| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 特殊講義A |
| 教員名 | 山口 一美 |
| 授業概要 | 観光は巨大な世界産業であり、今後ますます拡大することが予測されている。日本においては観光立国が叫ばれ、訪日外国旅行者の数も600万人台に達し、2010年には1,000万人にするという目標が掲げられている。観光産業の盛栄は観光消費を増加させ、経済全体に与える影響も非常に大きいと言える。また、観光はもてなす人(ホスト)と観光する人(ゲスト)との交流や出会いの場でもある。観光における出会いの場で、人は共通の気づきや自己を再認識することも多い。このように人と人との関わりを研究するには、心理学的な側面からの検討が必要となる。そこで、本授業では、主に1)観光に関わる人(ゲストとホスト)について、ゲストがどのような対象や形態を求めているのかなど2)観光の対象と形態について、3)観光を構成する要素について、心理学的な知見と他の学問分野の視点から検討する。講義に加えて、ビデオ教材も使用する。 |
| 授業計画 | 1.オリエンテーション 授業の進め方と「観光と心理学との関わり」について 2.旅行者とそれを支える人々 1)人が旅をする理由 2)旅行者とその分類 3)旅行のプランニング過程―パッケージツアーの選択 4)ホスト:観光業におけるホスピタリティ 5)マネージャー:旅館の女将 3.旅行の形態 1)グリーンツーリズム 2)へルスツーリズム 3)巡礼―四国遍路 4)自然志向ツーリズム 5)祭り 4.観光を構成する要素 1)都市景観と観光 2)地域資源の再発見・再評価に基づく地域振興 |
| 評価方法 | 出席、理解度テスト、期末レポートの総合評価を行う |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 観光を通して、人は自分の価値観やものの見方までも影響を受けることがある。それはどのようなメカニズムが働くのだろうか。授業を通して考えてみよう。 |
「2008」カテゴリーアーカイブ
外書講読
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 外書講読 |
| 教員名 | 中村 恭一 |
| 授業概要 | 英語の文献に親しみ、かつ英語による情報収集能力を磨くことを最大目標とし、ニューヨーク・タイムズ紙のさまざまなスタイルの記事、たとえば戦争その他の国際紛争問題、国連問題、あるいは貧困開発関係の記事や社説を読み、世界のどこにあっても印刷物あるいはインターネットでの情報収集能力の養成を図る。 |
| 授業計画 | ニューヨーク・タイムズ紙の記事を主要教材とするが、国連文書なども取り上げる。材料は毎回自習分を指定、提供する。 主たるテーマは、国際協力、国際紛争、国際機関の役割、そして国際社会と日本の貢献など。これにより,重要な内容を要約する力,並びに得た知識により現代の世界の重要問題を分析する能力も英語力育成と併せて訓練する。また関連情報をインターネットで収集,読解する訓練も行う。 毎回かなりの時間をかけた予習が必要となる。さらに確実な復習により、英語力に直結する能力を磨く。 |
| 評価方法 | 日常的な予習による授業への参加度及び数回の日常的なテストの総合評価。出席も重視する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 国際社会との交流ならびに国際社会での活動において英語力は不可欠。何はともあれ、英語による情報収集(知識の吸収)、コミュニケーションの能力をつける機会は国際学部学生の最大の特権と考えて、英語力の習得に励んでほしい。 |
外書講読
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 外書講読 |
| 教員名 | 海津 ゆりえ |
| 授業概要 | 人々が国境を越えて自由に行き来する観光は、文字通り世界最大の産業です。日本も、昨年末に観光立国推進基本法を制定し、新しい基本法としてスタートさせました。これまで観光客が訪れることが考えられなかった地方の町や村にも、様々な国から観光客が訪れるようになりつつあります。このような時代の中で観光ビジネスに携わる者は、観光を通した国際交流と、互いの理解を促進させるという役割を担っています。これらの役割を遂行するためには、豊かな人間性はもとより、国際語である英語の能力を有していることが重要です。そこで本講義では、観光ビジネスの仕事について理解した上で、観光ビジネスにたずさわる者としてこれだけは知っておいたほうがよい英語、知っていて得する英語を学び、修得することを目的とします。 |
