年度 | 2010 |
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科目名 | 調理学実習A |
教員名 | 福永 淑子 |
授業概要 | この授業では、日常食を中心とした基本的な調理技術をはじめ、食品素材の特性とその扱い方などをわかりやすく説明する。同時に、調理操作による食品の変化、一食献立による栄養的なバランスを考えながら楽しい実習を通じて学ぶ。日本料理の基本をはじめ、季節料理、行事食などを総合的に学ぶとともに、食材を無駄なく利用することと、コーディネートによる演出をエンジョイする。おいしく作る調理の感動を通じて、豊かでアメニティーに富んだ調理技術を楽しく修得する。 |
授業計画 | 実習上の諸注意:(1)実習時に守る事 (2)実習室の使用方法 (3)各調理器具の説明 実習の基本技法: (1)計量器具の扱い方 (2)包丁・まな板の扱い方(3)切り方 (1)炊飯の基礎 (2)和風だしの取り方 汁物(清汁)(3)青物のゆで方 (1)塩味のご飯の基礎(青豆ご飯) (2)煮物(炊き合わせ) 乾物の扱い方(3)酢の物 (1)蒸しご飯(赤飯) (2)焼き物(魚の姿焼き) (3)汁物(村雲汁) (1)ゆかりご飯 (2)厚焼き玉子 (3)汁物(三州味噌汁) (4)和え物(いかとわけぎのぬた和え物) (1)わかめご飯 (2)汁物(しめ卵の清汁) (3)和え物(白和え) (4)水羊羹寒天の扱い方 (1)炊き込みご飯 (2)茶碗蒸し(蒸し物の作り方) (3)炒り鶏 (4)即席漬け (1)丼ご飯(親子丼) (2)かつおの流し汁( かつおの大名おろし) (3)わらび餅(わらび粉の扱い方 (1)三色丼 (2)汁物(いわしのつみれ汁) (3)焼き物 (なすのしぎ焼き)(4)酢の物(こかぶのあちゃら漬け) (1)麦ご飯 (2)揚げ物(天ぷら) (3)かぼちゃの含め煮 (4)豆腐の田楽 (1)すし飯(ちらし寿司)(2)蛤の潮汁 (3)葛桜(くず粉の扱い) (1)七夕そうめん (2)白玉入りあんみつ(もち粉の扱い方、小豆餡の 作り方、寒天の扱い方) 自由課題(1品)および調理器具のみがき方と厨房の片付けについてなど 学習する まとめ(試験を含む) |
評価方法 | 成績は、出席・レポートおよび試験により評価する。授業の出席状況.実習態度80%、定期試験の結果15%、ノート提出による総合評価5% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 調理実習は、楽しい実習です。日本料理の調理技術を楽しく、身につけていただきたいです。まずは、欠席しないで、毎回、確実に調理内容の把握と調理技術を身につけることが大切です。また、同じ班の人たちと協力し合い、チームワークによって楽しい調理実習ができるようにしてほしいです。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
現代社会と政治
年度 | 2010 |
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科目名 | 現代社会と政治 |
教員名 | 藤嶋 亮 |
授業概要 | 現代社会において《民主主義》はもはやなくてはならないものである。われわれは日常生活の中で、《民主主義》や《デモクラシー》という言葉をよく耳にしたり、実際に使ったりしているが、その言葉の意味や歴史的な成立過程について深く考えたりすることはない。この場合、《民主主義(デモクラシー)》はよいものであると漠然と思っているに過ぎない。しかし、《民主主義(デモクラシー)》という言葉が一般に肯定的な意味で用いられるようになったのは、実は20世紀に入ってからのことである。この講義では、《民主主義(デモクラシー)》の意味や概念を歴史・思想的な観点から分かりやすく解説する。さらに《民主主義(デモクラシー)》の政治制度(議院内閣制と大統領制)、政治権力や政治的リーダーシップ、エリート理論などの問題を取り上げながら、現代の民主主義国家が抱える様々な問題について考える。 |
授業計画 | 1.政治学を学ぶ意義(第1回) 2.国家と民主主義の歴史 Ⅰ 民主主義の歴史(第2回) Ⅱ 民主主義と自由の観念(第3回) Ⅲ 近代民主主義の変容(第4回) Ⅳ 現代民主主義の問題点(第5回) 3.国家と社会契約の思想 Ⅰ 国家と正統性(第6回) Ⅱ 社会契約の思想(第6回) Ⅲ ホッブズの社会契約論(第7回) Ⅳ ロックの社会契約論(第8回) Ⅴ ルソーの社会契約論(第9回) 4.民主主義の政治制度(第10回) Ⅰ 議会制民主主義の歴史 Ⅱ 議院内閣制と大統領制 Ⅲ 多数決原理と民主主義 5.政治権力(第11回) 6.政治的リーダーシップ(第11回) 7.大衆とエリート(第12回) Ⅰ 大衆社会理論 Ⅱ エリート理論 ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 出席点、試験点を総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | レジュメを配布し、それに基づいて講義を進めます。したがって、特に教科書は指定しませんが、できるだけ新聞や、テレビ、インターネットなどを通じて、最新の情報に触れるように心がけてください。また、参考文献については、適宜授業時に指示します。 |
