英語Ⅰ(EA)

年度 2004
科目名 英語Ⅰ(EA)
教員名 杉本 香織
授業概要 情報学部の英語カリキュラムは読解力の養成に重点を置いている。これは、学生が卒業時までに、辞書を使えば専門分野の英語が的確に理解できるようになってほしい、と専門教科担当教員の多くが願っているからである。春学期に週2日開講される。英語Ⅰは、特に、文法などに関する高校卒業までに身につけておくべき基礎的な知識を再確認し、出来るだけ正確な読解力を養成することを主な目標とする。辞書の使い方、文脈の中での単語の適切な意味を把握することなどの基礎的なこと、また、比較的平易な英文を読みながら英文構造の理解をさらに深めることなども含まれる。英語Ⅰは、主に、読解力の基礎固めに重点を置く。
授業計画 文法などの基礎知識の再確認と、読解力の基礎固めを二大柱に授業を進めます。特に読解に関しては、英字新聞を中心に、雑誌やインターネットなど様々なメディアのニュースの中から比較的読みやすいものをテキストとして取り上げ、英文の逐語訳を必要に応じて行いながら、英語ニュースの読み方や捉え方などの基礎を学んでいきます。
評価方法 試験(期末定期試験・小テスト)と平常点とを合わせた総合評価
教科書
参考書
メッセージ この授業で扱うテキストは、政治、経済から芸術まで多岐にわたります。みなさんの興味、関心に合わせてトピックを選択することももちろん可能です。積極的な授業参加を期待しています。なお、辞書(英和辞典)は毎週必ず持参してください。
カテゴリー: 2004

コミュニケーションと文化

年度 2004
科目名 コミュニケーションと文化
教員名 藤巻 光浩
授業概要 私たちの世界は、戦争・虐殺などによる暴力に満ち溢れてきた。それらの事件を反省する意味を込めて、様々な取り組みが行われて来たし、また行われようとしている。なぜそのような事件が起こってしまったのか、どのようにしたら防ぐことができたのか、死者に対する鎮魂は充分になされているのか、犠牲者に対する補償はどのように行えばよいのであろうかなど、多くの問題を抱えてきた。何よりも大切なことは、私たちはこれらの事件をどのように鮮明な記憶として思い出し続けていくことができるのかという問題意識を持ち続けていくことであろう。
しかし、思い出すという行為は決して中立的なものではない。2001年9月11日の同時多発テロによる死者を弔うためのモニュメント建設のためのデザインコンペは、様々な思惑が交錯したために混迷を極めた。コンペに勝ったリベスキンドのデザインも、アメリカという近代国民国家が誕生した年から現在までの年月を数えそれをモニュメントビルの高さにするというものである。また、広島平和記念館のエノラ・ゲイの展示方法とスミソニアン博物館のそれとは、全く違っているのである。その他にも多数の人の死を伴った事件の思い出し方に、違和感を感じる例は数多く存在する。
その一方で、このような事件を思い出そうとする歴史博物館、モニュメント、フィルム、アニメなどは増加するばかりである。私たちは、戦争・テロ・暴力などの事件を、今後どのように記憶すべきなのであろうか?この授業では、これらの事件の思い出し方、つまり記憶の問題をコミュニケーションの問題として考察する。
授業計画 イントロダクション:証言の時代
生存者たち:エリ・ヴィーゼル、プリモ・レヴィ、ジーン・アメリなど
歴史修正主義とは
クロード・ランズマンの「SHOAH」について
ホロコーストのアメリカ化I:「シンドラーのリスト」
ホロコーストのアメリカ化II:「アメリカ合衆国ホロコースト記念館」
記憶のアメリカ化I:正戦論(スミソニアンのエノラ・ゲイ展示を例に)
記憶のアメリカ化II:ヴェトナム戦争と多文化主義
核の記憶I:広島のエノラ・ゲイ
核の記憶II:原爆と植民地主義
9.11の記憶
南京虐殺と東史郎問題
従軍慰安婦とされた<彼女ら>を覚えておくこととは
「在日」と斉州島の記憶:証言としての「火山島」
心のノートと教育基本法改正問題:心と戦争
靖国問題と国立戦没者慰霊施設について
まとめ
評価方法 レポートを二回書いてもらう。一つ目のレポートは、エリ・ヴィーゼルの「夜」を読みレポートを書いてもらう。このレポートの締め切りは、ゴールデンウィーク明け。もう一つのレポートは、学期末に書いてもらう。この最終レポートは、これらの出来事の思い出し方を各自に実践してもらうものとなる。また、毎回何らかの課題があるので気合を入れて授業に臨むことを期待している。
教科書
参考書
メッセージ 生半可な気持ちで向き合うことなどできない内容なので、予習を強く望んでいる。
カテゴリー: 2004

