最適化モデル分析(E)

年度 2010
科目名 最適化モデル分析(E)
教員名 根本 俊男
授業概要 「最速」,「利益最大」,「リスク最小」等と世の中には最適な状況が求められる場面であふれています.特に,経営・政策等での諸問題の場面では『最適』が鍵になることが多いようです.そこで,この講義では,そのような『最適な状況』をどのように見つけていくか,つまり『最適化を扱う手法』について学んでいきましょう.最適化を扱う手法は様々な問題の解決に対しては強力なツールになり,様々な問題の解決の糸口になること知られています.そのため,IT分野やプランニングの分野で活躍したいと考えている者にとっては最適化の手法は基盤知識のひとつであり,また,経営情報学科出身者が当然身につけているIT(情報技術)として企業が期待している中核技術のひとつでもあるのです.経営情報学科が経営学科ではないことを考えれば経営情報学科におけるITの重要性は容易に理解できるでしょう.しっかり学んでください.
授業計画 最適化モデル入門
最適化モデルに触れてみよう
最適化モデルの作り方
最適化モデルの分類
線形計画法
直線だけでもいろいろ表現できる
絵を描こう!絵で解こう!
連立方程式ってこんなに簡単に解ける
連立方程式を何度も解く際の工夫
工夫した解き方:シンプレクス法
もしこうだったら…でモデルを分析してみよう
感度分析
解くまでの足跡を記録する方法
最適な状況と教えてくれるヒント
問題を緩和して眺めてみる
双対から問題を眺めてみる
数理計画ソルバーの利用
整数だけで最適を示す場合:整数計画法
切除平面法
分枝限定法
まとめ
評価方法 十分な出席回数を有する者を評価の対象者とします.評価は最適化手法の基礎的な知識の修得度により行います.習得度は講義中に何度か実施する小テストにより随時測定します.その小テストの結果の平均点(100点満点)に加え,レポートへの取組状況や演習でのプレゼンテーションなどを加味し成績を算出します.
教科書
参考書
メッセージ 問題解決技法の集大成であるオペレーションズ・リサーチの重要な柱の一つとしてこの講義は位置付けられます.そのため,この講義の履修には,ITプランナー系の専門科目(例えば,『ネットワークモデル分析』,『スケジューリング』等)のいくつかを事前に修得済みであることが望まれます.また,講義内で取り組む演習の発表ではPowerPointを扱う必要があるので,第1・2セメスタの「プレゼンテーション」も履修済みであることも望まれます.同じセメスターで開設される「経営情報演習A(根本クラス)」でもこの講義の内容と近い内容の演習を展開するので同時履修が効果的でしょう.一方,本講義で学んだことは,以降のセメスターで履修できる「意思決定科学」や「ロジスティクス」を履修する際に大切な基礎知識のひとつになります.より専門的な後続科目の準備として大切な講義のひとつなので,しっかり学んでください.講義に関する情報や関連科目の過去の試験問題などは以下のURLにて閲覧可能です. http://www.bunkyo.ac.jp/~nemoto/lecture/
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情報戦略特論

年度 2010
科目名 情報戦略特論
教員名 幡鎌 博
授業概要 情報戦略において、特に、eビジネスへの対応、企業間のIT連携、知的財産問題を学ぶ。eビジネスへの対応方法については、ネットとリアルのビジネスを情報システムでいかに結ぶかや、カニバリゼーションを避けた効果的なマルチチャネル販売の方法、ネットショッピングやネットマーケティングでのコミュニティ活用手法を学ぶ。 企業間連携については、ASPを活用した中間業者/代理店の支援、POSデータ公開やSCMなどの情報連携、Webサービスを活用した企業間でのシステム連携といった手法をもとに、今後の企業間連携での情報戦略を考える。知的財産問題については、ビジネス方法特許、ソフトウェア資産の権利問題、コンテンツ管理、オープンソース活用方法やオープンソース化のメリット、オープンイノベーションなどについて、具体事例に基づいて学ぶ。
授業計画 eビジネスへの対応
企業間のIT連携
知的財産問題
評価方法 レポートと出席状況・授業取り組み状況により評価する。毎回の出席を基本とし、レポートと出席状況・授業取り組み状況により評価する。毎回の出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点を30%、期末の課題レポートを70%の割合で評価する。ただし、成績評価の基準は、次のとおり。AA)内容が特に優れている。A)授業内容を十分に理解していて、内容が適切である。B)授業内容を理解しているが、内容がやや不足である。C)授業内容を理解しているが、内容がだいぶ不足しているか若干の難点がある。D)課題がこなせていない(自分の意見がほとんどない、または、全く不適切な内容)など、授業内容をほとんど理解できていないと推定される場合。
教科書
参考書
メッセージ eビジネス・IT連携・知的財産について戦略面から理解できるようになることを目標とします。必須ではありませんが、経営学と情報システムの基礎知識を持っていたほうが理解しやすいでしょう。
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情報表現・デザイン IIC(イラスト)