データモデリング(E)
年度 | 2010 |
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科目名 | データモデリング(E) |
教員名 | 関 哲朗 |
授業概要 | データベースに基礎をおく情報システムにおいて,開発対象となる業務=現実世界を分析し,そのモデル化,システム化を適切に行うことは,とても重要なことです.本講義では,この中でも特にデータのモデル化に理解の軸足を置きながら学習を進めていきます.「データベース」で学習した内容を一歩進めるとともに,いくつかの事例を見ながら情報システム構築におけるデータモデリングの役割について確認していきます.この授業は学習の一部にHIPLUSによるe-lerningを使用します.各回のe-lerninngによる関連学習は,それぞれの対面学習開始以前に完了していなければなりません.e-lerningによる学習分は対面授業(通常の教室における講義)を休講にすることで振り替えます.振替休講については,授業中及びHIPLUSのお知らせ機能(メール同時発信)で予め周知します.対面授業とe-lerningを合わせた総学習(授業)時間は15回×90分で,対面授業のみの場合と同じです. |
授業計画 | ガイダンス(対面のみ) この講義の計画と概要をお話しします. ※以下の計画は,進捗によって前週の内容に触れたり,内容が変更になることがあります データベースとデータモデル(テキスト第1部第1章)(対面のみ) データベースの役割を復習するとともに,データモデルの意味,データモデリングとは何をすることか,リレーショナルデータベースとの関係などについて概観します. 正規化の知識(テキスト第1部第2章)(対面のみ) RDBの利用を前提として,データをモデル化するときに正規化の知識は欠かせません.1年次科目で学んだことを確認しながら,正規化に関する学習を進めましょう. 演習1:正規化(テキスト第1部第2章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) テーブルを正規化する手続きを演習で確かめましょう. ER図の知識(テキスト第1部第2章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) エンティティをまとめ,ER図を作成するための知識を確認しましょう. 演習2:ER図の作成(テキスト第1部第2章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) テーブルの正規化を行い,ER図を作成する手続きを確かめましょう. データモデリングの実際(テキスト第1部第3章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) ややアドバンストな内容について触れていきます. <例題学習>商品管理(テキスト第2部第1章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) この回以降は,テキストに示されている事例をもとに,当該システムの一般的な特徴,性質などを知り,そのデータモデルを作成することを学んで行きます. 理解の状況に応じて,6つの例題の内のいくつかを選択して講義する可能性があります. <例題学習>在庫管理(テキスト第2部第2章)+販売管理(テキスト第2部第3章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) <例題学習>購買管理(テキスト第2部第4章)+<例題学習>取引先管理(テキスト第2部第5章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) <例題学習>会計管理(テキスト第2部第6章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) 演習3:総合演習(関連学習e-lerning30分+対面90分) これまでの学習を総合して,簡単な業務をモデル化して,ER図を完成させてみましょう. |
