生活環境論

年度 2002
科目名 生活環境論
教員名 川崎 衿子
授業概要 生活環境論では身辺の生活諸現象から意識を喚起させて、人間生活の本質を探ります。技術が急速な勢いで高度化し、都市化が進行し、経済優先の価値観が浸透すると、人間の生活にはさまざまなひずみが見られるようになります。住まいは機械化、人工化が進み、生活空間はまるで気密化したプラスティックの保温箱のようになっています。このような状況は決して健康的で快適とはいえません。自然と調和した豊かな生活、そしてその基盤となる住まいをはじめとする生活環境を整えるにはどうしたらよいのでしょうか。環境への負担を少なくするライフスタイルを構築することは、今の私たちに課せられた義務です。緑を増やし、空気や水を大切に考え、ごみを少なくし、自然のエネルギーをうまく使う技術は時代の目標でもあります。環境保護、省資源、自然との共生の観点から新しい住まい方を考え、住居形態やまちづくりの理念を学んでいきます。
授業計画 環境の認識・健康な生活
暮らしと気候・居住地域と地形
村や町の成立・都市の成立・住まいの形
自然環境と共生する住まい
まちの景観とまちづくり
夏の涼しい生活
冬の暖かい生活
騒音と音楽・音を測る
明るさを測る
環境汚染と緑
汚れた水と汚れた空気
ごみの後始末
評価方法 レポート2回ないし3回と期末試験を行なう。出席状況、学習意欲を加味する。
教科書
参考書
メッセージ 今の私たちの生活基準を10年前に戻せば、環境問題はかなり改善されます。ところが一度経験した快適性や利便性を手放すことはそう簡単にできません。それならば何か新しい手を打たなければなりません。時代を戻るのではなく価値観を変えてみるのです。生活の仕方を少し変えてみるのです。環境によいこと、何かあなたもやってみませんか。
カテゴリー: 2002

国際関係論

年度 2002
科目名 国際関係論
教員名 青木 利夫
授業概要 情報学部のみなさんに国際問題を語るのはどういう意味があるのだろう。そんな時間があるなら、もっとコンピュータとか情報システムなど当面ぜひ必要な授業をやってほしい、と思うひともいるかもしれない。しかし、そうではないのだ。いま世界で情報を論ずるなら、とくに広報に携わろうという学生だったら、ぜひとも国際的な視野をもち、世界がどう動いているかを知っていなければならない。もちろん十数回の授業だから、細かい理論や歴史には深く立ち入る余裕はないが、日々に起こる世界の出来事を、新聞・テレビなどで、すばやくフォローしつつ、何がそのように世界を動かしているのかを一緒に勉強してゆきたいと思う。
授業計画 たとえば次のような問題にぜひ触れたいが、目の前の出来事とうまくからむようなテーマを、やや順不同にとりあげることになるだろう。語りきれない諸問題は、みなさんが自分で追いかけ、補ってもらいたい。ほんらい国際問題は、整然たる体系も、序論本論結論もなしに生起し、それをあとで辿りながら理論づけをしてゆくしかないのだ。
はじめに―国際関係論とは何か。これをどう学ぶか。
何が現代世界を動かしているか。
アメリカを中心に独走する資本主義の光と影。
平等社会をめざした社会主義は、もう死んでしまったのか。
ヨーロッパなどが模索している「第三の道」とは何か。
現代世界が抱えている諸問題。
われわれが当然とする国民国家は21世紀も生き続けるか。
国境を越えて流動するマネー、情報、商品、そして人間。
揺らぐ国際機構―国連、IMF(国際通貨基金)、世界銀行など。
現代世界の争点。
南(途上国)と北(先進国)。
民族と宗教。
「持続可能な開発」と「環境防衛」。
新世紀の文明と文化。
倫理を失いつつあるマスメディア。
崩壊にさらされる家族・夫婦・学校。
消費者を振りまわす宣伝・広告。
評価方法 ふだんの学習態度や期末テストなどで総合的に判断する。
教科書
参考書
メッセージ ぼんやりと教室に顔を出せば、何か教えてくれるだろうというような受け身の姿勢では、何も身につかない。ふだん新聞・テレビなどで世界がどう動いているかを追っておき、さらに旺盛な好奇心をもって授業にきてほしい。そして素朴な疑問でも、遠慮なく出してほしい。情報を発信するのは楽しいが、その前にシッカリと受信し、事実を知っておくことが肝心だ。
カテゴリー: 2002

