年度 | 2009 |
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科目名 | ロジスティクス(E) |
教員名 | 根本 俊男 |
授業概要 | コスト競争が激しい企業活動の中で,特に生産や流通の場面での効率化は特に重要である.その効率化を進める技術群が「ロジスティクス(およびサプライ・チェイン)」である.ロジスティクスは企業活動の中で自然に希求されるコスト削減の概念だが,最近の計算機や最適化技術の進歩により,多くの箇所で概念を具体化できるレベルになってきた.そのため,ITを前提とした企業活動を学ぶ経営情報学科の学生にとって,実際にロジスティクス技術の概要を知ることはきわめて重要となる.本講義では,このロジスティクスの技術背景を学んでいく.経営情報学科でITプランニングを学ぶ者は,同じセメスターに配置されている『オペレーションズ・リサーチ事例研究』と共に積極的に本講義に参加して欲しい. |
授業計画 | イントロダクション:ロジスティクスシステムとは ロジスティクスと情報技術 在庫方策最適化システム 安全在庫配置最適化システム ロジスティックス・ネットワーク最適化システム ロットサイズ最適化システム スケジューリング最適化システム 配送計画最適化システム 需要予測システム 収益管理最適化システム 事例研究(1) 事例研究(2) まとめ |
評価方法 | この科目はITプランニングに関する多くの科目(例えば,「最適化モデル分析」,「スケジューリング」など)を既に履修し,関連知識を十分有している者を対象としているので,その知識を確認する試験を実施する予定は無い.講義への積極的な参加,および,プレゼンテーションを含む課題や実習への積極的な取り組みにより評価する. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ■■重要■■本講義は経営情報学科のITプランナーコースの科目,情報システム学科ではオペレーションズ・リサーチ関連の科目群を十分に履修し,最適化やシミュレーションの知識を有していることを前提に開設されています.つまり,専門科目である,『オペレーションズ・リサーチ』,『ネットワーク/シミュレーション/最適化モデル分析』,『意思決定科学』,『スケジューリング』,『ITプランニング演習』などが履修済みで関連知識を持っていることが必要です.また講義では,Excel,PowerPoint,数理計画ソフトなどを利用します.上記科目の学習が済んでいない者は次の機会で履修してください.履修に必要な知識に関し不安のある者は根本までメール等で事前に問い合わせください. |
月別アーカイブ: 2013年12月
情報表現・シナリオ
年度 | 2009 |
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科目名 | 情報表現・シナリオ |
教員名 | 村井 睦 |
授業概要 | 映画やTVドラマなどにシナリオはあるのは誰もがわかるだろう。しかし、それらだけでなく、日常的に見ている映像全てにシナリオは存在しているのである。クイズ・バラエティーなどはもちろんニュース番組にすら編集的な視点からみたシナリオが存在する。この授業では、様々な種類の番組を視聴してそのシナリオを分析し、それを基に独自のシナリオ制作を実践する。前半の授業ではニュース番組のシナリオを文章で表現。後半の授業では短編映像のシナリオを文章と映像作品で表現します。 |
授業計画 | オリエンテーション・・(授業の概要) 視聴・・・・・・・・・(課題A:ニュース番組) 分析・・・・・・・・・(情報の順位付けなど) 実践・・・・・・・・・(シナリオ制作) 実践・・・・・・・・・(シナリオ提出) 視聴・・・・・・・・・(課題B:短編映画、パロディー) 分析・・・・・・・・・(楽しいと感じさせる要素の抽出など) 実践・・・・・・・・・(シナリオ制作) 実践・・・・・・・・・(シナリオ制作) 実践・・・・・・・・・(映像撮影) 実践・・・・・・・・・(映像撮影) 実践・・・・・・・・・(映像撮影・編集) 実践・・・・・・・・・(編集) 発表・・・・・・・・・(プレゼンテーション・提出) |
評価方法 | 課題制作と出席等の平常点を総合的に判断する。具体的には課題(シナリオ・映像作品):60%、授業への貢献度:20%、出席:20%を基準とします。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業ではグループ作業が多くあります。授業への積極的な参加を希望します。 |
