年度 | 2009 |
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科目名 | 番組制作 IIC(映像) |
教員名 | 竹林 紀雄 |
授業概要 | 映像作品には、様々なジャンルがありますが、今後も映像はメディアの中核的な存在であり、ますます多様化するメディアです。映像作品は、どのようなジャンルのものであっても、それを形にするには創り手の感性が問われます。しかし、感性だけで作品を完成させることはできません。映像作品は、観る側にとっては簡単に作られているように見えますが、創作の過程には複合的な要素が重層的につまっています。この授業では、映像メディアの原理的な理解に重点を置き、様々なジャンルの映像作品に応用できる映像表現の基礎を学びながら、自らの志向により合致したジャンルの映像作品を完成させてください。ドラマ、ドキュメンタリー、アート映像(実験映画、ビデオアート)、アニメーション(パペット、クレイ、手書き)など、ジャンルは問いません。 |
授業計画 | ガイダンス 安全に映像制作演習を行うためのガイドライン 授業内プロダクションの意義 ドキュメンタリーとは何か I ドキュメンタリーとは何か II 企画とテーマ 撮影演習 I 撮影演習 II 撮影演習 III 編集演習 I 編集演習 II 課題作品の中間講評 映像表現の文法と法則(応用) I 映像表現の文法と法則(応用) II 課題作品の完成講評 I 課題作品の完成講評 II |
評価方法 | 課題作品(60%)から完成度と独創性、さらに理解度を評価します。これに、出席状況、授業態度、チームワーク能力、責任感等の平常点(40%)を加味して総合的に評価します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業の目的は、より実践的な映像技法を学びながら、映像作品を作ることの奥深さを知ることにあります。授業は、「番組制作 I 」「映像編集」「番組制作 II B」を履修して映像表現の基本セオリーを修得した学生の履修を望みます。また、履修者数と課題作品数から、課題制作におきましてはインターラクティブ(双方向)な指導には限りがあります。自ら積極的に映像制作に取り組む意欲のある学生の履修を求めます。「番組制作 II B」と同様に、5人前後でのグループ制作とします。 |