データ処理 I

年度 2009
科目名 データ処理 I
教員名 田鎖 聡史
授業概要 パソコン、特にWordやExcelを使いこなすことは、大学の授業のレポート作成や会社での日常業務、その他さまざまな場面で必要不可欠な能力といえます。この授業では、表計算ソフトExcelの基本操作を学ぶことにより『自分自身で』さらに学習する基礎を培うことを目的とします。具体的には、Microsoft Office Specialist(MOS)のEXCEL 2003 Specialist資格程度の操作知識・技術を習得します。
授業計画 イントロダクション、基本操作
入門・初級:簡単な関数を使った表とグラフの作成
オートフィル機能、加減乗除の計算、絶対参照
SUM関数、AVERAGE関数、計算式のコピー、グラフ作成
COUNT関数、MAX関数、MIN関数
印刷の基本操作、ファイルの保存、シートの装飾等
MOS Specialist範囲、便利な関数、その他の機能
置換、並べ替え、オートフィルタ、リストの検索
IF関数、COUNTIF関数、AND関数、OR関数
TODAY関数、NOW関数、WEEKDAY関数
PMT関数、 SUMIF関数、FREQUENCY関数
データベース関数
VLOOKUP関数、HLOOKUP関数、ウィンドウ枠の固定
ピポットテーブルとピポットグラフ
まとめ
評価方法 授業時間内(2回)に課題を提示し、時間内に作成・提出。評価基準は次ぎのとおり。AA)4つの課題を全て完成でき、関数が自由に使いこなせる、A)3つの課題を完成でき、関数がほぼ使いこなせる、B)2つの課題を完成できた、C)1つの課題(簡単な表とグラフ)を完成できた
教科書
参考書
メッセージ パソコンと一生縁を切るのではない限り、Excelを使いこなせるようになることは必要です。慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、たかが道具(されど道具)です。途中であきらめることなく、基本的な知識・操作を確実に身につけてください。
カテゴリー: 2009

ゼミナール III

年度 2009
科目名 ゼミナール III
教員名 川合 康央
授業概要 これまで本学で学んできた知識と技術をまとめ、情報をデザインするという視点から、コンテンツ制作を行う。視覚的なデザインを追求するとともに、伝えたい情報を整理し、コンテンツを作り上げることを学んでほしい。自らの得意な部分を伸ばし、不得意な部分を克服することで、社会で通用するデザイナー・クリエイターを育成する。
授業計画 本ゼミでは、各分野の基礎的な課題を制作し、その中で各自興味を持った次の3つのテーマについて1つ以上選択する。作品は展覧会・学会等で発表を行い、また各種コンテストにも積極的に応募すること。
インタラクティブコンテンツ
見るものに参加させる、双方向性のある作品を制作する。様々なアプリケーションを横断的に用い、企画、シナリオ、プログラミング、グラフィック、編集等を行う。ユーザーに自然な行動を促すユーザーインターフェィスデザインを考えたデザインを学ぶ。
3DCGアニメーション・映像コンテンツ
専門的なアプリケーションを用い、各自設定したコンセプト・シナリオに沿って、3DCGアニメーションを用いた映像作品を制作する。アプリケーションの使い方ではなく、それを用いて何を表現するかということについて指導を行う。動画と静止画の特性についても学ぶ。
グラフィックデザイン・Webデザイン
専門的なアプリケーションを用い、各自設定したコンセプトに沿って、グラフィックデザイン・Webを制作してもらう。作品は実際に活用できるレベルを目指す。成果物はポスター、フライヤー、DTPによる冊子のほか、Webコンテンツとしてもまとめ、媒体の違いによる表現の技法と情報の見せ方について学ぶ。
評価方法 出席・課題への取り組み方・各種展示会やコンテストへの応募・中間発表及び最終提出物。
教科書
参考書
メッセージ ゼミナールでは、各自成果物の進捗状況の発表と問題点の解決等のディスカッションを中心に行う。したがって、ゼミ生にはゼミナール時間外の個別作業に力を入れて欲しい。教科書・参考書は、選択課題によって各自紹介する。ゼミには必ず出席すること。講義前半は全ての分野の基本となる共通課題による制作が中心であるが、後半は自ら課題を設定し、スケジュールを組んで制作することになる。制作課題が多いので自己管理がしっかり出来ること。将来デザイナー・クリエイターを職業として意識していることが望ましい。
カテゴリー: 2009

