年度 | 2010 |
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科目名 | 情報学序論 |
教員名 | 松原 康夫 |
授業概要 | 情報化の進展につれて、我々はリアルな世界だけではなくバーチャルな世界をも包含した世界に住んでいる。こうした状況の中で「情報学」を構築する必要性が高まりつつある。「情報学」とはどのような学問なのか。「情報」に関連のある学問や考え方を取り上げて「情報学」のあるべき姿を探る。具体的には以下のような話題を取り上げる。 |
授業計画 | 情報概念の分類 広い意味の情報 狭い意味の情報 情報理論 情報量の概念 エントロピーと熱力学 情報変換と計算 計算できるということ 計算の手間 暗号系と量子コンピュータ 生物とオートポイエーシス 記号と意味 意識の問題 |
評価方法 | 基本的に期末試験によって成績を決定するが、出席状況や課題の提出状況をも考慮する。内容が多岐に亘るので、おおよそ8割の人が達成できるラインを合格とする。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 情報学とは、コンピュータあるいは情報を扱うスキルではない。「情報」が人間の生きる世界にとってどのような意味を持つのか、それを考えてほしい。「情報」という概念の広大さを感じ取ってもらうことが目的である。耳慣れない話をたくさんするので、好奇心の旺盛な人に受講してほしい。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
スポーツA (火3)
年度 | 2010 |
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科目名 | スポーツA (火3) |
教員名 | 薗部 正人 |
授業概要 | 授業の到達目標1.知識・理解の観点:健康に関する知識を修得し、生涯にわたって健康的な生活を送るための手段と実践を知る。また、屋内で行うスポーツ種目に対する実践方法やルール、スキルを説明し、実践する。2.思考・判断の観点:各スポーツ種目における動作の特徴を理解し、プレー中の空間認識能力や集団的位置認識能力を身をもって思考および判断する。3.関心・意欲の観点:経験の有無に関係なく本授業で取り扱うスポーツ種目に対して関心を持ち、そのスポーツ種目の技術・戦術・実践の修得に意欲的に取り組むことによりパフォーマンスの向上、チームの勝利に寄与する。4.態度の観点:授業開始時、終了時の挨拶、教員に対する常識ある言葉使いや態度、他の学生との協調(コミュニケーション)を主眼とし、積極的に授業へ参加できる。5.技術・表現の観点:本授業で取り扱うスポーツ種目に対して有効に身体が使用できること。ゲーム中、自らの技術を発揮し、チームを勝利に導くこと。授業は3学部合同で行い、男女共修で実施します。 |
授業計画 | この授業では、ゲームを中心に行います。ゲームを実際に行うまでのルール説明、基礎練習は、授業の前半を使って行います。。(1種目につき2~3週間程度行う。) スムーズにゲームに入れるようチーム決めに協力し、積極的に参加してください。 室内ニュースポーツ(アルティメット) ※アルティメット:フライングディスク(フリスビー)を使ったゲーム バレーボール(ソフトバレーボールを含む) バスケットボール(履修者の人数、男女の割合によってチームを決定します。) フットサル(ミニサッカー) その他(初回授業でのアンケート調査により、授業目的に即した種目を選択する。) ★健康に関するレポート課題:「飲酒」「喫煙」「食生活」「性感染症」「精神の健康」の各課題についてe-learningを利用し、解答していただきます。 ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。(変更の可能性あり) |
評価方法 | 1.知識・理解の観点(25%):健康に関する課題。 2.思考・判断の観点(0%):評価に加えず。3.関心・意欲の観点(50%):授業への参加度。4.態度の観点(15%):授業への参加態度、教員に対する態度、他の学生への配慮度。5.技術・表現の観点(10%):実技試験、授業内でのゲーム(勝敗)。なお、欠席・遅刻は以下のように「関心・意欲」「態度」から減点する。欠席:-5、-10、-20、不可、遅刻:-3、-6、-12、-24、不可 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 学生による授業評価の主な結果(最近3年間、5段階評価)は、次の通りである。授業満足度:4.5、授業の楽しさ:4.4、受講生との交流:4.3、授業の意義:4.4、となった。フットサルやバレーボール、バスケットボールといった親しみやすいスポーツ種目を取り入れているため満足度が高くなっていると考えられる。この授業を受講する学生自身が高い参加意欲を持って取り組めば、運動量の増加、および、より高い満足度が得られる。 |
