年度 | 2010 |
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科目名 | フランス語I |
教員名 | 駿河 昌樹 |
授業概要 | フランス語の基礎を学ぶ。発音の特性、発音と綴り字の関係を若干見た後、文法と基本語彙修得を柱とする学習に入る。英語には見られなかった名詞種類の二分割、及びそれに基づく冠詞や形容詞等の使い分けと変化、また、一動詞につき八形体の適宜運用を要求される動詞活用学習などは、外国語学習として英語しか経験のない一般の学生にとって負担の多いものなので、丁寧にわかりやすく指導する。なお、詳細については授業内で説明する。 |
授業計画 | ・アルファべ。単語を発音してみる。 ・「ほら、~です」「それは~です」 ・冠詞un ・簡単なあいさつ ・名詞の性と数 ・不定冠詞un、une、des ・「それらは~です」 ・「~があります」 ・否定文 確認テスト(1) ・数字1~10 ・定冠詞le、la、les ・etre動詞 ・形容詞 ・数字11~20 ・ ・部分冠詞du、de la ・動詞avoir ・疑問文をつくるEst-ce que 確認テスト(2) ・第1群規則動詞(er動詞) ・「これはなんですか?」 ・疑問文 ・前置詞と定冠詞の縮約 ・曜日 ・曜日の言い方 確認テスト(3) ・所有形容詞・指示形容詞・疑問形容詞 ・数字20~69 ・名前の聞き方と答え方 ・動詞aller ・近い未来の表し方 ・疑問副詞 ・数字70~100 |
評価方法 | 成績評価は、積み上げ型の語学ということもあり、第一に出席を重視、ついで基礎的な練習課題の提出状況、小テスト、及び期末のテストで行う。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | はじめての外国語では、大きな声で発音してみるのが大事。フランス語には、日本語にない奇妙な音もあります。うまく発音できないで、変な声になるのも楽しいものですよ。大声を出しにくる時間だと思って、どんどん練習しよう。 |
「2010」カテゴリーアーカイブ
専門ゼミナール IV
年度 | 2010 |
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科目名 | 専門ゼミナール IV |
教員名 | 渡辺 孝 |
授業概要 | 金融や経済のシステムは加速度的に変化している。バブル崩壊後の混乱を乗り切ったかに見えたわが国の経済・金融は、今再び、「リーマン・ショック」に端を発する世界的金融危機の激震に見舞われている。わが国の経済、金融、企業経営等はどういう状況にあるのか。そして今後、どう変化していくのか……。このゼミでは、こうした問題を幅広く取り上げる。各人は経済・経営や金融問題の中で、自分の関心のあるテーマを研究課題として選定する。ゼミナール I 及び II では、基礎的な事柄を研究し、ゼミナール III 及び IV では、それらの中で特に関心を持ったテーマについて卒論(自由テーマ、但し経済・金融・経営問題等の関係に限る)にまとめていく。 |
授業計画 | 基本的には、参加ゼミ生と相談の上決定するが、一応以下のような内容を考えている。 1.(1)教科書(経済問題の入門書を予定)の輪読と、(2)担当者による調査研究結果の発表を原則として1週間ごとに交互に行う。その報告・発表内容ついて討議を行う。ここでは、如何に自分自身が日頃から経済・金融問題について関心を持って調査研究をしているかが問われる。しっかりとした報告や議論が求められる。 2.春・夏休み等にはレポートの課題を示す。専門書を最低5冊程度読み、課題に即したレポート(5000字程度)を提出する。 3.なお、合宿等についても学生諸君と相談の上決めたい。 |
評価方法 | 毎回の調査報告の内容とそれに対する議論の質・量によって判定する。長期休暇中のレポートや出席状況も評価に加味する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 当ゼミは参加学生自身で創っていくことが基本。従って、参加学生自身の興味や関心に即した内容にしていくことが可能。しかし、逆にいえばそれだけ学生側の自主的な対応が重要ということでもある。こうした活動の中では、知識や考え方が幅広いものとなり、就職活動等にも何がしかのプラスとなろう。いずれにせよ、何らかの縁で2年間一緒に学んでいく訳であり、厳しさの中にも、楽しくかつ有意義なものにしていこう。なお、当ゼミは「学習に精励するゼミ」である。中途半端な気持ちで当ゼミに参加することは、他の熱心なゼミ生にとっても非常に迷惑であるので、遠慮願いたい。 |
