| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 日本語B |
| 教員名 | 野村 美穂子 |
| 授業概要 | 「日本語B」の授業は、主に書くことと読むことに関して、これまでに習得した基礎的な日本語力をさらに発展させ、講義を受けレポートを書いて学んでいくという大学での学習生活に不自由のない能力を養うことを目的とする。留学生の日本語作文に見られる誤用の中には「定番」とも言えるものがあり、そのような誤用の分析を通じて書きことばにおける日本語の語感を少しずつ培っていく。評価時には授業で用いた問題をもとに総合的なテストを行う。 |
| 授業計画 | 1.オリエンテーション/自己紹介/授業の進め方の説明 2~12.課題作文のチェック/資料を用いた文章作法の学習 13.中間試験 14~23.課題作文のチェック/資料を用いた文章作法の学習 24.期末試験 |
| 評価方法 | 出席点20%/平常点(課題提出の有無を含む)20%/中間試験25%/期末試験35% |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | まず、とにかく欠席しないこと。小クラスのため出欠は一目でわかる。遅刻も良くないが欠席するよりはまし。次に、このクラスは原則として全員が留学生であり、どれだけ間違ったことばをつかっても周囲の反応を気にする必要は全くない。授業中はためらわず積極的に発言しよう。 |
「2009」カテゴリーアーカイブ
ネットワーク産業論
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | ネットワーク産業論 |
| 教員名 | 鳥居 昭夫 |
| 授業概要 | エネルギー(電力、都市ガス)、電気通信(電話、ブロードバンド)、運輸など、ネットワークを用いて提供する企業に固有の製品戦略、価格戦略を学び、社会的に望ましい公共サービスの提供を実現する方法を考える。 |
| 授業計画 | イントロダクション(授業概要、ネットワーク産業論で何を学ぶか) 製品戦略1(ネットワーク外部性) 製品戦略2(ソフトとハードの補完性) 規制の経済学(情報の非対称性とエージェンシー問題) 自然独占1(規模の経済性と範囲の経済性.効率的資源配分) 自然独占2(価格形成の手段.限界費用価格形成と平均費用価格形成) 自然独占下の料金規制1(公正報酬率規制、アヴァーチ・ジョンソン効果、総括原価主義) 自然独占下の料金規制2(ピークロード料金論、二部料金、ディズニーランド・ジレンマ) 参入規制 (内部相互補助、増分費用テスト、ラムゼイプライシング) 規制緩和 (インセンティヴ規制,ヤードスティック競争,プライスキャップ規制,規制のコスト) 産業事情1(電力事業) 産業事情2(都市ガス・LPガス事業) 産業事情3(電気通信事業) 産業事情4(テレビ放送) |
| 評価方法 | 期末に行う試験または期末に課すレポートによる(80点)。出席点を加味する(20点)。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 経済学的方法をもちいた講義を行うが、予備知識は必要としない。ミクロ経済学を既習であることが望ましい。 |
記号論
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 記号論 |
| 教員名 | 岡野 雅雄 |
| 授業概要 | 記号論とは、文字符号や交通信号や地図のようなものだけにとどまらず、我々の身体の発する意味や、ことばや、社会のしきたりなどに至るまで、広く意味作用を扱うものである。人文科学においては、自然科学における数学に相当する基礎理論であり、現代思想や文学理論には欠かせない知識である。この科目では、記号の具体例をみながら、基本的な考え方を身につけてゆくようにしたい。授業の流れとしては、前半で、具体的な記号を題材にしながら、記号論の基本的な考え方を紹介する。後半で、「記号の分類」にしたがって、記号の種類による特性を理解してゆく。 |
| 授業計画 | 「記号」と「記号論」--記号とは何か 記号論の考え方(1)–記号と意味、-記号論の創始者たちの考え方 記号論の考え方(2) 記号のタイプ 記号論の考え方(3)–記号の「体系」性 記号論の考え方(4)–記号の「体系」性(続き) 記号論の考え方(5)–デノテーションとコノテーション 記号論の考え方(6)–メタファーとメトニミー 記号の分類(1)―論理的コード: 言葉を中継するコード 記号の分類(2)―論理的コード: 絵文字など 記号の分類(3)―論理的コード: 実用的コードなど 記号の分類(4)―美的コード 記号の分類(5)―社会的コード 記号論の分析方法 まとめ |