| 授業計画 | 1. 旅行業者の仕事とは 2. 観光案内所 3. 出発・到着:空港で、駅で、バス停で 4. 泊まる:ホテル、旅館、温泉で 5. 食べる:レストラン、食事、食べ物の周辺で 6. 観光英語(1)(市内観光、バスや電車に乗るなど) 7. 観光英語(2)(名所を訪ねる) 8. 安全・安心とリスクマネージメント(トラブルと事故の処理) 9. 日本を伝える(自然、国土、観光地) 10. 日本文化を伝える(伝統文化と生活文化、古都) 11. 日本の技術を伝える(技術のいま昔) |
| 評価方法 | 授業中の積極的な授業参加、小テスト、期末テストによる総合評価 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 日本語でものを考えるくせがついている私たちですが、他の国の言葉で考えてみると思わぬ発見もあるものです。言葉は世界へのパスポート。積極的に言葉を楽しんでください。 |
特殊講義B
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 特殊講義B |
| 教員名 | 三木 佳光 |
| 授業概要 | 知識創造社会における社会人にとって、必須の”知的生産の技術”を前半に、演習で体得し、後半には企業の職場で問題になっているテーマを反映したケースと体験学習を取り上げる。ケースと体験学習においては、どこが問題なのか⇒どうすればよかったのか⇒自分ならどうするのか」を学ぶ。ビジネスパーソンはこのような意識を研ぎすますことが求められる。この能力を鍛えるヒントをこの科目で学習する。 |
| 授業計画 | Ⅰ 知的生産の演習 知とは ”学問とは”、”データ・情報・知識・知恵とは” 創造性開発演習 ”自由連想:ブレーンストーミング” 創造性開発演習 ”自己啓発:KJ発想法” 創造性開発演習 ”非常識の勧め:デザインスゴロク” 創造性開発演習 ”自己啓発体験の発表” Ⅱ 職場の改善・工夫のあり方のケース・スタディ ケース:「会社方針と現場の発想」 ケース:「顧客に振り回される営業マン」 ケース:「効率と顧客満足」 ケース:「改善されない情報システム」 ケース:「メンテナンスと採算性」 ケース:「機能しない生産システム」 Ⅲ 総括:中小企業ケースの体験学習 体験学習の発表 まとめとグループ討議 |
| 評価方法 | (1)出席回数、(2)演習内容、(3)ケース・スタディ内容、(4)体験学習内容、で評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | グローバル化とIT革命という2大潮流の中で既におきている知的生産の基本能力である思考力と対人力のスキル体得する。さらに、アルバイト以外には経験したことのない職種や職場で起こりうるケース(職場問題)を理解できる授業にしたい。様々な職場問題をケースを通して間接経験し、いろいろな立場に立って、多角的にビジネス世界での対処のスキルを体得してほしい。 |
グローバルイッシューA(紛争・人道)
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | グローバルイッシューA(紛争・人道) |
| 教員名 | 中村 恭一 |
| 授業概要 | グローバル・イシューズ。それは「現在の人類の最大共通関心事であり、力をあわせて解決を図ることが求められている問題」ということができる。したがっていわゆる国際問題とは意味するところは異なる。現在の人類の重大共通関心事とは、平和、紛争、貧困、環境、保健(病気)、教育等など多岐にわたる。これらは2015年までの達成を目標としたミレニアム開発目標で取り上げている問題でもある。グローバル・イシューズ(Global Issues)は常に複数である。これらの問題を、新聞特に日英米の主要紙や国連情報つまり生の英語情報を通して考え、英語で議論する。受講生は自分で英語のプレゼンテーションを行い、英語のディスカッションに参加する準備が毎回求められる。 |
| 授業計画 | 授業概況に述べてあるようなGlobal Issuesに関して、授業で取り上げるテーマを順次提示する。Global Issuesといわれる問題について、広く考え、基礎知識を身につけ、かつ議論することを試みる。 英語力を磨くことも大きな目的のひとつにする。 |
| 評価方法 | 日常的な授業への準備、参加度、復習などを通して総合的に評価する。授業そのものへの参加が重要なだけに、出席は特に重視する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | これを機会に、国際的な活動の準備としてとらえてもらいたい。予習と授業は自分を磨くまたとないチャンスと考えて、挑戦してもらいたい。 |
現代国際政治論
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 現代国際政治論 |
| 教員名 | 錦田 愛子 |