評価方法 | 出席点については以下のように計算し,総得点33ポイントの2/3以上を取得することが評価(AA,A, B,C,D)の要件です.これを満たさない者の成績は評価される資格のないFとなります. 1)毎回の授業で授業開始時の簡単なテストと終了時の課題提出を行い,合格の場合はそれぞれ1ポイント 2)演習1,2,3については,適切なレポートを提出することで1)に代えて各回2ポイント 3)e-lerningについては,各単元の確認テストに合格(70%以上の正当)することで1ポイントを与えます.評価の要件を満たした者については,出席ポイント,各回対面授業でのテストやe-lerningの単元テスト,演習の回答状況を考慮して成績を付与します.状況に応じて,最終課題を課し,成績の評価に含めることがあります. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | データベースは多くの情報システムで中核的な役割を果たすようになってきています.データベースの構築に興味がある人はもとより,将来SEとして活躍しようとするひとにとっても,情報システム設計の基礎になるものです.この授業は,「データベース」の受講を前提としています.講義内でも復習を行いながら進めていきますが,ER図の描き方,正規化の方法などについては,事前に復習しておくことと良いでしょう. |
スポーツ健康実習A (木3/木4)
年度 | 2010 |
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科目名 | スポーツ健康実習A (木3/木4) |
教員名 | 小林 勝法 |
授業概要 | 年齢や性別、体力、運動技術にあまり関係なく、みんなで楽しむことを重視したニュー(コンセプト)スポーツのいくつかを実体験し、自分とスポーツの関係や将来のスポーツのあり方を検討する。具体的に行う種目は、インディアカ、ターゲット・バード・ゴルフ、フライングディスク、アルティミット、ピロポロなど。 |
授業計画 | 1回目 オリエンテーションとアイスブレーキング 体育施設や授業の進め方などの説明と受講者の自 己紹介 インディアカ、ソフトバレーボールなどの簡易な レク・ゲームでアイスブレーキングする。 (インディアカ:南米に伝わる羽根つき遊びをもと にしたバレーボールに似たゲーム) 2回目~5回目 ターゲット・バード・ゴルフ 容易で安全に楽しめるゴルフの簡易版であるター ゲット・バード・ゴルフを体験して、レク・スポ ーツの意義やこのスポーツの問題について検討す る。 ゴルフクラブの持ち方・スウィングの仕方。 安全の確保とマナー、ルール。 アプローチ・ショットとパターの技術。 ラウンドの技術とルール。 ゴルフの歴史と思想的背景、現状について。 まとめのレポート提出。 6回目~9回目 フライングディスク 一般にフリスビーとして親しまれている円盤を用 いて、様々な競技を楽しむ。 フライングディスクの誕生と思想について。 様々な競技種目について。 フライングディスクの投げ方と取り方、安全確保。 アメリカンフットボールとバスケットボールを融 合したようなチーム・スポーツであるアルティミ ットのルールと技術を学び、ゲームを楽しむ。 まとめのレポート提出。 10回目~11回目 ショート・テニス 屋内でもできて安全なショート・テニスを楽しむ。 ラケットの扱い方と打球の仕方。 ルールと安全確保について。 ゲームを通して、このスポーツの意義やこのスポー ツの問題について検討する。 まとめのレポート提出。 12回目~13回目 ピロポロ 容易で安全に楽しめるホッケーの簡易版であるこの スポーツを体験して、スポーツの意義や問題につい て検討する。 スティックの扱い方と打球の仕方。 ルールと安全確保について。 まとめのレポート提出。 14回目(雨天などの予備日) 卓球 ラージボールを用いた卓球のシングルスゲームとダ ブルスゲームの両方を体験して、スポーツの意義や 問題について検討する。 以上の他に、以下の課題を課す。 一気飲みの恐怖、喫煙による健康被害、食生活診断、 性感染症、メンタルヘルス等 期末レポート:自分とスポーツの関係や将来のスポ ーツのあり方を検討する。 ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありま せん。 |
評価方法 | 上記の目標の達成度によって評価する。なお、配点と欠席・遅刻の減点は以下の通り。(1)技術(課題及び期末レポートなど)・・・・・20%(2)知識(課題及び期末レポートなど)・・・・・40%(3)態度(平常点の他に期末レポートなど)・・・40%欠席・遅刻の減点は、欠席:-5、-10、-20、不可遅刻:-3、-6、-12、-24、不可 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 初回の授業には体育履修カードに貼付する写真(4cm×3.5cm)を持参し、体操着に更衣して体育館の指定場所に集合すること。 その他、履修に関しては、「体育科目の履修」(『履修のてびき』記載)を参照すること。 |