| 評価方法 | 出席(10%)・中間課題(20%)・期末試験(70%)を評価に用いる。なお、中間課題でe-ラーニングシステム(Hiplus)を使用する。なお、中間課題でe-ラーニングシステム(Hiplus)を使用します。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | この科目は、記号論の基本的な考え方・ものの見方を知ってもらうのが主な目的です。常識的な意味での「記号」よりも幅広い記号現象について理解を深めてもらいたいと思っています。 |
地域研究E(アメリカ)
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 地域研究E(アメリカ) |
| 教員名 | 長谷川 寿美 |
| 授業概要 | 多人種・多民族の構成するアメリカは、その歴史の始まりから「統合」と「多様性」という課題を持ち続けてきた。現代アメリカを構成する人々の歴史を辿ることにより、現代アメリカの問題を考える。 |
| 授業計画 | 多民族国家アメリカ 植民地時代からアメリカ独立へ 黒人奴隷 アメリカ建国から領土拡大へ 西部開拓とフロンティア アメリカ先住民 南北戦争 19世紀から20世紀へ 新移民 2つの世界大戦 日系人の苦悩 公民権運動 現代アメリカのエスニシティ アメリカの「多様性」と「統合」 |
| 評価方法 | 出席・授業参加度・授業後の感想・小レポート・期末レポートによる総合評価 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | アメリカ合衆国では史上初のアフリカ系アメリカ人大統領が誕生しました。それがアメリカ史でどれほどの意味を持つものかは、植民地時代の奴隷制度から始まるアメリカ人の歴史を学ぶことよってより明らかになります。現代の問題と関連させながら、アメリカの多民族・多文化について学びましょう。限られた時間の中で、テーマに関連する映画も観ますので、アメリカの一般的な歴史については各自で知識をつけておいてください。 |
社会調査 II
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 社会調査 II |
| 教員名 | 八ツ橋 武明 |
| 授業概要 | この授業は社会調査の演習で、実際に調査を行い、報告を作成します。受講には社会調査 I の履修が不可欠で、調査集計法 I の履修済みも望まれます。パソコン利用で社会調査を個人レベルで実施することが出来る環境になったが、社会調査の理論の学習だけでは、まだ実施能力は全く不足で、体験して得られる素養が非常に大きい。そこで社会調査 I の学習を踏まえて、実際に調査を実施・体験して、調査実施の方法とノウハウを修得する。なお調査結果の集計にはパソコンソフトのSPSSを利用する。この利用法を修得するのが「調査集計法 I 」である。「社会調査 I 」、「調査集計法 I 」、「社会調査 II 」の演習の3科目で、一定水準の調査に必要な能力を修得できる組み立てとなっている。授業ではグループを作り、グループ毎にテーマを決めて、具体的な調査項目を決め、それを把握するための設問を作成し、調査票にまとめる。次に実査を行い、回収した調査票のデータをコンピュータに入力して、集計・分析を行う。その結果をグループ毎の報告会で報告し、さらに個人レポートで報告する。創意工夫に努力した学生諸君は、データが語りかけてくる色々な事実に、心を躍らせることであろう。そうなると受講は成功である。 |
| 授業計画 | 適当な人数のグループに分かれ、各グループごとに、次の順序で作業を進めていく。 授業ガイダンス グループと調査テーマの決定 調査テーマ/仮説の検討1 調査テーマ/仮説の検討2 調査テーマ/仮説の検討3 調査票設計1 調査票設計2 調査票設計3 調査の実施と回答の回収1 調査の実施と回答の回収2 調査票の点検とデータ入力 調査結果の分析1 調査結果の分析2 調査結果の分析3 報告会 |
| 評価方法 | 筆記試験は行わない。共同作業が重要なので、出席点(約20%)、作業貢献(約30%)、授業成果報告(約15%)、個人レポート(約35%)により評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | (1)グループ作業で進め、かつ積み上げ式の能力修得であるので、出席は特に重要である。グループ活動に前向きに取り組んで欲しい。/(2)授業時間以外の取組が必要となることを前提に受講すること。 |
情報システムと経営活動(E)
