数的処理

年度 2009
科目名 数的処理
教員名 杉山 富士雄
授業概要 公務員試験には「数的推理」、「判断推理」という科目があり、大企業の採用試験ではSPI(適性検査)によって、新卒者の数学的能力の有無を調べる。そこで、本講義では中学校や高等学校で学んだ数学の復習をしながら、過去の出題傾向を分析していく。
授業計画 一次方程式・不等式
約数・倍数
比・割合
速さと距離・時間
座標とグラフ
仕事算と濃度
等差数列、等比数列
不等式とその領域
条件計算問題
二次方程式と解の公式
二次方程式の平方完成による解き方
二次関数の最大値、最小値
評価方法 出席・試験などの総合評価
教科書
参考書
メッセージ 毎回、問題プリントを配布するので、それを各自で解いて下さい。
カテゴリー: 2009

デジタルクリエイション

年度 2009
科目名 デジタルクリエイション
教員名 釈氏 孝浩
授業概要 この授業は、全体の授業を、【映像のデジタル処理(全7回)】と【音楽のデジタル処理(全8回)】の2つの情報メディアに分けて、マルチメディア表現の方法を学ぶ。【映像のデジタル処理】では、コンピュータ上での図形と動画像の処理/編集を体験し、DTV(DeskTop Video)の便利な点と問題点を理解する。【音楽のデジタル処理】では、コンピュータを利用した音楽制作(MIDIを中心)の実習をとおして、音楽の設計と表現に関する知識と技術を習得することを目的とする。
授業計画 動画データの特徴(デジタルビデオ編集の至便性と背景技術の概観)
簡単な映像編集(使用ソフトウェアの紹介と基本機能の理解)
エフェクトとトランジションの付加(効果的な場面展開の工夫)
音声の付加(タイミングの合わせ方)
絵コンテの制作と動画像の撮影実習
動画作成実習(1)(撮影画像の効果的な編集,自由制作)
動画作成実習(2)(撮影画像の効果的な編集,自由制作,圧縮ファイルの生成)
コンピュータを利用した音・音楽作りの概要/使用するハードウェアとソフトウェアの説明
音・音楽データのフォーマット(アナログ/デジタル、サンプリング、量子化、MIDI形式)
音楽編集ソフトを使った実習(1)(サンプル曲の演奏と編集、録音方法)
音楽編集ソフトを使った実習(2)(音楽表現とソフトウェアの操作方法)
映像と音楽効果(シーンにあわせた音楽のデザイン、効果音のタイミングと選択)
音楽制作実習(1)(シーンにあわせた音楽、効果音の制作)
音楽制作実習(2)(シーンにあわせた音楽、効果音の制作、映像との統合)
作品紹介と相互評価(総合演習)
評価方法 レポートと出席点の総合評価とする。
教科書
参考書
メッセージ 作業を中心とした内容なので、高い参加意識が期待される。「単位のために課題を消化する」のではなく、「自分の納得のために満足できる作品をつくる」という学習姿勢が必要である。具体例を用いて講義、演習を行うので、積極的な参加を期待する。
カテゴリー: 2009