CALL104(TH1)
年度 | 2009 |
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科目名 | CALL104(TH1) |
教員名 | 高橋 礼子 |
授業概要 | CALL102を発展させ、CALL (Computer Assisted Language Learning=コンピュータ利用の外国語学習) 教室で、総合的な英語力向上を目指します。特にリーディングとライティングに重点をおき、演習形式で授業を進めます。速読、文法学習、パラグラフ・ライティングも行います。教材は、オンライン英語教材システム「アルク・ネットアカデミー(リーディング)」を使用します。 |
授業計画 | 第1回 学習方法のガイダンス 第2回~第13回 1.アルク・ネットアカデミーを用いたリーディング練習(Unit 26 – 50) 2.速読練習 3.文法学習 4.パラグラフ・ライティング練習 第14回 テスト、課題提出 |
評価方法 | 1.授業への出席、積極的な参加、課題への取り組み(50%) 2.学期末課題(25%) 3.テストの結果(25%) |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | たくさんの英語を読み、書くことを通して、英語力を強化していきます。読んだ内容に対する意見を、英語で表現することができようになることも、このクラスの一つの目標です。CALLシステムを最大限に利用して、英語力を伸ばしていきましょう。 |
ベンチャービジネス論B
年度 | 2009 |
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科目名 | ベンチャービジネス論B |
教員名 | 小林 謙二 |
授業概要 | ベンチャービジネスとは「知識集約的な現代的イノベーターとしての中小企業によるビジネス(事業)」と定義される。ハイリスク・ハイリターンの特質をもち、このようなビジネスを創造する人を起業家(entrepreneur)という。夢とロマンをもちリスクを恐れないリーダーの経営行動を研究対象とするのがベンチャービジネス論である。ベンチャービジネスの理論はもとより実践的な内容を中心とする。実際に起業し、経営する場合にどのようなプロセス(成長過程)で進むのかをバーチャル的に体験する授業とする。 |
授業計画 | Introduction(全体の構成と講義の進め方・参考文献の紹介) 会社の設立 マネジメントチームの組成 ビジネスプランの作成(1) ビジネスプランの作成(2) ビジネスプランのプレゼンテーション 事業の実際的な運営(社長の仕事) ベンチャーファイナンス(1) ベンチャーファイナンス(2) 企業価値の評価 M&Aの具体的事例と戦略的活用 ベンチャー企業の課題 |
評価方法 | 1.成績評価の方法は(1)毎回の出席を基本とし、出席点を30%、(2)期末の課題レポートを70%の割合で評価する。2.成績評価基準は、AA)内容が特に優れている、A)出題意図に応じた内容である、B)内容がやや不足である、C)形式・内容ともに若干の難点がある、D)課題がこなせていない、である。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ベンチャービジネスに興味を持つ学生に受講して欲しい。1.本講義の特徴はベンチャービジネス論A(5セメスター)とB(6セメスター)を一体として体系的な構成としている。2.理論と実践の融合を基本として、Aは理論に重点を置きつつも実践的な内容で補完する。BはAで学習した理論を活用して、実践的に起業をバーチャル的に体験する。AとBはそれぞれ相互補完的な関係にある。3.本講義における学生の目標は以下の3点とする。(1)ベンチャービジネスに関する基本的な知識を習得する(2)ビジネスプランの作成とプレゼンテーション(3)グループで仮想企業を設立して事業運営を体験する。 |
ビジネスと法 II
年度 | 2009 |
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科目名 | ビジネスと法 II |
教員名 | 山本 顕一郎 |
授業概要 | ビジネスに関連する諸々の法律のうち、重要なものを取り上げて学んでいく。ビジネスと法Iで基礎的な内容を学習したことを前提として、その応用的な問題をトピック的に取り上げて講じる。また会社法のほか、ビジネスを行う上で必要となるであろう諸法規(商法、独占禁止法、証券関係法、知的財産法、消費者法、労働法など)について解説する。 |
