 グランド ハイアット 東京のブランドは、ラグジュアリーなスペースはもちろん、1番の魅力はそこで働く「人」であると感じました。
 私は今までスタッフへの教育研修は、外部の専門会社が行うものだと思っていました。しかしグランド ハイアット 東京には、トレーニング専門のマネージャーが存在します。ホテルの組織内にトレーニングを専門に行う部門があるということを初めて知りました。更にトレーニング専門のマネージャーは、海外でのトレーニングを受講しながら、その場で他国のマネージャーと情報交換や相談を行います。
 現在グランド ハイアット 東京では日本人スタッフ以外にも5大陸10カ国以上からスタッフが働きにきているそうです。ホテルで働くということは、グローバルな環境に飛び込むということ。言語も文化も背景も異なる国の人々が集まる場です。それだけに幅広い視野を持って、仕事を進めていかなくてはならないことを実感しました。
 仕事をする上でお互いが思っている事をきちんと言葉として伝える、お互いが常に確認し合う気持ちを忘れない。さまざまな部門がチームワークにより、ホテルサービスを支えていることが分かりました。
 今回の取材をきっかけに、ホテル業界やサービスについてもっと研究を進め、お客さまからもスタッフからも求められる人材になれるよう、悔いのない就職活動を行っていきたいです。