システム開発技法

年度 2009
科目名 システム開発技法
教員名 長尾 弘修
授業概要 今、企業経営には情報システムの活用が不可欠です。どんな情報システムがあるのか、そういうシステムはどういう背景で発案され、どんな体制やプロセスで開発・運用されているのか。それに携わるSEの仕事とはどんなものなのか。できるだけ実務に沿って講義をします。個別の技法ではなく、システム開発の全体像を把握してもらうことを目標とします。
授業計画 講義ガイダンス
講義の狙い、目標、授業運営上のルール、評価方法などを徹底します。
企業経営と情報
企業経営ではどんな判断をするにも情報が不可欠であることを説明します。
いろいろな情報システム
代表的な情報システムをいくつか紹介します。
みなさんにも事例を集めてもらいます。
システム化の推進
情報システムが発案され具体化されて、開発運用に至るまでにかかわる人や組織について説明します。
情報システムのライフサイクル
ウォーターフォールモデルについて説明します。
プロセスモデルのいろいろ
ウォーターフォールモデル以外のモデルを説明します。
ソフトウェア開発の基本技術
開発プロセスのいろいろな場面で使われる技法について、その位置づけを説明します。
プロジェクトマネージメントの重要性
開発プロジェクトを予定通り仕上げるためには、その管理が最も重要であることを説明します。
システム開発の課題
開発の現場にある問題を紹介します。
職業としてのSE
仕事としてみた場合には、ユーザー企業のSEだけでなく、SIやソフトウェアベンダー、情報サービス業に、いろいろな種類のSEの仕事があることを説明します。
SE最前線
現在一線で活動しているSEを招いて、その仕事内容、やりがい、喜びや苦しみなどを話してもらいます。
信頼されるSEとは
「周囲から信頼されるSEになるにはどうしたらいいか」話し合ってもらいます。
*上記は、授業の予定回数と必ずしも一致するものではありません。
評価方法 (1)授業への出席(2)授業中に何回か提出を求めるレポートの内容(3)期末試験、この3点で評価します。(1)と(2)に50%、(3)に50%の重みをおきます。
教科書
参考書
メッセージ 私はSEとして、情報システムの開発や運用に関わってきました。私の授業を通して、企業の情報システムやそれに携わるSEの仕事に興味を持ってもらいたいと思います。私との対話、テーマに関する調査、グループでの討議、全員の前での発表など、参加型の授業を目指します。授業に積極的に参加することを期待しています。遅刻、欠席を認めないのは当然です。
カテゴリー: 2009

経営統計

年度 2009
科目名 経営統計
教員名 松井 美樹
授業概要 いくつかの経営問題を例にとりながら、統計分析の数理とその応用について解説し、演習問題に取り組んでもらいます。各種統計分析の目的、方法、統計量の意味について他人に説明できる能力を養成することを目標とします。
授業計画 教科書に従い統計学の基礎概念を説明した後、その内容に関わる演習問題に取り組み、次回に報告してもらいます。各回の授業は演習問題に45分、基礎概念の説明に45分を配分することを目安に進めます。詳しくはオリエンテーションで説明します。
オリエンテーション
平均と分散
度数分布
相関分析と回帰分析
確率
確率変数と確率分布
主な確率分布
標本分布
推定
仮説検定
回帰の推測統計理論
期末試験
評価方法 期末試験50%、演習問題30%、授業態度20%
教科書
参考書
メッセージ 教養レベルの統計学の復習も一部含みますが、基本的には習得済みであることを前提に進めます。
カテゴリー: 2009

環境コミュニケーション論

年度 2009
科目名 環境コミュニケーション論
教員名 山田 修嗣
授業概要 「環境コミュニケーション」という用語は、環境に関係する学問では重要な概念の一つです。この概念をやさしく説明し、環境をテーマとする研究とその方法のイメージをつかんでもらうのがねらいとなります。とくに、「コミュニケーション」は会話(言葉)の部分にのみ注目が集まり、交換の側面が見失われがちといえるかもしれません。そこで本講義では、コミュニケーションを言語も含んだ情報の交換や、モノの交換として考え、そこから環境問題にアプローチしようと思います。つまり、ここでの関心は、社会のコミュニケーションと環境問題の結びつきを考えることにありますが、あくまでもその導入編の講義をするつもりです。
授業計画 講義ガイダンス
コミュニケーション論の基礎(情報と交換・認識と認知)
情報化社会と個人(情報の流通と情報の共有)
モーティブ・トーク(ボキャブラリーと社会的統制)
地域社会の環境コミュニケーション
企業の環境コミュニケーション
公害における環境コミュニケーション(1)
公害における環境コミュニケーション(2)
公害における環境コミュニケーション(3)
市民社会と環境コミュニケーション
国際化と環境コミュニケーション
総括
評価方法 毎回の出席と学期末の試験で総合的に評価します。出席者には必ず質問やコメント等の記述を求め、この提出により出席をカウントします。
教科書
参考書
メッセージ 環境コミュニケーションの意図や意味を概説し、まずは環境をあつかう学問に興味を持ってもらいたいと思います。また、「コミュニケーション」というキーワードに関心がある他学科・他学部の学生も受講してください。さまざまな角度から、コミュニケーションを考えられると思います。
カテゴリー: 2009