データ処理 I
年度 | 2010 |
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科目名 | データ処理 I |
教員名 | 田鎖 聡史 |
授業概要 | パソコン、特にWordやExcelを使いこなすことは、大学の授業のレポート作成や会社での日常業務、その他さまざまな場面で必要不可欠な能力といえます。この授業では、表計算ソフトExcelの基本操作を学ぶことにより『自分自身で』さらに学習する基礎を培うことを目的とします。具体的には、Microsoft Office Specialist(MOS)のEXCEL 2003 Specialist資格程度の操作知識・技術を習得します。 |
授業計画 | イントロダクション、基本操作 入門・初級:簡単な関数を使った表とグラフの作成 オートフィル機能、加減乗除の計算、絶対参照 SUM関数、AVERAGE関数、計算式のコピー、グラフ作成 COUNT関数、MAX関数、MIN関数 印刷の基本操作、ファイルの保存、シートの装飾等 MOS Specialist範囲、便利な関数、その他の機能 置換、並べ替え、オートフィルタ、リストの検索 IF関数、COUNTIF関数、AND関数、OR関数 TODAY関数、NOW関数、WEEKDAY関数 PMT関数、 SUMIF関数、FREQUENCY関数 データベース関数 VLOOKUP関数、HLOOKUP関数、ウィンドウ枠の固定 ピポットテーブルとピポットグラフ まとめ |
評価方法 | 提出課題、実技試験により評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | パソコンと一生縁を切るのではない限り、Excelを使いこなせるようになることは必要です。慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、たかが道具(されど道具)です。途中であきらめることなく、基本的な知識・操作を確実に身につけてください。 |
スポーツB (月3)
年度 | 2010 |
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科目名 | スポーツB (月3) |
教員名 | 小林 勝法 |
授業概要 | IT化や機械化が進み時間に追われるようになって、現代人はますます強いストレスにさらされるようになった。その結果、心身のバランスを崩し自律神経失調症や心身症などを発症することがある。インドのヨガや中国の気功、日本の座禅など東洋では古来から心身を調整したり治療する方法が開発され、多くの人に実践されてきた。現代でも野口体操や操体法など新しい手法が生まれているし、欧米でも自律訓練法やフェルデンクライス・メソッドなどが開発されている。 本授業ではこれらの身体技法(ボディワーク)の中からリラクセーションとマッサージに関して容易に修得できるものを取り上げて実習する。授業の目的は以下の通り。(1)身体技法(ボディワーク)に関する理解を得る。(2)自分で自分の、そして他人の心身を調整する方法を修得する。(3)身体観や健康観を再検討する。 |
授業計画 | 1回目 オリエンテーションとアイスブレーキング 授業の内容や進め方などの説明と受講者の自己紹介 脱力した感覚を味わうための簡単なマッサージ 2回目 からだほぐし 自分のからだをほぐす:野口体操をもとにしたマッサージ 呼吸法でこころを落ち着かせる 3回目 気功と呼吸法 内部感覚に気づき、自分でリラクセーションする方法を学ぶ。 4回目 自律訓練法 5回目 フェルデンクライス・メソッド 6回目~9回目 マッサージ各種 ひとのからだをほぐすための技術と心構え、環境の整え方。 マッサージ実習レポート1の提出。 10回目~11回目 操体法 自分や人の体の不調をみつけ、調整する。 12回目~13回目 ヨーガ 簡単にできるヨーガで心身を調整する。 マッサージ実習レポート2の提出。 期末レポート:授業目的(シラバス)と授業記録をもとに、授業で何をどのように学んだかについて振り返り、この授業を友人や後輩に紹介する文章を書きなさい。 ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 上記の目標の達成度に応じて、大学が定める評価基準(AA~D)にしたがって評価する。なお、配点と欠席・遅刻の減点は以下の通り。(1)技術(実技テストなど)・・・・・・・・・・・・・・20% (2)知識(課題及び期末レポートなど)・・・・・・・・・40% (3)態度(平常点の他に期末レポートなど)・・・・・・・40% 欠席・遅刻の減点は、欠席:-5、-10、-20、不可。 遅刻:-3、-6、-12、-24、不可。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 初回の授業から実技をするので、体操着に更衣して体育館の指定場所に集合すること。/ その他、履修に関しては、「体育科目の履修」(『履修のてびき』記載)を参照すること。 |
