専門ゼミナールⅠ

年度 2010
科目名 専門ゼミナールⅠ
教員名 阿野 幸一
授業概要 「外国語としての英語学習法及び教授法」をテーマとします。日常生活で英語を用いる機会が限られている日本人学習者が、コミュニケーションの手段としての英語を身につけるためには、どのような教材を用いてどのような方法で英語学習に取り組めば効果的かを様々な角度から検証します。同時に、学校教育における英語指導のあり方について、児童英語から小学校での英語活動、中学校や高等学校での英語の授業までをひとつのつながりと捉え、大きな枠組みの中で、それぞれの学習段階に応じた授業について考えます。優れた実践を重ねている先生方の授業のビデオからその方法を学び、また外部からゲストを迎えたり、教育現場への視察等も企画していきます。こうした経験を積み重ねながら、英語教育に対する視野を広めていきます。ゼミⅠでは主としてゼミ生自身の英語学習経験をふまえながら、上記の内容について理解を深めていきます。
ゼミ生には、将来何らかの形での英語教育に携わることができる英語力を身につけるため、英語のトレーニングを課題として課すとともに、ゼミの時間の一部を用いてトレーニングの成果を発表する場を設けて英語力を伸ばしていきます。
授業計画 具体的なスケジュールはゼミ生とともに決めていきますが、主に次のような活動を行います。
・ 英語学習法や言語習得に関する共通の文献を読み、その内容についてディスカッションする。
・ ゼミ生が各自興味のある文献や教材についてプレゼンテーションを行い、その内容についての質疑応答とディスカッションを行う。
・ 実際に学校現場で行われている英語の授業をビデオで観察し、ディスカッションを行う。
・ 英語力向上のためのトレーニング。
・ 各種課外活動。
評価方法 プレゼンテーション、ディスカッションへの参加状況、課題への取り組み状況などを総合的に判断して評価します。
教科書
参考書
メッセージ ゼミでは、参加している学生全員が協力し合い、それぞれが目的意識を持って活動に取り組んでいかなければなりません。このため、毎時間行われるディスカッションでは、全員が積極的に参加する姿勢が求められます。授業の進行は、活動内容に応じて英語と日本語を使い分けます。また、学外での課外活動も機会があるごとに計画していく予定です。
カテゴリー: 2010

情報処理B

年度 2010
科目名 情報処理B
教員名 太田信宏
授業概要 現代社会にあふれている膨大な情報を有効活用するためには、データを適切に処理していく能力が求められる。この授業の目的は、データの整理・加工・分析方法の習得である。具体的な学習内容は、表計算ソフトによるデータ表現、情報を主体的に入手するためのアンケート調査とその解析方法、処理したデータを効果的に表現するための技法などである。授業は表計算ソフトおよびデータベースソフトを利用した演習形式で行う。
授業計画 授業オリエンテーション、表計算ソフトの基本操作、計算式の活用
関数の利用1(合計、平均、最大、最小)、数式のコピーと参照
関数の利用2(件数、順位)、表の書式設定
関数の利用3(検索と条件の指定)
グラフ表現1(棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフ他)
グラフ表現2(3Dグラフ、複合グラフ他)
複数ワークシートの処理、グループ化と3D集計
ピボットテーブルによるデータの検索と加工
アンケート調査と集計
データベース機能(並べ替え、抽出、集計等)
データベースソフトの活用と基本知識
データベースの定義とテーブルの作成
フォームの作成とレポート機能
クエリの操作(検索、抽出、加工)
イベントとマクロ、まとめ
評価方法 評価の割合は、定期試験45%、授業中の課題45%、出席等の平常点10%として100点換算する。定期試験はPCによる実技試験を行い完成度を総合的に評価する。授業中の課題については、内容・分量・センスを総合的に評価する。100点換算した点数で90点以上をAA、80点以上をA、70点以上をB、60点以上をC、59点以下をDとする。
教科書
参考書
メッセージ この授業の目的は情報の整理・加工・分析です。表計算ソフトやデータベースソフトを活用して、情報を有効活用する方法を身につけてください。
カテゴリー: 2010

スポーツB (月2/月3)