ESP209

年度 2004
科目名 ESP209
教員名 D.R.ロイ
授業概要 This class will focus on reading and speaking. As Profs. Loy and Watts are specialists in religion and social issues, the topic for both classes (Tuesday and Friday) is spirituality in daily life (日常精神的な生活). There will be three basic themes: everyday life, the environment, and society. Each theme will be related to the practice of “mindfulness” [becoming aware of how our thoughts, words and actions have an affect] in our daily lives, our environment and our society. The readings will come from a variety of different sources. The articles will not be too academic, but rather more personal in style.
授業計画 This class is for high-intermediate and advanced level students of English. Classes with both teachers, Loy and Watts, will be coordinated. We will read one article for one week – in the two classes during that one week, the first class will focus on basic comprehension of the article and any technical language questions; the second class will discuss the content and meaning of the article. Homework will be to read the article and be ready to answer the study questions. There will be three unit tests which correspond to the three topics of daily life, environment, and society. No final exam. For students who need to improve their vocabulary and reading abilities, especially in preparation for the TOEFL, this class will be ideal.
評価方法 attendance 15%participation 40%three unit tests 45%
教科書
参考書
メッセージ This course is a good opportunity to improve your English as we read interesting and thoughtful articles, and talk about them together.
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技術と人間

年度 2004
科目名 技術と人間
教員名 木幡 赳士
授業概要 今日、技術の成果がわれわれの周囲に満ちあふれ、背後にある技術は空気のようなものになっていて、日ごろ、気に留めることもしない。技術が前面に出てくるのは、大きな発明があった時や、大きな事故が発生した時の原因探求の中くらいになってしまった。それは、技術にとっても、人間にとっても不幸なことだ。近年、専門家でない市民が現代技術になんらかの判断を下さなければならない場面が多くなっている、それにも、まず、技術の本質と歴史・現状を知ることが大切だ。本講義は、そんな思いで開講される「平成教養講座」だ。
授業計画 ガイダンス
現代技術をザア~っと眺めてみる
改めて「テクノロジーって?」と聞かれ、「テクテクノロノロ歩くこと」と答えて恥をかかないためのテクノ・ミニマム知識教養講座
エネルギー なければ技術 みんなゴミ--現代エネルギー技術教養講座_1
エネルギー なければ技術 みんなゴミ--現代エネルギー技術教養講座_2
エネルギー なければ技術 みんなゴミ--現代エネルギー技術教養講座_3
エネルギー なければ技術 みんなゴミ--現代エネルギー技術教養講座_4
研究テーマのミニブラックホール--ナノテク教養講座_1_基礎_1
研究テーマのミニブラックホール--ナノテク教養講座_2_基礎_2
研究テーマのミニブラックホール--ナノテク教養講座_3_基礎_3
研究テーマのミニブラックホール--ナノテク教養講座_4_素材_1
研究テーマのミニブラックホール--ナノテク教養講座_5_応用
ITとは、IzureTouta される技術のこと?--現代IT教養講座_1_基礎
ITとは、IzureTouta される技術のこと?--現代IT教養講座_2_トピックス
評価方法 期末試験
教科書
参考書
メッセージ プロジェクターを使い、できるだけ図版を多用しながら進める。標題の取っつきやすさに惑わされてはいけない。時に理屈っぽい話が混じることもある。受講者には、強靱な思考法を身に付けること期待したい。
カテゴリー: 2004

