ゼミナール III

年度 2009
科目名 ゼミナール III
教員名 藤掛 正邦
授業概要 自分を見つめなおし、大学時代の伝説をテキストとビジュアルで広報するトレーニングをします。学生たちの多くは自分のプレゼンテーション力に自信過剰です。同年齢の友達と雑談はできますが、理論で議論することは苦手です。人前で主張する訓練を受けていません。この講座では制作したデザイン・イラスト・写真などの作品や、社会に対する考え方をパワーポイントでプレゼン・トレーニングします。また、少人数ディスカッションをビデオ撮影し学生たちの姿勢・態度・声質などを検討します。学生の状況に合わせ課題を与え考えさせプレゼン力を鍛えていきます。さらに新聞広告として表現します。後半は各自の状況に合わせ大判広告ポスターを企画制作します。前半が理論的広告とすると後半は感性的広告になります。広告企画制作を通じて自分を磨きましょう。
授業計画 自分広報・プレゼンテーション
自分広報・テキスト企画
自分広報・プレゼンテーション
新聞自分広告・企画制作
新聞自分広告・グループディスカッション
新聞自分広告・企画制作
新聞自分広告・プレゼンテーション
企業イメージ広告ポスター・企画制作
企業イメージ広告ポスター・プレゼンテーション
企業イメージ広告ポスター・企画制作
企業イメージ広告ポスター・プレゼンテーション
企業イメージ広告ポスター 企画制作
企業イメージ広告ポスター プレゼンテーション
最終プレゼンテーション
評価方法 毎回の出席を基本としアートディレクション、プレゼンテーション、就職活動状況などで総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ アップル・コンピュータのスチィーブ・ジョンソンは世界一説得力がある。新製品発表会で聴衆を魅了し誰に対してでも信じさせるとまで言われる。ジョブスの説得力があるのは、彼が次のことをやっているからだ。1.練習。2.等身大の自分。3.効果的な資格効果。4.焦点を絞る。5.3度繰り返す。6.沈黙の間合い。7.特徴を比較する。どんなにすばらしい企画やデザインでも、聞き手からの共感と信頼が得られなければ通らないのである。
カテゴリー: 2009

コリア語 I

年度 2009
科目名 コリア語 I
教員名 金   榮愛
授業概要 コリア語は、語順が日本語と同じであるだけでなく共通する語彙も多く、一定のルールを身につければとても上達しやすい外国語です。初級レベルの本講義では、ハングル文字、発音から始め、聞き取り、簡単な作文などを通じて、あいさつ文、自己紹介など、会話の基礎をかためることに目標をおきます。また、コリア語の理解の手助けとなる文化・社会などについても学んでいきたいと思います。
授業計画 子音と母音の組み合わせと発音
パッチムについて
あいさつ文、自己紹介、家族の紹介など
「~は、~です」の文型
助詞の使い方
疑問文の作り方
数字を使って買い物、食べ物の注文
「~は、~します」の文型
「~は、~にあります」の文型
書き言葉と丁寧語
日常でよく使う会話を勉強
映画や歌などを通して文化に触れる
評価方法 出席、授業態度、レポート提出、テストから総合評価します。
教科書
参考書
メッセージ 予習・復習を心掛け、覚えるようにして下さい。理由があって休んだ場合には、授業内容について友人から聞いたりして補って下さい。
カテゴリー: 2009

