専門ゼミナール III

年度 2009
科目名 専門ゼミナール III
教員名 塩沢 泰子
授業概要 卒業研究に関わる文献を批判的に読み、発表し合う活動が主となる。また、パブリック・スピーキングやディベート、オーラル・インタープリテーションなど、英語による自己表現活動も行う。さらにコーチングやメンタリングの手法を用いて小グループで互いのEQを高める訓練なども行う。これら授業内で学習したことをもとに、学内外の様々な場を自ら捜し、英語での情報共有、自己表現、教育・啓蒙活動を実践する。加えて、ゼミ活動の一環として、自分の英語学習管理と効果的な学習についての意見交換をBBSを用いて常時行う。 ゼミ III では、卒業研究のための先行研究、リサーチが中心となる。オーラル・コミュニケーション活動ではインタラクティブ・シアター(インフォーマルな即興のディベート劇)に重点を置く。
授業計画 春休みに指定された本をチャプターごとに朗読、要約し、論点についてディベートする。
文献紹介。毎回ゼミ生が自分の卒論のテーマに関する本についてレジュメを作って紹介。
パブリックスピーキングを練習し、学外のスピーチコンテストや英語劇などの発表会に参加。
インタラクティブシアターの理論を学び、身近なテーマで交渉劇を練習。
英語学習自己管理と効果的な英語学習についての情報交換(主にBBS利用)
コミュニケーション力を高めるコーチング活動
洞察力、表現力を磨くための演劇的な手法を用いた活動
卒論に向けて、論文の書き方の基本を学ぶ
3年生との合同授業で互いの就職活動状況を報告し、進路について考える。
卒業研究の中間発表会(3年生と合同)
評価方法 授業への参加度、課題への取り組み、発表活動の成果などを総合的に評価します。詳細は授業時に説明します。
教科書
参考書
メッセージ ゼミ生同士の意見交換、交流を大切にします。自律的な学習者となることを目指し、毎回、ゼミは学生が司会、運営します。物事を多方面から見ることができ、自分をより良く知り、自信を持って行動が出来ることが目標。就職活動が忙しい時期と思いますが、ゼミ活動も頑張りましょう。
カテゴリー: 2009

広告メディア論

年度 2009
科目名 広告メディア論
教員名 横内 清光
授業概要 広告は、大きく分けて ?広告表現 ?広告メディア ?マーケティング の3つの分野から成り立ちます。
この講座はその一部分を受け持つ「メディア論」です。具体的には、テレビ、新聞、雑誌、ラジオの4大マス媒体、インターネットなどのサイバー媒体、交通広告や看板・ネオン塔などの屋外広告媒体などの広告特性を学ぶ学問分野です。広告は、媒体の使い方次第で効果が違ってきます。それをどのように組み合わせプラニングするか、この講座では、効率的な媒体使用まで言及していきます。
授業計画 広告メディアとはなにか? 人の集まるところ広告メディアあり。
広告の訴求原則=5W2Hについて。効果的な広告理論からの導入編。
広告表現と広告媒体の関係を見る。
メッセージとは、表現とメディアで成り立つ。媒体の特性を俯瞰的に把握することから始める。
メディア・ミックスからメディア・プランニングへ。
魚のいるところへ釣り糸を垂れよ! どんな餌でどこで釣るのか? その計画が大切。
広告のやり方が100年ぶりに変わってきた。
ネット広告の浸透は何を変えたのか? 21世紀になって、AISASの法則が登場してきた背景。
選択消費の時代のマーケティングから。
消費者主導の市場がやってきている。クロスメディアの時代がやってきている。広告はどう変わったのか? 消費者が商品情報まで発信・共有する時代。
マスメディアの特性とサイバーメディアの特性を比較してみる。
各メディアの特性比較による到達効率の検討。 広告の原点=到達率について。
近代広告の歴史を振り返る。消費者・大衆の誕生について。
大量生産=大量消費=大量伝達の構図が豊かさを普遍化した。デザイン・広告・分割払いの発明。
紙媒体から電波媒体への飛躍的進展について。
テレビに普及と「標準的生活」の啓蒙。改めてテレビの偉大さを知る。マクルーハンの理論。
広告の効果測定の指標開発。
広告効果はどのように計測されてきたか? AIDMAの法則からTAGMARの理論への帰結。
インタラクティブなメディアとは? テレビに出来ないことがネットではできる!
広告情報の共有と批判が、消費者優位の時代を確定した。
広告メディアの、費用対効果について。
バラマキ型から狙い撃ち型への移行。広告のビジネスモデルが100年ぶりに変わってきた。
インターネット広告の特徴? メディア・ニュートラルという考え方。
広告は「待ち伏せ型」の時代へ。生活者の情報共有の影響。対して、広告発信者側の工夫。
インターネット広告の特徴? ユビキタス技術の進展について。
ケータイでのネット情報利用が進む日本。ケータイは広告メディアとして可能性がどこまで広がるか?
アウト・オブ・ホームのメディアについて。
屋外広告、交通広告の世界が変わってきた。意外な可能性とメディア連携。
今後のテレビ広告、新聞広告の役割について。
既存のマスメディアは死んだのか? 生き残るためには何が変わるべきか?
広告メディアは何時の時代も「効率」が命。
広告メディアの未来図。情報技術の進展は、もっとすごい広告メディアを生むかも知れない。
評価方法 試験は記述式で行う。基本的な知識を土台に、応用問題を出す。出席点は10%ほどの配分。きちんと出席しないと講義が理解できなくなるから要注意。
教科書
参考書
メッセージ この講座は、「広告概論」の次に3年次に位置づけられている広告講座です。いきなりこの講座をとっても理解が難しいので、「広告概論」を履修してから選択してください。そして、その次に進む講座が「広告表現論」となっています。
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ゼミナール