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 情報システムと経営活動(E) |
| 教員名 | 八卷 直一 |
| 授業概要 | 情報学部に入って来て,特にステム学科に入学したのに,「情報システム」とは何かをはっきり説明できなかったり,「コンピュータを勉強するのです」としか言えないのでは恥ずかしい. この科目では,これから学んでいく「情報システム(IS)」とはどんなものか,ISについて何を勉強していくか,特に企業活動との関連で,全般的な展望を与えることをねらう.選択科目ではあるが情報システム学科生は2年生のうちに履修してもらいたい. 情報システムは,組織がその目標を達成するために,情報を集め,蓄え,処理し,伝達し,利用するためのしくみで,仕事の行い方や手順ともいえ,それを支えるために通信系を含んだ情報処理システムがある.従ってその目標に依存していろいろな形のものがあるし,情報処理システムはその一部であるに過ぎない. 特に,情報システムの企画,設計,開発,運用などに関わったり,利用する仕事をしていこうとする者は是非履修されたい. |
| 授業計画 | イントロダクション 情報化以前と情報システム化後を比べて,情報システムとは何かを考える イントロダクション(2) 情報システムの発展と役割を考える 情報システムの分類 情報システム(IS)の分類と基本的役割りを考える システムとしてのビジネスプロセス 一般システムを考え,ビジネスプロセスをそのようなシステムとみなして,ビジネスプロセスを知る.また付加価値の概念を導入する 情報システムの実際 実際の情報システムがどんなものかを,ある企業の実際の情報システムの例で詳しく見る 情報システムの競争上の役割 競争優位を追及する企業活動の中で果たす情報システムの役割をみる 情報システムの記述方法 情報システムをデータの流れや処理過程を様々な記述方法を通して勉強する. データベースと情報システム 情報処理システムはいくつかのDBからデータを取り出して新たな処理をし,元のDBに返したり,新たなDBを作ったりということをするものだといえる.DBとは何かとその機能を知っておく. 情報システムトソフトウェア 実際の情報システムはソフトウェアによって実現している。ここでは、ソフトウェアのなんたるかを知る。 情報システムの企画 部門別のシステムを持っていた企業が統合的な情報システムを持つにいたるケースから,システムの企画の重要性を知る. 情報システムの開発 情報システムの開発の諸段階を知ると共に,開発の諸方法,伝統的開発法,プロトタイピング,パッケージの利用などの開発法,あるいは必要なシステムをその都度オンラインで借りてきて使うなどのISの導入法を学ぶ.またプロジェクト管理としての諸相があることを学ぶ. 情報システムと人間 情報システムと人間,環境,社会との関係や情報モラルなどの問題 情報化と社会 情報化あるいは情報システムにより社会がどのように影響されるか変わったか e-ビジネスとセキュリティ 新しいビジネスモデルとその周辺でのセキュリティーの問題と対策 情報システム産業と人材開発 コンピュータ産業,情報産業の構造の変化と多層化を知り,さらに情報技術試験の制度,情報技術者のキャリアパスなどを知り,今後の学習計画の参考になるようにする 講義の随所で,できるだけ具体的な事例や,情報システムをめぐる新聞記事やカレントな話題に触れるようにする. |
| 評価方法 | 主としてレポートで評価する。ただし、出席状況と授業のなかで随時行う小テストも参考にする。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 「情報システム(あるいは単にシステム)」という言葉はよく出て来る.それらは,そこで,新聞を毎日読んで,この用語が出ている記事を見つけて切り抜いておいてみて下さい.(これを使う問題を宿題や期末の課題に出すこともある.) 就職試験のときに必要だからと,その直前になって新聞を取り始めたり,読み出したりしても,読み方もわからず,必要なことを読み取ることもできない.その準備としても,2年のうちから読み始めてください. |
中国語 II
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 中国語 II |
| 教員名 | 周 力 |
| 授業概要 | 中国語の発音と簡単な挨拶が出来るようになった人のための授業です。中国語の基礎をマスターしてもらうことを目標とします。1年が終わるころには、簡単な自己紹介ができるようになってもらいたいと考えています。また、中国語だけでなく、中国にも理解を深めてもらえるような授業を目指します。授業の進み具合を見ながら、便宜ビデオなども見せていきたいと思っています。実際使えるような中国語(旅行会話等)も勉強します。 |