年度 2010
科目名 情報表現・デザイン IIC(イラスト)
教員名 藤掛 正邦
授業概要 今までは、DTPで色彩や形を使いビジュアルコミュニケーションデザインを学んできましたが、この講座では手描きでラフスケッチやイラストを表現することを経験します。前半のイラストルポでは、湘南キャンパスの学生ファッション、働く人、食べ物、自分の部屋を撮影取材します。写真をモニターに映し、使い慣れた鉛筆でデッサンを行います。後半の寓話「イソップ物語」では動物挿絵を鉛筆で描きます。トレーニングをしながら進めますので初心者でも楽しんで学べます。
授業計画 オリエンテーション
鉛筆イラスト・トレーニング1
鉛筆イラスト・トレーニング2
取材撮影
イラストルポ「学生ファッション」鉛筆描画
イラストルポ「学生ファッション」記事とレイアウト
イラストルポ「働く人」鉛筆描画
イラストルポ「働く人」記事とレイアウト
イラストルポ「食べ物」鉛筆描画
イラストルポ「食べ物」記事とレイアウト
イラストルポ「自分の部屋」鉛筆描画
イラストルポ「自分の部屋」記事とレイアウト
情報編集.全員製本
寓話「イソップ物語」動物挿絵
寓話「イソップ物語」スキャン
寓話「イソップ物語」レイアウト
評価方法 毎回の出席を基本とし課題作品などで総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 広告、出版などのクリエーティブやマスコミに興味のある学生にお薦めの手書きイラスト講座です。用紙、鉛筆、鉛筆削りは教員が用意します。消しゴムは持参。イラストルポで使用するデジカメは各自ご用意ください。
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情報技術史(E)

年度 2010
科目名 情報技術史(E)
教員名 広内 哲夫
授業概要 本授業では、“情報技術”と言うキーワードのもとで、これまでの既存の技術(印刷、電信/電話、無線、写真、映画、レコード、計算器械、コンピュータ、衛星通信、インターネットなど)がどのようにして発明されたのか、それらの技術とマスコミ等(出版、新聞、ラジオ/テレビ放送、図書館)の関わり合いは何なのか、それらがどのような原理でマルチメディアとして融合していくのか、などについて古代から近未来までを学際的な立場から講義する予定である。「技術が文化を生み出し、文化が技術の発展を支える」という観点から、科学技術と情報文化、情報社会について講義するので、現在のマルチメディア情報社会を出現させた要因は何であったのかを、歴史的な視点から理解して頂きたい。
授業計画 1.歴史的視点から情報技術を捉える
2.文字の発明と古代の情報蓄積
3.中世キリスト教修道院図書館における情報蓄積
4.ルネッサンスの大発明、活版印刷機
5.科学革命と計算・思考機械への夢
6.産業革命と電気通信装置の発明
7.19世紀における情報記録機器の発明
8.20世紀前半における情報メディアの発展
9.第2次世界大戦の遺産、コンピュータの誕生
10.コンピュータとソフトウェアの発展
11.コンピュータ通信による社会の制御
12.パーソナル・コンピュータの登場
13.情報ネットワーク・システムの構築
14.メディアの融合と世界電子図書館の誕生
上記の授業内容は体系的な全体計画であり、学期の授業予定回数と必ずしも一致するものではありません。
評価方法 出席も加味し、学期末の試験で評価する。成績評価の基準は次の通りである。AA)極めて良く解答している。A)良く解答している。B)一応の基準まで解答している。C)最低限の解答である。D)講義を理解した解答とはいえない。
教科書
参考書
メッセージ 人間は生活の中で、いつも身の回りの情報を処理しているが、それは感覚的・無自覚的に行われることも多いため、情報の持つサイバネティクッス的な意義には余り気がつかないものである。しかし、歴史的にはつい最近、コンピュータで情報が処理されるようになってから、情報の本質が理解され始め、多くの文科系学問分野でも情報の概念を用いてその再構築が行われるようになった。例えば、経営学、社会学、心理学の分野では、経営情報学、情報社会学、情報心理学と言ったような学問領域も成立し始めている。情報というキーワードを用いて各学問を横断的に統一できる日も間近いのではないかと思われる。本講義を通して、「情報は本質的に学際的な概念である」ということを理解してもらえれば幸いである。
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スペイン語 II