年度 2009
科目名 ゼミナール
教員名 横内 清光
授業概要 当ゼミでは広告および広告まわりのテーマ、またはマーケティング・コミュニケーションの分野を研究対象とする。3年次は実習=聳塔祭に出展するWeb作品づくりが主題。コンセプトの発想作業からWeb作品の完成までplan(計画)→do(実施)→see(効果の評価)をグループ作業で行う。4年次は広告に関するテーマの卒業論文の作成が主題。2年間を通じて「手と頭」を鍛錬し、創造的かつ論理的な人材の育成を眼目とする。3年次は集団作業による協働。4年次は各自が設定した卒論テーマで、個人を鍛えるのが目的である。
授業計画 3年次:聳塔祭までは、テーマを決めて、広告の立案から表現まで実習訓練を中心に行う。この期間の制作物をwebサイトに掲示すると同時に、聳塔祭で展示する。聳塔祭以降は、卒論を書くための、論理的基礎訓練を行う期間とする。最終的にには、横内ゼミのwebサイト、11CO.net へコンテンツを制作して載せる作業を行う。
4年時:卒業論文に取り組む期間。3年次後半に設定した卒業論文テーマを、11月末までに書き上げる。そのため、適宜、個人指導が中心となる。優秀論文を横内ゼミのwebサイト、11CO.net に掲示する。
ゼミが始まる前に、これだけは是非読んでおいて欲しい参考書を掲げておきます。
「明日の広告」佐藤尚之(著)アスキー出版(刊)ISBN978-4-7561-5094-3, 価格:743円
評価方法 期末試験は、すべて実施しない。授業中の学習態度と課題解決の姿勢で評価する。出席し、発言し、自主的に行動することが評価の前提。3年次は協働作業による作品の評価。4年次は卒論評価となる。
教科書 授業中に適宜紹介
参考書 なし
メッセージ このゼミは、お互いが切磋琢磨しあう「道場」です。3年でクリエイティブなモノ作りに取り組み、4年で卒業論文を仕上げる。大学生活を中途半端に終わらせたくない人向きでしょう。目的は、社会に出てから役立つ、手と頭の両方を使える人材を育成すること。詳しくは、当ゼミの先輩に聞いてみてください。参考書については、授業中に、多くの文献、著作を読むことを個別に指示します。藤掛先生のDTP実習授業、村井先生のWeb実習授業は、3年次の作品作りの際必要となる技術なので、必ず平行履修してください。
カテゴリー: 2009