| 授業計画 | 第5課(1) 第5課(2) 第6課(1) 第6課(2) 第7課(1) 第7課(2) 第8課(1) 第8課(2) 第9課(1) 第9課(2) 第10課(1) 第10課(2) 第11課(1) 第11課(2) 後期テスト *学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
| 評価方法 | 毎回出席をとり、出席回数を重視する。期末試験を70%、授業中の態度などを含めた出席点を30%の割合で評価する。ただし、成績評価の基準は次ぎのとおり。AA)形式に不備がなく内容が特に優れている、A)形式に不備がなく出題意図に応じた内容である、B)形式に満たしているが内容がやや不足である、C)形式・内容とも若干の難点がある、D)課題がこなせていない。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 中国語の発音が一通り出来るようになった人が対象となりますので、発音をよく復習しておいてください。中国語Iを取った人は同じテキストの続きからです。 |
特別活動の研究
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 特別活動の研究 |
| 教員名 | 松本 浩之 |
| 授業概要 | 特別活動は本来、学習塾や予備校には存在しない領域(最近では少数ではあるが塾などがこれに近い活動を試みる例がありますが)です。従って、特別活動は学校固有な活動として位置づけられ、学校や学級の集団、仲間集団の文化を形成し、個々の生徒の在り方にも大きな影響を与える領域であります。まさに、学校にしかできない教育の真骨頂を担う領域です。また、教師の意欲、熱意、創意工夫、キャラクターが活動の内容や成否を左右する領域でもあります。思い出深い修学旅行や仲間と力を合わせた文化祭、一方では退屈この上ない儀式なども皆さんは経験していることと思います。本講義では、特別活動の全体像を把握するとともに、人間関係が希薄になりつつある現代の学校において集団活動を通していかに改善、介入するかについて考察を深めていきます。 |
| 授業計画 | (1)特別活動の特色と指導の重点【特別活動ってなに】 (2)特別活動のねらい 【特別活動で生徒のなにを成長を促すか】 (3)特別活動の歴史的変遷I 【自由研究時代~特別教育活動・学校行事等の時代】 (4)特別活動の歴史的変遷II 【学級指導新設の時代~学級活動新設の時代】 (5)特別活動の実際 【全体計画の意義・年間指導計画の作成】 (6)集団活動の実際 【集団主義教育批判~民主的集団形成】 (7)集団と個の関係 【集団内における自己実現・人間関係づくり】 (8)自己教育力の育成と特別活動【自己教育力の構造と集団活動】 (9)生きがい感のある存在【役割配分・役割期待・役割認識・役割遂行・評価】 (10)思春期・青年期の特質を前提とした活動の実際 (11)生徒会活動の特質と指導I【集団による問題解決能力の向上・発達の最近接】 (12)生徒会活動の特質と指導II【学校生活の向上を目指した活動】 (13)学校行事の特質と展開 【なぜ学校行事が必要なのか】 (14)特別活動と総合的な学習【体験学習・自ら考え/行動し/感動し/解決する力】 (15)特別活動の実践的課題 【集団活動と集団主義との境界】 |
| 評価方法 | 毎回の出席を基本とし、授業中の活動を含めた出席点を40%、期末の試験成績を60%の割合で評価する。ただし、成績評価の基準は次のとおり。AA)形式に不備がなく内容に特筆すべき知見が盛り込まれている。A)形式に不備がなく出題意図に応じた内容である。B)形式は満たしているが内容がやや不足している。C)形式に若干不備があるか、内容にやや難点がある。D)形式、内容ともに課題を達成していない。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 教職課程の中には、林間学校や修学旅行に行けるといった理由で教師を目指す学生がいます。現職教員にもこうした理由で教師になった者は結構多いものです。生徒と一緒に活動することが大好きな先生です。一方、林間学校など宿泊があるから高学年を外してほしい、卒業学年はアルバム作成があるからいやだと言う先生も結構多いのも事実です。行事に際しても生徒への指導は自主性の名のもとに放任し、生徒に引率される頭数だけの教員も時々見かけます。前者のすべてが良い教師とは言えませんが、少なくとも後者に属する教師は特別の事情のある者を除けば、職務上の重要な領域への姿勢が欠けている教員であり、生徒にとって好ましい存在とは言えません。受講する学生は、子どもと一緒に何かができる。授業を離れて考え、活動することに胸がときめかせる学生であってほしい。 |
