| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | コミュニケーションの社会学 |
| 教員名 | 椎野 信雄 |
| 授業概要 | 人はコミュニケーションする動物です。逆に言えばコミュニケーションが人というものを作りだすというのが社会学の考えです。特に近代社会はコミュニケーションが非常に発達した時代です。コミュニケーションのあり方が人間のあり方を規定しているのが現代社会の特徴です。では、コミュニケーションとは何でしょうか?コミュニケーションにはどのようなあり方があるのでしょうか?日常の人とのコミュニケーションから、組織・地域社会・集合におけるコミュニケーションおよびマスメディア、そして国際・地球規模レベルまで、さまざまな領域のコミュニケーションのあり方について、いろいろ考察してみませんか。現代社会におけるコミュニケーションの諸問題を社会学を通して理解してみるというのが本授業の目的です。 |
| 授業計画 | 講義ガイダンス 現代のコミュニケーション 人間のコミュニケーション 自我とコミュニケーション 人と人のコミュニケーション 電話コミュニケーション 組織のコミュニケーション コミュニティ・コミュニケーション 群衆のコミュニケーション マス・コミュニケーション 国際コミュニケーション 高度情報社会のコミュニケーション コミュニケーションの社会学 |
| 評価方法 | 毎回の課題の提出と、2/3以上の出席率で受験資格ありとし、定期試験の「レポート」(2000字)によって評価します。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | この授業は、講義内容を暗記したり、覚えたり、記憶したりすることに主眼が置かれているのではなく、ある物事についての考え方・見方・捉え方を、自分で興味・関心をもって、自分の頭で理解し直してみることに主眼があります。コミュニケーションについて、これまでとは違った視点で考えてみたい学生が受講すると、有益だと思われます。 |
翻訳入門A
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 翻訳入門A |
| 教員名 | 小泉 賢吉郎 |
| 授業概要 | 本講では、文法的な、基礎的な側面を強調しながら、きちんとした翻訳をするにはど うしたらよいのか、翻訳のテクニックを中心に指導をしたい。英文を読み、それを正 確に翻訳をするという作業を通して英文読解力を養うことを目的とする。 |
| 授業計画 | 諸君の英語能力があまりにバラバラなので、まずはじめに、英文法を簡単に復習した い。短い例文を読みながら、英文法の基本を説明してゆきたいが、例文は学生が翻訳 するというかたちで進めてゆきたい。こうして文法を復習したのち、実際に環境関係 の書物を読んで各自が翻訳作業に取り組むかたちで授業を行う。 |
| 評価方法 | 成績は、期末に実施する試験と、各自が行なう翻訳発表から判断する。出席点は、 判断に迷った場合、また、たとえば、78点の場合、きちんと出席している学生に対し て加点して80点とするなどの方法で評価したい。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | この授業では、文章の内容と英語の両方を理解するように心がけてほしい。なお、E メールはゼミ生優先とする。 |
ジャーナリズム史A
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | ジャーナリズム史A |
| 教員名 | 水野 剛也 |
| 授業概要 | 本講は、日本における新聞を中心としたニュース報道機関の成り立ちについて、江戸時代から第2次世界大戦周辺までを大まかに歴史的に論じるものである。ジャーナリズムの歴史について学ぶのであるから、ラジオやテレビなどの媒体についても多少は触れる。だが、扱う時代の制約により、基本となるのは当然ながら新聞を中心とする活字メディアである。 だがそれは、古くて使いものにならない年表のような知識を機械的に頭に詰め込む、ということでは決してない。歴史は過去の事象を対象とする学問領域であるが、時間は連続的に流れているから、それは現在、そして未来にもつながってゆく。従って授業では、過去に起こった出来事が現在我々が直面している状況とどう関連するのか、という視点を常に意識して議論したい。放送メディアやインターネットの問題はこの角度から触れることになるだろう。 歴史を現代と結びつけるため、受講者は少なくとも新聞を1紙購読し、また日頃から意識してテレビ・ラジオ・雑誌・インターネットなどに接することで、ジャーナリズムをとりまく今日的状況を常にフォローアップする必要がある。毎週、数名を指名して、歴史と現在とを関連させるコメントを求める。参加型の講義なので、その他にも多くの質問を投げかける。 また、必要に応じて欧米のジャーナリズム史との比較を試みる。 |