年度 2010
科目名 スペイン語 II
教員名 寺沢 恵子
授業概要 スペイン語の初級クラスです。週2日開講されます。スペイン語でのコミュニケーションを通して「読む」「書く」「聞く」「話す」をバランスよく学習します。月曜日の文法の授業では、入門クラスに引き続き動詞の現在形と過去形の構文を中心に学んでいきます。木曜日は、コミュニケーションで役に立つ表現を身に付け、ペアワークやグループワークを取り入れた授業を行います。また、ビデオ学習やスペイン語の歌などを通し、スペイン語の世界を深めます。
授業計画 授業ガイダンス・動詞estar,serの復習
規則動詞現在形の復習
不規則動詞現在形の復習
間接目的格代名詞
Le escribo cartas. 彼に手紙を書きます
間接目的格代名詞+直接目的格代名詞
Se los recomiendo. 私は彼にそれらを勧めます
時の表現2
Cuando vuelves a Tokio? 君はいつ東京に戻りますか?
所有形容詞・指示形容詞
Este libro es tuyo. この本は君のです
不規則動詞decir,traer,dar等の使い方
Nos da una bebida gaseosa, por favor. 私たちに炭酸飲料を、お願いします
接続詞que・所有代名詞
Creo que estan muy buenos. 私は(それらが)とても良いと思います
再帰動詞
A que hora te levantas? 君は何時に起きますか?
比較
Tu juegas al tenis mejor que yo. 君は私よりテニスが上手だ
点過去規則動詞
Ayer, estudiaste espanol en la universidad? 昨日大学でスペイン語を勉強しましたか?
時の表現3・感嘆文
Hace dos horas que tome el desayuno. 2時間前に朝食を取りました
点過去不規則動詞
Fuimos a Mexico. 私たちはメキシコに行ってきました
* 学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 定期試験70%、小テスト・宿題20%、出席・授業態度10%(欠席は3回まで)
教科書
参考書
メッセージ スペイン語Iで学んだ基礎にさらに磨きをかけ、表現力をレベルアップさせていきましょう。そのために毎回予習と復習をしっかり行い、授業に積極的に参加しましょう。新しい語彙・動詞の活用の暗記はここでも必須です。文法や会話だけでなく、文化についても知りたいことや分からないことがあれば遠慮なく質問してください。Animo! がんばりましょう!
カテゴリー: 2010

プログラミング II(S)

年度 2010
科目名 プログラミング II(S)
教員名 湯浅 久利
授業概要 Javaは実務処理からモバイルコンピューティングなど,ますます広く使われようとしている。GUIを容易に構成できることや,豊富なデータ構造を持つクラスライブラリなどにより,高度なソフトを容易に構築できる。この授業ではプログラミングIの理解を前提として,Javaを使ってオブジェクト指向の考え方に基づき、グラフィックス、スレッド、GUIなどのプログラミングを学ぶ。
授業計画 復習(変数・変数の型・画面からの読込み)と演習問題
復習(If文・条件演算子・乱数・do文)と演習問題
復習(while文・for文)と演習問題
復習(break文・continue文・配列)と演習問題
復習(メソッド)と演習問題
クラスとインスタンス
コンストラクタ
クラス・コンストラクタの演習問題
static修飾子・APIリファレンス・アクセス修飾子・クラスの継承
継承の演習問題
インターフェース・ポリモーフィズム・フレームの表示(Swing)
イベントとイベントリスナ。GUIアプリ(ボタン・ラベル)。
GUIアプリの演習問題
評価方法 出席率(10点)・実技テスト(40点)・課題(40点)・平常点(10点)により評価を行います。
教科書
参考書
メッセージ プログラミングは、実際に打ち込んで実行してその動作を理解する作業がとても重要で、それなしに習得は難しいものです。授業は休まないようにしてください。
カテゴリー: 2010

