経営管理

年度 2009
科目名 経営管理
教員名 坪井 順一
授業概要 経営管理の中心は管理機能論である。本授儀容では、経営・管理機能の役割を知ることで、経営・管理の仕組みを理解してもらうことを目的とする。その前提としてテイラ-やファヨ-ルなどの管理理論を紹介し、管理機能の本質について理解してもらう。また、管理に関わる実践的な課題についても解説していきたい。
授業計画 managementとは何か
経営の概念と企業の概念
経営機能の展開(経営戦略の種類)
経営者の意思決定基準について
経営・管理の階層構造
管理論の歴史と今日的意義
テイラ-の科学的管理論
テイラ-を継承する人々
「モダンタイムス」にみる労働疎外について
ファヨ-ルの管理論
人間関係論の意義と限界
管理機能論の展開(1)
管理機能論の展開(2)
マネジメント・サイクル
権限と責任について
今日のアメリカ経営学の現状
評価方法 試験とレポ-ト、出席点などにより決定する。
教科書
参考書
メッセージ 経営に関する時々の話題やビデオ教材も活用する。管理の理論を学ぶ中で、それが実践にどのように生かされているかを考えていきたい。映画を利用した事例研究も行う。
カテゴリー: 2009

プレゼンテーション(E)

年度 2009
科目名 プレゼンテーション(E)
教員名 中條 安芸子
授業概要 ものごとを紹介する、考えを伝える、納得のいく説明をする、新しい商品や企画などの提案をする、など、いずれの目的を達成するためにもプレゼンテーションは必要である。そして、どのような手段と表現を組み合わせてプレゼンテーションを行うかが、目的達成のカギとなる。そこで、聞き手がどのような対象かの分析も含めながら、多種のメディアを組み合わせた実践的なプレゼンテーションづくりを学ぶ。目的と聴衆に適したプレゼンテーションが、資料作りも含めてできるようになることが目標である。
授業計画 この授業の目的と進め方について
キーワードと図解
アウトラインのつくり方
表現方法の工夫(1):ユニット数と図解
表現方法の工夫(2):画像の使い方
ものごとを比較する表現(1):色の使い方
ものごとを比較する表現(2):デザインを意識する
商品のプロモーション(1):データの活用
商品のプロモーション(2):アニメーション等の効果
商品のプロモーション(3):発表会
会社のプロモーション(1):聞き手にとって必要な情報
会社のプロモーション(2):総合的なプレゼンの流れ
会社のプロモーション(3):立体的な資料のつくり方
発表準備(1):資料の提示の仕方と効果
発表準備(2):リハーサルの必要性
会社のプロモーション(4):発表会
評価方法 伝える内容、伝える対象、プレゼンの場所を考慮した資料作りと発表ができるか、を評価する。提出された課題(毎回)と発表をそのときの到達度として評価し、その平均が成績となる。到達度60%以上で単位修得。
教科書
参考書
メッセージ 人前で何かを発表することに苦手意識を持っている人が多いかもしれませんが、それはしっかりと事前準備をし、プレゼンテーションをたくさん経験することで克服できます。この授業での課題を積極的にこなしスキルを身に付ければ、将来、数々の場面でそれが活かされるでしょう。授業時間内だけの作業等では授業の目的に達しませんので、授業時間以外にも作業時間をもつようにしてください。なお、授業に関する情報は、http://www.bunkyo.ac.jp/~nakajo/を参照するようにしてください。
カテゴリー: 2009

問題発見技法(E)