| 授業計画 | 1~2週:まず講義の概要・課題等の説明をし、第2週で歴史を学ぶとはどういうことか、歴史学にはどのようなアプローチがあるか、について考える。 3週:新聞が生まれる前の封建社会におけるニュースやコミュニケーションの特徴について概説する。 4~5週:日本における本格的な活字ジャーナリズムの始まりを跡付ける。江戸時代の瓦版を経て、幕末に新聞らしきものが発行され、それが維新期あたりから、より「新聞」らしくなるまでを追う。 6週:新政府樹立後の政論ジャーナリズム時代に、より近代的な新聞が現れてくる状況を見る。 7~8週:読みやすい小新聞が伸長し、資本主義時代の営利追求型ジャーナリズムが始まる過程を跡付ける。 9週:日清戦争後、それまで発展し続けてきた新聞ジャーナリズム界に停滞感・閉そく感がたちこめてくる転換期を見る。 10~11週:1930年代から第2次世界大戦まで、ファシズム・軍部の台頭によって言論の自由が減殺されていく道筋を論じる。 12週~:時間が許す限り、テーマ別の歴史を紹介する。記者クラブ、風刺漫画、誤報・虚報、女性と新聞、など。 |
| 評価方法 | 毎授業で数名に求めるコメントや質問を含め、継続的な努力と授業への参加度など平常点を最大限の評価要因とする。 受け身の授業はもう卒業しなければならない。最高学府で学ぶのであるから、各自が積極的に意見・批判を述べる必要がある。授業への参加度が評価を大きく左右するのはこのためである。 課題には、ジャーナリズム史に関する本を読んでの書評、ジャーナリズムの「今と昔」を比較する小論を考えている。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ |
基礎ゼミナール
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 基礎ゼミナール |
| 教員名 | 若林 一平 |
| 授業概要 | 大学での学習は、以下のような点で高校までの学習と異なっています。まず、第1に、正解が決まっている問題だけを考えるのではないこと、次に、問題そのものを見つけだし、解決すること、そして、その問題を解く方法そのものを考え出すことなどです。ですから、大学で初めて学ぶ学生は、どのように勉強を進めていったらよいか戸惑いを感じることでしょう。そこで、この授業で、大学での学習に必要な知識とスタディ・スキルを習得してください。 少人数のクラスで、一緒に学ぶ学生どうしが助け合ったり、協力したりしながらさまざまな課題に取り組みます。 そして、大学教員との親密な交流を通して、学問研究の世界を垣間見てください。知を生産すること、そしてそれを応用することの意義を知ることができるでしょう。 |
| 授業計画 | 大学や大学の教育システムについて学ぶ。 学習計画をどうたてるか(履修登録など) コース選択へ向けての準備を始める 大学での生活と学習について学ぶ。 4年間をどう過ごすか 短期留学と海外研修プログラムについての説明 卒業後の進路・就職に向けての準備を始める 講義の受け方やノートの取り方を学ぶ。 読書の仕方を学ぶ。 図書館の利用法を学ぶ。 情報(図書や雑誌、インターネット、インタビューなど)を集め、整理する方法を学ぶ。 討論の仕方を学ぶ。 レポートの書き方、発表の仕方、試験準備の仕方を学ぶ。 課題図書の中より、一冊選び、レポートを作成する。 |
| 評価方法 | 上述のさまざまな課題の成績を総合して評価します。詳しくは、授業のはじめに提示し説明します。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 新入生のみなさんは、大学4年という未知の大海原にこぎ出した船に喩えられるでしょう。目的地がわかっている人はそれに向かってこぎ出していけばよいのですが、まだ目的地を見つけられないでいる人は大海原で右往左往することになります。しかし、それも人生にとっては必要なことかも知れません。そうするうちに新しい自分を発見することができるかも知れないからです。ただその場合でも、進むべき道しるべがあった方がより早く目的地を見つけることができます。本ゼミナールでは、新入生のみなさんがより一層有意義な学生生活を送ることができるように、私たち教員も一緒になって考えていきたいと思います。 |
専門ゼミナールⅠ
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 専門ゼミナールⅠ |
| 教員名 | 渡辺 孝 |