ホスピタリティ・マネジメント論

年度 2009
科目名 ホスピタリティ・マネジメント論
教員名 山口 一美
授業概要 21世紀は「心の時代」であると言われ、人々が個別にもつ「心のニーズ」を満たすことが求められている。そのため無形の商品を提供する企業では顧客の心のニーズを満たすために、密接な顧客対応を基礎に個別的な価値の提供が必要となっている。その価値の提供においてホスピタリティは重要なキーワードであり、マネジメントにおいてもホスピタリティの概念をとりいれたマネジメントを行うことが不可欠となっている。そこで、「ホスピタリティ・マネジメント論」の授業では、ホスピタリティとは何かを明らかにした上で、そこでの経営管理、人材管理について、さらには顧客満足と従業員満足との関わりを学び、観光事業におけるホスピタリティ・マネジメントについて検討、考察する。教育スキルとしては、講義に加えて、ビデオ教材、教育ゲームなど体験学習、グループ討論からも学習する。加えて、ゲストスピーカーより現場でのホスピタリティのあり方を学ぶ。
授業計画 ホスピタリティとサービス
ホスピタリティとは何かを学ぶ
ホスピタリティとサービスの概念の違いについて
ホスピタリティと経営管理
ホスピタリティと組織管理
ホスピタリティとマーケティング管理
ホスピタリティとリレーションシップマーケティング
ホスピタリティと人材管理
ホスピタリティと人材管理
ホスピタリティとリーダーシップ
ホスピタリティとエンパワーメント
ホスピタリティとパーソナリティ
ホスピタリティと顧客満足
ホスピタリティと顧客心理
ホスピタリティと顧客満足
ホスピタリティと苦情処理
苦情を満足に変える方法―事例研究
ホスピタリティと従業員満足
従業員満足とモチベーション
従業員満足とコミュニケーション
従業員満足とストレス
従業員満足とホスピタリティ
観光事業とホスピタリティマネジメント
―さまざまな事例を使って考えるー
ホスピタリティ・マネジメント:国内と海外の航空会社
ホスピタリティ・マネジメント:旅館とホテル
ホスピタリティ・マネジメント:旅行会社と観光バス会社
ホスピタリティ・マネジメント:病院
ホスピタリティと顧客価値創造
顧客価値創造のシステム
ホスピタリティと顧客価値創造企業
「ゲストスピーカー」:現場の声から学ぶ
これからのホスピタリティ・マネジメントについて
評価方法 出席点、理解度テスト、レポートで評価する。
教科書
参考書
メッセージ ホスピタリティとは何か、なぜ今ホスピタリティが重要なのかなど、授業を通して、その答えを明らかにしてみよう。
カテゴリー: 2009

スポーツ健康実習A (木2/木3)

年度 2009
科目名 スポーツ健康実習A (木2/木3)
教員名 松本 秀夫
授業概要 生涯を通じてスポーツに親しみ、健康で豊かな生活を送るために必要な、身体教養を見につけることを目指します。この授業では、ラケットスポーツである、テニス、卓球、バドミントンの技術を習得する中で、仲間とのコミュニケーションを図り、運動強度や消費カロリーなどの算出などを含め、安全に運動を実施する能力を養います。注「授業は3学部合同で行い、男女共修で実施します」
授業計画 1. テニス
2. 卓球
3. バドミントン
各種目、基本技術の習得とゲーム
上記3種目を、施設、天候の状況により2回から5回行う。また、以下の課題を課す。一気飲みの恐怖、喫煙による健康被害、食生活診断、性感染症、メンタルヘルス
評価方法 授業内容の達成度によって評価する。なお、配点と欠席・遅刻の減点は以下の通り。(1)技術(課題及び期末レポートなど)・・・・・20%(2)知識(課題及び期末レポートなど)・・・・・40%(3)態度(平常点の他に期末レポートなど)・・・40%欠席・遅刻の減点は、欠席:-5、-10、-20、不可。遅刻:-3、-6、-12、-24、不可。
教科書
参考書
メッセージ 「初回の授業には体育履修カードに貼付する写真(4cm×3.5cm)を持参し、体操着に更衣して体育館の指定場所に集合してください。その他、履修に関しては、「体育科目の履修」(『履修の手引き』記載)を参照してください。」
カテゴリー: 2009