システム開発の経済性(E)
年度 | 2010 |
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科目名 | システム開発の経済性(E) |
教員名 | 長尾 弘修 |
授業概要 | とかく技術的な面から語られることの多い情報システムとその開発ですが、この授業では「お金の面から」情報システムとその開発運用を解説します。 情報システムの開発運用も企業の経営活動のひとつですから、「投資に見合う効果があるかどうか」が問われます。またシステムを企画したユーザーが開発をベンダーに委託する局面では、「システムの規模を想定し見積もりに合意」しなければ始まりません。開発の責任者は、「与えられた予算の中で」開発を完了する必要があります。 すなわち、情報システムを「お金の面から」理解することも、SEにとっては必須なのです。 |
授業計画 | Ⅰ 講義ガイダンス 講義の狙い、目標、授業運営上のルール、評価方法などを徹底します。 情報システムとお金を巡る3つの視点について説明します。 Ⅱ ユーザーの見る視点 「投資対効果」 Ⅱ-1 情報システムに関わる投資と経費 情報システムを開発し運用するために必要な投資や経費にはどのようなものが あるのでしょうか。 目に見えないコスト、継続的な投資なども整理しなければなりません。 Ⅱ-2 情報システムの効果 導入する情報システムの種類や目的によって、期待される効果は違います。 定量的に把握できるものもあるし、定性的にしか把握できないものもあります。 Ⅱ-3 問われる投資対効果 1と2から投資に見合う効果があるかどうかを判断します。 その情報システムの寿命をどう想定するかも大切です。 Ⅲ ユーザーとベンダー共通の視点 「見積り」 Ⅲ-1 開発の委託と「見積り」の意味 システムを企画したユーザーと開発を請け負うベンダーの間で、 システムの規模や開発費用について双方が納得できて、合意して、 初めて開発に結びつくのです。 Ⅲ-2 開発工数と人月単価 開発費用は開発工数と人月単価をベースに算出します。 特に人月単価の意味を正しく理解しておく必要があります。 Ⅲ-3 システムの規模の見積り ところでシステムの規模というのは何でしょうか。 画面や帳票の数、システムの範囲や機能、開発に必要な工数、プログラムの 総ステップ数などいろいろな考え方があります。 それらをどう見積るのでしょうか。 Ⅲ-4 FP法による見積り FP(ファンクションポイント)法による見積りの考え方について説明します。 Ⅲ-5 いろいろな見積り技法とその特徴 FP法以外にもいくつかの見積り技法があり、それぞれ特徴があります。 開発すべきアプリケーション、具体化の度合い、経験の有無、工程のどの局面で 見積るのかなどによって使い分けています。 Ⅲ-6 実例研究 実際のユーザーやベンダーではその企業としての標準見積り法を定めた上で、 個別の見積りはその時々の事情に合わせて対応しています。 いくつかの事例を説明します。 Ⅳ 開発責任者の視点 「コストマネージメント」 Ⅳ-1 開発責任者の役割 「開発が成功した」ということはどういうことでしょうか そのために開発責任者は何をすればいいのでしょうか。 Ⅳ-2 コストマネージメント 開発責任者の役割のひとつに、与えられた予算の中で開発する、ということが 挙げられます。これが非常に難しい。何が難しくしているのでしょうか。 Ⅳ-3 EVMを使った工数とコストの管理 計画と実績の差異の評価方法にEVMがあります。 これを使用して工数とコストを管理する方法を説明します。 *上記は、授業の予定回数と必ずしも一致するものではありません |
評価方法 | (1)授業への出席(2)授業中に何回か提出を求めるレポートの内容(3)期末試験 この3点で評価します。(1)と(2)に40%、(3)に60%の重みを置きます。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 参加型の授業を目指します。 |
市民社会論
年度 | 2010 |
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科目名 | 市民社会論 |
教員名 | 椎野 信雄 |
授業概要 | 近代市民社会の自己省察の学としての社会学の視点から、現代の「市民社会の構築」と「開発教育」を連携してみる。日本語の「個人」「社会」や「開発」「教育」などのキーワードをアンラーンし、市民社会論や開発教育論を理解することを基本目標とする。「地球市民」の視点で世界の地球的課題を考察する国際学部生としての<あなた>を発見するのが到達目標です。 |
