年度 | 2009 |
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科目名 | 情報科学 |
教員名 | 竹田 仁 |
授業概要 | 情報科学(ハードウェア、ソフトウェア、情報処理概論)についての講義を行う。ハードウェア(電子計算機の誕生からその発展、計算機を構成する要素、装置とその役割、動作原理)。ソフトウェア(電子計算機を動かす仕組みについて、プログラムを構成している「命令」がどのようにして電子計算機を動かしているのかについて、ソフトウェア工学の基礎となる情報処理の実際とアルゴリズムの概要)。情報処理概論(コンピュータと仕事の関係およびコンピュータの基幹業務システムとのかかわりについて、データ通信、ネットワークシステムの構築、技術支援などの基礎知識)。 |
授業計画 | 1.情報科学とは 2.電子計算機の誕生と発展 3.コンピュータの基礎 4.数値の取り扱い 5.コンピュータの論理回路 6.主記憶装置 7.中央処理装置 8.補助記憶装置 9.入出力装置 10.情報処理の実情 11.コンピュータによる問題処理手順 12.流れ図 13.ファイル編成法 14.プログラム言語 15.情報処理システム 16.ネットワーク |
評価方法 | 学期末試験を評価の対象とするが、出席も加味する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | コンピュータの分野は発展が著しく、単なる一時点の技術を学ぶだけであってはならない分野である。途中で休むと授業についてこられなくなる可能性がある。受講を決心したら休まないように努力して欲しい。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
情報科学
年度 | 2009 |
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科目名 | 情報科学 |
教員名 | 竹田 仁 |
授業概要 | 情報科学(ハードウェア、ソフトウェア、情報処理概論)についての講義を行う。ハードウェア(電子計算機の誕生からその発展、計算機を構成する要素、装置とその役割、動作原理)。ソフトウェア(電子計算機を動かす仕組みについて、プログラムを構成している「命令」がどのようにして電子計算機を動かしているのかについて、ソフトウェア工学の基礎となる情報処理の実際とアルゴリズムの概要)。情報処理概論(コンピュータと仕事の関係およびコンピュータの基幹業務システムとのかかわりについて、データ通信、ネットワークシステムの構築、技術支援などの基礎知識)。 |
授業計画 | 1.情報科学とは 2.電子計算機の誕生と発展 3.コンピュータの基礎 4.数値の取り扱い 5.コンピュータの論理回路 6.主記憶装置 7.中央処理装置 8.補助記憶装置 9.入出力装置 10.情報処理の実情 11.コンピュータによる問題処理手順 12.流れ図 13.ファイル編成法 14.プログラム言語 15.情報処理システム 16.ネットワーク |
評価方法 | 学期末試験を評価の対象とするが、出席も加味する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | コンピュータの分野は発展が著しく、単なる一時点の技術を学ぶだけであってはならない分野である。途中で休むと授業についてこられなくなる可能性がある。受講を決心したら休まないように努力して欲しい。 |
プロジェクト演習 III
年度 | 2009 |
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科目名 | プロジェクト演習 III |
教員名 | 広内 哲夫 |
授業概要 | プロジェクト演習( I 、 II 、 III )は第2セメスターから第6セメスターに配置されている必修科目です。プロジェクト演習は教室での通常の講義型授業と は学習方法が異なり、学生の主体的・能動的な授業への参加姿勢が求められます。プロジェクト演習( I 、 II 、 III )では、「ものづくり」の計画立案と計画通りに進めていくための様々な工夫・手法、実際の「ものづくり」と専門知識・技術との関係理解、共同作業におけるコミュニケーションの役割や技法、協調 作業における情報共有と手段などの大切さを、グループ協調作業による「ものづくり」をとおして気づくこと、プロジェクトを進める上での基本的な手法やスキ ルを身に着けることを狙いとしています。このプロジェクト演習 III では、プロジェクト演習の総仕上げとして、学生発案・企業発案・教員発案のテーマについてプロジェクトチームを編成し、プロジェクト計画の立案、成果物作成、プロジェクトで発生する問題解決をプロジェクトの実践を通じて学習します。 |