人間関係論

年度 2002
科目名 人間関係論
教員名 風間 文明
授業概要 他者の存在は人間関係の成立に欠かすことの出来ない条件であり、同時に我々は他者との関わりを避けて生活することも出来ない。図書館の机で勉強をするあなたの正面の席に、見知らぬ人物が座ったとしよう。このとき、あなたの内面では微妙な変化が生じるに違いない。このように、他者は単に存在するだけでも我々に何らかの影響を与えているといえる。本講では人間関係を、他者と出会い、関わっていく一連の過程としてとらえ、そこで生じる様々な問題について、社会心理学的な観点から解説していく。社会心理学では人間関係の様々な局面に関して多くの研究が行われている。講義内では、それらの知見や実験・調査データに基づいて、人間関係における諸問題を実証的に検討していく。
授業計画 講義ガイダンス
・他者の存在が私達に与える影響
対人認知
・我々は出会った他者をどのようにとらえているのか
帰属
・我々は他者の行動の原因をどのように推論するのか
・帰属によって我々の行動はどのような影響を受けるのか
非言語コミュニケーション
・しぐさで何が伝わるか
対人魅力
・魅力を高める要因は何か
恋愛関係
・好意と恋愛
・熱愛のメカニズム
親密化の過程
・どのようにして他者と親しくなっていくのか
説得的コミュニケーション
・他者の意見を変えさせる
集団の影響
・多数者の影響・少数者の影響
評価方法 学期末にテストを行う。その他、授業内での課題の提出と出席点も加味する。
教科書
参考書
メッセージ 他人との何気ない日常的な関わり合いの中に、たくさんの心理学的な問題が含まれています。受講を通して、自分自身も含めた人間を客観的に見つめる目を養ってください。授業中の私語、途中退室は授業の妨げとなりますので、絶対しないこと。
カテゴリー: 2002

プレゼミナール

年度 2002
科目名 プレゼミナール
教員名 伊津野 重満
授業概要 1年次の基礎ゼミナールの内容を踏まえて、プレゼミナールでは、3年次から始まる専門ゼミナールにそなえての基礎的な準備をします。基礎ゼミナールでは、レポートの書き方を練習しましたが、プレゼミナールでは、それを踏まえてさらに高度な論文の書き方を学びます。同時に、専門ゼミナールで必要な読解や自分の意見を論理的に発表する力を養います。そのために、さまざまなテーマを設定して、ディスカッションやディベイトを行っていきます。皆さんは、これらの練習を通じて3年次から始まる専門ゼミナールの研究をスムースに行えるようになると思います。
授業計画 基礎的な専門分野の文献の読み方・参考資料の利用方法
各テーマに沿ったグループごとの研究・プレゼンテーションとディスカッション
論文の書き方指導と実践
ディベイトの方法と実践
各ゼミナール代表によるディベイト大会
来年度開設予定の専門ゼミナールの内容紹介、ほか
評価方法 上述のさまざまな課題の成績を総合して評価します。詳しくは、授業のはじめに説明します。
教科書
参考書
メッセージ プレゼミナールを通して、皆さんには大学生としての「知的資質」を身につけて欲しいと思います。また、このプレゼミナールは、2年次の「クラス」も兼ねていますので、大いに友達を作り、積極的に交流をしてもらいたいと思います。そして学習の中からより興味ある専門領域を見つけるとともに、自分の進むべき将来の「道」をも見つけて欲しいと思います。私たち教員も積極的に応援します。
カテゴリー: 2002