年度 2009
科目名 問題発見技法(E)
教員名 堀田 敬介
授業概要 企業の経営活動などでは,さまざまなレベルでの意思決定が行われるが,各決定を支援するために科学的・工学的な手法が用いられることが多くなっている.しかしながら,さまざまな問題に科学的にアプローチするためには,問題そのものについてその本質を理解し,目的を定めて分析できなければならない. また,何が問題かを発見するためには,何を問題とするかということを定義できなければならない.目的は何か,本来どうあるべきかという視点を持たねば,問題発見・分析は,労力の無駄になる. さらに,データの収集の仕方,問題点の列挙・取捨選択・精練の方法,改善点などが明確でなければ,その後の分析は机上の空論となる. 本講義では,問題をどのように発見し・捉えるのか,及びデータ収集と分析法について学んでいきたい.
授業計画 問題発見概要
問題の発見・整理
ブレーンストーミング
KJ法
品質管理
TOC思考プロセス
問題の発見・分析
クラスター分析
マーケットバスケット分析
評価方法 トピック毎の課題・レポート・発表内容等により評価.グループ単位の作業・レポート提出を行うので,グループの他の学生に迷惑をかける等グループ作業に支障を来す学生(作業しない,無断遅刻・無断欠席が多い,就活による欠席の事前連絡がない,連絡が取れない,任された仕事への責任感がない等)はDとする.
教科書
参考書
メッセージ 履修前提としてPCの操作はできること.例えば,ExcelやWordの基本操作ぐらいはできること.また,「レポートはPDFファイルにして提出」という言葉が今現在「何のことやら?」な人は,難しくないので授業開始までに対処しておくように.グループでの作業・レポート作成が基本なので,一人で行動することが多かった人は自分を成長させる切っ掛けにしよう.グループ作業に慣れている人や対人関係で物怖じしない人はリーダーシップを発揮・磨きをかけるチャンスと捉え,積極的に活動し,仲間をもりたてよう.
カテゴリー: 2009

制作管理手法

年度 2009
科目名 制作管理手法
教員名 高田 哲雄
授業概要 授業概要 一言で”マルチメディア”といっても実際には各専門領域の中で様々な展開がなされてきています。私達が手にする新聞や雑誌もすでにその制作工程においてはデータベースとしてのデジタル化は浸透しており広義の意味でマルチメディアに包含される形態であると考えることもできます。このようにメディアの融合化が進む中で、情報システムとその管理技術を駆使した一貫性のある総合的なプロデュース能力が渇望されています。それぞれの専門領域での特殊性を重視しながらも、デジタル化のなかでその共通性が明らかになってきた”制作管理手法”について学びます。
授業計画 プロデュースの重要性(交渉、企画から制作までのスケジュール管理)
イメージ管理とプロセス管理(制作における情報システムの設計と管理)
各メディア特有のシステム管理(多様なメディアとそれぞれの規格)
DTP制作管理(1)入稿を管理する(原稿のデータベース化:手書き原稿とデジタル原稿)
DTP制作管理(2)工程を管理する(分業からDTPによる一元化へ)
DTP制作管理(3)画像ファイル形式の多様性と統合管理(情報検索、ファイル管理、プリプレス)
DTP制作管理(4)内製化と外注(編集部門と制作部門の連携)
デジタル映像制作管理(1)企画(テーマ決定、予算計画)
デジタル映像制作管理(2)プリプロダクション(ロケハン、シナリオ制作)
デジタル映像制作管理(3)プロダクション(撮影:CG:プログラミング)
デジタル映像制作管理(4)ポストプロダクション(デジタル編集:サウンド)
デジタル映像制作管理(5)データベース化・インターネット公開
ゲーム、WEB制作における特殊性:研究と討論
マルチメディアにおける著作権とその契約関係:研究と討論
評価方法 出席と発表、および提出物を重視します。出席点40%、授業中の逐次任意指名発表の評価10%中間プレゼンテーション20%、最終提出30%
教科書
参考書
メッセージ メディア表現を統合的にアレンジすることのできるトータル・クリエイターが望まれています。そこでは特に”理論”と”実践”の両側面からの総合的能力が求められます。知識のみを目標とするのではなく、実践的価値や感性の価値を重視することを期待しています。
カテゴリー: 2009

メディア処理プログラミング

年度 2009
科目名 メディア処理プログラミング
教員名 下平 丕作士
授業概要 (1)概要:Javaを用いてアニメーションや画像を表示するプログラミングの基礎について、実習により学習する。画像のピクセルデータの処理法についても学ぶ。(2)目標:Javaを用いて簡単なアニメーションを作成したり、画像を利用するプログラムを作成できることを目標とする。画像のピクセルデータを操作して、画像を変換するやや高度な手法についても学ぶ。(3)背景・重要性:Javaは、マシーンインディペンデント(計算機の機種に依存しないこと)なプログラミング言語として、ネットワーク社会でますますその重要性が高くなっている。また、今日、やアニメーションや画像は、携帯電話やパソコンのシステムで多用されている。ネットワーク社会では、これらの表示の仕組みや利用法について基礎知識を習得し、プログラミングについて理解しておくことは、システムの開発や利用にあたって不可欠である。
授業計画 プログラムの入力、コンパイル、実行。
簡単なアプリケーションプログラムの作成。
簡単なアプレットプログラムの作成。
長方形・円・楕円の表示
直線・折れ線の表示
塗りつぶし、色の指定
メニューの表示
画像の表示1
画像の表示2
アニメーション1
アニメーション2
画像のピクセルデータの処理
課題の実習1
課題の実習2
課題の実習3
評価方法 課題についてプログラムを作成し、処理結果とともに提示してもらう。これらの提示物の達成度によって評価する。テキストの例題を打ち込んで、動かすことができれば、合格とする。
教科書
参考書
メッセージ Javaの基礎から始めて、アニメーションの作成や画像の表示・利用ができるようになります。プログラムが動いて、結果が表示されるとうれしいものです。
カテゴリー: 2009