メディア効果演習

年度 2009
科目名 メディア効果演習
教員名 日吉 昭彦
授業概要 この授業は、メディアの効果・影響についての文献購読をした後に、実際に受講者のみなさんがメディア効果を測定する実習を行うゼミナール形式の演習です。演習では、受講者のみなさんのディスカッションを通じた共通テーマを設定し、そのテーマに基づいた調査・研究と、その結果をふまえたディスカッションを行います。メディア効果について実証的に分析ができるようになることが目的です。 まず、はじめに、メディアの効果・影響についての文献を輪読形式で読み込み、研究テーマや調査方法などについてグループ・ディスカッションを行います。その後に、分担してメディア・メッセージの分析や質問紙調査によるメディア効果の測定など、総合的なメディア効果に関する調査研究を行います。授業の最後には、それぞれのグループの成果報告や成果の公開と、メディア効果に関するディスカッションを行います。 なお、シラバスは質問紙調査を担当するグループの進め方の例となります。
授業計画 文献購読による研究テーマの設定
メディアの効果・影響についての文献購読1
メディアの効果・影響についての文献購読2
メディアの効果・影響についての文献購読3
グループワークによる調査プロジェクトの活動
メディア効果の測定ための研究テーマ・仮説・分析対象の決定1
メディア効果の測定ための研究テーマ・仮説・分析対象の決定2
分析対象となるメディア素材の収集と整理
質問紙のデザインとサンプルの検討
質問紙調査の実施1
質問紙調査の実施2
質問紙のデータの整理と分析1
質問紙のデータの整理と分析2
メディア効果の測定とグループ内でのディスカッション
メディア効果研究の成果報告と全体ディスカッション1
メディア効果研究の成果公開と全体ディスカッション2
評価方法 演習形式の授業であり、演習への参加の度合いや調査報告レポートによって総合的に評価(100%)します。AA)演習への参加の度合、調査報告レポートともに取り組みが特に十分である、A) 演習への参加の度合、調査報告レポートともに取り組みが十分である、B) 演習への参加の度合や調査報告レポートを総合して、授業の目標に到達できている、C) 演習への参加の度合や調査報告レポートを総合して、授業の目標にやや到達できている、D)演習に参加したとはいえない、とします。
教科書
参考書
メッセージ 演習形式の授業であり、ゼミナールと同様の積極性が求められます。学習活動の中心は、グループワークによる調査プロジェクトの活動となりますので、積極的な参加が必須となります。なおこの授業を履修するには5セメスターに開講している、「メディア効果」を受講しておくことが必要です。
カテゴリー: 2009