授業計画 | 第1回 オリエンテーション 授業のねらい プロジェクトの進め方の説明 第2回 プロジェクト計画の立案 プロジェクト計画書作成 進捗報告 第3回 プロジェクト計画の立案 プロジェクト計画書作成 進捗報告 第4回 要求定義 プロジェクト要求の洗い出し 要求定義書の作成 進捗報告 第5回 要求定義 プロジェクト要求の洗い出し 要求定義書の作成 進捗報告 第6回 要求定義 プロジェクト要求の洗い出し 要求定義書の作成 プロジェクト計画の見直し 進捗報告 第7回 中間発表準備 進捗報告 第8回 中間発表 各プロジェクトの目標、成功基準、成果物、プロジェクト計画、現状の課題と解決案について報告 第9回~第13回 プロジェクト計画に沿ったプロジェクトの実施 進捗報告 第14回 プロジェクト成果のまとめ(中間) 目標達成度の確認、現状の課題と解決案について報告、プロジェクト計画の再考 春学期貢献度表作成 第15回~第24回 プロジェクト計画に沿ったプロジェクトの実施 進捗報告 第25回~第26回 プロジェクト成果発表会準備 第27回 プロジェクト成果発表会 プロジェクト成果の発表 他チーム成果の評価 第28回 プロジェクト成果のまとめ 成果の文書化 秋学期貢献度表作成 |
評価方法 | 共同作業におけるコミュニケーション、チームワークとリーダーシップ、役割分担と協調、情報共有などの大切さに気づくことを学習の達成目標とし、以下を総合的に評価します。・グループ発表会の評価・具体的な評価基準とレベルに基づくグループメンバー個人毎の貢献度・各チーム作業報告書の内容成績評価は次の通り。(AA)達成目標をほぼ90%以上満たしている。(A)達成目標をほぼ80%以上満たしている。(B)達成目標をほぼ70%以上満たしている。(C)達成目標をほぼ60%以上満たしている。(D)達成目標に対し、60%未満の達成度である。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業での学習目標は、教員から知識や技術を教えてもらう受身の姿勢で得られるものではなく、創造的な「ものづくり」共同作業の体験を通して「創造的協調作業のつぼ」を会得していくことです。これにより、情報システム学科が提供している様々な専門科目への知的興味が沸いてくること、理論と実践を結びつけることの大切さが理解できることを期待しています |
テーマパーク事業論
年度 | 2009 |
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科目名 | テーマパーク事業論 |
教員名 | 山田 紘祥 |
授業概要 | 我が国テーマパークの歴史は1983年の東京ディズニーランドの開業に始まる。本講義では、我が国で唯一成功している東京ディズニー・リゾートを中心に取り上げ、その経営ノウハウや集客の仕組みを講義する。併せて、我が国遊園地の歴史、その事業を取り巻く環境等についても学習する。 |
授業計画 | 我が国遊園地及びテーマパークの歴史 東京ディズニー・リゾートの経営状況と集客のノウハウ USJその他の我が国テーマパークの経営状況 USJその他の我が国テーマパークの事業性について |
評価方法 | 出席と期末テストで評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | テーマパークは我が国ではなかなか難しい事業である。アメリカなどと比べて何故難しいのか、などを考察することによって、テーマパークだけでなく、我が国観光事業のあり方を学んで欲しい。 |
経営学総論
年度 | 2009 |
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科目名 | 経営学総論 |
教員名 | 石塚 浩 |
授業概要 | この授業の目的は、経営情報学科1年生の学生に、経営学全般へのイントロダクションを提供した上で、実際の企業活動の姿を紹介することにある。 1回から12回では、テキスト第I部の環境のマネジメントを中心に授業をおこなう。この場合の環境とは、企業の存続と成長に関係している要因でありながら、企業側からコントロールすることの難しいものを指している。 13回から24回では、テキスト第II部の組織のマネジメントについて講義する。 12回までに学習した外部環境のマネジメントをうまく行うためには、企業組織の諸問題を解決しなければならない。競争戦略や多角化その他の経営活動を実効性あるものとすることが、組織の役割と考えられる。 |