プロジェクト演習 I

年度 2009
科目名 プロジェクト演習 I
教員名 宮川 裕之
授業概要 プロジェクト演習(I、II、III)は第2セメスターから第6セメスターに配置されている必修科目です。プロジェクト演習は教室での通常の講義型授業とは学習方法が異なり、学生の主体的・能動的な授業への参加姿勢が求められます。プロジェクト演習(I、II、III)では、「ものづくり」の計画立案と計画通りに進めていくための様々な工夫・手法、実際の「ものづくり」と専門知識・技術との関係理解、共同作業におけるコミュニケーションの役割や技法、協調作業における情報共有と手段などの大切さを、グループ協調作業による「ものづくり」をとおして気づくこと、プロジェクトを進める上での基本的な手法やスキルを身に着けることを狙いとしています。このプロジェクト演習Iでは、以後のプロジェクト演習IIおよびプロジェクト演習IIIを進めるのに必要な基礎的な事項を学習します。
授業計画 第1回 オリエンテーション (予習:なし)
・この授業の狙いと評価基準 ・授業の進め方
・グループ分け (6名/チーム、10チーム(以内)/クラス)
・グループ名決め ・グループ代表者決め
第2回 課題プロジェクト(1)の説明(予習:著作権と情報倫理(e-ラーニング))
・課題プロジェクト(1)の説明
・授業で利用するICT(Information&Communication Technology)環境
・会議の進め方(e-ラーニング)・グループごとのミーティング
第3回~第5回 課題プロジェクト(1)の遂行(予習:報告書の書き方(e-ラーニング))
・進捗報告 ・質疑応答
第6回 発表資料作成
・成果物のまとめ・レビュー(作業過程、反省点、次のプロジェクトへの留意点)
第7回 課題プロジェクト(1)の発表会
・グループ発表・チェックシートによる他のグループの評価
第8回 課題プロジェクト(2)の説明
・課題プロジェクト(2)の説明・グループ代表者決め
・グループウェアの使い方
第9回~11回 課題プロジェクト(2)の遂行 (予習:発表評価の集計)
・進捗報告 ・質疑応答
第12回 発表資料作成
・成果物のまとめ ・レビュー(作業過程、反省点、前回の反省点を生かせたか)
第13回 課題プロジェクト(2)の発表会(クラスごと)
・グループ発表・チェックシートによる他のグループの評価
第14回 課題プロジェクト(2)の発表会(全クラス)(予習:発表評価の集計)
・3クラス合同での発表会
・課題プロジェクト(2)の発表会の評価で上位となったグループの発表
評価方法 共同作業におけるコミュニケーション、チームワークとリーダーシップ、役割分担と協調、情報共有などの大切さに気づくことを学習の達成目標とし、以下を総合的に評価します。・グループ発表会(第1回目、第2回目)の評価・具体的な評価基準とレベルに基づくグループメンバー個人毎の貢献度・グループメンバー個人毎の作業報告書の内容
教科書
参考書
メッセージ この授業での学習目標は、教員から知識や技術を教えてもらう受身の姿勢で得られるものではなく、創造的な「ものづくり」共同作業の体験を通して「創造的協調作業のつぼ」を会得していくことです。これにより、情報システム学科が提供している様々な専門科目への知的興味が沸いてくること、理論と実践を結びつけることの大切さが理解できることを期待しています。
カテゴリー: 2009

食品衛生学実験

年度 2009
科目名 食品衛生学実験
教員名 馬場 修
授業概要 食に関わる者にとって、安全性は最も重要な事項です。講義で学んだ食の安全を食品の微生物学的規格、食品添加物の規格試験を実験によって体験し、さらに理解を深めることを目的とします。
授業計画 食品衛生学実験のガイダンス、注意事項、レポートの書き方。
顕微鏡の使い方、細菌の観察。
油脂の品質試験(TBA値の測定、酸化の測定)〓。
実験操作法、無菌的取り扱いに関する講義。
培地の調製、実験用器材の準備。
細菌の染色(乳酸菌等)と顕微鏡による観察。
手指の洗浄試験。
空中落下細菌の測定。
細菌の観察。
細菌数の計測および解析。
スポンジ、布巾の細菌検査。
拭き取り試験による環境の細菌検査。
細菌の観察。
細菌数の計測および解析。
食品中の一般生菌・大腸菌群検査。
飲料水の衛生検査。
細菌の観察。
細菌数の計測および解析。
食品添加物の定量試験。
保存料の定量試験(試料の調製および抽出)。
発色剤の定量試験
保存料の定量試験(試料の調製および測定)。
食器の洗浄試験。
食品(乳・卵)の鮮度鑑別。
油脂の品質試験(TBA値の測定、酸化の測定)〓。
評価方法 レポート(クイズを含める;60%),出席(実験中の活動含める;40%)、等によって総合的に判断します。
教科書
参考書
メッセージ 自分で実験操作をして結果を出すのが実験です。実験の基本操作を忘れずに、安全に、正確に、迅速に、楽しく実験を行いましょう。
カテゴリー: 2009