授業計画 | イントロダクション 会社法 商法 独占禁止法 証券関係法 知的財産法 著作権法 商標法 不正競争防止法 消費者法 特定商取引法 消費者契約法 割賦販売法 労働法 |
評価方法 | 学期末に、四肢択一等の形式による客観式試験を行って評価する(マークシートを使用する)。その試験においてとった点数により、合否等の成績評価を行う。毎回出欠をとるが、出席点は加味しない。所定の出席数に達すれば、定期試験の受験要件を満たすこととなる。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 受講にあたっては、ビジネスと法Iで学習した知識が必須である。また法学入門、情報法等の法律系の基礎的科目を履修していることが望ましい。 |
スポーツB (金1/金2)
年度 | 2009 |
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科目名 | スポーツB (金1/金2) |
教員名 | 高木 聡子 |
授業概要 | 運動が身体によいと分かっていても、生活の中に運動習慣を取り入れ継続的に実施することは難しいと感じる人が多いのではないでしょうか。しかし、運動と無縁に過ごしていた人でも、スポーツを好きになり仲間とその楽しさを分かち合うことができれば、少しでも運動する機会は増えてくるのではないでしょうか。この授業ではソフトバレーボールやバレーボールを通じて、仲間とのコミュニケーションの機会を得ること、身体を動かすことの爽快感や充実感を体験することで生涯にわたってスポーツを楽しむための基礎づくりをすることを目的とします。 |
授業計画 | 授業は3学部合同で行い、男女共修で実施します。 1.ソフトバレーボール 2.バレーボール 3. ビーチバレーボール(室内) 4. インディアカ 以上の種目を数回ずつおこないます。 ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 無遅刻・無欠席で、授業の目的を達成したものを80点(A)とし、以下のように配点する。1.技術(進歩の度合など)20点2.知識(課題、レポートなど)40点3.態度(意欲、協力の度合など)40点なお、欠席・遅刻は以下のように減点する。欠席:-5、-10、-20、不可。遅刻:-3、-6、-12、-24、不可。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | いつでも、だれとでもチームを組みスポーツを楽しめるような積極性を身につけてほしいと思います。初回の授業から体育着に更衣して体育館の指定場所に集合すること。その他、履修に関しては「体育科目の履修」(『履修の手引き』記載)を参照すること。 |
ESP III(A)
年度 | 2009 |
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科目名 | ESP III(A) |
教員名 | 熊澤 雅子 |
授業概要 | TOEIC/TOEFLの得点アップを目指したコースです。NetAcademyのTOEIC演習を使ってコンピューター上で問題演習を行いながら、テストに慣れ、効率的に問題を解くためのスキルを学びます。また、テストに対応できる英語力をつけるために、語彙・語法などの基礎知識の充実を図りながら速読やリスニングも集中的に訓練していきます。 |
授業計画 | NetAcademyのTOEIC演習を使って、コンピューター上で問題演習を行います。それと同時に、テストに対応できる英語力を身につけるために、語彙・語法を小テストを使って集中的に学習したり、速読やリスニングの訓練を行ったりします。また、ライティングの指導も必要に応じて行います。 |
評価方法 | 授業への出席、参加、小テスト、NetAcademyの学習状況などから、総合的に判断します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | TOEIC/TOEFLなどのテストは、目標が比較的はっきりしていて結果が数字で出るので、勉強の成果が目に見える分野です。資格がほしい、という理由以外にも、自分の英語学習の動機付けを見失いがちな人、英語力を目に見える形で把握したい人などにもお勧めです。 |
生産システム
年度 | 2009 |
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科目名 | 生産システム |
教員名 | 竹田 仁 |