特別活動の研究

年度 2004
科目名 特別活動の研究
教員名 柳生 和男
授業概要 特別活動は本来、学習塾や予備校には存在しない領域(最近では塾などがこれに近い活動を試みる例がありますが)です。従って、特別活動は学校固有な活動として位置づけられ、学校や学級の集団、仲間集団の文化を形成し、個々の生徒の在り方にも大きな影響を与える領域です。まさに、学校教育の真骨頂を担う領域です。また、教師の意欲、熱意、創意工夫、キャラクターが活動の内容や成否を大きく左右する領域でもあります。思い出深い修学旅行や仲間と力を合わせた文化祭、一方では退屈この上ない儀式なども皆さんは経験していることと思います。 本講義では、特別活動の全体像を把握するとともに、人間関係が希薄になりつつある現代の学校において集団活動を通してそれをいかに改善し、豊かで生きがいのある学校生活を実現させるかについて学習します。
授業計画 ①特別活動の特色と指導の重点【特別活動ってなに】
②特別活動のねらい 【特別活動で生徒のなにを成長を促すか】
③特別活動の歴史的変遷Ⅰ 【自由研究時代~特別教育活動・学校行事等の時代】
④特別活動の歴史的変遷Ⅱ 【学級指導新設の時代~学級活動新設の時代】
⑤特別活動の実際 【全体計画の意義・年間指導計画の作成】
⑥集団活動の実際 【集団主義教育批判~民主的集団形成】
⑦集団と個の関係 【集団内における自己実現・人間関係づくり】
⑧自己教育力の育成と特別活動【自己教育力の構造と集団活動】
⑨生きがい感のある存在 【役割配分・役割期待・役割認識・役割遂行・評価】
⑩思春期・青年期の特質を前提とした活動の実際
⑪生徒会活動の特質と指導Ⅰ 【集団による問題解決能力の向上・発達の最近接】
⑫生徒会活動の特質と指導Ⅱ 【学校生活の向上を目指した活動】
⑬学校行事の特質と展開 【なぜ学校行事が必要なのか】
⑭特別活動と総合的な学習 【体験学習・自ら考え/行動し/感動し/解決する力】
⑮特別活動の実践的課題 【集団活動と集団主義との境界】
評価方法 (1)筆記試験
(2)筆記成績に出席率と受講態度を加味して総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 教職希望者の中には、林間学校や修学旅行に行けるといった理由で教師を目指す学生がいます。現職教員にもこうした理由で教師になった者は結構多いはずです。生徒と一緒に活動することが大好きな先生達です。一方、林間学校など宿泊があるから高学年を外してほしい、卒業学年はアルバム作成があるからいやだと言う先生も結構多いのです。行事に際しても生徒への指導を自主性の名のもとに放任し、生徒に引率される頭数だけの教員もよく見かけます。前者のすべてが良い教師とは言えませんが、少なくとも後者に属する教師は特別の事情のある者を除けば、職務に対するモラールが欠けている教員であり、生徒にとって好ましい存在とは言えません。本講義は、子どもと一緒に何かができる、授業を離れて考え、活動することに胸がときめかせることのできる学生に是非受講してほしいものです。
カテゴリー: 2004

社会学原論Ⅱ

年度 2004
科目名 社会学原論Ⅱ
教員名 堀内 康史
授業概要 この社会学原理Ⅱは、現代の社会現象を分析することに重点がおかれます。「女らしさ、男らしさ」「人を好きになる条件」「学校教育の意義」「なぜあなたは日本人なのか?」といったことが議論、分析されます。多くのトピックの根底を流れているものは、誰が抑圧され、差別されているのか、誰が優位な立場にいて、誰が劣位な位置にいるのか、といったことです。もちろん、すべてがそのような視点のものではありません。また、誰々が悪いからそれを直せ、という単なる倫理的な話でもありません。そのメカニズムがどのようなものであるかを、「客観的」に分析していきます。この授業では社会学の一つの特徴である、批判的視点を重視しながら議論が展開されます。
授業計画 ジェンダー(1)女らしさ、男らしさ
ジェンダー(2)社会制度の中の女性
家族(歴史的変遷、家族の中の個人の役割)
社会階層(日本は平等な社会か?)
教育(現代社会における教育の意味)
文化(1)現代社会における文化
文化(2)文化の中の政治性
都市と地域社会(地域間・都市間格差、地域の歴史的変遷)
ナショナリズム(なぜあなたは日本人なのか?)
逸脱(犯罪とは何か?犯罪の類型、ラベリング理論)
官僚制(大企業の不祥事はなぜ起こる?)
アイデンティティ(自分らしさを求める社会)
社会学の課題
評価方法 学期末の筆記試験と、出席により評価する。
教科書
参考書
メッセージ 社会学原理Ⅰと連続して受講することが望ましい。
カテゴリー: 2004