デザイン論(S)

年度 2009
科目名 デザイン論(S)
教員名 藤掛 正邦
授業概要 マスコミにおけるビジュアル・コミュニケーション・デザインに絞った初心者のための講座です。目的はメッセージを効果的に伝えるために、文字、絵、映像を加工し発信できる人材になるために必要な知識や感性を修得することです。講議内容はベーシックデザイン、出版メディア、広告メディア、イラストレーション表現、映像表現、マルチメディア表現の順で進行します。マルチメディア表現では情報技術を使い双方向性で送受信可能な表現を提示します。広報学科のデザイン授業で制作された学生作品を検証しながら身近な問題としてデザイン表現や理論を理解します。現代美術やポスター史などを知ることによりビジュアルイメージの引き出しを増やしましょう。
授業計画 色:日本の美意識
色:現代の色彩学
色:色面の構成
形:視覚言語
美術:美の構成学
書籍:写真と文字
グラフィック:ポスター、パッケージ
イラスト:ルポ、童話絵本
広告:歴史
広告:広告会社
広告:制作会社
広告:アイデアのつくり方
映像:お話のつくり方
映像:いろいろな映像
評価方法 毎回の出席を基本とし、中間小試験、定期記述試験、ノート提出、出席日数で厳正に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 板書をしながら知識を学びますので、ノート(コクヨCampus40)等を最初の授業から用意してください。デザイン制作授業では紹介できなかった学生作品やプロ作品のビジュアルや映像をパワーポイントで見ながら造形基礎理論と広告発想理論を板書し身につけます。中間小試験、ノート提出採点、最後に定期試験を行い、出席日数をふまえ総合的に評価します。
カテゴリー: 2009

ゼミナール III

年度 2009
科目名 ゼミナール III
教員名 長尾 弘修
授業概要 ゼミナール I 、 II に引き続き「企業経営へのICTの活用」をテーマにしています。ゼミナール III では、2,3名のチームで実際に企業を訪問し、その企業の情報システムについて聞き込み調査をして、レポートにまとめ、発表します。チームで活動すること、訪問した2社の情報システムが分かるようになることが目標です。
授業計画 講義は行いません。2-3人のチームに分かれて、私と相談しながら、進めていくことになります。
次のようなステップで進めます。
ステップ5まではチームの共同作業、ステップ6,7は個人作業です。
訪問希望業種と企業の選定
訪問の依頼
訪問企業の決定
事前調査と質問項目の洗い出し
訪問とQ&A
訪問メモの取りまとめ
レポートの作成
訪問した2社それぞれについて、次のようなレポートを作成します。
企業の概要
想定した情報システム
訪問の記録
質疑応答
訪問後の意見交換
聞き込んだ情報システムについての考察
感想
発表
評価方法 (1)チームの中でキチンと役割を果せたか(2)最終レポートの内容(3)プレゼンテーションの仕方 この3点で評価します。(1)に40%(2)に40%(3)に20%の重みをおきます。期末試験は実施しません。
教科書
参考書
メッセージ 実際に企業を訪問してその企業の情報システムを聞くには、事前にある程度の調査が必要です。さらに多少の勇気も必要になります。訪問からレポート作成までのプロセスを通して、特にチームでの仕事のやり方を身につけて欲しいと思います。
カテゴリー: 2009