授業計画 | 授業ガイダンス-授業の受け方、小テストの答案の書き方 環境のマネジメントとは 競争の戦略(1)-競争の意味 二つのレベルの差別化 競争競争の戦略(2)-競争の意義と変化のリスク 事業構造の戦略(1)-環境の変化と事業構造の変化 事業構造の戦略(2)-なぜ複数事業なのか 事業構造の選択-事業ポートフォリオの選択 M&Aと戦略的提携 制度の選択と資本市場(1) 会社制度 さまざまな会社形態 制度の選択と資本市場(2) 株式会社の制度 制度の選択と資本市場(3) 企業のガバナンスの選択 組織のマネジメントとは何か 組織構造(1)-組織構造の基礎理論 組織構造(2)-組織構造の選択 組織構造(3)-職能別組織 事業部制組織 インセンティブ・システム(1) -ヒトと欲求の組織のインセンティブ インセンティブ・システム(2) -インセンティブ・システムの機能と設計 インセンティブ・システム(3) -理念的インセンティブとしての組織文化 人事制度(1) 日本企業における人事制度 人事制度(2) 人事制度の変容 事例研究 I 事例研究 II 事例研究 III |
評価方法 | 定期試験70 小テストorレポート30 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |
情報システムとネットワーク
年度 | 2009 |
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科目名 | 情報システムとネットワーク |
教員名 | 牧野 倫子 |
授業概要 | 近年では、自分の部門の業務にコンピュータを活用するようなり、コンピュータについての知識や技術を有する人材の育成が必要となっており、そのための情報に関する資格試験も行われるようになった。本講義では、そのうちのネットワークについて行う。ネットワークを用いることにより複数のコンピュータや端末を通信回路で接続し、データの受送信を行うことが可能になり、企業や団体のみならず一般的に利用されている。そこでまず、ネットワークの概要を学び、企業で使用されている代表的な存在であるLANやインターネットについての知識を習得する。またコンピュータのデータは2進数の世界であることを認識し、IPアドレスに関する演習を通じてデータ通信の仕組みを知ってもらい、計算が必要なものについては演習を行う。また、システムについては、システムの環境・運用管理および利用者であるエンドユーザの立場で必要なシステム開発の手法の基礎知識などについて学ぶ。特にコンピュータシステムの安全性や信頼性を保護するセキュリテイについては、多数の人々がインターネットを利用している今、その重要性が高まっており、重点的に講義を行う。 |
授業計画 | ネットワークの概要 ネットワークの種類 ネットワークの処理形態 LAN 分類 通信のプロトコル OSI基本参照モデル LANの接続機器 アドレス MACアドレス IPアドレス インターネット インターネットのプロトコル IPアドレス インターネットの接続 接続形態 通信回路の種類 アナログ回線とデイジタル回線 ブロードバンド方式 インターネットのサービス www 電子メール プロトコル 演習、過去問にチャレンジ! 小テスト1 ネットワークセキュりテイ 暗号化技術 商取引の問題点 ディジタル署名と認証 SSL 演習、過去問にチャレンジ 小テスト2 その他関連する事項 |
評価方法 | 毎回出席することを基本とする。出席回数による点と提出物の有無、内容に関する点で30%、2回行う小テストの点で70%を評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業はITパスポート、さらに基本情報技術者の試験に対応したものです。試験の内容に関わらず、一般的にも非常に有用な内容ですのでしっかり習得してください。 |
文章演習B
年度 | 2009 |
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科目名 | 文章演習B |
教員名 | 岡野 雅雄 |
授業概要 | 文章演習Aをうけて、さらに分量的にも内容的にもレベルアップをはかる。特に重点をおくのは説明・解説文を書くことであるが、最後には手紙などの実用文も練習する。 |
