| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 財務会計情報 |
| 教員名 | 石田 晴美 |
| 授業概要 | 財務会計とは、企業外部の利害関係者に当該企業の経営成績と財政状態を財務諸表(貸借対照表や損益計算書等)を通して報告する会計である。そして、その目的は、財務報告の利用者が意思決定を行うのに有用な情報を提供することである。本講義では、財務会計の基本的な考え方を学習するとともに、わが国の会計基準(財務諸表作成のルール)を学ぶ。 |
| 授業計画 | 講義ガイダンス 簿記復習 <総論>会計の意義と役割 <総論>会計制度の理論と体系 <総論>企業のディスクロージャー <資産会計>総論、当座資産 小テスト <資産会計>有価証券、デリバティブ <資産会計>棚卸資産 <資産会計>有形固定資産-減価償却 <資産会計>有形固定資産-減損 <資産会計>その他の資産(繰延資産等) 小テスト <負債会計>総論、借入金、引当金等 <負債会計>リース、社債 <負債会計>退職給付引当金 <負債会計>資産除去債務 <純資産会計>新株予約権など 小テスト <損益会計>総論、収益・費用の認識規準 <損益会計>工事進行基準 <損益会計>税効果会計 キャッシュ・フロー計算書 外貨換算 企業結合会計 連結会計(1) 連結会計(2) 総まとめ |
| 評価方法 | 小テスト3回(60点)と定期試験(40点)により評価する。評価基準は次のとおり。AA)90点以上、A)80点以上、B)70点以上、C)60点以上、D)60点未満。ただし、定期試験の結果が著しく悪い場合には小テストの結果如何にかかわらずD評価とする。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 簿記の基礎知識を有していることが望ましい。 |
「2009」カテゴリーアーカイブ
食品学実験B
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 食品学実験B |
| 教員名 | 笠岡 誠一 |
| 授業概要 | 食品学実験Aおよび講義(食品学総論および食品学各論)で得られた知識を元に実験を行う。フードスペシャリスト受験のための必須科目である。食品はタンパク質、脂質,糖質、水分などが複雑に影響しあい存在している。この科目では、主に、それら食品成分が食品の物性に与える影響について学ぶ。また、食品中の成分(タンパク質、脂質、水分等)の量を測定する。 |
| 授業計画 | 中和滴定(有機酸の測定) ニンジンのビタミンC分解作用 電気泳動による卵白タンパク質の分離 回転粘度計による粘度の測定(ニュ―トン流体について) 食品のテクスチャー(咀嚼性、疑集性など) 牛乳成分(カゼインと乳脂肪)の分離 油脂の乳化(エマルジョンについて) スナック菓子から脂質の抽出(ソックスレー抽出法) アルコ-ル発酵 食物繊維の特徴 デンプンの糊化・糖化 たんぱく質の定量 水分の定量 ビタミン類の定量 無機質の定量(1)リンの定量 無機質の定量(2)カルシウムの定量 *学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。 |
| 評価方法 | 毎回の出席を基本とする。授業毎に作成するレポートを80%、授業態度(実験に取り組む姿勢)を10%、小テストを10%の割合で評価する。提出期限を超えたレポートは受け取らない。考察の内容を重点的に評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 食品学実験Aで行った基礎的な操作をもとにより高度な実験を行う。「普段食べている食品がどんな成分でできているのか自分の目で確かめる」という気持ちで実験に参加してほしい。 |
文章演習E
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 文章演習E |
| 教員名 | 塚原 政秀 |
| 授業概要 | 分かりやすい文章を書くためには、書くことに慣れることが必要です。たくさんの文章を書くことによって書き方のこつが分かってきます。また、毎日、活字にできるだけ触れるよう努力させます。活字に触れる一番簡単な方法は、毎日、新聞を読むことです。新聞記事は文学作品とは異なり、短い文章で構成されており、5W1Hの中に事実が凝縮されています。読解力を養わなければ、良い文章は書けません。メディアリテラシーを養うためにも作文のテーマはできるだけ新聞を読んでいなければ分からないような今起きている旬の素材を取り上げます。 |
| 授業計画 | ≪授業ガイダンス≫ 作文のテーマは必ず前の週に提示します。2008年春学期のテーマを参考にしてください。時事問題を中心とするためテーマはそのときに応じて変わります。 後期高齢者医療制度 山口県光市の母子殺害事件死刑判決 思いやり 憲法61歳 要約第1回 要約第2回 裁判員制度 つぐない 秋葉原無差別殺傷事件 オリンピック・五輪 テーマなし、自由な題で まとめ |
| 評価方法 | 出席点重視。出席点は40%。あとは授業中に書く作文、小論文で評価。A,B,Cの3段階で、特に良くできた場合は「S」も付けます。テストはしない。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 文章を書くことが楽しくなってくれれば、しめたもの。そのためにも思いついたことを必ずメモしよう。素材がなければ、なかなか文章は書けない。メモは文章の源泉。原稿用紙に鉛筆で書いてもらう。ボールペン、万年筆は不可。辞書類の持ち込みは電子辞書含め可。原稿用紙はB4の大きさのものを必ず持参すること。鉛筆はBか2Bの濃いものでしっかり書いてほしい。 |