年度 2010
科目名 スポーツB (月2/月3)
教員名 天野 聡
授業概要 本授業では、テニスの楽しさを理解してもらうため、基礎技術の習得から、さらに基礎技術を生かした実践技術へと発展する。その中で、教養としてのスポーツの理論と合理的な実践方法を学習し、その良さを自らの生活に取り入れることができる能力を身につけ、生涯にわたってスポーツを楽しむことが出来るようにすることをねらいとする。また、互いに協力して練習やゲームを進めていく中で、チームワークの重要性、リーダーシップやスポーツマンシップの必要性、さらに個人及びチームでのスポーツ活動を行う際の知識や技能を身に付ける。また、授業は3学部合同で行い、男女共修で実施する。「授業の到達目標」1.知識・理解の観点:生涯スポーツとは何かについて説明できる。2.思考・判断の観点:教養としてのスポーツの理論や合理的な実践方法を指摘できる。3.関心・意欲の観点:健康・スポーツ科学への関心を深め、問題意識を高めることができる。4.態度の観点:仲間と協調しルールやマナーを守る社会的態度を身につけることができる。5.技能・表現の観点:個人及びチームでのスポーツ活動を行う際の技能を身に付けることができる。
授業計画 オリエンテーション(テニスの歴史・ルール)
基礎技術 グリップ(ラケットの握り方)
基礎技術 構え(基本姿勢など)
基礎技術 ストローク(フォア&バック)
基礎技術 ボレー(フォア&バック)
基礎技術 スマッシュ
基礎技術 サービス
ゲーム(シングルスのやり方とゲーム)
ゲーム(シングルス)
ゲーム(シングルス)
ゲーム(ダブルスのやり方とゲーム)
ゲーム(ダブルス)
ゲーム(ダブルス)
実技試験・筆記試験
まとめ(シングルス・ダブルスゲーム)
*1~6回目の授業では、進度に合わせてラリーゲーム・簡易ゲームを導入。
評価方法 1.知識・理解の観点(20%):宿題、授業内レポート。2.思考・判断の観点(10%):授業内でのゲーム、期末レポート。3.関心・意欲の観点(20%):授業への参加度、期末レポート。4.態度の観点(20%):授業への参加度、期末レポート。5.技能・表現の観点(30%):実技試験、授業内でのゲーム。なお、欠席回数により-5、-10、-20、不可、遅刻回数により-3、-6、-12、-24、不可とし、「関心・意欲」「態度」から減点する。
教科書
参考書
メッセージ 学生による授業評価の主な結果(5段階評価)は次の通りである。授業満足度、運動の楽しさを味わえた、受講生と交流ができた:4.2~4.5。仲間と協調して練習やゲームを進めることで満足度、楽しさ度、交流度が高くなっている。この授業は一人ではできない練習やゲームが多いことを理解して受講してほしい。初回の授業には体育履修カードに貼付する写真(4cm×3.5cm)と体育館シューズを持参し、体操着に更衣して体育館の指定場所に集合すること。また、体操着・シューズは、運動に適さないものは不可。その他、履修に関しては「体育科目の履修」(『履修の手引き』記載)を参照すること。
カテゴリー: 2010

ジャーナリズム論

年度 2010
科目名 ジャーナリズム論
教員名 深瀬 槇雄
授業概要 今、ジャーナリズムはその誕生以来最大の危機にあるといわれる。地球レベルでの市場経済浸透の波に洗われ、ジャーナリズムが本来立脚すべき「公共性」の基盤に崩壊の恐れも出てきたからである。21世紀のジャーナリズムは何処へ向かうのか。本講では、近代以降の初期メディアから現代の新聞、雑誌、ポスター、写真、映画、TV、ネットなど多様なメディアを分析しながら、ジャーナリズムの変容と、あるべき明日の姿を考えます。
授業計画 15世紀ドイツのフルッグブラッドの画像と17世紀 日本の瓦版
ポスターの発展と工芸デザインの誕生(ウイリアム・モーリス,アールヌーボー)
写真から映画へ
日本の新聞事始め
政党新聞の発生と没落
地方紙と中央紙
放送事始め(送りっ放し電波の受信)
音声メディア(ラジオ等)の誕生と変貌(日本最初の流行歌誕生)
TV放送のもたらした光と影
デジタル通信の発展が与える未来のジャーナリズム(放送と通信の融合をめぐって)
メディア論の展開(マクルーハンからボードリヤール)
評価方法 期末リポートによる.
教科書
参考書
メッセージ ジャーナリズムは、私たちが必要とする生活情報の大半を提供してくれる、いわば食料における米や小麦に相当する「主食」です。その主食に産地偽装や、毒性の添加物、嘘の効用書きなどが疑われるとすれば、ゆゆしき問題です。さらに、過剰な「甘味料」や隠された「プロパガンダ」が潜り込んでるとすれば、私たちの情報食生活はどうなるのでしょうか。授業を通して考えてみてください。
カテゴリー: 2010