授業計画 | 導入練習 科目の目標などの全体的説明 文章表現(1)段落の構成 文章表現(2)構成のさまざま 文章表現(3)まとまりのある文章 構成とアウトラインの作り方 : 紹介する文A 構成とアウトラインの作り方 : 紹介する文B 構成とアウトラインの作り方 : 意見文 説明文の書き方(1) ※横書き 説明文の書き方(2) 作品を紹介する文の書き方 (書評など) クリエーティブ・ライティング 案内文の書き方 手紙文の書き方 まとめ ※上記は、必ずしも学期授業予定回数と一致するものではありません。 |
評価方法 | 各回の課題(80%)と期末課題(20%)による。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 「文章演習A」と「文章演習B」は、3年間におよぶ「文章演習」の中で、「基礎」を培う科目です。「文章演習B」は、文章演習Aで学んだ文章の基礎知識・基礎能力を土台に、さらに文章の基礎を固めてゆきます。この科目修了後には、「文章演習」の「応用」としての位置づけである「文章演習C, 文章演習D」、「発展」としての位置づけである「文章演習E, 文章演習F」へとつながってゆきます。 |
現代中国政治論
年度 | 2009 |
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科目名 | 現代中国政治論 |
教員名 | 丸山 鋼二 |
授業概要 | 中国は5,000年の歴史と悠久の文化を有している。その中国もいまや「世界の工場」として高度経済成長を続け、経済発展を実現している。日本との関係も靖国神社問題や歴史認識問題などでの摩擦を抱えつつも、現在アメリカを抜いて日本の最大貿易相手国となっている。とはいっても、国際的には大国化しつつある中国の「軍事脅威論」も依然として存在し、北朝鮮の核問題と並んで東アジアの戦争の火種となりうる台湾問題も未解決である。国内的にも、民主化問題・人権問題・格差問題・環境問題以外にも、商品偽装問題や人口問題、社会保障問題、治安問題など、多くの問題を抱えている。そうした現代中国の多様な側面と問題をなるべくたくさん取り上げて、現代中国の裏と表を理解できるようにつとめたい。 |
授業計画 | 20世紀の中国の歩みと授業の進め方 まず20世紀の中国の歩み(中国近現代史)を簡単に振り返ります。 中国近現代史を振り返りながら、中国の最近の状況を理解してもらうために、最初に現代中国事情についての本を読んでもらいます。 中国の状況について理解を深めてもらった後に、各自で日本の新聞での中国関連記事を読み、毎週少なくとも一つの記事を切り抜いて来てもらい、授業中にグループ内で発表し、中国の直面している様々な諸問題に関心を持ってもらいます。 グループ内での討論を踏まえて、学生の質問に対する説明という形で各自の持っている関心や疑問に答えていきます。 必要に応じて、参考文献を紹介しながら、各自あるいはグループでさらに調べて来るように指示します。 授業で取り上げる内容は、主に中国近現代史と現代中国の諸問題です。 中国近現代史 清末(清朝末期)と中華民国の歴史 中華人民共和国の歴史(1)毛沢東時代 (2)小平時代 現代中国の諸問題 政治体制、民主化問題、民族問題/外交問題、民主化問題、民族問題 経済改革、格差問題、人口問題/教育問題、環境問題、社会保障問題 |
評価方法 | 成績は、授業中に行う小テストやレポート(課題図書)などで総合的に行う。詳細は授業の中で説明するので、聞き逃さないように注意してください。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 「わかる授業を」と思っていますので、理解できないところは遠慮なく質問してください。とくに、時間が足りなくなりそうになると、学生の理解度に関係なく急に早口になってしまうので、その際もどうぞ遠慮なく。 授業を聞いて、自分で考えて、自分自身の考えや意見をもつ。そうして少し賢くなる。そういうことの繰り返しが大学時代になされれば、あなたにとってすばらしい大学時代であったということになるでしょう。そういうきっかけになるような授業をと考えていますので、学生諸君による叱咤激励を望みます。 |
教育方法・技術論
年度 | 2009 |
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科目名 | 教育方法・技術論 |
教員名 | 釈氏 孝浩 |