日本語D
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 日本語D |
| 教員名 | 清水 道子 |
| 授業概要 | 日本語Dの授業では、専門科目やゼミでのレポートなどに備えて、論理的に文章を書く能力(読解能力も含む)の育成をはかることを目的とする。また、そのために必要な文法・語彙等の復習も行う。日常使用する文章の書き方も練習したい。 |
| 授業計画 | オリエンテーション 文章を書くために必要な基礎的な知識・技術 論理的な思考の組み立て方 文章の構成の意識化 |
| 評価方法 | 学期末にレポートを提出してもらうが、授業への取り組み方、出席を重視し、総合的に評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 文章を書くためには、読解能力も必要です。さまざまな文章を読み、自分の言葉でまとめるという意識を持ってください。また、論文作成だけでなく、日常使用する文章の書き方も取り上げたいと思っています。出席を重視します。 |
マンガ表現
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | マンガ表現 |
| 教員名 | 西野 公平 |
| 授業概要 | この授業ではプロのマンガ家が行っている実際のマンガ制作を体験し、その過程でマンガストーリー独特の構成や表現について学んでいきます。その方法論はそのまますべてのコンテンツ制作に通じる基本概念でもあります。コンピュータ全盛の時代にあってもマンガ家は手書きで原稿を作り続けています。そしてその個人的な手作業の成果であるマンガから、アニメやゲームなどのビッグビジネスが生まれているのです。それはなぜでしょうか?その答えをぜひ自分たちの手を動かす事によって発見して欲しいと思っています。授業ではまずマンガの基本的な描き方、ストーリーの構成、構図の取り方、読者の興味を喚起する方法などを学びます。その上でオリジナルの1ページマンガを各自が原稿用紙にペンとインクを用いて描いていきます。理論だけでなく実際にオリジナルのマンガを描く事で、作家として、情報の発信者としての考え方、テクニックをより深く身につけることが最終目的です。 |
| 授業計画 | (1)~(5)(集中1日目) マンガ業界の現状やマンガ家の仕事の進め方などを紹介しながら、基本的な道具や考え方などを説明します。 午後からは実際にペンとインクを使って、原稿に線を引く練習をします。 (6)~(9)(集中2日目) それぞれのアイデアを原稿用紙の上に作品としてどう結実させていくか。各自のアイデアを検討しながら、その方法を解説していきます。読者に対して意図をどう伝えるか、読者の興味や感情をどのようにして誘導するかがポイントになります。 (10)~(13)(集中3日目) 午前中いっぱいと午後3時までの時間を使ってそれぞれの作品の完成を目指します。 作品提出後、全員で合評を行います。絵の上手い下手ではなく、いかに作者の意図が表現されているかが評価のポイントになります。 |
| 評価方法 | 毎回の出席を基本とし、練習課題提出を30%、授業中の活動を含めた出席点を40%、最終日の作品提出で30%で評価する。成績の基準は以下のとおり。AA)提出作品に不備がなく、内容が特に優れている。A)提出作品に不備がなく、出題意図に応じた作品である。B)提出作品に不備はないが内容がやや不足している。C)形式、内容ともに若干の難点がある。D)課題がこなせていない。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | この科目は、実際にマンガを描いてみたい学生に向いています。またマンガが好きな学生、その中でも特にマンガの実情を知りたい人や実際のマンガではどんな工夫がされているのか?どんな効果を上げているかを知りたい学生には向いています。読んではいるが気づいていない、様々なマンガの裏の技術を知ることができるでしょう。 |
日本語D
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 日本語D |
| 教員名 | 清水 道子 |
| 授業概要 | 日本語Dの授業では、専門科目やゼミでのレポートなどに備えて、論理的に文章を書く能力(読解能力も含む)の育成をはかることを目的とする。また、そのために必要な文法・語彙等の復習も行う。日常使用する文章の書き方も練習したい。 |
| 授業計画 | オリエンテーション 文章を書くために必要な基礎的な知識・技術 論理的な思考の組み立て方 文章の構成の意識化 |
| 評価方法 | 学期末にレポートを提出してもらうが、授業への取り組み方、出席を重視し、総合的に評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 文章を書くためには、読解能力も必要です。さまざまな文章を読み、自分の言葉でまとめるという意識を持ってください。また、論文作成だけでなく、日常使用する文章の書き方も取り上げたいと思っています。出席を重視します。 |
日本語D
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 日本語D |
| 教員名 | 坪田 典子 |
| 授業概要 | 日本語A、B、Cを学んだ後、より高度な日本語能力、読み・書き・話し・聴くといった言語の全般的な能力の育成を目指す。リーディング、ライティングに関しては、書評やレポートが書けるように、また、スピーキング、リスニングに関しては、時事問題を中心に自分の意見が述べられ、高度なディスカッションできるようになることを目指す。 |