ESP III(A)
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | ESP III(A) |
| 教員名 | D.モートソン |
| 授業概要 | For better or worse TOEIC has become essential for future educational and career plans. This course is intended to prepare students for the TOEIC. The focus of the class will be to improve performance in all areas while taking this test. We will practice many exercises in the class using past TOEIC papers and try to have some fun doing so. |
| 授業計画 | From week to week we will attempt to do different sections of the TOEIC concentrating on the four skills of writing, reading, listening and speaking. |
| 評価方法 | Final evaluations for this class will be based on total performance including attendance, class participation and attitude, homework, reports, end of term presentations and/or examination. All aspects of the class will be essential for a good grade. |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | I encourage those who want to seriously improve their TOEIC scores to attend this class. |
ゼミナール III
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | ゼミナール III |
| 教員名 | 釈氏 孝浩 |
| 授業概要 | コンピュータグラフィックス(CG)の動画像作成やマルチメディアタイトルの作成経験を通して,マルチメディア化=デジタル化の良さについて考える。インターネットの普及を筆頭に,社会のマルチメディア化は着実に進行している。利用者としてこれらに関わることは,何らの専門的知識を必要としない。しかし,その内容(コンテンツ)の作成に携わる者においては,そのような受動的な態度では不十分である。本ゼミナールでは,CGを軸としながら,実際的なコンテンツ作成の経験をする。 |
| 授業計画 | CG作成ソフトウェアの操作 画像処理ソフトウェアの利用 CG画像(静止画像・動画像)の制作 画像・音声等マルチメディアデータのファイル形式とその相互変換 デジタルビデオカメラによる実写動画像ファイルの作成 動画像編集ソフトウェア操作の習熟 マルチメディアタイトル作成ソフトウェア操作の習熟 各自の興味に従った成果物(CG動画像・実写との合成動画像・マルチメディアタイトルなど)の制作と発表 |
| 評価方法 | 各自の成果物・作業内容・参加意識等について総合的に評価する。参加意識の極端に低いと思われるゼミナール生には,「卒業研究」の履修をお断りすることがある。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 上で述べたように,ゼミナールの時間以外での各自の個別作業が中心となるので,「何かを教えてもらおう」とか,「課題を与えられないと,何をして良いのかわからない」というような受動的な態度では困る。各自の自主的な作業管理を支援する目的から,ゼミナール生には,研究室を開放している。また,研究室内では,ハードウェア・ソフトウェア両面から,出来る限りの作業環境整備を図っているので,積極的に活用して欲しい。 |