メディア倫理・法制C

年度 2002
科目名 メディア倫理・法制C
教員名 友安   弘
授業概要 技術の発展や社会経済的情況の変化によって、コンピューター・プログラムを含む著作物の開発・普及が、近年一段と進んできました。また、コンピューター・ソフトウェアのアイディアの保護も重要な問題になってきています。この科目では、これら現代における「情報」等の財産権に関する法制度を、著作権を中心に、特許権、商標権、意匠権、及び不正競争防止法と順次扱っていきます。
授業計画 知的所有権とは何か
著作権
a.著作権制度
b.著作物
c.著作者
d.著作者の権利
e.保護期間
f.著作物の利用
g.著作者隣接権
工業所有権
a.特許権
b.商標権
c.意匠権
d.不正競争防止法
評価方法 テスト、及び出席回数
教科書
参考書
メッセージ 秋学期に開講される科目「メディア倫理・法制B」を履修することが望ましい。
カテゴリー: 2002

社会学B

年度 2002
科目名 社会学B
教員名 岩本   純
授業概要 社会学Aと併せて、広報学科の必修科目のため、社会科学および社会学の基本的概念と方法論の教授を目的とする。社会学は、さまざまな行為・集団・制度が構造的に連関する現代社会を、マクロ(巨視)的・機構的に、そしてミクロ(微視)的・要素的に分析する学問領域である。社会学Bは、前者のマクロ的領域を中心に学習する。
授業計画 社会構造と社会変動:pre-modern・modern・post-modern
大衆社会論:公衆から大衆へ
知識社会論:脱工業化社会・サービス社会・情報化社会
社会的資源と社会階層
社会移動:社会的平等・不平等
環境と消費
社会の産業化:第一次、第三次産業のフォーディズム
社会の情報化:コミュニケーションと働き方の変化
社会の都市化:コミュニティの喪失と再生
社会の国際化:日本型社会論
社会の高齢化:福祉社会論
評価方法 学期末のテストおよび授業中の小テスト
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2002

広告表現論

年度 2002
科目名 広告表現論
教員名 横内 清光
授業概要 教育支援課にお問い合わせ下さい。
授業計画 教育支援課にお問い合わせ下さい。
評価方法
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2002

時事英語A

年度 2002
科目名 時事英語A
教員名 水野 剛也
授業概要 本講には2つの大きな目的がある。1つは、様々な時事問題を扱った英文を通して、今日的な英文読解の能力を磨くことである。具体的には、最近注目を集めている話題や社会で問題となっている題材を広く集めたテキスト(Waves of the Future)を全員で講読する。テキストが扱うトピックは、政治、社会、経済、文化、環境、家庭、育児、医療、健康、娯楽、芸能など、多岐にわたる。 もう1つの目的は、ジャーナリズム論の観点から、時事的な問題を報道するに当たって現代のメディアがどのような語法を採用しているかを学ぶことである。具体的には、アメリカの有力紙『ニューヨーク・タイムズ』のスタイル・マニュアル(The New York Times Manual of Style and Usage)を使って、人種、宗教、ジェンダー、性的嗜好などに関する報道に際して、どのような用語や表現が適切とされているのかを学ぶ。 言い換えれば、第1の目的は「何が書かれているか=内容・表出されたメッセージ」を理解する訓練であり、第2の目的は「どうしてそう書かれているのか=意味・背景」を探る訓練である。 本講の受講者には、単に「第2言語としての英語」を勉強するという態度以上に、「第2言語としての英語を通してジャーナリズム論を学ぶ」という意欲を強く求める。 時事英語Aでは各テキストの前半を扱う。 なお、授業は参加者の個人発表や積極的な意見交換を中心とするから、参加者は授業中に意欲的に発言・質問・批評する能力を持つことが必須である。
授業計画 最近の話題を集めたテキストWaves of the Futureを講読すると同時に、アルファベット順にThe New York Times Manual of Style and Usageを読んでいく。
その週で扱う章を予習しておくことはもちろん、それに加えて自分自身のコメントや追加的に調べたことについて質問し、発表する。
評価方法 授業中の参加度と個人発表で決める。自発的な参加が重要なので、単に出席するだけで単位を与えることはない。
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2002

