管理科学(S)

年度 2009
科目名 管理科学(S)
教員名 八卷 直一
授業概要 オペレーションズ・リサーチ(OR)とは,企業や組織の経営,業務の計画・運用上でおこる問題を把握し,それを解決してゆく考え方と方法である.従って常に,まず何が問題か,問題ありき,と言うところから始まる.しかし,ORの勉強は,問題からではなく問題を考えるためのモデルやモデルの解きかたなどが主になるので,この科目では,具体的な事例でORの本質を考え,応用力を付けることを試みる.
授業計画 1.ORはこのように始まった — ORの発祥と考え方
2-3.いくつかの事例を紹介します.
4-5.線形計画法の復習
標準的な線形計画(LP)モデルと,Excelのソルバーなどを知っておく
6-7.生産計画問題
簡単な生産計画問題を実際に解いてみる
8-9.スプレットシート(表計算ソフト)の利点を知っておこう
Excelはデータを単に表にまとめることだけが機能ではない.その利点を知って,実際の問題への利用に備えておく
10-11.LPTOOLによるモデリング
Excel場で開発されたツールが広範囲にモデルの作成に利用さえている例を知る
12.スケジューリング問題の概要
スケジューリング問題は分かりやすいものではあるが,その最適解を求める方法がない問題が多い.その複雑さを知る
13.スケジューリング問題の難しさと面白さ
この問題は複雑デアルガ故に難しいが,ある場合については工夫次第で解決できる面白さがある.それを専門家の外部講師から聴く.
14-15.事例の研究 — 内外の学会誌に報告された事例から,問題へのアプローチのいろいろを理解することに勤める
評価方法 授業中の小テスト,演習問題のレポート,授業への参加の積極性の度合い,出席状況などで評価する
教科書
参考書
メッセージ 教室に入ったらまず一番後ろの席に座ったり,受動的に単位をもらいにくるだけの人は,この授業を履修しないでください.問題を見つけ,モデルを作り,問題を解き,解決するためには,何にでも疑問を持ち,積極的な態度で取り掛かることが要求されます.それができない人には不向きなことですから.
カテゴリー: 2009

専門ゼミナール I

年度 2009
科目名 専門ゼミナール I
教員名 那須 幸雄
授業概要 このゼミでは、流通とホスピタリティについて、勉強します。顧客満足を生み出すために、どのようなホスピタリティが必要なのか、考えましょう。会社の作戦(戦略)も大事ですが、顧客に接するサービスのあり方が非常に大事になっています。デスクでの勉強以外に、学外に出て、会社(工場)インタビューや夏の合宿をします。可能ならば、町で実態調査を行ないましょう。こうして、流通とホスピタリティについて、詳しいことを知ります。
授業計画 フォーシーズンズホテルーサービスを超えたホスピタリティー
沈黙のクレーマー
流通の革新
消費者行動の分析
評価方法 出席状況、課題の消化状況、理解力などによって、評価します。休みにはレポートを出しますから、きちんと良心的に作成してください。また、参考文献を紹介しますので、興味を持って、勉強してください。評価は、出席と課題への取組をベースに実施します。
教科書
参考書
メッセージ 専門ゼミIは、ホスピタリティを勉強する入り口です。毎回、しっかりと専門ゼミに出席することが重要です(欠席は極力、少くすること)。また、キャリア開発を進めることを期待します。その一貫として、インターンシップを体験することは歓迎します。
カテゴリー: 2009

専門ゼミナール II

年度 2009
科目名 専門ゼミナール II
教員名 金井 惠里可
授業概要 毎週ひとりの報告者に、各自の選んだテーマで30分程度の報告と30分以上の質疑応答をしてもらいます。卒論準備ですから、書籍や雑誌論文等の資料を用いて中身の濃い報告をしてください。春休みに合宿を催し、報告テーマに関連する調査、見学、インタビューを行います。
授業計画 テーマ別報告と質疑応答①
テーマ別報告と質疑応答②
テーマ別報告と質疑応答③
テーマ別報告と質疑応答④
テーマ別報告と質疑応答⑤
テーマ別報告と質疑応答⑥
テーマ別報告と質疑応答⑦
テーマ別報告と質疑応答⑧
テーマ別報告と質疑応答⑨
テーマ別報告と質疑応答⑩
合宿準備①
合宿準備②
評価方法 報告と質疑応答による平常点で評価します。
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2009