CALL102(TH2)

年度 2010
科目名 CALL102(TH2)
教員名 森 幸穂
授業概要 CALL(Computer Assisted Language Learning=コンピュータ利用の外国語学習)教室の機能を利用し、リーディング・ライティングを中心として総合的な英語力向上のための演習が中心の授業です。訳読から直読直解へのストラテジー指導を通して、スキミング、スキャニングの技術を身につけます。また、短文を超えた1パラグラフ内での書き方の基本を身につけます。 アルク・ネットアカデミー(リーディングコース)を主教材とし、様々な方法を用いてリーディング力とライティング力の強化を行います。
授業計画 ・ CALLシステムを用いたペアによる口頭会話練習・文字チャット演習
・ アルク・ネットアカデミーの教材を利用した読解演習(Unit 1-Unit 25)
・ CALLシステムを用いた音読・シャドーイングによるスピーキング練習
・ 学習した教材内容についてのグループ・ディスカッション
・ 学習した教材の英語による要約
・ 学習した教材内容についてのエッセイ・ライティング
・ コミュニケーションのための文法学習
評価方法 出席・活動参加状況50%、 授業中に行う課題(サマリー、エッセイ、小テスト)30%、授業時間外での課題(アルク・ネットアカデミー)取り組み状況20%
教科書
参考書
メッセージ 毎回の授業では、日常的な話題から時事問題まで多様な英語を読むことによって、たくさんの英語に触れながら皆さんの英語力を伸ばすことを目指します。このため、授業への出席と積極的な活動への取り組み、及び授業時間外での課題をしっかりとこなしていくことが極めて大切です。CALLシステムを最大限に利用して、英語に親しみましょう。
カテゴリー: 2010

コンテンツマネジメント

年度 2010
科目名 コンテンツマネジメント
教員名 池辺 正典
授業概要 従来のコンピュータによる成果物は、最初に作成を行えば、しばらくは大きく内容が変化することはありませんでした。しかし、Webの登場により、動的に更新を行うソフトウェアの登場やWebに公開を行うコンテンツの更新サイクルも非常に早くなっています。この中でもWebコンテンツに着目すると、更新頻度がアクセス数に大きく影響するなど、如何にしてコンテンツを容易に管理するかという方法論が重要になっています。この授業では、Webコンテンツの管理方法やアクセスを維持する方法について学びます。
授業計画 Webコンテンツの構成について
データとデザインの分離(1) スタイルシートの基礎
データとデザインの分離(2) スタイルシートの応用
データとデザインの分離(3) 画面レイアウトについて
データとデザインの分離(4) 画面レイアウトについて
データとデザインの分離(5) デザイン改善提案の作成
データとプログラムの分離(1) Webのテンプレート化
データとプログラムの分離(2) データの分離の基礎
データとプログラムの分離(3) データの分離の応用
データとプログラムの分離(4) プログラム改善提案の作成
SEOについて
アクセシビリティについて
Web改善提案書の作成(1)
Web改善提案書の作成(2)
評価方法 出席およびレポート課題により評価を行います。
教科書
参考書
メッセージ データを電子化することのメリットの1つは、データの再利用性を向上させるという点にあります。しかし、Web上に公開されているWebコンテンツは、その大部分が更新されない放置状態となっています。これは、電子化のメリットを活かせていない状態です。この授業によって、コンテンツを長く活かすことを学ぶことによって、有用なWebコンテンツの更新方法を学ぶだけでなく、Webコンテンツの作成時点から更新を意識することが可能となります。
カテゴリー: 2010

