年度 | 2010 |
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科目名 | 専門ゼミナール IV |
教員名 | 斉藤 功高 |
授業概要 | ゼミIVでは卒業論文を仕上げることが目標である。ゼミIIIで検討した項目に従い、夏季休業期間を通して作成した論文草稿を発表を通しながら完成させる。 本ゼミの到達目標は、卒業論文の作成を通して、論理的思考を鍛錬することである。 |
授業計画 | 論文草稿の報告と批評 批評に基づいて論文を完成させる 卒業論文集の作成 |
評価方法 | 出席状況、プレゼンテーションの内容、ディスカッション能力、研究に対する積極性、ゼミ論文等を総合的に判断して評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 学生時代の総決算として卒業論文を作成するので、悔いのないように全力で良い論文を書いてほしい。論文作成過程の様々な苦労は学生生活の良き思い出となるとともに、論文作成で培った力は必ず将来に役立つと確信している。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
ゼミナール I
年度 | 2010 |
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科目名 | ゼミナール I |
教員名 | 金 必中 |
授業概要 | 本ゼミナールでは、マーケティングと流通を中心に、事例研究とグループ活動を通じて、日常の企業のマーケティング活動や消費者行動について幅広く理解するとともに、それに関連するテーマまたは諸問題について研究と調査を行い、効果的・効率的にマーケティング戦略を展開できる、具体的で専門的な知識やノウハウを習得することを、その目的とする。 |
授業計画 | 事例研究と小グループ活動を中心に、発表と質疑応答する形で進めていく。 3年次(ゼミナールⅠ・Ⅱ)は、マーケティングや流通に関する多様なテーマの中からゼミ参加学生の関心分野を中心にテーマを選定し、事例研究を用いて、調査分析の手法と具体的で幅広い知識を習得する。そして、順番を決めてその成果を発表し質疑応答を行い、ゼミ全体のレベル・アップを図るとともに、各自プレゼンテーション能力を身につけるように進める。 ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 毎回出席を基本とし、ゼミ活動への参加度および授業中の活動を含めた出席点を50%、課題レポートおよびプレゼンテーションを50%の割合で評価する。ただし、成績評価は次のとおり。AA) 形式に不備が無く内容が特に優れている、A) 形式に不備が無く内容が良い、B) 形式は満たしているが内容がやや不足している、C) 形式・内容ともに若干の難点がある、D) 課題・定試をこなせていない。 |
教科書 | その都度提示する |
参考書 | |
メッセージ | マーケティング研究は人間の研究でもあり、ゼミナール活動はゼミ生のチームワークが生命である。したがって、本ゼミでは、マーケティング研究に興味や関心をもち真面目に学問に取り組むのはいうまでもなく、ゼミのさまざまな活動に積極的に参加しゼミ生間の協力と競争を楽しむのを厭わない学生が望ましい。なお、サブ・ゼミやゼミ合宿などの諸活動においては全員参加を原則とする。サブ・ゼミではマーケティング基礎知識の補充と簿記検定資格試験を目指す。 |
経営学総論
年度 | 2010 |
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科目名 | 経営学総論 |
教員名 | 石塚 浩 |
授業概要 | この授業の目的は、経営情報学科1年生の学生に、経営学全般へのイントロダクションを提供した上で、実際の企業活動の姿を紹介することにある。 1回から12回では、テキスト第I部の環境のマネジメントを中心に授業をおこなう。この場合の環境とは、企業の存続と成長に関係している要因でありながら、企業側からコントロールすることの難しいものを指している。 13回から24回では、テキスト第II部の組織のマネジメントについて講義する。 12回までに学習した外部環境のマネジメントをうまく行うためには、企業組織の諸問題を解決しなければならない。競争戦略や多角化その他の経営活動を実効性あるものとすることが、組織の役割と考えられる。 |
授業計画 | 授業ガイダンス-授業の受け方、小テストの答案の書き方 環境のマネジメントとは 競争の戦略(1)-競争の意味 二つのレベルの差別化 競争競争の戦略(2)-競争の意義と変化のリスク 事業構造の戦略(1)-環境の変化と事業構造の変化 事業構造の戦略(2)-なぜ複数事業なのか 事業構造の選択-事業ポートフォリオの選択 M&Aと戦略的提携 制度の選択と資本市場(1) 会社制度 さまざまな会社形態 制度の選択と資本市場(2) 株式会社の制度 制度の選択と資本市場(3) 企業のガバナンスの選択 組織のマネジメントとは何か 組織構造(1)-組織構造の基礎理論 組織構造(2)-組織構造の選択 組織構造(3)-職能別組織 事業部制組織 インセンティブ・システム(1) -ヒトと欲求の組織のインセンティブ インセンティブ・システム(2) -インセンティブ・システムの機能と設計 インセンティブ・システム(3) -理念的インセンティブとしての組織文化 人事制度(1) 日本企業における人事制度 人事制度(2) 人事制度の変容 事例研究 I 事例研究 II 事例研究 III |