公衆栄養学

年度 2009
科目名 公衆栄養学
教員名 高橋 千恵子
授業概要 地域や集団における健康・栄養問題について、それを取り巻く自然・社会・経済・文化的角度からその問題点を取り上げ、公衆が営む日々の食生活の面から把握し地域サイズで栄養・食生活を捉え、社会全体としての向上を目指す視点を学習します。
授業計画 公衆栄養の概念、公衆栄養活動の歴史
わが国の健康・栄養・生活の推移と現状
ライフスタイル別健康・栄養問題
国民栄養の推移・現状・課題
食料・栄養問題
食事摂取基準の概念と活用
栄養状態の評価と判定
栄養疫学と栄養調査
公衆栄養行政と関連法規
わが国の健康・栄養政策
公衆栄養プログラム
地域公衆栄養活動論
諸外国の健康・栄養問題の現状と課題
公衆栄養の課題と展望
評価方法 1.定期試験と小テスト2.出席状況と授業態度3.課題等の提出物
教科書
参考書
メッセージ 近年、私たちの食生活を取り巻く環境の変化は大きく、個人の努力だけではなく、社会全体として健康を実現できるような食環境の整備が必要で、そのための新しい対応が今求められています。関係法令や国の施策等の改正にも目を向けながら、健康づくりの担い手として問題意識を持ち、学んだ内容を実践活動に活かせるように心がけて学習してください。
カテゴリー: 2009

EIC103(TH5)

年度 2009
科目名 EIC103(TH5)
教員名 K.ヤマギシ
授業概要 This is an advanced elementary English class focusing on LISTENING and SPEAKING/WRITING skills. The communication strategies to develop their conversation will be introduced so that they can make a short speech on the topics of personal and current issues.
授業計画 (Unit 6-10)
Week 1-2 Introduction to the class and Unit 6
Week 3-4 Unit 7
Week 5-6 Unit 8
Week 7 Mid-term Examination(Progress check)
Week 8-9 Unit 9
Week 10-11 Unit 10
Week 12-13 Final Examination and Presentation
評価方法 You will be graded on the following criteria: attendance, class participation and attitude, in class tasks, homework, presentations and tests.A percentage breakdown of the above will be given to you upon commencement of class.
教科書
参考書
メッセージ You are now in your second semester and have an understanding of what will be required of you in your EIC classes. Moreover, you know what you now need to work on in terms of your weaknesses – be active, participate and have a positive attitude towards learning English this term and you will naturally improve. Good Luck!
カテゴリー: 2009

仮想現実

年度 2009
科目名 仮想現実
教員名 広内 哲夫
授業概要 仮想世界(バーチャル・ワールド)を自分で作る! これを可能にするのが、VRML(Virtual Reality Modeling Language)と呼ばれる言語(ISO国際規格)である。VRMLを日本語に訳せば、仮想現実モデル化言語となる。モデルをあたかも現実の如く構築し、その3次元世界に入りこめれば、それはまさにバーチャル・リアリティ(仮想現実)の世界の実現となる。VRMLは映像、音声などのマルチメディア機能を持ち、創造された3次元仮想世界をインタラクティブに操作することが可能であるので、実用的な仮想店舗や仮想博物館に応用することが出来る。本授業では、このVRMLを用いて仮想世界を創ることを行い、その世界の併せて立体視への展開までを試みる。授業は実習中心に行う。
授業計画 1. 仮想現実とは
2. 物体の生成
3. 物体の質感設定
4. 物体の配置方法
5. 複雑な物体の生成
6. 舞台環境の設定
7. サウンドと映像
8. ナビゲーション機能
9. センサー機能
10.アニメーション機能
11..仮想世界との対話
12. Web世界への公開
13.立体視可能な仮想世界
14.仮想世界モデルの応用
評価方法 実習を踏まえて、出席状況や作品制作の内容などで総合的に評価する。評価の基準は次の通りである。AA)質の高い良い課題作品である。A)良い課題作品である。B)一応の水準の課題作品である。C)最低限の課題作品である。D)課題作品に該当しない。
教科書
参考書
メッセージ 実習を中心として授業を展開するので、楽しいVRML作品を作り出して欲しい。
カテゴリー: 2009