ESP II(B)

年度 2010
科目名 ESP II(B)
教員名 D.モートソン
授業概要 An essential skill for Japanese students who wish, at some point, to travel, study or work abroad is to express their opinions on issues in a confident and coherent way. In Western countries like the U.S., the U.K. and Canada, individuals are often asked their opinions and they are often met with opposing views. In many cases, individuals are then judged by how well they can defend their views – in other words by how well they can debate. This is sometimes difficult to do for Japanese students because, as the result of cultural differences, they are not used to giving their point of view. This class will allow students to take sides on different issues, presented mainly in articles, and to debate these issues with their classmates. In this way, issues will be discussed and debating tactics will be examined.
授業計画 Debate and discussion/ critical thinking/ analysis of articles/ presentation skills/ formulating one’s own views and perspectives
評価方法 Final evaluations for this class will be based on total performance including attendance, class participation and attitude, homework, reports, end of term presentations and/or examination. All aspects of the class will be essential for a good grade.
教科書
参考書
メッセージ There is no need to be shy to express your thoughts in English in a clear way. This class will give you the chance to find out what you really think about different issues. Some of the issues we look at will be funny and some will be more serious, but all will help you get to know the thoughts of yourself and others. Come on and join in the debate!
カテゴリー: 2010

専門ゼミナール III

年度 2010
科目名 専門ゼミナール III
教員名 生田 祐子
授業概要 4年生ゼミの共通研究テーマは、「平和構築と言語の役割」です。紛争後の言語政策と言語教育問題を中心に文献を読みます。前年に引き続き、英語が国際リンガフランカ(ラテン語で『自由語』の意味)として使用されている復興途上にある地域に焦点をあて、社会基盤を構築する上で、現地の言葉と英語がどのような関係にあるのかを、サピア・ウォーフの仮説を軸として母語と英語との関係についても研究します。 各自の卒業論文のテーマも取り上げ、ディスカッションを行いながら論文の執筆を進めます。9月のゼミ合宿で中間発表会し、秋学期に論文を完成させます。
授業計画 スケジュールは、初回の授業で伝えます。
評価方法 平常点(出席、発表、課題)50% 論文内容発表/論文 50%
教科書
参考書
メッセージ Ask, and it will be given to you;Seek, and you will find;Knock, and the door will be opened to you.(Matthew7:7)
カテゴリー: 2010

CALL104(IU4)

年度 2010
科目名 CALL104(IU4)
教員名 高橋 礼子
授業概要 CALL102を発展させ、CALL (Computer Assisted Language Learning=コンピュータ利用の外国語学習) 教室で、総合的な英語力向上を目指します。特にリーディングとライティングに重点をおき、演習形式で授業を進めます。速読、文法学習、パラグラフ・ライティングも行います。教材は、オンライン英語教材システム「ネットアカデミー(リーディング)」を使用します。
授業計画 第1回 学習方法のガイダンス
第2回~第13回
1.アルク・ネットアカデミーを用いたリーディング練習(Unit 26 – 50)
2.速読練習
3.文法学習
4.パラグラフ・ライティング練習
第14回 課題提出
評価方法 1.授業への出席、積極的な参加(50%)2. 課題への取り組み(25%)3.学期末課題(25%)
教科書
参考書
メッセージ たくさんの英語を読み、書くことを通して、英語力を強化していきます。読んだ内容に対する意見を、英語で表現することができようになることも、このクラスの目標の一つです。CALLシステムを最大限に利用して、さらなる英語力の向上を目指していきましょう。
カテゴリー: 2010

技術と人間

年度 2010
科目名 技術と人間
教員名 木幡 赳士
授業概要 今日、技術の成果がわれわれの周囲に満ちあふれ、背後にある技術は空気のようなものになっていて、日ごろ、気に留めることもしない。しかし、技術はわれわれの日常の背後で間違いなく役割を果たしている。現代社会を理解し、さまざまな局面で物事の本質を支配しているものをたどると、たいがい、何らかの技術に逢着する。然し、限られた時間でここの技術に踏み込んで学ぶことは難しい。そこでこの講義では、現代技術の構築原理を学んだ上で、すべての技術を基底で支配している「エネルギー」の本質、現状、問題点、われわれ人間のエネルギーに関する態度などについて見ていくことにしたい。
授業計画 ガイダンス、現代技術を鳥の目で見る_1(現代技術概観_1)
現代技術を鳥の目で見る_2
エネルギー問題を理解するための最小限講座
自然界の土台石(自然界の第一原理…熱力学の法則)
エネルギーを考え抜いた人びと(熱力学の建設者たち)
エネルギーは目減りせず。ただ、汚れるのみ_1
エネルギーは目減りせず。ただ、汚れるのみ_2
エネルギー問題の現状を統計から見る_1
エネルギー問題の現状を統計から見る_2
原子力発電のイロハ_1
原子力発電のイロハ_2
原子力発電のイロハ_3
新エネルギー講座
評価方法 期末試験
教科書
参考書
メッセージ プロジェクターを使い、できるだけ図版を多用しながら進める。標題の取っつきやすさに惑わされてはいけない。時に理屈っぽい話が混じることもある。受講者には、強靱な思考法を身に付けること期待したい。
なお、資料は希望に応じ、講義スライドを電子ファイルかハードコピーで配布する。ただし、ハードコピーは文教サービスを通じ注文・購入することとなる。
カテゴリー: 2010