コンピュータ基礎
年度 | 2010 |
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科目名 | コンピュータ基礎 |
教員名 | 折本 綾子 |
授業概要 | 情報ネットワーク社会ではコンピュータは情報ツールとして,またコミュニケーションのメディアとして,学生生活や将来のビジネス活動においても必須の能力です。そこで,本講座ではコンピュータ利用の基礎知識と基本的な技能の習得を目指します。具体的な目標としては,1.コンピュータそのものを道具として使いこなせるようになること,2.デジタルネットワークのルールや活用法が分かること,3.表計算ソフトやプレゼンテーションソフトを利用できること,4.HTMLによりウェブページを作成して情報発信できることの4点です。 実際の授業は,文教大学のネットワークの使い方というきわめて基礎的なところから始めます。 取り上げることは,広報学科で4年間学生生活を続けるためには必要な事柄ばかりです。コンピュータを自分ですでに道具として使っている人も,改めて基礎からいろいろな操作や知識を確認してみるというつもりで授業に臨んで下さい。 |
授業計画 | イントロダクション 講義の概要,評価PC教室の設備と使用方法,情報の基礎,Active Mailの機能 〔e-learning〕情報倫理と法・著作権 Hi-Plusシステムの使い方,e-learning学習「情報倫理と法」と「著作権」 日本語ワープロの活用 Wordの基礎,MS-IME,書式設定,印刷設定,ファイル・フォルダの管理 ※総合問題 インターネットによる情報検索 ネットワークの概要,WWWとは,ブラウジングとは,情報検索の基礎 コンピュータを利用した文献の検索 文献検索の基礎,検索手順,検索の留意点 インターネットの活用 演習問題:情報検索,サイトMAPの作成,ホームページ分析 エクセルの基礎 Excelの基礎,演算子の種類,表の作成,基本関数,様々な保存形式,印刷設定,演習問題 エクセルの活用(1) 目的に応じたグラフの活用,グラフの作成・種類の変更,データの追加等 エクセルの活用(2) 統計関数,正規分布とは,絶対参照と相対参照,順位づけ関数,演習問題 エクセルの活用(3) 論理関数について,比較演算子とは,論理演算子,IF関数 ※総合問題 パワーポイントの基礎 プレゼンテーションの基礎,PowerPointの基礎,発表原稿・配布資料の作成 HTMLの基礎 HTMLの仕組み,Web作成の基礎知識,色の基礎,画像の取り扱い,演習問題 HTMLによるウェブページの作成(1) リンクの設定,テーブルの仕組み HTMLによるウェブページの作成(2) 演習課題:MY Home Pageの作成 |
評価方法 | 授業の進展にともない小テスト・課題提出を行い,実技試験を実施します。具体的には,授業中に課す提出物及び課題(70%),出席点(30%)を総合して評価を行います。テストの形式など詳しいことは、講義の中で指示します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 将来どのような分野に進んだとしてもコンピュータは必要不可欠な道具です。コンピュータを価値的に使える技能を身につけるためには,コンピュータの基礎をしっかり学ぶことが重要です。本講座では毎回新しい単元を学び,積み上げていくことから,授業後の復習がかかせません。あせらず,じっくりと繰り返し学ぶことで理解を深め,着実な力を培っていくことができるでしょう。やもえない事情で欠席した場合は,休んだ単元のテキストを自習するよう心がけましょう。 |
教育職の研究
年度 | 2010 |
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科目名 | 教育職の研究 |
教員名 | 原田 勉 |
授業概要 | 学校教育に携わる目標を持つ者にとって、教育の職に関して理解することは最も基本的なことである。また、教育法規を理解することも極めて重要である。このことを根底にして、ひとり一人の教師が教育のあるべき方向について認識を深め、それを一歩一歩確実に実践していくことにより一層、学校の主体性の確立と教師の創造性の発揮がされるものと考える。それにより先般、中教審によって示された「新しい時代の義務教育を創造する」答申に応えた「学校力」、「教師力」の強化・向上がなされると期待される。本授業では、学校の組織、学校運営及び教育法規の基本的概念について理解を深め、近い将来の教師を目指す学生諸氏が教師としての資質を高め、一層その意欲と実力の向上が図られることを期するものである。 |
