文教キャリeye
第1回 企業取材 グランドハイアット 東京様

コーディネーター後記

第2回文教キャリeyeプロジェクトが終了しました。
今回はホスピタリティ・ホテル業界を志望する学生が積極的に参加してくれました。
さて、「ホスピタリティ」とは何でしょうか。
「おもてなし」「真心」と表現されることもありますね。
ワタシもこれまでサービス業に長くたずさわってきました。
その経験から定義するとしたなら、「相手の予想を超えていくサービスの感どころ」だと思います。
当たり前のことを行う、求められたから行う、相手のニーズを確認することだけに満足していては、ホスピタリティのレベルは上がっていきません。
日頃から学生より「これはやってもいいですか?」「どうしたら良いですか?」と質問を頂くことがよくあります。
「やる必要があるかないか」の判断で質問・確認をしているとしたら、ホスピタリティ・マインドは低いです。
ワタシが事前に池田さまとお打ち合わせをしたときの出来事。
コーヒーをいただきました。
さりげなくシュガーポットを手元の近い位置にそっと差し出し、フタを開けてくれたのです。
音をたてず、流れるような美しい動作...さすが、プロのホテルマン。
「砂糖を入れますか?」とあえて質問しない。
その美しい動作が非日常なシーンや上質なムードを創りだしてくれるのです。
本プロジェクトで学んだビジネスマナーや取材経験を活かし、充実した就職活動になることを期待しています。
藤原さゆり