授業計画 | 講義ガイダンス:授業の形式と内容を説明する 「個人」と「社会」:日本語訳成立事情 「近代社会」:西欧「近代」の誕生 市民社会論の系譜:国民国家/産業社会/市民社会 シティズンシップ:人権宣言 ジェンダー平等:マイノリティ問題 「国民」と「市民」:近代国家の矛盾点 「地球市民」:グローバル・シティズンシップの視点 日本の教育:「教育」をUnlearnする。 日本社会の世界観:見えない空間 開発教育:「開発」をUnlearnする。 「自由」と「権利」:日本語訳成立事情 国際協力とNGO/NPO:オランダモデル 市民社会論を学んで 一回ごとの授業は以下のように進める。授業の前日に予習読書課題をeラーニングに提出して授業参加する。授業の最初に前回の皆のコメントパーパーから幾つかを紹介し学習ポイントを復習する。課題の中の皆の「分からないこと」を説明したプリントを配布し解説しながら、相互行為的に授業を進める。最後に授業のまとめとしてコメントペーパーを書いてもらい、次回に私のコメントをつけて返却する。 |
評価方法 | 毎回の読書予習課題の全提出と、2/3以上の出席率で受験資格ありとする。毎回の読書予習課題(32%)、出席・授業コメントペーパー(28%)、定期試験の「レポート」(2000~4000字)(40%)によって評価する。レポートの評価基準は、近代のキー概念のアンラーン度および近代社会と地球市民の理解度です。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業は、知識を記憶することではなく、ある物事についての見方を、自分で関心をもって、自分の頭でアンラーンすることで、理解し直してみることに主眼があります。私の言う「アンラーン」の教育方法を知ってみませんか。他の授業とは異なるこの授業の内容と形式を理解し、読書予習課題のあるこの特異な参加型授業の受講を決めてください。受講希望者は第1回目の講義ガイダンスに必ず出席すること。参考書の2冊もテキストとして購入のこと。 |
翻訳入門
年度 | 2010 |
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科目名 | 翻訳入門 |
教員名 | 高井 典子 |
授業概要 | 本講義はパートIとパートIIに分かれる。パートIは文法の復習であり、基礎的な事柄の学習が中心となる。したがって、英文法の復習が中心となる。やさしすぎるという印象を持つ人もあるが、受講者の英語のレベルがあまりにも違いすぎるので、これを平均化するためである。パートIIは実際の文章を翻訳することになるので、英語の理解力に加えて日本語の表現能力も問われることになる。本講義は、単に英語が好きだという人には向かない。翻訳とは、英語を理解することも重要であるが、最終的には善し悪しは日本語に翻訳された文章で判断されるので、日本語による表現能力が非常に重要となる。パートIにおいて基本的な文法の復習をした後、パートIIでは翻訳するということの意味を説明する。直訳と意訳の違い、良い翻訳とはどういうもので、悪い翻訳とはどういうものかを説明する。その後、いろいろな例文を示し、翻訳上のテクニックを教える。これらのテクニックは教えられないと、なかなか習得するのは、むずかしい。比較的長い英文も扱う。 |
授業計画 | パートI(第1~12回) 第1回 英文スタイルの問題 第2回 五文型の復習。第五文型の理解がポイント。 第3~4回 関係代名詞と前置詞 第5~6回 完了形。状態と経験を表す。 第7~8回 準動詞。不定詞と分詞の使い方。 第9回 仮定法。この表現は厳密な意味で日本語にはない。 第10回 複数と冠詞 第11~12回 特殊構文 パートII(第13~26回) 第13回 日本語に翻訳するとは、どういう意味か。 第14回 日本語と英語の特徴。動詞の多い言葉と名詞の多い言葉。 第15回 無生物が主語の翻訳。翻訳者泣かせ。 第16回 of名詞の翻訳。びっくりするほどいろいろな訳し方がある。 第17回 所有格の翻訳。 第18回 代名詞。いかに省略するか。 第19回 関係代名詞。 第20回 副詞の訳し方。 第21回 比較の訳し方。日本人は苦手。 第22回 受身の訳し方。 第23回 仮定法(ifのない仮定方を含む)。 第24回 直接話法・間接話法。間接話法は日本語にない。 第25~26回 まとめ ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 成績は、出席点、小試験(20分くらいのものを数回行う)、宿題への積極的取り組み、期末試験から判断する。