確率統計

年度 2009
科目名 確率統計
教員名 牧下 英世
授業概要 製品に不良品がいくつ含まれていたらメーカーに返品するか、バスの待ち時間をどう予測するか、製品の寿命はどれくらいか、などの問題を解決するには、確率分布を知る必要がある。この講義では、場合の数の数え方,確率の考え方と求め方、主要な確率分布の紹介と活用方法,統計的な推測の紹介と活用方法を学ぶ。
授業計画 古典的確率
場合の数と確率
複数の事象の確率
期待値
確率モデルとは
確率モデルの必要性
ベルヌーイ試行
確率分布とその活用
2項分布(あてはまる事象、実際の事象の解釈、商品の抜き取り検査)
正規分布(あてはまる事象、偏差値の統計学),2項分布の正規分布による近似
ポアソン分布(あてはまる事象、実際の事象の検証のしかた)
その他の分布
統計的な推測
推定と検定
評価方法 学期末に行う定期試験の点数による。出席点や練習問題などの平常点はない。出席は学生証によるデータ入力と練習問題の提出により確認している。出席回数が授業回数の3分の2以上ないと規則により「無資格」評価となる。
教科書
参考書
メッセージ 授業では,概念の把握を図るために演習問題を課す場合がある。必ず関数電卓を持参すること。「基礎統計」を受講しているほうが理解がしやすいので、なるべく「基礎統計」を受講してから、この科目を履修したほうがよい。関数電卓は,文教サービスで購入できる。
カテゴリー: 2009

システム分析(S)

年度 2009
科目名 システム分析(S)
教員名 石井 信明
授業概要 この授業のテーマは、情報システムを設計する前に「どんなシステムを開発するか」を検討する、要求定義のプロセスと方法である。はじめに、システム開発の発端となる問題と要件とは何かについて定義した上で、問題と要件を獲得し、分析し、そして、それらを解決するプロセスとツールを考える。特に、システム分析で使用する代表的なモデリング技法の中から、データモデル、プロセスモデル、および、オブジェクトモデルを取り上げる。オブジェクトモデルでは、UML(Unified Modeling Language)に従い、ユースケース、クラス図などの作成を学習する。そして、それぞれのプロセスとモデリング手法に従いながら演習を行い、システム分析の内容を理解する。なお本授業では、「システム分析のプロセスを説明できる」、「システム分析の知識を使用して、小規模なシステムの分析ができる」、「モデリング技法を使用できる」ことを、到達目標とする。
授業計画 システムアナリストへの期待
情報システムアーキテクチャ: 誰が、何を、どう見るか
システム開発のための一般的な原則
システム開発方法論
開発ライフサイクルに立脚した教育用の方法論
システム分析業務(1)
調査
システム分析業務(2)
現状分析演習
システム分析業務(3)
要求定義作成演習
事例演習(第1回)
システム分析のためのツール(1)
データモデル
システム分析のためのツール(2)
プロセスモデル(機能分割図、DFD)
イベント分割方式に基づくシステム分析方法
事例演習(第2回)
システム分析のためのツール(3)
オブジェクトモデル(ユースケース図、クラス図、シーケンス図)
事例演習(第3回)
システム分析総合試験
評価方法 演習課題(40%)と定期試験問題(60%)により到達目標への達成度を評価し、成績とする。出席は必要条件とし、成績への直接の反映は行わない。成績評価は次の通り。(AA)達成目標をほぼ90%以上満たしている。(A)達成目標をほぼ80%以上満たしている。(B)達成目標をほぼ70%以上満たしている。(C)達成目標をほぼ60%以上満たしている。(D)達成目標に対し、60%未満の達成度である。
教科書
参考書
メッセージ システム分析は、講義だけではなかなか理解できないものです。本授業は、基本的に毎回行う小テストと数回の演習で積極的に手を動かし、システム分析の難しさと面白さを体験する機会の場と考えてください。
カテゴリー: 2009

フランス語 I

年度 2009
科目名 フランス語 I
教員名 新宅巌・溝口ファビエンヌ
授業概要 フランス語を楽しく学ぶクラスです。テキストは文法、読解、文明、コミュニケーションの四つの要素を取り入れたものでヴァラエティーに富んでいます。もっともそのすべてをこなすのは時間的に無理なので、それぞれの課のディアローグ(対話)を中心に授業を進め,コミュニケーション力のアップをねらいます。
授業計画 新宅と溝口がリレーしながら4課までを終えたいと思っています。
基本動詞(etre , avoir ,-er 動詞)をマスターすることが最重要。
評価方法 期末テスト(50%)および小テスト(20%) 毎回の授業への参加(30%)も重視します。新宅と溝口がそれぞれ評価をもちより、総合して成績をつけます。どちらかの授業に欠席ということでは成績がつきませんから、注意してください。
教科書
参考書
メッセージ 新しいことばを学ぶことで見えてくるものがあります。ただし根気がいります。欠席がちになると付いていけなくなりますからとにかく出席すること。では がんばって!
カテゴリー: 2009