社会学原論Ⅰ

年度 2004
科目名 社会学原論Ⅰ
教員名 堀内 康史
授業概要 社会学は、常識から一歩身を引いて社会を見る学問、といえます。良い意味で、皆さんの常識を破壊していければと思います。初めに、社会学の歴史を概観し、それから方法と理論を紹介していきますが、適宜身近な事例を用いて、抽象的な議論に終わらないようにします。この社会学原理Ⅰでは、比較的大きな枠組みの理論、さまざまな議論の基礎となる理論などを中心に紹介していきます。例えば、「なぜ貧困はなくならないのか」という問を立てて考えてみたり、「大人は『子ども』を前にして性に関係したことを口にしてはいけない」という現代的なモラルについて考えながら、社会を分析します。 社会学が単に教養におわらず、皆さんのこれからの人生のなかで、何らかのかたちで役に立つものを提供したいと考えています。
授業計画 講義ガイダンス
社会学の歴史(1)デュルケム、ウェーバー
社会学の歴史(2)マルクス
機能主義(なぜ社会は崩壊しないのか?)
構造主義(あなたの意識はあなたのものではない?)
闘争理論(あなたは何に支配されているのか?)
交換理論(タダより高いものはない?)
象徴的相互作用論(あなたは毎日演技をしつづけている)
エスノメソドロジー(無意識の差別現象)
構築主義(社会問題の社会学)
社会学の方法(1)質的調査、量的調査の方法
社会学の方法(2)質的調査、量的調査の限界
現在の社会学理論
評価方法 学期末の筆記試験と、出席により評価する。
教科書
参考書
メッセージ 条件ではありませんが、社会学原理Ⅱも連続して受講することが望ましい。
カテゴリー: 2004

教職概論

年度 2004
科目名 教職概論
教員名 柳生 和男
授業概要 本講義は、将来教職を志望する学生を対象にして、教職の基礎・基本についての学習を展開します。 学校の1日、1週間、1か月、学期、年間の流れに即して教師の仕事、学校の動きついて把握するとともに、実践記録や事例研究を通して教職の魅力についてふれていきます。 また、憲法、教育基本法、学校教育法、同施行規則などの学習をとおして、教員の地位や職務について詳しく学習します。
授業計画 ①オリエンテーション 【なぜ教職を選択したのか】
②教員としての必要条件Ⅰ 【ダメ教師殲滅・戦力外教師】
③教員としての必要条件Ⅱ 【活動促進生・指導性・配慮性・親近性そして明るさ】
④教員の職務内容Ⅰ 【教育関係法規の全体構造】
⑤教員の職務内容Ⅱ 【服務---地方公務員法他】
⑥教員の職務内容Ⅲ 【研修---教育公務員特例法他】
⑦教員の職務内容Ⅳ 【労働基準法・地方公務員法他】
⑧教員の職務内容Ⅴ 【体罰・セクシャルハラスメント他】
⑨児童の権利に関する条約 【その趣旨と運用】
⑩児童の虐待防止に関する法律【虐待の現状と学校の対応】
⑪学校の危機管理 【学校事故・訴訟---国家賠償法】
⑫教育関係機関の役割 【児童相談所・警察・教育委員会・家庭裁判所】
⑬教育実践記録Ⅰ 【職員室と教室】
⑭教育実践記録Ⅱ 【困難校再生の記録】
⑮教育実践記録Ⅲ 【教師のメンタルヘルスケア】
評価方法 (1)筆記試験
(2)筆記成績に加えて出席率と受講態度で総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 教職を進路選択の一つとして考えている学生を前提にして教職の魅力、誇りなどについて講義を進めます。 とくに教育関係法規については、講義時間の内外を問わず、繰り返しエクササイズを実施します。また、本講義の単位を取得が教育実習の要件となるので心して取り組んでほしい。
カテゴリー: 2004

学校教育相談(カウンセリングを含む)