| 授業計画 | アカデミック・ライティング 読解と要約 記事の書き方 レポートの書き方 書評の書き方 文献の探し方 プレゼンテーション 意見構築・ディスカッション リスニング スキット 学期授業予定回数と必ずしも一致するものではありません |
| 評価方法 | 毎回の出席を基本とし、出席点を20%、テスト、課題を80%の割合で評価する。テストおよび課題は、書評、レポート、レジュメ、プレゼンテーション、ディスカッション、要約など活動内容にわたって行う。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 内容的にかなりハードですが、日本語が使えるようになる楽しさを感じてください。出席を重視しており、遅刻は減点する。 |
日本語C
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 日本語C |
| 教員名 | 坪田 典子 |
| 授業概要 | 日本語Aおよび日本語Bを学んだ上で、より高度な日本語能力、読み・書き・話し・聴くといった言語の全般的な能力の育成を目指す。とりわけ、書く技能に重点を置き、発表のレジュメが書けるようになることを目指す。 |
| 授業計画 | 書くスキル(比較対照や因果関係の表現など) 読解と要約 レジュメの書き方 文献の書き方 引用の仕方 プレゼンテーション ディスカッション リスニング 文法 学期授業予定回数と必ずしも一致するものではありません |
| 評価方法 | 毎回の出席を基本とし、出席点を20%、テスト、課題を80%の割合で評価する。テストおよび課題は、書くスキル、レジュメ、プレゼンテーション、要約、文法など活動内容にわたって行う。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 言語能力を磨く楽しさを自分のものにしてほしい。出席を重視しており、遅刻も減点する。 |
情報数学演習
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 情報数学演習 |
| 教員名 | 惠羅 博 |
| 授業概要 | 情報科学の土台として欠かせない離散数学の基礎知識と、問題解決のための数理的思考力を養うことを目標とする。離散数学は体系的な学問分野というよりも、既成の数学的手法では扱えない個別の難問に対応するための、様々な技法の集大成といった側面が強い。演習でもそのような特徴を反映して、具体的な問題提起とその解決という形で進めていく。基本的で重要な以下の項目を取り上げる:集合と関係、順序、束、数え上げ技法(漸化式、母関数、反転公式、置換群)、木構造とアルゴリズム、グラフとその応用、輸送回路網とその応用。 |
| 授業計画 | 集合と写像 関係 半順序関係と束 順列・組合せ 漸化式 母関数の技法 反転公式とメービウス関数(2回) グラフ理論の紹介(2回) 木構造とアルゴリズム 輸送回路網(2回) 置換群と数え上げ |
| 評価方法 | 授業期間中に出す数回の課題のレポートで評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 理数的な問題を解決するためには、知識と推論能力の両方が必要であることは言うまでも無い。しかし、実はそれだけではまだ足りない。問題の本質を洞察し、解決のアイデアを考案するための直感力と創造力が大切なのである。これらの能力は、数理の魅力と個別の問題の面白さに対する感受性を磨くことで養われる。要は、学問を「楽しむ」ことである。この授業の意義もそこに尽きる。 |
公衆衛生学A
| 年度 | 2009 |
|---|---|
| 科目名 | 公衆衛生学A |
| 教員名 | 岩井 秀明 |
| 授業概要 | 公衆衛生学は疾病を予防し、国民の健康を増進させることである。そこで序論として予防医学とは何か、そのために日常生活でどのようなことに心掛ける必要があるのかと言う考えから入る。次いで公衆衛生学の中心テーマのひとつである衛生統計の人口統計、疫病統計等について学ぶ。感染症については、感染症を引き起こす病原体がヒトからヒトへ移る方法として感染源や感染経路について理解し、さらに病原体が体内に侵入しても発病を防止するためのワクチン対策についても言及する。その他女性として妊娠初期の感染が奇形児の出産をもたらす風疹やトキソプラズマ症の問題にもふれる。また疫病予防として生活習慣病対策を学ぶ。更に環境保健へと学びを広げる。 |
| 授業計画 | 1.予防医学について イ.第一次予防、第二次予防、第三次予防 2.衛生統計、疫学、疫学的調査法について イ.前向き調査、後向き調査 ロ.相対危険度、寄与危険度 3.感染症の疫学について イ.感染とは ロ.感染源 ハ.感染経路 ニ.感染性のあるヒト ホ.一類感染症~五類感染症 ヘ.生活習慣病 ト.環境保健 4.母子保健について 5.生活習慣病について 6.環境保健について ※ 学期授業予定回数と必ず一致するものでは ありません。 |
| 評価方法 | 学期末定期試験 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 栄養士から管理栄養士を目指す人にとって公衆衛生学A、同Bは重要な科目である。「自分の体は自分で守る」そのために、日常生活においてどのようなことに注意する必要があるのかを理解することより、自分でなくその周囲のヒト(栄養士として入院患者、高齢者、学校集団に対して)の健康に対して配慮すべき知識を獲得してほしいと願う。 |