学びのプランニング

年度 2009
科目名 学びのプランニング
教員名 松本 浩之
授業概要 高校までの学習スタイルとは大きく異なる大学の授業の内容を知り、各人が4年間で何をどのように学んでいくのか、大まかなプランを立てる必要があります。この授業では学習方法や施設の活用法、2年次から始まる3コース別カリキュラムの内容、学びと仕事とのつながり、人間関係づくりなどについて、グループ実習、講演などを交えながら進めていきます。なお、この科目は、「プレゼンテーション」と組み合わせて授業計画が立てられています。
授業計画 第1回(予習:なし)
・オリエンテーション
・チーム分け
第2回(予習:プレゼンテーションの仕方(e-ラーニング))
・メンバー紹介プレゼンテーション
第3~7回(予習:調べ学習の仕方(e-ラーニング))
・構成的グループエンカウンター
・ポスター企画
・ポスター制作
・ポスター制作のレビュー
・わかりやすい文章の書き方(e-ラーニング)
第8~10回(予習:ノートの取り方・レポートのまとめ方(e-ラーニング))
・学びと仕事のつながり(情報システム)
・学びと仕事のつながり(デジタルコンテンツ)
・学びと仕事のつながり(教育システム)
第11回(予習:集計の仕方(e-ラーニング))
・報告書の評価とチェックシートの作成
第12,13回(予習:プレゼンテーションの仕方(e-ラーニング))
・プレゼンテーションの準備
第14回(予習:なし)
・学びの企画書作り
評価方法 作品、報告書、プレゼンテーション、参加態度を総合的に評価します。成績評価は次の通り。(AA)達成目標をほぼ90%以上満たしている。(A)達成目標をほぼ80%以上満たしている。(B)達成目標をほぼ70%以上満たしている。(C)達成目標をほぼ60%以上満たしている。(D)達成目標に対し、60%未満の達成度である。
教科書
参考書
メッセージ 大学では、自分の将来像を見据え、計画的に学習することが求められます。この授業は、単なる講義紹介ではなく、大学で学ぶ上で最低限必要な能力が養成されます。従って、この授業で扱われる内容が身についていない者には、大学での学習資格が無いと言っても過言ではありません。すべてのチーム作業では、各人の果たした役割が報告され、評価の対象となります。他人に頼らず、一人ひとりが高い参加意識を持って受講してください。
カテゴリー: 2009

環境と国際協力

年度 2009
科目名 環境と国際協力
教員名 藤井 美文
授業概要 本授業では、三つの歴史的変遷をもとに環境協力の在り方を考える。第一は、国際協力の歴史であり、この変遷の中でなぜ環境分野の重要性が高まったのかを明らかにしたい。第二は、ストックホルム会議やリオの温暖化会議の意義を概観する中で、環境政策の国際的(地域間や多国間)な構造、持続可能性(人口、資源、開発)、グローバル環境保全戦略などを歴史的にみる。第三に、日本の環境の歴史であり、「日本の(環境克服の)経験」の一般性や特殊性を概観する。これらをもとに、実際の内外の事例をもとに、環境協力の在り方について論じる。
授業計画 セメスターの授業計画
環境協力を考える三つの柱
国際協力の歴史(1) なぜ国際協力が必要なのか ブレトンウッズ体制と国際協力
国際協力の歴史(2) 日本の国際協力1 経済協力のはじまり
国際協力の歴史(3) 日本の国際協力2 日本のODAの特徴
国際協力の歴史(4) 日本の国際協力3 ODAの変容と転換
戦後の国際環境問題の歴史(1) レイチェルカーソンと越境問題のはじまり
戦後の国際環境問題の歴史(2) 成長の限界と地球規模問題のはじまり
戦後の環境問題の歴史(3) ストックホルム会議と国際環境組織
戦後の環境問題の歴史(4) 温暖化問題とグローバルガバナンス
日本の公害経験の歴史(1) 足利鉱毒事件から水俣病まで
日本の公害経験の歴史(2) 七大公害と日本の対応
日本の公害経験の歴史(3) 「日本の経験」と環境協力
日本の公害経験の歴史(4) 日本の環境政策の一般性と特殊性
南タイでの環境協力の実践から-文教大学の国際環境協力-
環境協力の課題と日本の役割
評価方法 出席、授業計画のトピックに関するプレゼンテーション、さらにテスト(授業の状況に応じて行う)などを参考に総合的に決める。
教科書
参考書
メッセージ 国際協力や国際環境問題に興味のある学生に、近年では日本の協力の大きな位置を占めるようになった環境協力を考え、論じてもらいたい。
カテゴリー: 2009