評価方法 | 定期試験70 小テストorレポート30、ただし成績評価の基準は、とくに内容の優れているものをAA、出題意図に応じた内容のものをA、やや不十分な内容をB、基本は理解できているが、やや難点のあるものをC、基本事項の理解ができていないものをD、とする。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ |
情報学特殊講義A
年度 | 2010 |
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科目名 | 情報学特殊講義A |
教員名 | 櫻井 光行 |
授業概要 | 主に広告会社における企画業務(広告コミュニケーション、マーケティング、新商品開発など)を念頭に置いて、企画の理論と実務を学びます。 企画においてはアイデアが重要ですが、単なる思い付きでは企画になりません。なぜなら、企画業務には必ず得意先があり、解決すべき課題があるからです。課題解決の鍵となる要素をコンセプトと呼びます。コンセプト創造のためには、幅広い情報の収集と深い思考が必要です。本講では、ケーススタディを多く用いながら、企画とは何かを探っていきたいと考えます。 |
授業計画 | オリエンテーション・清涼飲料 ケーススタディ・大衆薬 ケーススタディ・ゲーム機 ケーススタディ・専門店(1) ケーススタディ・ガム ケーススタディ・ハンドソープ ケーススタディ・ビールテイスト飲料 ケーススタディ・専門店(2) ケーススタディ・デジタル機器 ブランドとは何か ケーススタディ・プリンタ ケーススタディ・書店 ケーススタディ・通販 まとめ |
評価方法 | 原則としてレポートと論述試験によって行ないます。特にレポートを重視します。更に授業で発言・質問・発表をすると加点されます。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 企画の現場からの情報を発信するつもりです。私からの一方的な発信だけでは、本当の勉強になりません。質問や意見など、皆さんからの発信を期待しています。 |
コンテンツプランニング
年度 | 2010 |
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科目名 | コンテンツプランニング |
教員名 | 池辺 正典 |
授業概要 | 近年のWebの普及により、誰もが容易にコンテンツを世界に向けて発信することが容易となりました。そして、現在では、世の中に様々なコンテンツが溢れています。しかし、全てのコンテンツに人が集まる訳ではなく、集客力は、そのコンテンツの内容によって様々です。この講義では、Webコンテンツを作成するにあたり、既存コンテンツよりも有用なものを作成するための方法論を学ぶことで、集客力のあるコンテンツを発想できるようになることを目的とします。 |
授業計画 | Webコンテンツの構成について 市場分析と統計情報について アイデアの発想と発想補助ツールについて 既存コンテンツの分析とコスト分析 ロジックツリー,顧客分析 企画書について(1) 企画書の概要 企画書について(2) 目的の設定,背景からの論理展開の作成 企画書について(3) 収支モデルの検討と収支予測 企画書について(4) 全体モデルの検討 企画書の作成練習(1) テーマ検討と目的の設定 企画書の作成練習(2) 既存コンテンツの調査 企画書の作成練習(3) 背景の作成 企画書の作成練習(4) 企画概要の作成 企画書の作成練習(5) 企画書の完成 |
評価方法 | 出席およびレポート課題により評価を行います。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | Webコンテンツの作成を計画するにあたり、人を集めるという観点を考えた場合には、一定の決まった方法があります。この内容を知っているか否かで、作成するWebコンテンツの質が大きく変わります。この講義では、Webコンテンツを作成するにあたっての最低限の方法論を学びますので、その内容を活かして有用なWebコンテンツを作成してください。 |
平和構築特論
年度 | 2010 |
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科目名 | 平和構築特論 |
教員名 | 中村 恭一 |
授業概要 | 冷戦終結後、おびただしい数の地域紛争、民族紛争が発生し、長年かけて築いてきた経済、社会、文化をことごとく破壊している。国際社会特に国連を中心にして、破壊された社会を再構築するために国際協力という名の下に努力が続けられる。しかし復興支援は小さな治療法であり、やっと復興の成果を見始めた時再び紛争に舞い戻るのが多くの紛争のパターンである。いかに紛争の再発を防止するか。国際社会は国連憲章に定められた紛争解決の方法をさらに大きく拡大して、人間生活のあらゆる側面での問題解決が同時に行われなければ、紛争の防止(再発防止)はできないという考え方になっている。このトータルな紛争防止活動が平和構築という言葉の意味するものである。この観点から具体的な紛争そのものについての考察を中心に、紛争予防、平和維持、平和構築、復興支援などの言葉で表される現在の世界の紛争問題と国際協力のあり方を検討する。 |