映像とコミュニケーション
年度 | 2010 |
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科目名 | 映像とコミュニケーション |
教員名 | 井上 由佳 |
授業概要 | 本授業は、映像メディアの歴史とその特性について理解を深めるとともに、映像メディアが人間社会、そしてコミュニケーションにどのような影響を与えてきたのかについて具体例をもと検証していきます。後半では、教育そして文化施設における現代の映像メディアの活用例とその効果について学びます。映像の作り手と受け手の両方の立場から、そのあり方について批判的に思考する力の獲得を目標とします。 |
授業計画 | 第1回:イントロダクション:「映像とコミュニケーション」で何を学ぶのか 第2回:映像・視聴覚メディアの意味(1):視聴覚教育の視点から 第3回:映像・視聴覚メディアの意味(2):コミュニケーションの視点から 第4回:映像・視聴覚メディアの歴史とその発達 第5回: 映像鑑賞・批評会(part 1) 第6回:コミュニケーションとは?(1):大学でのコミュニケーション 第7回:コミュニケーションとは?(2):対人・コミュニケーション 第8回:映像メディアと社会 第9回:映像メディアと教育:放送教育と教育テレビ 第10回:映像鑑賞・批評会(part 2) 第11回:文化施設における映像とコミュニケーション:博物館・科学館等 第12回:文化施設における映像とコミュニケーション:美術館等 第13回:文化施設における映像とコミュニケーション:芸術センター等 第14回:まとめ |
評価方法 | 出席状況およびアクティビティへの参加度(60%)フィードバックシート・レポートなどの提出物(40%)などを総合的に判断して評価します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | グループでのアクティビティなどへの積極的な参加が求められます。意欲的に学びたい学生の受講を期待します。 |
英語I
年度 | 2010 |
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科目名 | 英語I |
教員名 | 駒井 一仁 |
授業概要 | この授業は「英文法の基礎」をもう一度確実にすることを目的とする。説明、練習問題を通して、基礎的な文法事項を復習しながら、忘れていたもの、理解できていなかった点などを確実に自分のものにし、書けるようになることを目指す。 |
授業計画 | 基本的な文法を学習し、その文法を利用して話したり、書いたりできるように練習していきます。1回の授業で1つのユニットを学習できるように進めていきます。授業の内容としては文法の説明、文法の演習、コミュニケーションの元となる文章の提示、モデル文章の練習、文章を元にしたコミュニケーションやライティングとなります。その他確認テスト、スピーチ、発表などの活動も行われます。 1 ガイダンス、英語学習の目標の設定、英語で自己紹介 2 Unit 1 Profile be動詞 3 Unit 2 Sports 一般動詞 4 Unit 3 Special Occasions 一般動詞 5 Unit 4 Families 人称代名詞 6 Unit 5 Japan Quiz Wh-疑問文 7 Unit 6 Love and Marriage 過去形 8 Unit 7 Life History 現在完了形 継続 9 Unit 8 Leisure 現在完了形 経験・完了 10 Unit 9 College Life 進行形 11 Unit 10 On Vacation 未来表現 12 Unit 11 Out and About 助動詞 13 Unit 12 Rules 助動詞 14 Unit 14 News and Events 受動態 15 プレゼンテーション ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません |
評価方法 | 成績は出席状況、練習問題の取り組み方、提出物及び試験結果で評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | コミュニケーションやライティングのための生きた文法を学習していきます。テキストの基本的な文法を元に英語の聞く、話す、読む、書くの4技能を身につけていきます。授業中はペア、グループでの活動が多くなると思います。みなさんが積極的に学習し、積極的に授業に参加することで英語の4技能を高めてください。皆さんの努力を期待しています。 |
数学
年度 | 2010 |
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科目名 | 数学 |
教員名 | 田鎖 聡史 |