年度 2004
科目名 学校教育相談(カウンセリングを含む)
教員名 柳生 和男
授業概要 学校教育相談は「生徒の人格的発達を援助することを目的とする機能」であり、発達はすべての児童生徒の課題ですからすべての児童生徒が教育相談の対象となります。
とりわけ、教師の教育的指導姿勢に加えて、「傾聴」する、「共感」する、「受容」する、「対決」する態度を形成することは児童生徒の全人的発達に大きく貢献するものと考えられます。本講義では学校教育相談の理論と方法について学校現場の実際に照らしながら学習します。
授業計画 ①学校教育と教育相談 【児童中心志向と社会中心志向の境界】
②生徒指導と教育相談 【同一性と相違性・システムアンドトレーニング】
③教育相談主任の役割 【リーダーシップ・コーディネーター・研修企画実施】
④教育相談の校内体制 【体制確立の意義・全体計画・年間指導計画の作成】
⑤教育相談室の設計と整備 【機能的な教育相談室の条件】
⑥養護教諭と教育相談 【養護教育の専門性と特質・溜まり場保健室の改善】
⑦スクールカウンセラーの活用【SCの専門性と活用方法・リエゾン機能】
⑧管理職と教育相談 【教育相談体制確立のための教頭校長の役割】
⑨校内研修Ⅰ 【事例研究法(インシデントプロセス法)・ケースカンファレンス】
⑩校内研修Ⅱ 【面接演習・心理教育アセスメント法他】
⑪校内研修Ⅲ 【査定法研修---心理検査の基本】
⑫カウンセリング理論Ⅰ 【行動理論と方法とその周辺】
⑬カウンセリング理論Ⅱ 【ロジャーズの自己理論と方法とその周辺】
⑭カウンセリング理論Ⅲ 【不登校事例研究報告】
⑮キャリアカウンセリング 【進路指導とカウンセリング】
評価方法 (1)筆記試験
(2)筆記成績に加えて出席率と受講態度で総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 学校における教育相談は現場の教員から大きな期待を寄せられている反面、そのシステムや機能は、教科や領域のそれと比較すると未成熟で脆弱な状態にあります。学生諸君は学校教育相談の全容を学習するとともに、その課題と限界を学ぶことで学校において良き実践者としてこの領域の発展に努め、児童生徒達の発達に正しくしかも効果的に関与できる力を身につけてほしい。
カテゴリー: 2004

ゼミナール

年度 2004
科目名 ゼミナール
教員名 柳生 和男
授業概要 本ゼミには、教育や臨床心理に興味と関心を持ち、強く学習に動機づけられている学生諸君が集まっているが、いずれもこの分野においては学習初心者集団である。そこで、浅くてもよいから広く学び、経験することから出発する。その上で各自が抱えている課題にアプローチする。 学習は、概ね教育心理学の入門から始まり、カウンセリングの理論や演習に及ぶ。加えて、査定方法の演習やリサーチ法についてもじっくりと取組む。また、カウンセリングの現場での観察や問題を抱える児童生徒達との人間関係づくりなどの実践を通しての体験学習にも取り組む。従って、下記の授業計画は①~⑬は講義時数を表してはいない。つまり1ユニットで数時間を費やすことが通常になると理解してほしい。さらに、授業計画の進行に促して数多くの参考書図書を読破したり、演習に積極的に参加したりすることで、各自は当該学部等を専攻する学生に肉迫しその目的を達成してほしい。
授業計画 ①教育心理学Ⅰ(発達の意味・発達と教育)
②教育心理学Ⅱ(態度の学習・性格の形成・集団心理)
③逸脱行動の心理と対応 ④生徒指導と教育相談
⑤カウンセリング理論Ⅰ(カウンセリングの特質・カウンセリングの理論)
⑥カウンセリング理論Ⅱ(精神分析理論・自己理論・行動主義理論・特性因子理論・交流分析理論・ゲッシュタルト理論・論理療法・実在主義的カウンセリング・他)
⑦査定演習法Ⅰ ⑧査定演習法Ⅱ
⑨カウンセリング演習Ⅰ ⑩カウンセリング演習Ⅱ
⑪リサーチⅠ(母集団・サンプリング/測定法/統計的処理)
⑫リサーチⅡ(事例研究/実験研究/調査研究/プロポーザル作成)
⑬リサーチⅢ(データ分析/作成手順)
評価方法 各自の研究成果物・発表内容・参加態度等について総合的に評価する。学習意欲が低く、参加態度が極端に悪い場合や他の学生の学習を阻害するゼミナール生には履修をお断りする。
教科書 随時紹介
参考書 随時紹介
メッセージ 本ゼミナールは情報学部に籍を置いていながらも、なおかつ教育学や心理学、カウンセリング心理学や臨床心理学に興味と関心を抱いている学生あるいは将来において教職を目指している学生を対象としている。 しかし、興味があるからといっても、通常でも数年または数十年かかる内容を2年、しかも4単位相当で修得することは到底不可能なことである。おそらく2年後にはあれもこれも不十分、あれもこれも知らないといった状況が眼に浮かぶ。従って、ここでは基礎的な力を身に付けることによって、自分の考えをまとめたり、発展的な学習への橋渡しとなるレディネスの形成に力を入れていく。テーマはまさに諸君の世代の問題が中心になる。
カテゴリー: 2004