授業計画 | 第1段階では、平和構築という言葉の意味するものと国際社会の考え方について考察する。 第2段階では、具体的な国際紛争、地域紛争の概要を理解し、その発生原因と解決方法を検証する。 第3段階で、受講生それぞれが関心を持っている地域の紛争について研究し、期末リポートにまとめる。 |
評価方法 | 日常的な授業での取り組みと受講者が自ら選んだ紛争問題について平和構築という視点から書いた期末リポートにおける意識や考え方を総合的に判断して評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 修士コース修了後に国際協力の現場で実践するという強い意志を持って励んでほしい。人間の生活はあらゆる形の紛争から解放されることはない。このために国際協力のいかなる分野も紛争と無関係ということはあり得ない。さまざまな紛争の理解を通して、地域社会の在り方、国の在り方、国際協力の在り方、国連や大国に代表されう国際社会の在り方を常に厳しく考える能力と習慣を養ってもらいたい。 |
CALL101(TH5)
年度 | 2010 |
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科目名 | CALL101(TH5) |
教員名 | 阿野 幸一 |
授業概要 | CALL(Computer Assisted Language Learning=コンピュータ利用の外国語学習)教室の機能を利用し、リスニング・スピーキングを中心として総合的な英語力向上のための演習が中心の授業です。 音声としての英語に慣れ、高校までに習得した語彙や文法を使って、英語で発話することへの抵抗をなくすことを目指し、情報の伝達をできるようにします。アルク・ネットアカデミー(リスニングコース)を主教材とし、様々な方法を用いてのリスニング力とスピーキング力の強化を行います。発音はサウンドファイルを用いて、自分の英語スピーチを録音しながら、音読やシャドーイング練習をとおして、音声面での強化をはかります。コミュニケーションの面では、比較的易しいトピックに関して、質問ができ、英語で短いスピーチができる力を目指します。 |
授業計画 | ・ CALLシステムを用いたペアによる口頭会話練習 ・ アルク・ネットアカデミーの教材を利用したリスニング練習(Unit 1-Unit 25) ・ CALLシステムを用いた音読・シャドーイングによるスピーキング練習 ・ 学習した教材内容についてのグループ・ディスカッション ・ 身近な話題についてのスピーチ発表 ・ CASEC受験 |
評価方法 | 出席・活動参加状況50%、 授業中に行う課題(スピーチ、小テスト、CASEC)30%、授業時間外での課題(アルク・ネットアカデミー)取り組み状況20% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 毎回の授業では、日常的な話題から時事問題まで多様な英語を聞き、話すことによって、たくさんの英語に触れながら皆さんの英語力を伸ばすことを目指します。このため、授業への出席と積極的な活動への取り組み、及び授業時間外での課題をしっかりとこなしていくことが極めて大切です。CALLシステムを最大限に利用して、英語に親しみましょう。 |
CALL102(IU4)
年度 | 2010 |
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科目名 | CALL102(IU4) |
教員名 | 高橋 礼子 |
授業概要 | CALL (Computer Assisted Language Learning=コンピュータ利用の外国語学習) 教室を利用し、特にリーディングとライティングに重点をおいて、総合的な英語力向上のための演習を行います。リーディングは、訳読から直読直解へのストラテジー指導を通して、スキミング、スキャニングの技術を身につけます。ライティングは、短文を超えた1パラグラフ内での書き方の基本を身につけます。英語によるコミュニケーション活動も行います。教材は、オンラインで学習する英語教材システム、ネットアカデミー(リーディング)を使用します。 |
授業計画 | 第1回 レベル診断テスト(語彙診断テスト)、学習方法のガイダンス 第2回~第13回 1.ネットアカデミーを用いたリーディング練習(Unit 1 – 25) 2.要約 3.文法学習 4.パラグラフ・ライティング練習 5.CALLシステムを用いたコミュニケーション活動(ペア) 第14回 テスト、課題提出 |
評価方法 | 1.授業への出席、積極的な参加、課題への取り組み(50%) 2.学期末課題(25%) 3.テストの結果(25%) |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | たくさんの英語を読み、書くことを通して、英語力を強化していきます。CALLのシステムに慣れるまで、少し時間がかかるかもしれませんが、一緒に頑張っていきましょう。 |