授業概要 | 生産を実施するための計画である生産計画技術とそれを達成させるための生産活動の管理、調整を行う生産統制技術、生産管理の計画、生産実施と統制等について講義する。 |
授業計画 | 1.生産管理と生産システムの意義と基本概念 2.生産実施のための生産計画 3.生産統制 4.種々の生産管理技法の概念 5.在庫管理技法 6.需要予測による生産計画 7.MRPシステム 8.JIT生産システムの概要 9.統合生産システム |
評価方法 | 学期末試験を評価の対象とするが、提出レポート、出席なども加味する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 基本的にはシラバスに沿って講義を行う。その際、演習問題などを出題しレポート提出も予定している。途中で休むと授業についてこられなくなる可能性がある。受講を決心したら休まないように努力して欲しい。 |
専門ゼミナール II
年度 | 2009 |
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科目名 | 専門ゼミナール II |
教員名 | 那須 幸雄 |
授業概要 | 流通とホスピタリティがメインテーマですが、消費者行動を勉強しましょう。消費者を知ることは、会社にとって、大事なことです。インターネットの発達によって、消費者の生活が変わってきていますが、会社は心理学、社会学を初めとして、様々な科学で消費者を研究しています。 |
授業計画 | マーケティングは何をしてきたのか インターネットによるマーケティングの変化 物語と五感の関係 五感を刺戟するコンセプト 五感を意識したマーケティング ホリスティックな生活者 ビジネスはホリスティック化している |
評価方法 | 出席状況、課題の消化状況、理解力などによって、評価します。クラスでグループで調査をするなら、この秋学期が好適です。そして、その結果を4年次の卒業論文につなげても結構です。この秋学期の評価は、出席と課題への取組は70%、卒業研究につながる研究活動があれば、30%とします。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 毎回、しっかりと専門ゼミに出席することが重要です。課題をこなすことは勿論、企画したり調査したりできるようになることを要請します。 |
文章演習E
年度 | 2009 |
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科目名 | 文章演習E |
教員名 | 田畑 則重 |
授業概要 | 文章表現には、さまざまなジャンルがある。 感想文、日記、エッセイ、論文、批評文、ルポルタージュ、人物論、紀行文、インタビュー、対談や座談会のまとめ……など。小説、詩などの文学表現は別として、これらのジャンルに必要な基礎知識を学びながら、実際に表現し分けることに習熟したい。文章演習AからDまで、これまで学んだことを踏まえて、一層高度な表現力を体得することを目指す。同時に就職試験などで課される「標題作文」に対応すべき具体的なポイント、テクニックを考えたい。 |
授業計画 | 谷崎潤一郎の文章作法 川端康成の文章作法 三島由紀夫の文章作法 井上ひさしの文章作法 ブーメラン法 接続詞は必要か 五感に訴える 入社試験に良く出る論文の型 入社試験に良く出るクリエイティブ作文 *学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 期末試験やレポート、まして1回かぎりの文章評価で文章力は測れるものではない。毎回課題作文を提出してもらい、添削する。評価の累積と文章力の向上ぶりによって単位を与える。5回以上の作文未提出者は欠格となる。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 文章を書くことが好きになると、かならず上達します。読むことが好きになると、かならず文章は上達します。ふだんから、自分が考えたり感じたりしたことを、どう表せば他の人に理解されるだろうか――と頭の中で整理する習慣を身につけること。文章は、誰か相手の人に読んで、分ってもらわなければなりません。それが第一の条件です。 受講の際には、200字詰め原稿用紙を用意して下さい。自分の手で字を書くことに馴れましょう。 「就職作文」のためには、なにかひとつ、余人の及ばない自分の「ホームグラウンド」を用意しておきましょう。どんなテーマが出ても、それを自分のホームグラウンドへ引き込むステップを考えつきさえすれば、ありきたりの発想ではない作品が生まれます。 |