英語学 I

年度 2009
科目名 英語学 I
教員名 塩沢 泰子
授業概要 本授業では、言語とは何か、言語と文化の関係など言語学全般の基本命題から始まり、英語の歴史、英語の音声、文構造の特徴、言語獲得ならびに外国語習得理論の基礎など幅広く概観する。その中でも特に英語の文構造に焦点を当て、中学や高校の教科書で扱われている英文の構造を完全に理解した上で生徒たちに説明できるようにする。また、授業で触れた英語学上の問題についてリサーチし、口頭発表する。
授業計画 1. What is language?
2. Language and Culture
3. Brief history of English
4. Phonology and Phonetics of English
5. Syntax (Sentence Patterns of English)
6. Semantics (Meanings of English)
7. Morphology(Words of English)
8. Language Acquisition
9. Brain and Language
10. Theories in Language Acquisition
11. Language and Society: diversity of English
12. Second/Foreign Language Acquisition
13~15. Presentations
評価方法 授業参加度、課題への取組み、発表活動、定期テストなどを含め、総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 文字や音声言語だけでなく、その裏にある「ことば」、思考、文化、価値観などにも興味を持ち、観察、研究する姿勢でこの授業に臨みましょう。また、この授業を履修するにあたって、英語以外の外国語にも触れておくことを勧めます。
カテゴリー: 2009

コンテンツマネジメント

年度 2009
科目名 コンテンツマネジメント
教員名 池辺 正典
授業概要 従来のコンピュータによる成果物は、最初に作成を行えば、しばらくは大きく内容が変化することはありませんでした。しかし、Webの登場により、動的に更新を行うソフトウェアの登場やWebに公開を行うコンテンツの更新サイクルも非常に早くなっています。この中でもWebコンテンツに着目すると、更新頻度がアクセス数に大きく影響するなど、如何にしてコンテンツを容易に管理するかという方法論が重要になっています。この授業では、Webコンテンツの管理方法やアクセスを維持する方法について学びます。
授業計画 Webコンテンツの構成について
データとデザインの分離(1) スタイルシートの基礎
データとデザインの分離(2) スタイルシートの応用
データとデザインの分離(3) 画面レイアウトについて
データとデザインの分離(4) 画面レイアウトについて
データとデザインの分離(5) デザイン改善提案の作成
データとプログラムの分離(1) Webのテンプレート化
データとプログラムの分離(2) データの分離の基礎
データとプログラムの分離(3) データの分離の応用
データとプログラムの分離(4) プログラム改善提案の作成
SEOについて
アクセシビリティについて
Web改善提案書の作成(1)
Web改善提案書の作成(2)
評価方法 出席およびレポート課題により評価を行います。
教科書
参考書
メッセージ データを電子化することのメリットの1つは、データの再利用性を向上させるという点にあります。しかし、Web上に公開されているWebコンテンツは、その大部分が更新されない放置状態となっています。これは、電子化のメリットを活かせていない状態です。この授業によって、コンテンツを長く活かすことを学ぶことによって、有用なWebコンテンツの更新方法を学ぶだけでなく、Webコンテンツの作成時点から更新を意識することが可能となります。
カテゴリー: 2009