データ分析

年度 2009
科目名 データ分析
教員名 中條 安芸子
授業概要 なにか問題を設定してそれを検証するには、データが必要です。そして、分析目的に適した分析ツールを選択します。この授業ではデータを用いた分析手法のプロセスを実例を使いながら学びます。表計算ソフトでもかなりの分析は行うことができますが、学内で統計ソフトSPSSが利用できますので、主としてこれを使います。問題を設定して、データを収集し、適切な分析方法を選択して結論を導くことができるのが目標です。
授業計画 この授業の内容と進め方について
分析目的にあったグラフ表現(1):共通のデータで実習
また、課題提出の方法の確認
分析目的にあったグラフ表現(2):自分でデータを収集して課題作成・提出する
ものごとの関係を検証する(1):「単回帰分析」の手法を共通のデータで理解する実習
ものごとの関係を検証する(2):単回帰分析の手法を使い、自分で収集したデータについて、分析を行う
ものごとの関係を検証する(3):ひきつづき単回帰分析の手法を使い、自分で収集したデータについて分析を行って、課題を提出する
もう少し複雑な関係を検証する(1):「重回帰分析」の手法を共通のデータで理解する実習
もう少し複雑な関係を検証する(2):重回帰分析の手法を使い、自分で収集したデータについて、分析を行う
もう少し複雑な関係を検証する(3):各自行った重回帰分析の課題を発表する(その1)
もう少し複雑な関係を検証する(4):各自行った重回帰分析の課題を発表する(その2)
本当に差はあるのか(1):平均値の差の検定の方法について、共通のデータで理解する実習
本当に差はあるのか(2):平均値の差の検定の方法について、自分で収集したデータについて分析を行って、課題を提出する
授業のまとめ
評価方法 分析の目的に適したデータを収集して、その特徴を表現し、モデルを構築して適切な分析手法を選択し、その結果を正しく読み取り自分で解釈をつけることができるか、を評価する。また、この分野における専門用語も正しく使用できるかも評価する。評価方法は、4回の課題提出(6割)と、試験期間中に行う筆記試験(4割)で行う。
教科書
参考書
メッセージ 授業時間内だけではデータの収集や課題作成が終わりませんので、授業時間以外でも作業する時間をつくるようにしてください。授業に関する情報はhttp://www.bunkyo.ac.jp/~nakajo/を必ず見るようにしてください。表計算ソフトが使えること(グラフの作成程度)、プレゼンテーションソフトが使えること、簡単な自分の学内webサイトの作成ができること(既存のものがあれば、簡単な手直しができること)が必要です。
カテゴリー: 2009

CALL101(TH6)

年度 2009
科目名 CALL101(TH6)
教員名 生田 祐子
授業概要 CALL(Computer Assisted Language Learning=コンピュータ利用の外国語学習)教室の機能を利用し、リスニング・スピーキングを中心として総合的な英語力向上のための演習を行います。 音声としての英語に慣れ、高校までに習得した語彙や文法を使って、英語で発話することへの抵抗をなくすことを目指し、英語での情報の伝達を可能とすることを目標とします。CASECの目標は、650点以上とします。
授業計画 (以下、中心に扱う内容です。)
第1回 レベル診断テスト受験
学習法ガイダンス
第2回~第13回 Net Academy Unit 1~25
第14回 CASEC受験 課題提出
評価方法 毎回の出席を基本とし、授業中の活動と課題を含めた平常点を50%とし、期末の課題を50%とする。平常点にはCASECの向上点を加味する。
教科書
参考書
メッセージ 英語を学ぶ動機と目的があること。毎日継続して楽しく学ぶこと。これが英語力を増強するための必須条件だと思います。外国語を習得する基本は、「音」を聞き分け、「音」を真似るという単純作業です。徹底的にリスニングに時間をかけるとともに、お腹からしっかりと声をだして、音読することをおすすめします。ピアノは楽譜が読めても弾けない曲があるように、英語も英語が読めても、コミュニケーションの道具として使っていなければ、知識のままです。毎日こつこつと積み重ねていくことで、必ず英語を自分の言葉として使うことができるようになります。留学など、皆さんの目標のよきお手伝いができればと願っています。電子辞書は、必ず携帯してください。
カテゴリー: 2009