授業計画 | (1)学校の組織(第1回)○教職員の組織について○学校の管理・運営について(生徒指導と進路指導を含む) (2)学校安全と学校の危機管理について(第2回)○学校事故の内容○事故防止について○対応について (3)教育関係法規の基礎(第3回)○分類と体系○種類 (4)教育の基本に関する法規(第4回)○日本国憲法○教育基本法 (5)学校教育に関する法規(第5回)○学校教育の基本的事項に関する法規○学校教育の振興・奨励に関する法規○学校保健、学校安全等に関する法規 (6)教職員に関する法規(第6回)○教職員の資格・免許・任用に関する法規○教職員の職務・研修に関する法規○教職員の服務・分限・懲戒に関する法規○教職員の勤務条件等に関する法規 (7)社会教育・体育に関する法規(第7回) (8)教育行政組織に関する法規(第8回)○地方教育行政の組織及び運営に関する法律 (9)教育財政に関する法規(第9回) (10)我が国の教育改革の動向について<1>「教育基本法」改正について 新旧の比較とその重点(第10回)<2>学習指導要領の変遷と新学習指導要領について(第11回)<3>中教審の答申内容(第12回)<4>「教育三法」の改正とその主な内容について(第13回) (11)まとめ(第14回) ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 筆記試験及びそれに加え、出席率と受講態度等から総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 教育問題に常に関心を持ち、タイトル等をメモしておく。なお、新聞報道等の切り抜きノートの作成を勧める。また、素晴らしい教師になろうとする意欲や資質の向上をめざすことを期待する。 |
企業会計(E)
年度 | 2010 |
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科目名 | 企業会計(E) |
教員名 | 新井 一夫 |
授業概要 | 「ITスキル標準」の「情報化と経営」の一科目です。会計の分野を大きくは簿記会計、財務会計、管理会計、経営分析に区分し、それぞれの中でITパスポートなどで出題頻度の高い重要なテーマに絞って解説します。広く浅く取り上げていきますので、体系だった説明を致しません。それで、「簿記演習」、「財務会計情報」、「原価情報」、「管理会計情報」、「経営情報特論C」などを履修して、不足を補ってください。 |
授業計画 | 会計の全体像と仕組み 財務諸表の概要 簿記会計(1)簿記の仕組み(1) 簿記会計(2)簿記の仕組み(2) 簿記会計(3)商品の払出計算と売上原価の計算 簿記会計(4)減価償却 財務諸表の構成 経営分析 原価計算(1)原価計算の仕組み 原価計算(2)原価計算の方法 原価計算(3)標準原価計算 管理会計(1)損益分岐点分析 管理会計(2)リースとレンタル 総まとめ ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 出席状況20点、小テスト30点、定期試験50点によって評価します。成績評価基準はAA)90点以上、A)80点以上、B)70点以上、C)60点以上、D)60点未満です。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 情報システム学科の学生は基本情報技術者試験対策に最適です。 |
地理学
年度 | 2010 |
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科目名 | 地理学 |
教員名 | 大島 治 |
授業概要 | 世界は今、急速な国際化の只中にある。一方、各々の国・地域・民族に育まれた文化は、国際化の波の中で独自性を失うことなく、むしろその多様性を維持主張するよう望まれてもいる。人類が築き上げてきた文化や歴史は、それぞれの風土・自然環境など、広い意味で「地理」に深く根ざしている。その「地理」はさらに46億年にわたる地球の成長・発達史に依存してきている。この授業は、それらのことを自然に理解し、広い視野から世界を見渡し、問題を判断できる「地球人」の育成を目指している。授業では、世界・日本を旅するように各地の地史・地誌に触れる。地域により歴史・文化の重要部分にも触れる。地理の知識の基礎を身につけ、特に地誌的理解を深めることによって、今日的課題、さらに将来の問題に自ら取り組む力を養ってもらいたい。授業は理解し易いよう、画像・映像資料を多数用いる。なお、地図に親しむことはこの授業では必須となる。 |