出席点は積極的に評価する。評価に迷った場合も、参考にする。また毎回、配布する出欠票のなかの質問欄を利用して、この授業に積極的に取り組む姿勢を見せた者も評価の対象とする。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | (1)英語習得のポイントはチェーン学習です。ひとつ目の輪にふたつ目の輪をつなげて、そこに三つ目の輪をつなげて、、、というように順序を踏んでじっくりと前に進めていくことが大切です。いきなりジャンプするのはなかなか難しいのです。毎回の授業に丁寧に取り組んでください。(2)翻訳では日本語の表現能力が問われます。よい日本語の文章に触れ、そこから学びましょう。授業では毎回「よい日本語の文章」も紹介していきます。「文章の達人」を目指し、伝えたいことを的確に表現する技術を磨きましょう。(3)ノートと辞書を必ず持参してください。(電子辞書も可。但し、携帯電話は辞書代わりにはなりません。) |
社会科・地歴科教育法 I
年度 | 2010 |
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科目名 | 社会科・地歴科教育法 I |
教員名 | 奥田 孝晴 |
授業概要 | この講座では主に中学校「地理分野」・「歴史分野」と高等学校地歴科の学習指導要領の概説を解説し、内容を理解することを中心的課題とする。「歴史とは過去との対話である」とのE.H.カーの言葉を待つまでもなく、歴史教育の目標の一つは過去の経験から学び、それを今日/未来へと役立てることにある。また、地理教育は人間諸活動の基本的舞台となる各地域の特性を学び、文化芸術や生産流通などの営みの基礎を理解することに主眼がおかれる。いわば、人類を取り巻く「時空間」の総合的学習こそが地歴教育の醍醐味である。ことに将来の教員を目指す国際学部学生諸君にとっては、学部の他の専門科目との学際的勉強を通じて、ダイナミックでスケールの大きな「モノの見方」が獲得されることを期待したい。 |
授業計画 | 戦後日本の地理・歴史教育の変遷概説(~高校社会科時代) 戦後日本の地理・歴史教育の変遷概説(高校地歴科誕生以降) 中学校社会科「地理分野」・「歴史分野」カリキュラムの内容と構造 高等学校地歴科カリキュラムの内容と構造 「歴史」とは何か-歴史教育に関する諸学説(1) 「歴史」とは何か-歴史教育に関する諸学説(2) 「地理」とは何か-地理教育に関する諸学説(1) 「地理」とは何か-地理教育に関する諸学説(2) 教科教育法/授業実践例研究(1) 教科教育法/授業実践例研究(2) 教科教育法/授業実践例研究(3) 地歴科教育の国際比較研究(1) 地歴科教育の国際比較研究(2) 地歴科教育の国際比較研究(3) まとめと総括 |
評価方法 | 出席、課題発表、期末レポートなどを総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 私が生まれ育った名古屋は江戸時代の尾張藩にあたります。18世紀の後期、その藩校「明倫館」を開いた人物は細井平洲という人で、米沢藩(山形県)の名君上杉鷹山の先生であったことでも名高い人です。その平洲の言葉に「師泣かずんば、弟子また泣かず」というものがあります。先生が真摯に学問を究め、真理に感動することがなければ、弟子の学問観・人生観に影響を与えることはできないという、ある意味で凄味のある言葉です。この境地までには行かないにしても、少なくとも教育者を自負する者にはその「裾野」に辿り着くだけの意地と情熱が必要が気がします。そう、「先生」を志す皆さんにも、また私自身にも・・・ |
フランス語II
年度 | 2010 |
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科目名 | フランス語II |
教員名 | 駿河 昌樹 |
授業概要 | 前期のフランス語Ⅰに引き続いて、フランス語の基礎を学ぶ。この段階の学習においては、動詞及びそれらの直接法現在形の学習が毎週多く出てくるようになるため、学習興味が削がれやすい。地道な努力の継続が必要とされるところだが、教科書以外に練習プリントを用意して提出を求めることで、この段階を効果的に超えていく試みを続けたい。なお、詳細については授業内で説明する。 |
