メディア効果演習

年度 2009
科目名 メディア効果演習
教員名 日吉 昭彦
授業概要 この授業は、メディアの効果・影響についての文献購読をした後に、実際に受講者のみなさんがメディア効果を測定する実習を行うゼミナール形式の演習です。演習では、受講者のみなさんのディスカッションを通じた共通テーマを設定し、そのテーマに基づいた調査・研究と、その結果をふまえたディスカッションを行います。メディア効果について実証的に分析ができるようになることが目的です。 まず、はじめに、メディアの効果・影響についての文献を輪読形式で読み込み、研究テーマや調査方法などについてグループ・ディスカッションを行います。その後に、分担してメディア・メッセージの分析や質問紙調査によるメディア効果の測定など、総合的なメディア効果に関する調査研究を行います。授業の最後には、それぞれのグループの成果報告や成果の公開と、メディア効果に関するディスカッションを行います。 なお、シラバスは質問紙調査を担当するグループの進め方の例となります。
授業計画 文献購読による研究テーマの設定
メディアの効果・影響についての文献購読1
メディアの効果・影響についての文献購読2
メディアの効果・影響についての文献購読3
グループワークによる調査プロジェクトの活動
メディア効果の測定ための研究テーマ・仮説・分析対象の決定1
メディア効果の測定ための研究テーマ・仮説・分析対象の決定2
分析対象となるメディア素材の収集と整理
質問紙のデザインとサンプルの検討
質問紙調査の実施1
質問紙調査の実施2
質問紙のデータの整理と分析1
質問紙のデータの整理と分析2
メディア効果の測定とグループ内でのディスカッション
メディア効果研究の成果報告と全体ディスカッション1
メディア効果研究の成果公開と全体ディスカッション2
評価方法 演習形式の授業であり、演習への参加の度合いや調査報告レポートによって総合的に評価(100%)します。AA)演習への参加の度合、調査報告レポートともに取り組みが特に十分である、A) 演習への参加の度合、調査報告レポートともに取り組みが十分である、B) 演習への参加の度合や調査報告レポートを総合して、授業の目標に到達できている、C) 演習への参加の度合や調査報告レポートを総合して、授業の目標にやや到達できている、D)演習に参加したとはいえない、とします。
教科書
参考書
メッセージ 演習形式の授業であり、ゼミナールと同様の積極性が求められます。学習活動の中心は、グループワークによる調査プロジェクトの活動となりますので、積極的な参加が必須となります。なおこの授業を履修するには5セメスターに開講している、「メディア効果」を受講しておくことが必要です。