ハードウェア(S)
年度 | 2010 |
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科目名 | ハードウェア(S) |
教員名 | 植村 明生 |
授業概要 | 総授業の前半では、コンピュータの最も基本的な原理・動作である1と0(あるいはHighとLow)の2値による論理的思考をもとに、ディジタル回路に必要な基礎知識と論理回路を構成する基本論理素子の論理式、真理値表、論理回路図を理解させ、基本的な考え方や手法について教授する。また、組合せ論理回路や順序論理回路などを解説する。総授業の後半では、それらを包含する応用としてのロボットを実際に組み立てる実習を行うことにより、計測・制御を含むハードウェアの全体像を学ぶ。 |
授業計画 | ディジタル信号 数系1(2進数、10進数、16進数) 数系2(数系の基数変換と加減法) 数系3(補数を用いた減算) 情報のコード化(BCDコード) 基本論理回路 基本論理素子1(ANDゲート・ORゲート・NOTゲート・XORゲート・他) 基本論理素子2(各ゲートの論理式・真理値表・論理回路図) 論理代数(ベン図・ブール代数・加法標準形) 論理圧縮(カルノー図) 組合せ論理回路 符号変換回路(エンコーダ・デコーダ) 選択回路・比較回路(マルチプレクサ・コンパレータ) 算術演算回路(半加算器・全加算器) 順序論理回路 フリップフロップ(RS-FF・D-FF・JK-FF・T-FF) 教育用ロボット製作 教育用ロボットの製作(その1) 教育用ロボットの製作(その2) 教育用ロボットの製作(その3) 教育用ロボットの製作(その4) 教育用ロボットの製作(その5) 教育用ロボットの製作(その6) 教育用ロボットの製作(その7) 教育用ロボットの製作(その8) |
評価方法 | 学期末のペーパーテストと、製作した教育用ロボットにおける評価点と共に、課題提出状況や授業中の小テストに基づく授業態度点、および出席点の3項目を総合して評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業では、ロボットを実際に製作するので、テキスト教科書代程度のロボット教材費が必要になります。製作実習では半田づけも行います。よって、集中力と根気が必要になります。本授業を機に「ものづくり」に興味を持っていただければ嬉しいですね。 |
現代国際政治論
年度 | 2010 |
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科目名 | 現代国際政治論 |
教員名 | 藤嶋 亮 |
授業概要 | 米ソ両超大国は二つの極を形成していた冷戦時代は終焉し、「ポスト冷戦時代」の到来は、多くの人々に平和な世界への期待を抱かせた。しかし、こうした期待とは裏腹に、地域紛争や宗教対立は絶えず、テロの多発、第三世界の貧困や環境汚染の悪化など、地球規模の課題は山積している。その一方で、経済のグローバル化に伴い、民主化や宗教復興が大きなうねりを見せ、「人権」という価値が世界の人々に大きな影響力を及ぼし始めている。このような国際政治情勢を分析するには、国民国家の単位でものを考え、大国の国益追及が絡み合う「権力政治」(パワーポリティクス)の展開に着目する従来の「現実主義」的な国際政治の理論的枠組みだけではもはや困難である。つまり、従来の国際政治の理論的枠組みを越えた、新しい視点を確立することが不可欠である。この講義では、冷戦の終焉を迎えた現在、国際政治が大きな転換期に差しかかっているという認識の下、国家の成立過程や意味について説明し、世界への民主主義(民主化)の発展、地域紛争や国連について触れながら、転換期の国際政治の基本的な特徴を明らかにする。 |
授業計画 | 1.国家とは何か(第1~2回) 2.近代国家の起源―社会契約論(第3~6回) 3.国際政治とは何か(第7~10回) 4.国際政治と国際秩序(第11~16回) 5.冷戦と冷戦終焉後の世界(第16~20回) 6.新たな国際秩序にむけて(第21~最終回) ※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
評価方法 | 原則として3分の2以上の出席、2回以上の試験、レポートなどを総合的に評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | レジュメを配布し、それに基づいて講義を進めます。したがって、特に教科書は指定しませんが、できるだけ新聞や、テレビ、インターネットなどを通じて、最新の情報に触れるように心がけてください。国際政治学は論争的な学問です。例えば「人道的介入」の是非。つまり民族紛争や内戦において、生命が危険にさらされている人々に対し、国際社会は何ができるのかという問題です。彼らを救うために武力行使をすべきなのか、いや、いかなる場合でも武力行使は排除されるべきなのか、あるいは、国家主権を重視し、内政干渉を問題視する立場もあるでしょう。容易には答えが見つからない問題です。本講義では、このような問題についてみなさんと考えてみたいと思います。 |