ゼミナール III

年度 2009
科目名 ゼミナール III
教員名 山本 顕一郎
授業概要 法律は、複雑になっていく経済活動・企業活動をスムーズに行うために必要不可欠なものであり、社会が激しく流動するこの時代には、企業や個人の行動の基準としての法律が、ますます重要になる。また法律は、将来、諸君が企業などで働くときに大きな武器となるであろうし、落とし穴に落ちないための智恵・知識となる。逆に、法律を知らないことで損をしたり、思わぬ災難が降りかかってくるかもしれない。さらに、爆発的に発展し、これからも常に変動していくであろうサイバースペースにおける法律についても目配りが必要であろう。近年、知的財産の重要性が大きくなっている。わが国の企業が競争力を向上させていき、国全体としても技術立国を行うためには、高度な技術やノウハウなどを開発・蓄積していかなくてはならない。しかし、企業が莫大な投資をつぎ込んで開発した技術や、苦心して作り上げた魅力的なコンテンツが簡単に模倣されてしまったのでは、企業は技術にタダ乗りされて損失をこうむり、技術開発やコンテンツ作成を行う意欲も損なってしまいかねない。すると、それらの知的財産を守っていくための法律について知り、これを知的財産防衛のためのツールとして使えるようにしておくことが必要になってくるであろう。そこでこのゼミでは、企業活動に関する法律の中でも、特に知的財産やネットワークに関する法について学んでいく。具体的には、特許権や著作権などの知的財産権に関する法律を学び、またコンピュータや通信ネットワークに関する法律についても見ていくこととする。ゼミでは、知的財産権法やコンピュータ・ネットワークに関する文献を読んでいくことから出発する。ゼミ生の報告が中心となるが、受講生がある程度の法律知識を持っていることを前提としながらも、知的財産等の基本的な事項が理解できるように補足説明し、また裁判例などを参考にしながら理解を深めていけるようにする。
授業計画 この学期も、引き続き知的財産権やネットワークにかかわる法律に関して、基本的な教科書や文献を読んでいく。これらを全員で読み、順番に報告して質疑応答・議論を行う。
各自の修得知識を確認するため、期末に筆記試験を行なう。
なお、卒業研究を行って卒業論文を執筆・作成することを予定している者は、この科目の内容を、卒業研究の準備、および研究作業・論文執筆の過程として読み替えること。その場合は、各自、輪読の報告に替えて、研究および執筆作業の内容について報告することとする。
評価方法 ゼミでの報告内容、出席状況、受講態度、さらに期末等に実施する筆記試験などを総合して評価する。評価の方法についての詳細は、授業開始後に説明する。特に出席状況については、「最終学年だから」とか、「就職活動があるから」といった理由で欠席することに対しても、厳格な態度で臨むからそのつもりでいてもらいたい。
教科書
参考書
メッセージ 知的好奇心があり、法律に関心がある者を歓迎する。このゼミを履修するためには、「情報法」、「法学入門」、ならびに「ビジネスと法」を単位取得していることが強く望まれる。ゼミ生は、公務員試験や法律系の各種資格試験等に積極的に挑戦することが奨励される。また、ゼミの実施内容およびテキストについては、大きく変更する場合がある。
カテゴリー: 2009