ゼミナール IV

年度 2009
科目名 ゼミナール IV
教員名 秋葉 敏夫
授業概要 英語の基本的な総合能力を確かなものとし、その応用をこころがけ、その養成をはかります。そして中級ないし上級へ向けた、ある程度の仕上げを目指します。そのために現代英語の特徴を新聞、雑誌の豊富な例から学びます。教材は変化に富んだ、興味の持てる内容のものを選びます。いわゆる「実用英語」中心で、普通の日常生活、社会生活でそのまま活用できるものばかりです。この授業は、同時に、英検をはじめ、各種英語検定試験合格、および点数向上を視野に入れています。
授業計画 基礎
1.日常生活(衣・食・住など)の英語
2. 社会生活(郵便局、銀行、病院、ホテルほか)の英語
発展
1.メディアの英語
(1)新聞、雑誌
新聞記事の構成
見出し、書き出し、本文それぞれの役割
説明事項の展開とその確かな理解
例示への注視(ものごとの具体化)
各種省略、記号の略語
(2)放送
2.広告の英語
(1)商品広告
(2)項目別広告(求人、求職、貸家、貸間ほか)
3.ビジネスの英語
(1)商品見本依頼
(2)注文(発注)
(3)各種契約書
(4)その他
履歴書、各種申込書ほか
4.説明文、論文の確かな理解
(1)説明文、論文の構成
(2)例示の理解と主題の把握
5.リスニングのコツと訓練
(1)紛らわしい音への注意
(2)繋がる音
(3)消える音(発音されていない音)
(4)キーワードを取らえる
6.各種「英語資格試験」へ向けて
(1)過去問や予想問題の演習
(2)合格のためのポイント
(学期授業予定回数とと必ず一致するものではありません)
評価方法 毎回の出席を基本とし、積極的に授業に取り組む姿勢などを含めた出席点を30%、平常授業時のテストの得点を70%という割合で評価します。AA:出席点を含め、英検2級、TOEIC450以上の学力が十分ある。 A:AAには及ばないが、英検2級、TOEIC450にほぼ近い学力がある。B:Aには及ばないが、英語の発音、基本文法・構造などをかなり理解している。C:Bには及ばないが、それぞれある程度、理解している。D:出席点、平常授業時の得点から考慮して、合格の評価を下せない。
教科書
参考書
メッセージ ものごとは何か目標を持って努力すると、その効果がはかどります。その成果を挙げるには、どうすればよいか。たとえ短時間でも、意識的に、集中的に試みることです。目的達成のため厳しく進めますので、受講生の意欲と熱意、それに根性、根気を期待しています。おそらく、このゼミナールを修了すると、英語圏諸国の生活に、それほど苦もなく溶け込めるはずです。
カテゴリー: 2009

日本語A

年度 2009
科目名 日本語A
教員名 坪田 典子
授業概要 本講座では、言語の四技能のうち、とりわけ話すこと、聞くことを中心に、大学での受講に必要なアカデミックな日本語能力の向上を目指す。そのために必要な文法の復習や読解、ライティングを同時に行う。
授業計画 インタビューの仕方とインタビュー
プレゼンテーションについて
リスニングのスキル
要約と意見の述べ方
情報スピーチ
意見スピーチ
パネルディスカッション
スキット
テキスト読解
議論に必要な日本語
日本語の文法
学期授業予定回数と必ずしも一致するものではありません。
評価方法 毎回の出席を基本とし、出席点を20%、テスト、課題を80%の割合で評価する。テストおよび課題は、プレゼンテーション、聴解、エッセイ、要約、文法など活動内容にわたって行う。
教科書
参考書
メッセージ 話す楽しみ、言語を学ぶ楽しみをインターラクションを通じて経験してほしい。出席を重視しており、遅刻は減点する。
カテゴリー: 2009