ゼミナール I

年度 2009
科目名 ゼミナール I
教員名 山本 顕一郎
授業概要 法律は、複雑になっていく経済活動・企業活動をスムーズに行うために必要不可欠なものであり、社会が激しく流動するこの時代には、企業や個人の行動の基準としての法律が、ますます重要になる。法律は、将来、諸君が企業などで働くときに大きな武器となるであろうし、落とし穴に落ちないための智恵・知識となる。逆に、法律を知らないことで損をしたり、思わぬ災難が降りかかってくるかもしれない。とりわけ、爆発的に発展し、これからも常に変動していくであろうサイバースペースにおける法律についても学ぶことが必要であろう。また近年、知的財産の重要性が大きくなっている。わが国の企業が競争力を向上させていき、国全体としても技術立国を行うためには、高度な技術やノウハウなどを開発・蓄積していかなくてはならない。しかし、企業が莫大な投資をつぎ込んで開発した技術や、苦心して作り上げた魅力的なコンテンツが簡単に模倣されてしまったのでは、企業はそれらにタダ乗りされて損失をこうむり、技術開発やコンテンツ作成を行う意欲も損なってしまいかねない。すると、それらの知的財産を守っていくための法律について知り、これを知的財産防衛のためのツールとして使えるようにしておくことが必要になってくる。そこでこのゼミでは、企業活動に関する法律の中でも、特に知的財産やネットワークに関する法について学んでいく。具体的には、特許権や著作権などの知的財産権に関する法律を学び、またコンピュータや通信ネットワークに関する法律についても見ていくこととする。ゼミでは、知的財産権法やコンピュータ・ネットワークに関する文献を読んでいくことから出発する。ゼミ生の報告が中心となるが、受講生がある程度の法律知識を持っていることを前提としながらも、知的財産等の基本的な事項が理解できるように補足説明し、また裁判例などを参考にしながら理解を深めていけるようにする。
授業計画 知的財産権やネットワークにかかわる法律に関して、基本的な教科書や文献を読む。これらを全員で読み、順番に報告して質疑応答・議論を行う。
また、コンピュータ・ネットワークに関する法律を学んでいく場合には、必要に応じて外国の法制度に言及した文献(日本語および英語)も読んでいく。
各自の修得知識を確認するため、期末に筆記試験を行なう。
評価方法 ゼミでの報告内容、出席状況、受講態度、さらに期末等に実施する筆記試験などを総合して評価する。評価の方法についての詳細は、授業開始後に説明する。なお、ゼミナールIを単位取得するためには、「ビジネスと法II」の科目を履修すること、または「ビジネスと法I」もしくは「情報法」の科目を少なくとも履修しておくことが要件となる。
教科書
参考書
メッセージ 知的好奇心があり、法律に関心がある者を歓迎する。このゼミを履修するためには、「情報法」および「法学入門」を単位取得していることが強く望まれる。教科書については、上に挙げたものの序論として、より基礎的な文献を先に読むことも考えている。ゼミ生は、公務員試験や法律系の各種資格試験等に積極的に挑戦することが望まれる。なお、ゼミを開始する4月までに、法学入門的な文献を指定して読んでもらい、その内容につきゼミ開始後に筆記試験を行なう予定である。また、ゼミの実施内容およびテキストについては、大きく変更する場合がある。
カテゴリー: 2009