| 授業概要 | 金融や経済のシステムは加速度的に変化している。「銀行不倒神話」の下、潰れることの無かった金融機関が次々と破綻をしている。不良債権処理の加速化やペイオフ解禁さらには異業種からの参入等により、金融業をめぐる環境は今後激変するだろう。こうした事情は一般産業界においても然りである。このゼミでは、こうした問題を幅広く取り上げる。個別テーマは参加ゼミ生と相談して進めていく。ゼミナール1では、基礎的な事柄を研究し、ゼミナール2では、それらの中で特に関心を持ったテーマについて卒論(自由テーマ)にまとめていく。 |
| 授業計画 | 基本的には、参加ゼミ生と相談の上決定するが、一応以下のような内容を考えている。 前期……金融や経済に馴染みの薄い学生が少なくないため、比較的平易な参考書を選んで輪読する。事前に毎回の担当者を割り振り、その担当者が分担毎に説明し、討議をする。 後期……自分が関心のある金融・経済関係のトピックスを新聞・雑誌等から選んで発表、討議を進める。 なお、合宿等についても学生諸君と相談の上決めたい。 こうした一連の作業の中で、問題意識や批判精神を養っていくほか、調査研究、発表、討議等の手法を学んでいく。このほか、最近の学生の弱点の一つであるレポート・論文の書き方、論述試験の実戦的対応方法の指導にも時間を割く。 |
| 評価方法 | 研究、発表、討議等ゼミへの参加度合い。とにかく一生懸命やること。欠席が多い者は論外。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 当ゼミは参加学生自身で創っていくことが基本。従って、参加学生自身の興味や関心に即した内容にしていくことが可能。しかし、逆にいえばそれだけ学生側の自主的な対応が重要ということでもある。いずれにせよ、何らかの縁で2年間一緒に学んでいく訳であり、厳しさの中にも、楽しくかつ有意義なものにしていこう。 |
ミクロ経済学
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | ミクロ経済学 |
| 教員名 | 栗林 訓 |
| 授業概要 | 第Ⅰ部は、経済学入門で「経済学的な考え方」、「需要・供給曲線と価格の決定」、「ミクロ経済学とマクロ経済学」について講義する。 第Ⅱ部は、ミクロ経済学の基礎理論とその現実への応用が中心になる。特に、情報に対する経済学的なアプローチ、リスクの問題が重要なテーマである。 |
| 授業計画 | 第Ⅰ部:社会科学における経済学の位置 経済学者(エコノミスト)的な考え方 実証科学としての経済学 需要・供給曲線と(均衡)価格の決定 価格弾力性 比較優位の応用 時間とリスク 第Ⅱ部:完全市場における均衡 不完全市場 不完全情報(例:労働市場) 企業とファイナンスの問題 企業経営と組織、プロジェクトの評価 |
| 評価方法 | 小テストと期末試験。小テストは3回に1回程度。授業態度、特に他の学生に迷惑となるような行為(私語等)は厳罰。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | スティグリッツ『入門経済学(第2版)』東洋経済新報社 |
| メッセージ | 経済学的な考え方を身につけることが最も重要。計算(弾力性、比較優位、プロジェクト評価等)が多いから、電卓は必携。 |
社会福祉援助技術演習
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 社会福祉援助技術演習 |
| 教員名 | 大月 和彦 |
| 授業概要 | 社会福祉援助技術現場実習で学んだこと、または課題として残された問題について受講者の発表形式で授業を進める。本科目では各自が現場実習で実際に体験した援助活動や援助場面について受講者が議論に参加しながら考察する。 |
| 授業計画 | 授業ガイダンス 現場実習での課題発表及び討議と考察 ロールプレイ(成功した援助活動の例) ロールプレイ(失敗した援助活動の例) 授業のまとめ |
| 評価方法 | 授業への参加姿勢(発表内容、討議への参加姿勢等)を50%レポート50% |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 2年間学んだ社会福祉の仕上げのつもりで各自課題、問題意識を持って受講してください。 |
観光法規
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 観光法規 |
| 教員名 | 佐々木 正人 |