授業計画 | ・発音とつづりの復習 ・冠詞の復習 ・名詞の性と数 ・否定文と疑問文 ・数字の復習 ・大事な動詞の復習 ・基本的な単語の復習 確認テスト(1) ・動詞venir ・近い過去の表し方 ・命令形 ・deと定冠詞の縮約 ・第2群動詞(ir動詞) ・非人称構文 ・時間の表現 確認テスト(2) ・動詞vouloir ・関係代名詞quiとque ・動詞pouvoir ・比較級と最上級 ・動詞faire ・疑問代名詞 確認テスト(3) ・動詞prendre ・人称代名詞 ・代名動詞 ・過去分詞 ・複合過去形 |
評価方法 | 外国語には「慣れ」が大事。慣れることが勉強なんです。だから、とにかく出席しましょう。あとは心配なし。確認のためのテストもしますが、イヤな感じのテストはしないつもり。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | せっかくフランスの言葉を学んでいるんですから、フランスのモノをもっと見たり聞いたりしてましょう。フランスはヨーロッパ全体の入口です。そればかりか、アラブやアフリカにもすぐに広がっていきます。日本にはたまたま生まれただけ、今いるだけ。そんな気持ちで、世界にどんどん視野を広げていってください。 |
専門ゼミナール III
年度 | 2010 |
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科目名 | 専門ゼミナール III |
教員名 | 中村 恭一 |
授業概要 | ゼミIIで取り組んだそれぞれのテーマ研究を発展させる。同時に就職活動も行うために、特に英語力養成を中心にゼミ活動を行う。 |
授業計画 | 教育支援課にお問い合わせ下さい。 |
評価方法 | ゼミIIに同じ |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 就職活動に励むと共に、卒論に向けた研究はこの時期に大半の準備が終わるように心掛けること。 |
データモデリング(E)
年度 | 2010 |
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科目名 | データモデリング(E) |
教員名 | 関 哲朗 |
授業概要 | データベースに基礎をおく情報システムにおいて,開発対象となる業務=現実世界を分析し,そのモデル化,システム化を適切に行うことは,とても重要なことです.本講義では,この中でも特にデータのモデル化に理解の軸足を置きながら学習を進めていきます.「データベース」で学習した内容を一歩進めるとともに,いくつかの事例を見ながら情報システム構築におけるデータモデリングの役割について確認していきます.この授業は学習の一部にHIPLUSによるe-lerningを使用します.各回のe-lerninngによる関連学習は,それぞれの対面学習開始以前に完了していなければなりません.e-lerningによる学習分は対面授業(通常の教室における講義)を休講にすることで振り替えます.振替休講については,授業中及びHIPLUSのお知らせ機能(メール同時発信)で予め周知します.対面授業とe-lerningを合わせた総学習(授業)時間は15回×90分で,対面授業のみの場合と同じです. |
授業計画 | ガイダンス(対面のみ) この講義の計画と概要をお話しします. ※以下の計画は,進捗によって前週の内容に触れたり,内容が変更になることがあります データベースとデータモデル(テキスト第1部第1章)(対面のみ) データベースの役割を復習するとともに,データモデルの意味,データモデリングとは何をすることか,リレーショナルデータベースとの関係などについて概観します. 正規化の知識(テキスト第1部第2章)(対面のみ) RDBの利用を前提として,データをモデル化するときに正規化の知識は欠かせません.1年次科目で学んだことを確認しながら,正規化に関する学習を進めましょう. 演習1:正規化(テキスト第1部第2章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) テーブルを正規化する手続きを演習で確かめましょう. ER図の知識(テキスト第1部第2章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) エンティティをまとめ,ER図を作成するための知識を確認しましょう. 