論理学

年度 2009
科目名 論理学
教員名 須藤 和夫
授業概要 この講義で扱うのは形式論理学で、哲学的論理学ではありません。この意味での論理学は正しい推理のあり方を明らかにするものですから、これからどんな分野を勉強するにしても一度は学んでおくとよいでしょう。筋道をたてて言ったり書いたりすることは、国際化する現代社会ではますます必要になると思います。この授業では、まず西洋で発展したアリストテレス以来の伝統的論理学を学び、次いで現代の記号論理学の初歩を学ぶことにします。伝統論理学の中心は三段論法ですから、前半の授業はこれをめざして進みます。一方、現代論理学の出発点は命題論理ですから、後半の授業はこれが中心になります。最後に、蓋然推理にも触れてみたいと思います。以上によって正しい推理や誤った推理についての基本的な知識が得られますが、真理値分析などによって論理学そのものの面白さを経験できるならばなおよいと思います。なお、述語論理についても触れたいところですが、半期の授業ですから、触れる余裕はないと思われます。
授業計画 言語と論理。論理学の位置。論理学の課題。
概念と定義。内包と外延。区分と分類。
判断あるいは命題。命題の種類。
オイラー図とヴェン図。周延。
直接推理(1)対当推理。
直接推理(2)変形推理。
間接推理(1)定言三段論法の格と式、規則。
間接推理(2)定言三段論法の還元。ヴェン図による判定。
命題論理(1)記号とその意味。真理表の作り方。
命題論理(2)真理値分析の実際。
命題論理(3)仮言三段論法と選言三段論法。ディレンマ。
蓋然論理の考え方。まとめ。
評価方法 授業内容を理解できたかどうかは自分で実際に推理や記号を扱ってみなければ確認できませんから、毎回簡単な小テストを行いたいと思います。小テストの問題は教科書のものを使用します。出席はこの小テストの提出によって確認します。成績は出席と期末試験とによって総合的に判定します。ただし、1/3以上欠席した場合は試験資格を失うものとします。
教科書
参考書
メッセージ この授業には特に予備知識は必要ありませんが、数学のように毎回それまでの内容をふまえて進みますから、何よりも欠席しないことが大切です。また、教科書は頻繁に使用するので必ず買い求めて下さい。持っていないと毎回の小テストも受けられません。
カテゴリー: 2009

情報処理概論

年度 2009
科目名 情報処理概論
教員名 石井 信明
授業概要 情報システム学科に入学した学生諸君の中には、これまでコンピューターや情報処理になじみがなかった人も多いだろう。しかしこれからはそれらに関する科目を専門科目として履修しなくてはならない.また高校時代にそれらについて一応の知識を持つ機会があった人も、さらに高いレベルを追求するためにはもう一度基礎を整理し直すことが必要になるだろう。この授業の目的は、学生諸君がコンピューターに関して知識を持っていることを前提にしないで、今後専門科目を理解する際に役立つと思われるごく基礎的な知識を、バラバラにならないようできる限り体系的に身につけるのを支援する事である。授業ではまず情報処理システムとは何かを述べる。続いて情報処理システムを構成する重要な要素の一つであるハードウェアの概要とその機能の基礎を紹介する。おわりにもう一つの重要な構成要素であるオペレーティングシステムなどの基本ソフトウェアの概要とその機能の基礎を紹介する。 なお本授業では、「情報処理に関する基本的な知識を挙げ、説明することができる」、「ハードウェア、ソフトウェアに関する基本的な知識を挙げ、説明することができる」ことを達成目標とする。
授業計画 情報処理とは:データと情報
情報処理の進化と産業界での利用
コンピュータの基本(1):ハードウエアとソフトウエア
コンピュータの基本(2):データの表現とコード
情報処理演習(第1回):データ表現とアルゴリズム
ハードウエア基礎(1):ハードウエアの基本構成と進化
ハードウエア基礎(2):命令の表現方法とCPUの基本動作
ハードウエア基礎(3):記憶装置の構造と特性
情報処理演習(第2回):コンピュータの動作と制御
ソフトウエア基礎(1):プログラムの基本概念
ソフトウエア基礎(2):OSの役割と進化
ソフトウエア基礎(3):OSの基本機能 プロセス管理、メモリ管理、入出力管理、ファイル管理
ソフトウエア基礎(4):アルゴリズムの基本
情報処理演習(第3回):アルゴリズムの作成
情報処理概論総合試験
評価方法 授業の達成目標への到達度合いを定期試験により計測し、成績として評価する。出席は必要条件とし、成績への直接の反映は行わない。成績評価は次の通り。(AA)達成目標をほぼ90%以上満たしている。(A)達成目標をほぼ80%以上満たしている。(B)達成目標をほぼ70%以上満たしている。(C)達成目標をほぼ60%以上満たしている。(D)達成目標に対し、60%未満の達成度である。
教科書
参考書
メッセージ このような基礎的な科目では、基本的な事柄をきちんと理解し、自分のものにすることが必要です。疑問があれば、いつでも遠慮なく質問をしてください。 これまでの実績では、出席と成績には強い関係があります。毎回、必ず出席するようにしてください。
カテゴリー: 2009