専門ゼミナール III

年度 2009
科目名 専門ゼミナール III
教員名 小林 ひろみ
授業概要 専門ゼミナールIIIは専門ゼミナールI, IIで得た知識、情報検索方法をもとに各自の卒業論文のテーマを決定し、資料収集、読み込みをしていく段階です。その過程を、他のメンバーにも提示し、批評やアドバイスを受けます。
授業計画 新聞記事や専門誌などからの論文を読み、現代社会に何が起きているのかを探ります。
現代アメリカを理解するための資料を2冊選択して読み、その内容と構成の分析を通じて卒業論文の執筆のための準備とします。
卒論のテーマの決定を行い、資料収集をしてそのリストを提出します。夏休みにかけて資料の読み込み、ノート・テーキング、論文の概要の決定が必要になります。
評価方法 出席20%、討論への参加30%、適切な教材の提供20%、プレゼンテーション30%を目安として総合的に判断します。
教科書
参考書
メッセージ 1年間の蓄積はわずかでも、それが役に立つと信じています。一人一人が自分のできることをしていくことで、将来が築かれていきます。
カテゴリー: 2009

情報システムの運用活動

年度 2009
科目名 情報システムの運用活動
教員名 細矢 淳
授業概要 この授業のテーマは、情報システムを維持していくために必要な運用管理に必要な知識と、運用管理を通して得た知見や課題を次期システムへの更新時に役立てるための知識習得である。はじめに、情報システムの運用の特徴とシステムのライフサイクルを理解する。次に、システム運用管理に必要な知識として、各種計画、要員・資源・障害等の管理項目を体系的に把握する。さらに、次期システム構築に現行システムの課題点を反映し、理想モデルを描き、新たな環境下において、投資効果が得られるようにするために、継続的に改善する仕組み作りの重要性を理解する。本授業では、できる限り具体事例を交え進めていく。
授業計画 情報システムの運用の特徴
情報システムのライフサイクル
システム管理計画
システム管理(1)
システム管理(2)
資源管理
障害管理
運用における危機管理
性能管理
システム保守
システム利用者対応と教育
EA概要
システム更新計画と導入
IT投資効果(運用管理に関するシステム評価)
総括
評価方法 出席は、必要条件とし、演習課題と期末試験もしくはレポートの成績を総合的に評価します.
教科書
参考書
メッセージ 情報システムの保守・運用は、何気なくシステムを利用しているとほとんど気づかない活動である。この授業を通して、システムの裏方でどのような活動が行われているかに興味を持つようになってもらえれば幸いである。
カテゴリー: 2009

情報デザイン特論

年度 2009
科目名 情報デザイン特論
教員名 藤掛 正邦
授業概要 この講座の前半はグラフィックデザイン、後半はプレゼンテーションからなる演習授業です。グラフィックデザインでは色彩、形、サイン、写真撮影、レイアウトなどの基礎造形を学び美的センスやDTP技術を磨き作品をつくります。プレゼンテーションでは口頭発表や身体表現をパワーポイントを利用しトレーニングいたします。メッセージを考え創り、そして効果的に伝える方法を学びます。
授業計画 色面構成制作・春夏秋冬
色面構成制作・春夏秋冬
動物サイン制作・ラクダとヘビ
動物サイン制作・自由な動物
広告ポスター制作・写真撮影
広告ポスター制作・写真撮影
広告ポスター制作・レイアウト
プレゼンテーション演習
プレゼンテーション演習
プレゼンテーション演習
プレゼンテーション演習
プレゼンテーション演習
プレゼンテーション演習
プレゼンテーション演習
評価方法 毎回の出席を基本とし演習評価や作品点などで総合的に評価する。成績評価の基準は次のとおり。AAは特に優れている。Aは想定基準を満たしており出題内容に応じた平均的作品。Bは作品に若干難点がある。Cは意欲が感じられず基準を満たしていない。Dは課題が未提出のため不合格。
教科書
参考書
メッセージ 美術やデザインの初心者でも、社会で役に立つ色彩や美的センスが楽しく身につく講座です。履修後大学の設備を使い自由に広告ポスターやイラストがDTP制作できるようになります。人前でのプレゼンテーション研究発表が苦手な学生でもトレーニングを積むことによってスキルアップします。ビジュアル・コミュニケーションによる伝達や表現することの喜びを知ってください。
カテゴリー: 2009