| 授業概要 | 米ソ両超大国は二つの極を形成していた冷戦時代は終焉し、「ポスト冷戦時代」の到来は、多くの人々に平和な世界への期待を抱かせた。しかし、こうした期待とは裏腹に、地域紛争や宗教対立は絶えず、テロの多発、第三世界の貧困や環境汚染の悪化など、地球規模の課題は山積している。その一方で、経済のグローバル化に伴い、民主化や宗教復興が大きなうねりを見せ、「人権」という価値が世界の人々に大きな影響力を及ぼし始めている。このような国際政治情勢を分析するには、国民国家の単位でものを考え、大国の国益追及が絡み合う「権力政治」(パワーポリティクス)の展開に着目する従来の「現実主義」的な国際政治の理論的枠組みだけではもはや困難である。つまり、従来の国際政治の理論的枠組みを越えた、新しい視点を確立することが不可欠である。この講義では、冷戦の終焉を迎えた現在、国際政治が大きな転換期に差しかかっているという認識の下、国家の成立過程や意味について説明し、世界への民主主義(民主化)の発展、地域紛争や国連について触れながら、転換期の国際政治の基本的な特徴を明らかにする。 |
| 授業計画 | 国家とは何か 近代国家の起源―社会契約論 国際政治とは何か 国際政治と国際秩序 冷戦と冷戦終焉後の世界 新たな国際秩序にむけて |
| 評価方法 | 原則として3分の2以上の出席、2回以上の試験、レポートなどを総合的に評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 大変な授業になると思うが、諦めずに最後まで頑張り通してもらいたい。 |
現代世界経済論
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 現代世界経済論 |
| 教員名 | 奥田 孝晴 |
| 授業概要 | 講座の名のとおり、現代世界経済に関する実態と諸問題を考えていく。グローバル資本主義と呼ばれる今日の世界経済の一体化状況を踏まえ、資本、商品、労働力の移動がもたらすダイナミクスを、いろいろな視点から見ていこう。講座は1テーマ数時間をかけて進めてゆくが、簡単なマクロ、ミクロ経済学の知識を解説しつつ、後半では地域経済統合など、最近の国際経済学の基本的問題にも焦点をあてたい。ごく入門的な話が多いと思うので、「経済」の苦手の諸君も来て欲しい。 |
| 授業計画 | 現代世界経済を学ぶために・・・国際経済学の考え方いろいろ 戦後世界経済の変遷と今日の国際経済・・・IMF-GATT体制を巡って 国際貿易の理論と実態・・・貿易はなぜ発生するのか、その理論と現実。 自由貿易か保護貿易か・・・簡単なミクロ経済学理論をもとに考える。 現代の企業と国際的投資の実態・・・多国籍企業と海外投資 南北問題の実相と低開発諸国の経済離陸をめぐって 現代世界の地域経済統合・・・欧州、東南アジア、環太平洋他 |
| 評価方法 | テキストおよび事前に配布するプリントをベースに話を進めていくが、ごく一般的ながら、「出席」・「授業時の積極性」は評価の重要な要素だ。また、学期末にはレポートもしくは試験を課す予定。(レポート:2/3、出席、プレゼン、小テスト:1/3) なお、レポート課題部分についての成績評価基準は次のとおり。 AA)内容が非常に優れており、題意に良く対応している。 A)内容が優れており、題意に良く対応している。 B)内容は標準で、題意に沿っている。 C)内容は乏しいものの、題意には沿っている。 D)内容が乏しく、題意が踏まえられていない。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 国際学部には「経済学」全般にいわれなき嫌悪感を持っている学生諸君が多いような気がする。しかし、経済学は「この世の中」の実相を解析する上で欠かせない知的な武器である。多少の原理原則を理解すれば、得られるものは限りなく多い。なるべくわかり易く解説していくので、多くの諸君に参加して欲しいものだ。蛇足ながら、少々疲れている時には、ギターライブもやってみっか・・・まずは御参加を。 |
日米関係論
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 日米関係論 |
| 教員名 | 瀧澤 道夫 |
| 授業概要 | アメリカは政治から経済、文化からビジネスまで大きな影響力を持つ。 黒船に始まる150年間の日米の歴史と戦後の同盟関係を概観し、アメリカへの理解を 深め、グローバルな世界との関わりを理解する。 良き市民としての社会人基礎力、グローバルなセンスを養うことを目指す。 |
| 授業計画 | 9.11後の日米関係と世界の動きを理解する アメリカの基本構造を理解し、大統領選挙の意味あいや影響を理解する アメリカの建国の精神、歴史や文化を概観する 黒船来航に始まる日本の近代化と欧米との関係を理解する 太平洋戦争、日本やアジアの戦後の発展におけるアメリカの役割を理解する WTO/FTA時代の日米通商構造を理解する アメリカの文化や精神の背景を理解し、日本との相異を考える アメリカの多国籍企業やグローバルな動向を理解する 日米とアジアの関連など多面的な側面を理解する 知識時代、グローバリゼーション、経済のサービス化などを日米関係を通じて考える |