演習2:ER図の作成(テキスト第1部第2章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) テーブルの正規化を行い,ER図を作成する手続きを確かめましょう. データモデリングの実際(テキスト第1部第3章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) ややアドバンストな内容について触れていきます. <例題学習>商品管理(テキスト第2部第1章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) この回以降は,テキストに示されている事例をもとに,当該システムの一般的な特徴,性質などを知り,そのデータモデルを作成することを学んで行きます. 理解の状況に応じて,6つの例題の内のいくつかを選択して講義する可能性があります. <例題学習>在庫管理(テキスト第2部第2章)+販売管理(テキスト第2部第3章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) <例題学習>購買管理(テキスト第2部第4章)+<例題学習>取引先管理(テキスト第2部第5章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) <例題学習>会計管理(テキスト第2部第6章)(関連学習e-lerning30分+対面90分) 演習3:総合演習(関連学習e-lerning30分+対面90分) これまでの学習を総合して,簡単な業務をモデル化して,ER図を完成させてみましょう. |
評価方法 | 出席点については以下のように計算し,総得点33ポイントの2/3以上を取得することが評価(AA,A, B,C,D)の要件です.これを満たさない者の成績は評価される資格のないFとなります. 1)毎回の授業で授業開始時の簡単なテストと終了時の課題提出を行い,合格の場合はそれぞれ1ポイント 2)演習1,2,3については,適切なレポートを提出することで1)に代えて各回2ポイント 3)e-lerningについては,各単元の確認テストに合格(70%以上の正当)することで1ポイントを与えます.評価の要件を満たした者については,出席ポイント,各回対面授業でのテストやe-lerningの単元テスト,演習の回答状況を考慮して成績を付与します.状況に応じて,最終課題を課し,成績の評価に含めることがあります. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | データベースは多くの情報システムで中核的な役割を果たすようになってきています.データベースの構築に興味がある人はもとより,将来SEとして活躍しようとするひとにとっても,情報システム設計の基礎になるものです.この授業は,「データベース」の受講を前提としています.講義内でも復習を行いながら進めていきますが,ER図の描き方,正規化の方法などについては,事前に復習しておくことと良いでしょう. |
経営情報演習A
年度 | 2010 |
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科目名 | 経営情報演習A |
教員名 | 堀田 敬介 |
授業概要 | 経営情報学科3年次生には,1~2年次に学んだことを基礎に,専門的な研究を行うための「ゼミナール」と「経営情報演習」が用意されている.「経営情報演習」は各「ゼミナール」では扱えない,横断的な内容の実習・演習を行う.自らの手と頭を動かすことによって知識・技術を確かなものとし,他人との議論によって新しい考えに触れることを目的とする.その中でも本演習では,3つの履修モデルの一つである「ITプランナーコース」に即した話題を中心に扱う.具体的には,オペレーションズ・リサーチ(=OR,オー・アール)に関連した話題を主に取り扱う.自分の研究室以外の学生と議論を戦わせて実習・演習をする醍醐味を味わって欲しい. |
授業計画 | ゲームでOR ゲーム理論実験:協調するか,裏切るか… パズルを解こう:数独?ペグソリティア?ノノグラム? データでOR アンケートを作ろう 集計して分析しよう 似たもの同士を見つけよう 傾向予測でOR シミュレーションをしてみよう 投資でOR デリバティブ(オプション)投資ゲーム |
評価方法 | 演習への参加状況とレポートにより評価する. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 「竹田ゼミ」「根本ゼミ」「堀田ゼミ」所属の学生は必ず履修しましょう.それ以外のゼミナール所属の学生も大歓迎です.「e-ビジネス」「ファイナンス情報」などを主に勉強・研究している学生も,他分野の演習を受けて,自分の頭と手を使う訓練をすることで,自分の知識・考え方に広がりを持たせましょう.前提としてPCは使えること(特にWord・Excel・PowerPointの基本操作は必須). |