授業概要 | 小学校から現在までの間に各自が経験した膨大な授業時間の中で、印象に残った授業、「良い授業」と思えるものを思い出してみよう。児童・生徒の立場から魅力的に映ったその授業は、なぜ魅力的だったのだろうか。教師の立場からは、どのように設計され、どのような方法論に基づいて工夫されていたのだろうか。プレゼンテーション環境の進歩によって、情報伝達が容易になったように感じられるが、本質的なのは、その内容である。授業と言う局面で、教育的配慮に基づいて工夫された情報伝達とはどのようなものだろう。こうしたことは、経験豊かな教師の持つノウハウのように思われがちだが、授業を対象とした研究に基づく基礎理論が存在する。この講義では、それらの議論を踏まえた上で、教育機器の活用を考える。生徒・教師・教育機器の3者を学習という局面に位置づけ、各種教育機器の特性理解とその効果的な活用方法を考える。過去に得られた知見を考察しながら、教育機器、特にコンピュータとネットワークの教育活用について具体的に考えていく。 |
授業計画 | 「良い授業」の記憶 教育方法を考える難しさ~思い込み・先入観からの解放~ 授業の様式 授業の歴史 学習形態の変化 ~一斉授業から個別学習・共同学習へ~ 学習環境 ~発見学習と問題解決学習~ 授業設計 教材研究・教材開発 教育機器の種類と特性 教育メディアとしてのインターネット 遠隔教育 評価技術 教育機器利用実習(1)指導計画の立案 教育機器利用実習(2)ソフトウェアの作成 教育機器利用実習(3)指導展開と評価 |
評価方法 | 随時実施する課題レポートとそのプレゼンテーション、試験成績、出席状況等を総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 少人数グループによるディスカッションとプレゼンテーションが中心となる。高い参加意識が必要である。 |
経済学
年度 | 2009 |
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科目名 | 経済学 |
教員名 | 杉山 富士雄 |
授業概要 | 従来のミクロ経済学の主流は、需要と供給に関する均衡論を中心に展開され、市場の効率性を議論します。しかし、いくつかの「現実離れ」した前提に立脚した理論から成り立っています。近年では、企業間の協調と競争、企業組織の成立・存在、契約や取引コストといった重要な問題を解明するのに、ゲーム理論と、情報の経済学が急速に発展し、相次いでノーベル経済学賞の対象となっています。本講義では、多数の取引主体の戦略的意志決定を扱う「ゲーム理論」という数学の一分野及び、不完全な情報の下で個人がどのように行動するかを解明する「情報の経済学」について解説します。 論理的思考や数学について不慣れな学生が履修された場合、内容を理解したり、単位修得は容易ではありません。 |
授業計画 | ゲ-ム理論入門 囚人のジレンマと共有地の悲劇 競争とナッシュ均衡 同時手番の寡占ゲ-ム サブゲ-ム完全均衡 ゲ-ムの駆け引き 2段階ゲ-ム 協力の発生と繰り返しゲ-ム 交渉ゲ-ム 数量競争ゲ-ム 価格競争ゲ-ム 現実の企業競争への応用 インセンティブ、逆選抜 モラルハザードと計画経済の失敗 |
評価方法 | 授業中の活動と期末の試験を総合的に評価する。ただし、成績評価の基準は次ぎのとおり。AA)形式に不備がなく内容が特に優れている、A)形式に不備がなく出題意図に応じた内容である、B)形式は満たしているが内容がやや不足である、C)形式・内容とも若干の難点がある、D)課題がこなせていない |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 授業には、必ずテキストを持参して出席すること。単位取得には、数学知識を必要とします。従来のミクロ経済学は、他の市場参加者との戦略的相互作用を無視した仮定の下で成立する「特殊ケース」を扱うのに対して、ゲーム理論では、相手が何をするかによって自分の行動も変わる「駆け引き」の状況を分析します。より複雑な現実経済を分析するのに有効です。また、情報の非対称が取引する市場参加者の間に存在する場合、市場の効率性は保証されず、様々な誘因(インセンティブ)の設計が必要になります。現代の先進工業国や経済発展する開発途上国の経済構造を厳密な科学的アプローチで解明するために、急速に進化する「ゲーム理論」と「不完備契約論」を解説しますから、論理的思考や数学的ツールを利用した授業になります。履修する学生は、まずテキストを見て、自分が履修できるかあるいはすべきかどうか判断してから、登録して下さい。 |