文化政策論

年度 2010
科目名 文化政策論
教員名 井上 由佳
授業概要 文化政策とは、一般的には芸術や文化の振興を目的とした文化財保護や諸芸術活動への公的支援を指す。しかしながら近年、文化政策はその枠に留まらず、経済政策や公共政策との関連および都市・産業の発展への寄与が指摘されている。さらに、文化政策は個人の生活の質を高めるための潜在能力や自由を引き出す環境の創出に密接に関わり、その重要性が国際的に認識されてきている。このような文化政策の新しい動向について国内外の具体的な事例を通して理解を深め、将来の文化政策像を構築する力の獲得を目標とする。
最初に文化政策の歴史的経緯とその理論について学ぶ。次に文化政策の実態について、具体的に理解するために国内外の事例研究を紹介する。さらに受講生にはグループワークの課題として、地方自治体レベルの文化政策の中でも優れた事例を調査してもらい、報告してもらう予定である。
授業計画 第1回:イントロダクション: 私たちと文化政策の接点
第2回:文化政策とは何か?、アクティビティ
第3回:文化政策の歴史と変遷①
第4回:文化政策の歴史と変遷②
第5回:文化政策の理論的基礎、グループワーク第1回打ち合わせ
第6回:文化政策のマネジメント
第7回:文化政策の評価
第8回:文化政策の事例研究(1)-国内編:茨城県、水戸芸術館
第9回:文化政策とまちづくり、グループワーク第2回打ち合わせ
第10回:文化政策と教育:学社連携、博学連携
第11回:文化政策の事例研究(2)―海外編:デンマーク、スウェーデン
第12回:グループワーク発表会(1)、相互批評会
第13回:グループワーク発表会(2)、相互批評会
第14回:文化政策の未来、まとめ
評価方法 基本的には期末試験によって行う予定であるが、レポート等の提出物および出席状況等を加味し、総合的に判断する。
教科書
参考書
メッセージ この授業ではみなさんの積極的に学び合う姿勢を重視します。フィールドワークでは、地域の文化施設にてワークショップやイベントなどを体験してもらい、それを授業で報告してもらいます。遅刻・中途退出・提出物の遅延は慎んでください。
カテゴリー: 2010

出版演習 I(新聞)

年度 2010
科目名 出版演習 I(新聞)
教員名 加瀬 雄二
授業概要 新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、そしてインターネットの出現。現在は多メディア時代、ネット時代と言われ、多種多様な情報が飛び交っています。この高度情報化社会を生き抜くには、正確で公正な情報をつかみ、分析し、そして自ら発信していく能力、いわゆるメディアリテラシーをつけることが何より大切なのです。そこで、長い伝統に培われたニュースのプロが公正,適確に情報を取材、分析して作る新聞メディアの出番になってくるのです。日常の新聞を教材に、記事の書き方、見出しや紙面の作り方など、社会の動きをつかみながら実践的な授業を進めていきます。特に新聞各紙の読みくらべを重点的に行います。同じ出来事でも記者の取材の仕方、記事の書き方、レイアウトなどによって、ニュース価値が違って読者に届けられることを理解してほしい。ネット時代の新しい“新聞の道”もさぐってみたい。良きジャーナリストが育ってくれればと思いますが、少なくとも、世の中の動きをつかめて、しっかりした日本語で文章を書ける人にはなって欲しいのです。
授業計画 <総論 新聞って何?>
その使命と特性
他のメディアとの比較
新聞社の組織=編集局を中心に記者の歩む道
紙面構成=硬派面と軟派面。トップ記事とベタ記事。文字の大きさと段数の変遷
新聞ができるまで=取材から印刷まで原稿の流れ.降版時間と版建てとは
<取材・記事を書く>政治、経済、外信、社会、地方、運動部など出稿部門について
ニュースのつかみ方
インタビューの仕方
記事の書き方=5W1Hと逆ピラミッド型など
新聞メディアに求められる追跡記事、検証記事、調査報道とは
<紙面を作る>整理、校閲部など編集部門について
ニュースの価値判断と各ページへの割り振り。どの版から入れられるか
レイアウト=写真、図版、箱物の扱い。X字型紙面
見出しの付け方=正確見出しとおしゃれ(だじゃれ)見出し
<新聞界に立ちはだかる問題点と、新しい道>
新聞メディアの基本・実名報道を脅かす匿名社会
インターネットとの共存
以上、簡単な記事作成をはじめ、見出しを考えたり、好きな記事を選んでリポートしたり,各紙のコラムを比較検討したりなど実践的な活気ある授業展開をしたいと思います。
※学期授業予定回数と一致するものではありません。
評価方法 各紙社説やコラムの比較小論文、リポート、模擬連載企画書など実践授業を中心に。発想力、着眼点、ユニークさ、熱意に重点を置き評価したいと思います。テストはしませんが、出席を重視するのはもちろん、リポートはきちんと提出して下さい。両方の総合点で成績をつけます。
教科書
参考書
メッセージ 楽しくやりましょう。どんどん意見を出して活気ある授業にしましょう。紙面の欠点(もちろん素晴らしいところも)を自信を持って指摘できるようになればしめたものです。
カテゴリー: 2010