ゼミナール IV

年度 2009
科目名 ゼミナール IV
教員名 藤掛 正邦
授業概要 卒業作品制作は4年間の学業の成果を自身に問い充実した作品を作ることを目的とする。まず、12月中旬に厚生棟2階の展示会で発表する。テーマは自由ですが制作意図のはっきりしたグラフィックポスター作品、広告作品を中心に制作する。さらに、1月中旬にA1サイズのポスター3枚とA4サイズの企画書にまとめ提出、卒論時期にパワーポイントで発表して単位修得する。
授業計画 卒業作品制作の検討会
企画・制作
企画・制作
企画・制作
中間作品検討会
企画・制作
企画・制作
中間作品検討会
企画・制作
企画・制作
作品検討会、作品提出
卒業制作展・作品搬入
卒業制作展・作品搬出、データ提出、作品集DTP制作
作品集DTP制作
評価方法 毎回の出席を基本とし、卒業作品評価で成績評価する。
教科書
参考書
メッセージ クリエーティブ能力の丸太を組んで筏を作ってください。社会に出ると否応なく激流にのまれます、落ちないようにバランスをとって筏で川を下ります、はじめは振り落とされないようにするのが精一杯です。1年目より2年目は楽です、3年目を過ぎる頃まわりの風景を眺める余裕ができます。さらに試行錯誤しながら自分に何ができるのかを模索しながら様々な経験をし川を下るわけです。33才から35才前後にひとつ専門分野を決めて下さい。そのころ川もだいぶ緩やかになっています。このまま筏に乗り続けると大海まで出て当ても無く漂ってしまうので筏をすて岸に上がり専門分野の山の頂上に向かい歩こう。ということで卒業作品は皆さんの筏です。ボンボヤージュ!よい旅を、幸運を祈ります。
カテゴリー: 2009

国際経営論

年度 2009
科目名 国際経営論
教員名 那須 幸雄
授業概要 今日はグローバルビジネスの時代であり、企業は世界を舞台にビジネスを進めます。世界全体でなくて、一つの地域を対象にすることも含めて、海外での製造・販売・顧客作り、何カ国にもまたがっての企業活動は、国内でのそれとは質的に異なるものです。また国内で事業をしていても、海外から原材料を購入し、海外の顧客層を開拓します。この講義では、グローバルにビジネスを進める上での戦略、組織管理、異文化マネジメントを取り上げます。
授業計画 グローバルビジネスの基礎ー国際ビジネスの基本、国際経営の基本的視点ー
国際競争戦略ー業界特性と国際競争戦略、経営資源と国際競争優位、国際提携戦略、国際製品戦略とプロモーション、国際価格戦略と国際ロジススティクスー
グローバルマネジメントー国際経営組織、海外子会社コントロール、企業のグローバル化と国際人的資源管理、多国籍企業と異文化マネジメントー
グローバルCSR(企業の社会的責任)-多国籍企業の企業倫理、CSRの国際比較-
評価方法 出席状況、レポート提出(それがある場合)、受講の意欲、期末試験結果によって、評価します。期末試験は、テキストで行った内容について出題します(テキスト以外からは出しません)。出席を30%、期末試験の成績を70%とします。
教科書
参考書
メッセージ 国際経営は、グローバルビジネスの時代において、企業に入れば多くの人が体験するものであり、勉強する意味があります。この講義では、グローバルマネジメント全般を取り上げます(グローバルマーケティングに限りません)。
カテゴリー: 2009

地域研究D(アフリカ)