| 授業概要 | 観光産業には様々な業種があり、そのため、それらの業種に関係する法律も数が多い。又、観光旅行者との契約関係においては、約款が重要な役割を担っている。 講義では、観光に関係する諸法規を概観した後、観光産業全般を俯瞰するポジションを占めている旅行業にスポットを当て、旅行に関係する各種法規・約款を学ぶ。その後、旅行前後に発生する事故、トラブルの事例等を紹介し、関係法規、約款をより深く考察する。 又併せ、宿泊に伴う火災・食中毒・盗難事故等について取上げ、宿泊約款についても学ぶ。 |
| 授業計画 | 法律、契約の基本 旅行業に関係する法律 旅行関係約款(主催旅行契約約款を中心に) 旅行契約、旅行中に発生したトラブル、事故等を巡る法律問題 宿泊中の火災・食中毒・盗難・駐車等を巡る法律問題 |
| 評価方法 | 試験の成績、随時実施する小テスト、レポート、受講態度等を総合して評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 法律といえば固苦しいものというイメージがあるが、授業では極力分かりやすく法を解説して行きたいと考えている。その為には受講生の法への関心、問題意識、授業の予習・復習が欠かせない。そのような態度で授業に臨んで貰いたい。 他の参考書は授業中に指示する。 |
社会福祉援助技術各論A
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 社会福祉援助技術各論A |
| 教員名 | 大月 和彦 |
| 授業概要 | ソーシャルワークを体系的に学習する過程で、それらの基礎としての知識、技術、価値、倫理について学ぶ。 |
| 授業計画 | ケースワークの歴史的展開 インテークとアセスメント 援助計画の作成と援助活動のコーディネート 援助活動の評価 スーパーヴィジョンの意義 ケースマネージメントの意義 ロールプレイ ロールプレイ ロールプレイ ロールプレイ ロールプレイ ロールプレイ 授業のまとめ |
| 評価方法 | 学期末の筆記試験 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 原則として、ソーシャルワーク総論(春学期)履修修了者を前提に講義をおこなう。 |
人工知能言語
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 人工知能言語 |
| 教員名 | 下平 丕作士 |
| 授業概要 | (1)概要:授業では、知識処理とは何か、命題論理、述語論理を用いた知識の表現と問題解決法、Prologの基礎知識について講義する。(2)背景と重要性:人間の知的な活動をコンピュータによって実現することを目的とした人工知能の分野では、人間の持っている知識を取り扱うことが重要である。人間が日常生活における活動は、それまでに頭脳に蓄積した知識に基づいて、考え判断して行っているからである。このような活動をコンピュータに行わせるために、知識の体系を記号で表現し、これに基づいて推論をすることによって、解を見つけだすという手法を用いる。知識の表現と推論のために、古くから研究されてきた基本的な手法に命題論理がある。さらに、命題論理よりも知識の表現能力の高い述語論理が命題論理の拡張として開発され、知識システムの知識モデル記述に利用されてきた。また、述語論理に基づいたプログラミング言語としてPrologが開発され、エキスパートシステムのためのプログラミング言語として用いられてる。 |
| 授業計画 | 1. はじめに 1.1 知識処理 1.2 知識と論理 1.3 論理式 1.4 論理式の結合 1.5 排他的な「または」 1.6 述語記号 2. 命題論理 2.1 命題論理式 2.2 真理値 2.3 論理値の等しい論理式 2.4 解釈 2.5 証明 2.6 証明による問題解決 3. 述語論理 3.1 述語 3.2 述語論理 3.3 述語論理の証明 3.4 述語論理の問題解決と解釈 4. 節 4.1 節とは 4.2 特殊な節 4.3 節による問題解決 4.4 節と論理結合記号 4.5 背理法についての不信 5. 節への変換 5.1 命題論理式の変換 5.2 述語論理式の変換 6. 節を解く 6.1 導出節 6.2 導出原理 7. ホーン節 7.1 ホーン節の証明問題 7.2 探索空間 7.3 家族関係 7.4 関係データベース 8. 論理プログラミング言語 8.1 Prolog入門 8.2 リスト 8.3 リスト処理 8.4 カット・オペレータ 8.5 失敗による否定 8.6 失敗による繰り返し 8.7 節への自動変換 |
| 評価方法 | 学期末のテストによって評価する。出席状況も考慮する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 知識処理とPrologについての基礎知識が得られるだけでなく、論理的な思考をするための訓練にもなります。 |