飲食事業マーケティング論

年度 2009
科目名 飲食事業マーケティング論
教員名 横川 潤
授業概要 ひとは「食」なしに生きることはできませんが、「食」は喜びでもあります。またホテル、トラベル、エアラインなどは、「食」の理解なしには成りたたないビジネスです。あらゆるひとが関係するがゆえに、「食」はとても親しみやすいテーマといえます。そこでこの授業では、マックやスターバックスなど、なるべく身近なテーマを選び、「食」をサービスやビジネスという視点から考えていきます。「国際」学部の授業ですが、ことさらに意識しなくても、マックやスターバックスといった会社はアメリカに本社があるように、「食」はきわめて国際的なテーマなのです。授業を通じて、「食」にくわしくなるのと同時に、ホテルやトラベル、エアライン等の世界で活躍する上での基礎知識や、国際的視野を身につけてほしいと思います。授業のまとめとして、各自が「食」に関する企業(または店舗)を一つ選び、プレゼンテーションを行います。
授業計画 授業計画 ガイダンス ~「食ビジネスの旅」を始めよう
売上高上位400社ランキング ~業界の「現状」を見よう
外食 中食 内食 HMR MS~食ビジネスの「構造」を知ろう
マックとモス ~4つの「P」を比べよう
コーポレート・ミッション~会社の「哲学」を調べよう
ケーススタディ( I ) ~「新市場」に挑もう
ケーススタディ( II ) ~「新製品」を出そう
戦略市場計画 ~「戦略」を立てよう・「広告」を作ろう
競争市場戦略 ~「競争」に勝とう
ケーススタディ ~ガストの「価格戦略」を見よう
ポートフォリオ分析 ~「多角化」を進めよう
事業機会分析 ~「ビジネスチャンス」を見つけよう
サービス満足度仮説~「満足」を与えよう
プレゼンテーション準備①~「研究企業」を決めよう
プレゼンテーション準備②~「研究方法」を話しあおう
プレゼンテーション(全6~7回)
テーマ「“食”に関連した企業を1社(または1ブランド)選び、授業内容に基づき、各自の研究成果を発表してください」
ビデオ視聴――「ビジネスの裏側」を知ろう
評価方法 授業の後半30分程度を毎回ミニレポートの作成にあて、提出してもらいます(必ずB5のレポート用紙を使用してください)。ミニレポートはすべて採点・講評し、基本的に次回の授業時に返却します。授業最終回に全返却レポートを再回収し、平常点を確定します(計50点)。紛失分は欠席とみなしますので十分に注意してください。期末プロジェクトとして、二、三人によるプレゼンテーション(研究発表)を実施します(40点)。また授業とプレゼンテーションの理解度をはかるため小テストを行います(10点)。
教科書
参考書
メッセージ いわゆる観光産業、すなわちホテル、レジャー、フードサービス、トラベル、エアラインなどに関心のある学生さんの受講を希望します。なるべく分かりやすいケースを選び、楽しく授業を進めていきたいと思いますが、そのためには皆さんに授業を「盛りあげて」もらうことが必要です。ミニレポートやプレゼンテーションを「めんどうくさいなぁ」と感じるひともいるかもしれませんが、終わったあと、きっと「やってよかった!」と思ってもらえるはずです。たくさんの先輩がそう言っているのですから。授業を受けながら、少しずつ、ホスピタリティやマーケティングを考えるおもしろさを感じてもらえたら最高です。
カテゴリー: 2009

解剖生理学実験

年度 2009
科目名 解剖生理学実験
教員名 櫻井 典子
授業概要 栄養の知識を深めるためには、ヒトの体の機能を学ぶことが必要である。そこで解剖生理学実験では各個人の身体を教材として、さまざまな生理機能を学ぶ。具体的には、体脂肪の測定、血圧の測定、骨密度量の測定、肺活量の測定、血液・尿の検査を行ないながら、循環器系、呼吸器系、泌尿器系等の仕組みを理解する。また、動物解剖を通して、各臓器の位置、構造を理解する。以上の実験を通して生体はその恒常性を維持するために、さまざまな臓器がその役割を担いつつ、かつ相互に関連して働いていることを学ぶ。
授業計画 実験ガイダンス
組織標本の観察
臓器の組織標本の観察、スケッチを行う。
体脂肪の測定
各自、体重、身長を測定し、それを基にBMIを算出する。
血圧の測定
安静時の血圧を測定し、その後運動を行なった時の血圧の変化を見る。
骨密度の測定
各自、踵の骨密度を測定し、体を構成している骨について学ぶ。
呼吸や体温に関する実験
肺活量の測定、呼吸数の測定、体温の時間的変化の観察
血液に関する実験
赤血球数、血球容積等を測定し、体を循環している血液について学ぶ。
排泄に関する実験
尿検査(色調、臭気、pH、糖、蛋白、比重)
実験動物の解剖
内臓の位置、色調の観察
まとめ
内容については若干変更する場合がある
評価方法 レポートの提出および学期末のテストによって評価する。出席点は10%の範囲で加点する。
教科書
参考書
メッセージ 普段無意識に行われている体の内部の働きを実験を通して意識し、栄養を摂取することの必要性を実感してもらいたい。
カテゴリー: 2009

番組制作 IIC(映像) 