コーポレート・コミュニケーション論

年度 2002
科目名 コーポレート・コミュニケーション論
教員名 横内 清光
授業概要 日本の企業社会が激変している。IT革命の進展に伴う経済のグローバル化。広告の世界においても従来のイメージ型企業広告は陰を潜め、企業は適確にターゲットを狙ったコーポレート・コミュニケーションの姿を模索し始めた。本講座は「コーポレート・ブランド理論」に基づいて、企業を取り巻く幾多の利害関係者に対する「広告表現」の可能性を追求してゆく。その素材として採りあげるのは、新聞広告である。最近の新聞広告は、企業が模索するアイデンティティを端的に語っている。ソニー、トヨタ、ホンダなどのグローバル企業の広告表現。花王、資生堂、サントリーなどのブランド広告。これらの広告を読み解くことから、企業ブランド創造の過程を追求する。
授業計画 新聞広告を読み解くには(環境認識の重要性について)

企業メッセージに隠された本当のねらい(オーバー・ショルダー広告)

企業はどのようなカタチでメッセージを発信してきたか(企業広告の歴史)

何のために企業はメッセージを発信するのか(企業戦略の発想)

コーポレート・コミュニケーションの諸位相(情報発信における5つの次元)

ステークホルダーという考え方(戦略的コミュニケーション目標の設定)

広告に見る「企業の香り」(コーポレート・アイデンティティの模索)

会社の評価方法が変わった(コーポレート・ガバナンス理論によるIR活動)

なぜいま、ブランド広告なのか(ブランドこそが生き残る道?)

数字で評価される企業経営(資産としてのコーポレート・ブランド)

広告メディアの変化と企業メッセージ(IT時代の企業コミュニケーション)

評価方法 定期試験で90%、出席率で10%の配分で評価する。
教科書
参考書
メッセージ 広告は世相を映す鏡といわれます。就職のためにも新聞広告にもっと注目しましょう。その中で、いま一番面白いのが、いわゆる「企業広告」という表現です。変わる会社の姿が読みとれるからです。しかし、この講座を受けないと、それすら読み解けないかもしれない。はい、勉強、勉強。
カテゴリー: 2002

文章演習A

年度 2002
科目名 文章演習A
教員名 岡野 雅雄
授業概要 この科目の目標はコミュニケーションのための実用的な文章技法を獲得することである。いかにして「誤解がなく、わかりやすく」伝えるかに主な目的をおく。そのために、文学的な文章作法とは別に発達を遂げているテクニカル・ライティングのノウハウを取り入れ、着実な実力向上を図りたい。最終的には「作文」から「professional writing」へと脱皮してゆくことを目指す。
授業計画 全体的には、基本的な文章技法のチェックと学習を目標とする。そのために、600字から800字までの短文練習を行う。
文書とコミュニケーション
コミュニケーション能力からみた文章能力
日本語の表記
日本語表記の特徴と常用漢字
日本語の表記(2)
現代仮名遣い、送り仮名、外来語の表記など
用語法(1)正しい用語
正しい用語、わかりやすい用語
用語法(2)
経済的な用語、効果的な用語、同音異義語など
文の構成(1)
文法的な文とおかしやすい誤り
文の構成(2)
わかりやすい文を書くために
文の構成(3)
明快な文を書くために
文の構成(4)
経済的な文を書くために
文章表現(1)
段落を区切る
文章表現(2)
構成a–三段構成について
文章表現(3)
構成b–構成と文章の効果
まとめ
評価方法 書いてもらった作品および期末課題による。
教科書
参考書 岡野雅雄他『テクニカルライティング--情報系の文書技術』1998 専門教育出版 ¥1800
メッセージ 本学科のカリキュラムの特色の一つである「文章演習」の最初の部分にあたります。後の発展のための確実な基礎を固めたいと思います。いろいろな練習をやってみましょう。
カテゴリー: 2002