栄養指導論実習B

年度 2009
科目名 栄養指導論実習B
教員名 今井 和子
授業概要 栄養指導は乳児から高齢者までライフステージを通じ、また病者、半健康者、健康者などそれぞれのレベルに応じ、健康度を上げるため公衆衛生・医療・教育・産業・福祉などの各分野で行われる。管理栄養士および栄養士が働く保健福祉事務所、市町村、病院、学校、事業所、福祉施設などでは必要に応じ個別相談や講習会・教室など集団の指導が実施されているが、実施状況は各施設により相当差があり、十分行われているとは言えない。また、全く行っていないところも多く見受けられる。特定給食施設においては多くの人々に食事を提供しているが、食事の提供だけが業務の全てではない。食事そのものが栄養教育のひとつの重要な媒体に違いないが、あわせていずれの場でもより健康度を上げるための栄養指導をもうひとつの大切な業務として充実させたい。今後の高齢化社会に向け、健康増進、生活習慣病予防、病態の改善のための栄養指導の充実を図る必要がある。そこで栄養指導を実施する際必要な実態の把握、生活環境の中からの問題点の把握、指導目標の設定、指導計画、実施、評価に至るまでのプロセスを実習しながら技術を体得する。
授業計画 管理栄養士(栄養士)と栄養指導
栄養指導の実態・問題点・効果の考察
栄養指導用教材の作成
上手な話し方
カウンセリングの技法
討議の進め方
集団栄養指導の計画作成(テーマ別)
集団栄養指導実習
個別栄養指導実習
評価方法 学期末試験(80%)各提出物・出席状況・授業態度(20%)
教科書
参考書
メッセージ 管理栄養士(栄養士)にとって栄養指導は基本的業務のひとつであると同時に、専門家としてもっとも能力を発揮できる重要な業務でもある。時として栄養、食事の話は誰でもできるが、栄養士でなければできない栄養指導を目指して学んで欲しい。
カテゴリー: 2009

ゼミナール III

年度 2009
科目名 ゼミナール III
教員名 竹林 紀雄
授業概要 受講生による企画コンペを行い、選抜された3~4作品をグループに分かれて制作します。受講生は、それぞれ独自の名称(自由につけてよい)をもつプロダクションを立ち上げ、自主的に運営します。ドラマ、ドキュメンタリー、アート映像(実験映画、ビデオアート)、アニメーション(パペット、クレイ、手書き)、CG、ミュージッククリップなど、ジャンルは問いませんので、自らの志向により合致したジャンルのビデオ作品を完成させてください。ゼミ生の皆さんに求めたいのは、これまでに修得した映像表現の基本スキルを活用し、デジタルビデオというメディアによってのみ可能になる映像表現を探求するということです。併せて、ゼミ生各自に、映像表現に関連した研究テーマ(教員と相談)に取組んでいただき、各自で考察し研究発表を行っていただきます。
授業計画 ガイダンス
安全に映像制作演習を行うためのガイドライン
授業内プロダクションの意義
企画書提出
企画決定
プロダクション決定
企画ミーティング
リサーチ、ロケーションハンティング演習
構成、画コンテ演習
表現技法の研究 I
表現技法の研究 II
表現技法の研究 III
春学期課題作品の中間講評 I
春学期課題作品の中間講評 II
研究発表 I
研究発表 II
研究発表 III
課題作品発表、最終講評 I
課題作品発表、最終講評 II
評価方法 課題作品から完成度と独創性、さらに理解度を評価します(40%)。これに、各自の研究発表(20%)の評価を加えます。さらに、出席、授業態度、ゼミ活動への貢献度、チームワーク能力、責任感等の平常点(40%)を加味して総合的に評価します。※通常授業よりも無断欠席や遅刻はマイナス評価とします。
教科書
参考書
メッセージ 限られた時間の中で、様々なことに取り組まなければなりません。「時間」と「期限」を守っていただくことを求めます。特に、中間講評や最終講評のスケジュールは厳守してください。また、映像制作は常に危険やトラブルと背中合わせです。ガイダンスで配布する「安全に映像制作実習を行うためのガイドライン」を遵守していただくことを求めます。
カテゴリー: 2009