年度 2009
科目名 番組制作 IIC(映像) 
教員名 竹林 紀雄
授業概要 映像作品には、様々なジャンルがありますが、今後も映像はメディアの中核的な存在であり、ますます多様化するメディアです。映像作品は、どのようなジャンルのものであっても、それを形にするには創り手の感性が問われます。しかし、感性だけで作品を完成させることはできません。映像作品は、観る側にとっては簡単に作られているように見えますが、創作の過程には複合的な要素が重層的につまっています。この授業では、映像メディアの原理的な理解に重点を置き、様々なジャンルの映像作品に応用できる映像表現の基礎を学びながら、自らの志向により合致したジャンルの映像作品を完成させてください。ドラマ、ドキュメンタリー、アート映像(実験映画、ビデオアート)、アニメーション(パペット、クレイ、手書き)など、ジャンルは問いません。
授業計画 ガイダンス 安全に映像制作演習を行うためのガイドライン
授業内プロダクションの意義
ドキュメンタリーとは何か I
ドキュメンタリーとは何か II
企画とテーマ
撮影演習 I
撮影演習 II
撮影演習 III
編集演習 I
編集演習 II
課題作品の中間講評
映像表現の文法と法則(応用) I
映像表現の文法と法則(応用) II
課題作品の完成講評 I
課題作品の完成講評 II
評価方法 課題作品(60%)から完成度と独創性、さらに理解度を評価します。これに、出席状況、授業態度、チームワーク能力、責任感等の平常点(40%)を加味して総合的に評価します。
教科書
参考書
メッセージ この授業の目的は、より実践的な映像技法を学びながら、映像作品を作ることの奥深さを知ることにあります。授業は、「番組制作 I 」「映像編集」「番組制作 II B」を履修して映像表現の基本セオリーを修得した学生の履修を望みます。また、履修者数と課題作品数から、課題制作におきましてはインターラクティブ(双方向)な指導には限りがあります。自ら積極的に映像制作に取り組む意欲のある学生の履修を求めます。「番組制作 II B」と同様に、5人前後でのグループ制作とします。
カテゴリー: 2009

栄養指導論B

年度 2009
科目名 栄養指導論B
教員名 松浦 和子
授業概要 日本人の食生活を歴史的に見ると、戦後の食料欠乏の時代から大きく変化し、現代の食生活環境は複雑化、格差化してきています。そのため栄養士の果たす役割も、食物摂取中心の改善だけでなく、社会の情勢にあった、また人々のライフスタイルに対応する指導力が求められます。栄養指導論Bでは、栄養士としての専門知識を習得した上での個々の対象者への食行動の変容を促すことを目的とした実践力を学びます。
授業計画 年代別栄養指導・・各々の時期の特徴と問題点、指導の注意点
(1)乳児期 (2)幼児期 (3)学童期 (4)思春期 (5)妊娠期
(6)成人期 (7)壮年期 ((8)高齢期
臨床栄養指導・・病態と栄養の関連性、食事療法の考え方
(1)高血圧 (2)肥満 (3)糖尿病 (4)高脂血症 (5)腎臓疾患
(6)消化性潰瘍 (7)慢性胃炎 (8)肝臓疾患 (9)貧血 (10)小児疾患
活動分野で行う栄養指導・・栄養士の様々な活動分野での内容と特徴
(1)病院 (2)学校 (3)保健センター (4)各施設 (5)スポーツセンター
(6)健康保険組合 (7)食品製造業界
評価方法 定期試験、出席状況、授業姿勢により総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 板書はあくまでも要点のみであるから、講義を聴くことを大切に考え、解らないことは質問・発言してほしい。提示した箇所の教科書は必ず熟読すること。栄養指導は他の教科の総合力が必要で、特に、栄養学、臨床栄養学、食品学、心理学は重要である。栄養士・管理栄養士の働く職場は広域である。どの職場や職務についても言えることであるが、良き栄養指導者になるには、生涯にわたって学びと経験の積み重ねが必要である。栄養士を目指す諸君には、広い知識を学ぶ姿勢と社会のニ-ズに応えられる専門家に育って欲しい。
カテゴリー: 2009