年度 2009
科目名 地域研究D(アフリカ)
教員名 林 薫
授業概要 アフリカは貧困問題や地域紛争など多くの課題を抱えており、国連のミレニアム開発目標の成否を握る鍵となる地域である。このため、先進国や国際機関がさまざまな形で支援を展開しており。またアフリカ自身もNEPAD(アフリカ開発のための新パートナーシップ)の旗のもとに主体性・自助努力と互恵の精神のもとに課題に取り組もうとしている。日本もアフリカ諸国にODAを供与するとともに、アフリカ開発東京会議(TICAD)を3回にわたって開催し、2008年5月には横浜で第4回目を開催するなど重要な役割を果たしている。アフリカは多様性にとんでおり、北アフリカ・マグレブ、サブサハラ、南部アフリカでは様相も課題も大きくことなる。このことから、本講義では通常方法の講義のほか、可能な範囲内で開発の実務経験を有するプロフェッショナル(国際協力機構の専門家など)を何回か招聘し現場の生の姿にできるだけ迫り、受講者のよりリアリティーのあるアフリカ理解を形成することを目指す。この授業ではアフリカに関する基礎的な知識と認識を修得することを達成目標とする。
授業計画 アフリカの概観(1)人文(民族、文化、宗教)
アフリカの概観(2)歴史
アフリカの概観(3)アフリカアフリカの自然と環境問題
地域研究(1)ケニア
地域研究(2)タンザニア その他東アフリカ諸国
地域研究(3)エチオピア
地域研究(4)西アフリカ仏語圏諸国
地域研究(5)南部アフリカ(南アフリカ共和国、その他)
地域研究(6)マグレブ
地域研究(7)エジプトおよび中東
アフリカの紛争
アフリカの資源と国際関係
日本とアフリカとの関わり
日本のアフリカへの開発援助
(以上の授業計画は実際の学期授業予定回数・回次と一致するものではありません)
評価方法 出席および試験(授業中に実施)もしくはレポートで評価しますが、詳細は初回授業にて説明します。アフリカに関して十分な知識を獲得できたかどうか、アフリカが抱える諸問題について純分な理解力が獲得できたかどうか、アフリカに対する関心を高めることができたかどうかを評価基準にします。
教科書
参考書
メッセージ アフリカは日本から遠いところですが、アフリカの現実を知らずして世界を語ることはできません。アフリカの現実を見ることにより、われわれがどのような協力を行っていくべきかを考えたいと思います。
カテゴリー: 2009

社会科・地歴科教育法 I

年度 2009
科目名 社会科・地歴科教育法 I
教員名 奥田 孝晴
授業概要 この講座では主に中学校「地理分野」・「歴史分野」と高等学校地歴科の学習指導要領の概説を解説し、内容を理解することを中心的課題とする。「歴史とは過去との対話である」とのE.H.カーの言葉を待つまでもなく、歴史教育の目標の一つは過去の経験から学び、それを今日/未来へと役立てることにある。また、地理教育は人間諸活動の基本的舞台となる各地域の特性を学び、文化芸術や生産流通などの営みの基礎を理解することに主眼がおかれる。いわば、人類を取り巻く「時空間」の総合的学習こそが地歴教育の醍醐味である。ことに将来の教員を目指す国際学部学生諸君にとっては、学部の他の専門科目との学際的勉強を通じて、ダイナミックでスケールの大きな「モノの見方」が獲得されることを期待したい。
授業計画 戦後日本の地理・歴史教育の変遷概説(~高校社会科時代)
戦後日本の地理・歴史教育の変遷概説(高校地歴科誕生以降)
中学校社会科「地理分野」・「歴史分野」カリキュラムの内容と構造
高等学校地歴科カリキュラムの内容と構造
「歴史」とは何か-歴史教育に関する諸学説(1)
「歴史」とは何か-歴史教育に関する諸学説(2)
「地理」とは何か-地理教育に関する諸学説(1)
「地理」とは何か-地理教育に関する諸学説(2)
教科教育法/授業実践例研究(1)
教科教育法/授業実践例研究(2)
教科教育法/授業実践例研究(3)
地歴科教育の国際比較研究(1)
地歴科教育の国際比較研究(2)
地歴科教育の国際比較研究(3)
まとめと総括
評価方法 出席、課題発表、期末レポートなどを総合的に評価する。(出席・課題:1/2、レポート:1/2)なお、レポート課題部分についての成績評価基準は次のとおり。AA)内容が非常に優れており、題意に良く対応している。A)内容が優れており、題意に良く対応している。B)内容は標準で、題意に沿っている。C)内容は乏しいものの、題意には沿っている。D)内容が乏しく、題意が踏まえられていない。
教科書
参考書
メッセージ 私が生まれ育った名古屋は江戸時代の尾張藩にあたります。18世紀の後期、その藩校「明倫館」を開いた人物は細井平洲という人で、米沢藩(山形県)の名君上杉鷹山の先生であったことでも名高い人です。その平洲の言葉に「師泣かずんば、弟子また泣かず」というものがあります。先生が真摯に学問を究め、真理に感動することがなければ、弟子の学問観・人生観に影響を与えることはできないという、ある意味で凄味のある言葉です。この境地までには行かないにしても、少なくとも教育者を自負する者にはその「裾野」に辿り着くだけの意地と情熱が必要が気がします。そう、「先生」を志す皆さんにも、また私自身にも・・・
カテゴリー: 2009