情報表現・サウンドデザイン

年度 2009
科目名 情報表現・サウンドデザイン
教員名 高田 哲雄
授業概要 ”映画音楽”、”ゲーム音楽”、”~商品のサウンド機能”などと呼ばれるように他の領域との融合の中で成立する”情報メディアとしての音楽”あるいは”サウンド”の領域が拡大しています。これからは”DTM”(Desk Top Music)と呼ばれるようにデジタル・サウンド技術を駆使し、様々なコミュニケーション領域と融合するマルチメディア表現を担うサウンドクリエーターが渇望されます。実際の情報メディアの現場では国際標準形式としてのMIDIがデジタル・サウンド技術の共通言語として活用されています。PC上で音声処理と図形処理や画像処理をアレンジすることも容易になってきました。この授業では実制作を通してサウンド技術に必要な項目について基本的知識を学んでゆきます。
授業計画 サウンド入門(情報の多様性とサウンド技術の位置付け:サウンドクリエーターの役割)
自然音と創作音の違い(サウンド・ハンティングから音楽創作まで)
メディア技術としてのサウンド(音声入力、音声認識装置の活用方法)
”音”の成り立ちを体感する。(サンプリング:実音からとデジタル音へ
)
MIDI(Musical Instrument Digital Interface)概要説明、MIDIとWav
eの違い
サウンド制作実習1”(キーボード入力によるMIDIレコーディング)
サウンド制作実習2(コンポーザー、MIDIトラック、wavトラックによ
る編集)
サウンド制作実習3(ミキシング、MIDI&wavのミックスダウン)
ウンド制作実習4(DTMにおけるスコア理論、コード理論)
ウンド制作実習5(映像コンテンツを前提とするサウンド制作)
サウンド制作実習6(サウンド・イフェクト、サウンドデザイン)
サウンド制作実習7(ゲーム、WEB等デジタルメディアにおけるサウンド)
サウンド制作実習8(クリエイティブサウンド:メロディー)
サウンド制作実習9(クリエイティブサウンド:音源)
サウンド・プレゼンテーション(制作および学習内容の発表)
評価方法 出席と発表、および提出物を重視します。出席点30%、中間プレゼンテーション30%、最終提出40%
教科書
参考書
メッセージ 受講生へのメッセージ メディア表現を統合的にアレンジすることのできるトータル・クリエイターが望まれています。そこでは特に”理論”と”実践”の両側面からの総合的能力が求められます。知識のみを目標とするのではなく、実践的価値や感性の価値を重視することを期待しています。
カテゴリー: 2009

IT英語A

年度 2009
科目名 IT英語A
教員名 高橋 信弘
授業概要 電子デジタル原型は、1939年にアイオワ州立大学の教授ジョン・ヴィンセント・アタナソフによって作られた以来、コンピューター本体と周辺機器の開発により、IT(information technology) の爆発的な普及によって情報ネットワーク社会を身近に感じられるようになった。本授業はコンピューターの基礎知識を英語で学び、コンピューターについて書かれた英語の本の内容を読解する技術力を高める共に、国際企業(ソニー)の社員英語教育基礎研修で使用した『英語度胸』のビデオを見ながら「英語を仕事に使える能力」を培いながら、コンピューターの用語の増強、IT英語の会話能力の向上を図り、3年生のコンピューターの専門課程との橋渡しの役割である。従って、授業でPCを活用して、IT英語表現と用語の習得から初歩的なコンピューターの原書の講読を可能することを目的とする。授業は大部分がPCを活用した実習を伴うのでPC教室で行う。
授業計画 1. 国際ビジネス・コミュニケーションとは(講義)
2. IT(information technology)英語とは(講義)
3. 基本的な英文のWebや英語の電子メールの理解(講義と演習)
4. 国際コミュニケーションを駆使するためのヒヤリングと英会話
5. IT英語の用語と語彙辞書( I )の制作(日本語と英語)
6. コンピューターを英語で理解(1) (基礎)
7. コンピューターを英語で理解(2) (演習)
8. ビデオによる国際電話とビジネス英語表現の演習
9. コンピューターを日本語と英語のプレゼンテーションの原稿作成
10. パワーポイントを活用して英文と日本文での企画書作成(実習)
11. 英文と日本文での初歩的なIT英語につてプレゼンテーション
評価方法 1.課題の提出した制作物とレポート30%、小テストと定期試験40%、出席回数率と授業の積極的な参加度30%。の総合評価
2.欠席日数、遅刻は評価減点対象になる。
3.課題の提出日の期限過ぎたものは評価減点対象になる。
教科書
参考書
メッセージ 1.遅刻が30分経過した受講者は欠席扱いにする。
2.テキストや本の著作権上、他人のフロッピーやテキストの使用やコピーは評価の対象外として評価しない。
カテゴリー: 2009