| 評価方法 | 授業での積極的参加、レポートの両面を半々で評価します。 レポートは授業の際に指示します。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 2008年はアメリカ大統領選挙の年です。アメリカを理解し、社会人基礎力を高める良い 機会です。国際政治経済、ビジネス関連に興味を持つ人向きの授業です。 |
行政国家と法
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 行政国家と法 |
| 教員名 | 金井 惠里可 |
| 授業概要 | 行政の活動は、私たちの生活の隅々にまで、蜘蛛の糸のように張り巡らされ、私たちの日常は、知らず知らずのうちに、行政の活動から多大な影響を受けています。これが、行政国家化現象と呼ばれる、現代の国家のあり方の帰結です。そして一般に、行政の活動は、法に基づいて行われるべきだと考えられています。この授業では、行政国家における法と行政の関係を、私たちの生活に根ざした視点から取り上げます。 |
| 授業計画 | 現代国家における行政の機能~権力分立との関係 行政法とは何か~行政法と憲法・民法・刑法との関係 行政と行政法~法律による行政の原理 行政によるルールづくり~行政立法・通達行政 国家は私たちに何ができるか①~行政行為 国家は私たちに何ができるか②~行政上の強制と制裁 国家は私たちに何ができるか③~行政指導 国の将来を誰が決めるか①~計画による行政 国の将来を誰が決めるか②~契約による行政 行政と情報と市民①~行政調査 行政と情報と市民②~情報公開と個人情報保護 行政活動から身を守るしくみ①~行政行為の事前手続き 行政活動から身を守るしくみ②~行政不服審査 行政活動から身を守るしくみ③~行政訴訟 行政活動から身を守るしくみ④~国家賠償訴訟 市民参加による行政へ~協働のしくみ |
| 評価方法 | 成績評価は、論述式の学期末試験に、授業中の発言などの平常点を加味して行ないます。10回を超えて欠席した場合は、学期末試験の受験資格を失いますので、注意して下さい。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 六法必携。模範六法が望ましい。手持ちのものがあれば指定外でもよいが、2005年以前に発行されたものは不可。 |
平和学
| 年度 | 2008 |
|---|---|
| 科目名 | 平和学 |
| 教員名 | 林 薫 |
| 授業概要 | 「平和」とは戦争などの「直接的暴力がない状態」を意味することは言うまでもありません。しかし、今日「平和」の概念は、戦争のような直接的な暴力だけではなく、貧困、不平等、搾取、差別、環境破壊、そのほかの抑圧、恐怖、欠乏などの「構造的暴力がない状態」と理解されるようになって来ています。この講義では世界の直接的・構造的暴力の状況を直視し、それらがない社会をどのように実現するか、私たち一人一人がそれに向けてどのような役割を果たしうるかということを考え、具体的な行動に向けての準備を行うことを目指します。また、この講義では特に平和をもたらす経済的要因に注目します。貧困や経済停滞が紛争の要因になること、資源の偏在や富の不平等が不安定化の要因になっていることがが最近の研究で明らかになっています。開発援助も紛争の防止という観点を重視するようになってきています。この授業では、経済開発や援助と平和の関係について、最近の研究成果を踏まえて、最先端の情報や知識を学ぶことを目指します。 |
| 授業計画 | 平和学が目指すもの 構造的暴力論 人間の安全保障の概念 戦争と平和 国際関係論における基礎的概念と言説 力の均衡・国際協調の生成と発展 国民国家と戦争 ナショナリズムの展開と国家間紛争 冷戦の後の世界と内戦 民族紛争とその理解 エスニシティ- ガバナンス・崩壊国家・ポストコロニアル家産国家 紛争の経済的要因の分析(1) 不平と機会 紛争の経済的要因の分析(2) リスク分析と援助機関の取り組み 平和構築と援助 紛争地への援助とその問題点 コミュニティーのエンパワメント 人間の潜在能力 アマルティア・センの平和と開発 他者理解を目ざして |
| 評価方法 | 授業への積極的参加への度合い(出席を含む)および期末のレポートで評価を行う。紛争要因の分析の基本を理解したかどうか、開発と平和の関係についての基礎知識を習得したかどうかを評価の基準とします。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 「無関心」が暴力を生み出します。世界の出来事に関心を持つことが出発点です。 |