授業概要 | 古代文明からすでに、物事を考える手法の一つとして、数や図形の概念は人間にとって身近なものであった。以来、文明の発達とともに様々な発見や発明が数学の概念に付け加えられていった。この講義では、数学史上において重要な役割を果たしているいくつかの名著を話題として取り上げながら、現代数学の基盤となっている重要な概念や考え方を、できるだけ予備知識を前提とせず理解できるように解説する。 |
授業計画 | 「リンドパピルス」-アーメス(1回) 古代エジプトの知的水準を知る手がかりとして残されている「リンドパピルス」について紹介する。また、古代ギリシャに至るまでの様々な数学的発見について、時代背景を交えながら概説する。 「ストイケイア」-ユークリッド(3回) 古代ギリシャの当時の数学的背景とユークリッドの「ストイケイア(原論)」の概要を紹介し、数学史において果たした役割について論考する。また、中学校、高等学校で学習した事柄も含め、初等幾何学の公理や定理を考察し、さらに、「ストイケイア」の原著ではそれらがどのように論述されているか紹介する。 「方法序説第3付録 幾何学」-デカルト(2回) デカルトの座標の概念の解説を原著に依拠して解説し、近世の解析幾何学の誕生を振り返る。また、2次曲線の分類などの古典的解析幾何学の成果を概説する。 「アルス・マグナ」-カルダノ(2回) 古代から近代に至る代数学的知識や研究の歴史を概観し、16世紀に近代代数学の始まりの端緒を開いたと言われるカルダノの著作「アルス・マグナ」を紹介する。さらに、3次方程式の解法(カルダノの公式)等、古典的な方程式論について解説する。 「ケーニスベルグの橋の問題」について-オイラー(3回) オイラーの論文等を通じて、黎明期のグラフ理論を紹介する。また、オイラーの考察から始まった「周遊性」の問題が、現代のグラフ理論でどのように発展しているかを解説する。さらに、現代のグラフ理論の発展と広がりについても概説する。 「塵劫記」-吉田光由(2回) 近世以降の日本大衆の数学的教養の拠り所として多大な貢献を果たした書を紹介し、当時の日本の数学的状況を概観する。また、江戸期の和算について解説する。 「幾何学基礎論」-ヒルベルト(1回) ヒルベルトの「幾何学基礎論」の内容を解説し、近代公理主義の思想を完成させたヒルベルトの歴史的業績を論考する。 |
評価方法 | 期末試験の成績に、出席状況を加味して成績を評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 数学を理解しその技法を身に付けるための授業ではありません。数学を苦手としていたような学生でも、受講して面白いと感じてもらえるようなものにしたいと考えています。 |
インターネット英語A
年度 | 2010 |
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科目名 | インターネット英語A |
教員名 | 小郷 次郎 |
授業概要 | この科目では、国際ビジネスでITを活用した基礎的なビジネス英語の習得を目指します。サプライヤー等との情報の遣り取りを通じて提案したりして相手にアプローチすることになります。Eメールで用いられる英文の特徴・基本的構成と書き方についてモデルEメールで学習します。最初にレールにのれば後は比較的スムーズにいき自信をつけることができる内容です。「むずかしいことはやさしく、やさしいことを深く、将来ビジネス分野で働きたいと希望する学生にとって自信をつけることができる内容です。肩の力をぬいて気軽に出席して下さい。 |
授業計画 | 1.取引申込みではウエブ(HP)を見た結果、同社を知ったことを説明。 自社を紹介しビジネスレターの目的等の書き方 2.特約販売権の取得のレタート総代理件の獲得 3.引き合いとオファー 4. モデルEメール 「カウンターオファー」 5. モデルEメール「カウンターオファーに対するカウンターオファー」 6. 信用照会 7. 銀行への信用調査 8. 銀行の信用調査書 9. 一般的取引条件 10.注文書の裏面約款 11.一般的取引条件の変更依頼 12.売買契約書 |
評価方法 | 授業の出席は80%以上。テストにより評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | To travel hopefully is a better thing than to arrive, and the true success is to be enthusiastic to your goal.(望みを抱いて旅することは望みを達成することよりもよいことだ。真の成功とは目標に向って熱心になることである)「さあ、これからだ」という気持ちが大切。達成感をバネとして、更なる自信を身につけていきましょう。クラスメートや講師との交流を通じて、刺激しあい、成長することを期待します。 |
専門ゼミナールⅡ
年度 | 2010 |
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科目名 | 専門ゼミナールⅡ |