スポ-ツA

年度 2010
科目名 スポ-ツA
教員名 上田 大
授業概要 この授業では、運動・スポーツを通して受講生自身の健康維持・増進を図ることを目的とする。授業では屋内・屋外を使って、様々なスポーツ種目を行う。その中で、受講生は各自の運動能力や体力面における課題を認識し、それを改善するために必要な運動量・運動種目を発見することを目指していく。運動種目実施の他に、健康理論として「喫煙による健康被害」などについてインターネットを通じて自宅学習を行わせる。
授業計画 1. オリエンテーション 「体育履修カード」、「意識と実態調査」の記入、履修上の注意等
2. 身体運動論―運動の重要性について
3. ニュースポーツ(アルティメットなど)
※アルティメット:フライングディスク(フリスビー)を使ったチーム・スポーツ
4. フットサル
5. サッカー
6. キックベースボール
7. ソフトボール
8. バスケットボール
9. インディアカ
10. ソフトバレーボール
11. バレーボール
12. バドミントン
13. 卓球
14. タッチラグビー
15. まとめとレポート提出
基本的にすべての種目は男女混合で行います。
以上の他に、健康理論として以下の課題が課されます。
一気飲みの恐怖、喫煙による健康被害、食生活診断、性感染症、メンタルヘルス
[※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。]
評価方法 成績評価は、出席、授業の取り組み方・態度、技術の進歩、適宜実施するレポート提出などを総合して行う。
教科書
参考書
メッセージ 1. 初回の授業には体育履修カードに貼付する写真(4cm×3.5cm)を持参し、運動実施に適した服装に更衣して体育館の指定場所に集合してください。
2. 怪我の発生については万全の注意を払いますが、履修者自身も特に、動き易い服装・靴の準備、アクセサリー類ははずし、爪は切るようにしてください。なお、普段着での参加は一切認めません。
3. 各種目の経験者はリーダーシップを発揮する、未経験者は苦手な種目に対してもできる限りの向上を目指すなど、各人のレベルを理解した上での積極的な参加姿勢を特に評価します。
4. 過去2年間の受講生による授業評価の主な結果(開講6クラスの平均、5段階評価)は次の通りです。 授業満足度:4.2、運動の楽しさを知った:4.1、運動不足が解消できた:4.0 できる限り、履修者皆さんの運動に対する認識の変化と運動不足の解消に寄与できる授業にしていくことを目標とします。
カテゴリー: 2010

文章演習E

年度 2010
科目名 文章演習E
教員名 井上 良一
授業概要 活字離れが進み、新聞を読まない若者が増えています。授業では伝えたいことを分かりやすい文章で書き「だれが読んでも理解できる」を目指します。新聞記事などを基に時事問題などを検討、考えをまとめます。社会の出来事から目が離せません。毎回、原稿用紙(400字、B4判)に書きますので、必ず持参してください。
授業計画 1)授業ガイダンス (次回書くテーマを示す)
2)時事問題(1)(例 定額給付金、JAL再建など)
3)作文(1)(例 先週のある日、私の夢など)
4)時事問題(2)
5)自己PR(1)
6)時事問題(3)
7)作文(2)
8)要約(1)(長文の記事を要約する)
9)時事問題(4)
10)自己PR(2)
11)作文(3)
12)時事問題(5)
13)要約(2)
14)春学期総括文(学んだことなど)
評価方法 テストはしない。出席点40%と授業で書く文章で評価。毎回、添削して評価をつけて返す。
教科書
参考書
メッセージ 社会の動きを的確に捉えるには新聞を読むことが欠かせません。書くことに慣れることから取り組もう。
カテゴリー: 2010