授業計画 | (1)地球史概要(最新版地球科学):プレート運動と大陸の成立、日本列島の成因・発達史(第1回) (2)地形成因論:地殻変動と地震、火山活動、浸食・堆積作用(第2回) (3)気象と気候:大気循環、海洋、世界の気候、気候変動、日本の気象(第3~4回) (4)世界地誌各論:ヨーロッパ、西~中央アジア、インド、東アジア、オセアニア、アフリカ、北米、中南米、南極(第5~7回) (5)日本地誌と日本の自然:北海道~沖縄(第8回) (6)自然災害とその対策:地震災害、津波災害、地盤災害、風水害、火山災害と火山の恵み(第9~10回) (7)地球環境問題:地球温暖化、大気汚染、酸性雨、森林破壊ほか(第11~12回) (8)地形図の判読、空中写真の実体視、衛星写真(これらは実習形式で行う予定)(適宜) ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 期末試験を行う。授業の進行にあわせてミニテストまたはミニレポート提出を併用することもある。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ふだん何気なく目にする景色にもそれぞれ出来てきた理由がある。なぜ?と問い始めれば自然界の疑問は周囲に無数にあることに気付くだろう。この授業では景色は単に「見る」のではなく「読む」「考える」よう心がけてもらう。その目を養うと、もの言わぬ自然界から様々なメッセージが伝わってくるにちがいない。また、地図は居ながらにして世界を旅できる一手段である。そこには無限の世界がひろがっている。地図に親しんでほしい。Webを通じて世界各地を瞬時に訪ね歩くのもよい。地理の楽しさを十分に味わってもらいたい。 |
人間の生き方
年度 | 2010 |
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科目名 | 人間の生き方 |
教員名 | 山崎 裕子 |
授業概要 | ソクラテスはアテナイの人々に「無知の知」を説き、その結果、死を宣告されるに至った。彼はなぜ「無知の知」を説いたのか、彼が死を甘受したのはなぜか。彼の生き方は、古代ギリシャのみならず現代に至るまで歴史上多大な影響を及ぼし、その思索の意義は今も失われていない。 |
授業計画 | 1.「哲学」とはなにか。 2.ソクラテス以前の哲学者たち(1) 3.ソクラテス以前の哲学者たち(2) 4.『ソクラテスの弁明』の構造 5.ソクラテスについて書いた人々 6.無知の知 7.精神の産婆術 8.ソクラテスとソフィスト 9.徳(アレテー) 10.魂のための気遣い 11.ソクラテスの思想の意義 12.授業内容に関する質疑応答 13.予備日 |
評価方法 | 授業中に時々書いてもらう意見と学期末の試験によって評価する。毎回出席を取り(但し、出席点はない)、通算して3分の2以上出席している受講生のみ試験を受ける資格がある。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 哲学思想は、人間の知恵のエッセンスである。『ソクラテスの弁明』を初めとする古典は、決して過去の事柄にとどまることなく現代にも通ずる内容を含んでおり、考える素材を私たちに提供する。この授業では、次回までの予習個所を毎回指示して『ソクラテスの弁明』を読んできてもらい、それを前提として授業をすすめてていく。考えることと読書が好きな人に受講してもらいたい。 |
専門ゼミナール II
年度 | 2010 |
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科目名 | 専門ゼミナール II |
教員名 | 那須 幸雄 |
授業概要 | 流通とホスピタリティーがメインテーマですが、消費者行動を勉強しましょう。消費者を知ることは、会社にとって、大事なことです。インターネットの発達によって、消費者の生活が変わってきていますが、会社は心理学、社会学をはじめとして、様々な科学で消費者を研究しています。 |
授業計画 | マーケティングは何をしてきたのか インターネットによるマーケティングの変化 物語と五感の関係 五感を刺戟するコンセプト 五感を意識したマーケティング ホリスティック(ヒューリスティック)な生活者 ビジネスはホリスティック化している |
評価方法 | 出席状況、課題の消化状況、理解力などによって、評価します。クラスでグルールを作って調査をするなら、この秋学期が好適です。そして、その結果を4年次の卒業論文につなげても結構です。この秋学期の評価は、出席と課題への取組みは70%、卒業研究につながる研究活動があれば、30%とします。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 毎回、しっかりと専門ゼミに出席することが重要です。課題をこなすことは勿論、企画したり調査したりできるようになることを要請します。 |