教員名 | C.A.デュバル |
授業概要 | This is the second part of Seminar I. This seminar will be taught mainly in English. The students will be required to speak and make reports in English. We will study subject like Human Rights, Environment and how culture approach these topics differently. Students will be required to make short presentations in class as well as a longer final paper. |
授業計画 | Lesson One: Introduction and class rules first discussion Lesson Two: Video and discussion Lesson Three: Short reports from students Lesson Four: More reports and a video clip demonstrarting cultural conflicts or human rights problems Lesson Five: Disscussion Lesson Six: More discussion Lesson Seven: Short report Lesson Eight: Discussion of new Material Lesson Nine: Disscussion Continued Lesson Ten: New video for discussion Lesson Eleven: Disscusion continued Lesson Twelve: Discussion students final projects Lesson Thirteen:Final project first drafts and rewrite Lesson Fourrteen: Presentations Lesson Fifteen: Presentation continued |
評価方法 | Grading will be done on the students’s class participation (50%), homwork and their final presentations (50%) |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | Let’s have fun with English and challenge new ideas and way of thinking. |
食品学実験A
年度 | 2010 |
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科目名 | 食品学実験A |
教員名 | 笠岡 誠一 |
授業概要 | 官能検査や水の硬度測定を行うなかで、天秤の扱いかた、試薬の調製、ビュレットの扱い方等の基本操作を習得する。つぎにグルテンやデンプンに関する実験により調理上の変化を観察する。また、家庭で飲食しているみそ汁を持参してみそ汁中の塩分の測定も予定している。上記実験を通して食品学総論(講義)の内容について更に理解を深めることを目的とする。 |
授業計画 | ガイダンス(授業を始めるにあたって) 官能検査(味の判定、天秤やメスフラスコの使い方を学ぶ) 水の硬度の測定(ビュレットの使い方を学ぶ) 寒天とゼラチンのゲル化について 濃口醤油と薄口醤油の塩分濃度の測定 みそ汁の塩分濃度の測定 りんごの褐変(酵素的褐変)とアミノカルボニル反応について お茶のタンニン量(苦味成分)の測定 小麦粉(強力粉、薄力粉)からグルテンの分離 果汁飲料のビタミンC(アスコルビン酸)の測定 ナスから色素(ナスニン)の抽出 大根を用いた浸透圧の測定 野菜色素(クロロフィルなど)のカラムによる分離 動物性食品の色(ミオグロビン)の加熱変化 粘度の測定 *学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 毎回の出席を基本とする。授業毎に作成するレポートを80%、授業態度(実験に取り組む姿勢)を10%、小テストを10%の割合で評価する。提出期限を超えたレポートは受け取らない。考察の内容を重点的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 実験は難しいものではありません。決まった手順を守ればうまく出来ます。失敗を恐れず、自分の手を動かし、実験してほしいと思います。失敗した場合には、その原因を考え、次の実験に活かす努力も必要です。 |