広告表現論

年度 2007
科目名 広告表現論
教員名 横内 清光
授業概要 広告表現は生活者の欲望の歴史である。また一方では企業のマーケティング戦略のショーウインドウでもある。21世紀を迎え企業社会の激変に伴い、広告の世界は徐々に姿を変えつつある。広告表現はインターネット映像によってますます多彩になり、それぞれのメディア特性による表現の模索が進んでいる。現在の広告表現は、その全てを一人の生活者が理解するには難しいほどに進化した。なぜここまで複雑化したのだろう。本講座では、まず記号論をベースに広告を読み解くことから始め、次の段階で最新のブランド理論を援用することで表現の構造を解明して行く。広告情報はどのようにして創られ、どのようにして登場してくるのか。情報と記号の相互作用としての広告表現。そのメカニズムを知ることが本講座の主眼である。「広告概論」「広告メディア論」を履修してから学んでもらいたい。
授業計画 テレビ広告が変わった。
インターネット広告の影響で、広告表現はどう変わったか?
広告表現生成のメカニズム (「記号論」で解く表現の本質)
コンセプト×(トーン&マナー)。表現の3要素の解明。
付加価値訴求の限界(CMはヒットしても商品が売れない不思議)
CMだけでは商品が売れない理由はどこにあったのか? 表現の限界説。
クリエイティブワークの枷(マーケティング目標が表現を規制する)
広告表現は常に「機能を背負ったアート」という宿命を帯びる。
ダグマーの理論とAIDMAの法則(コミュニケーション・スペクトラム)
広告効果をどう設定するか? それによって表現は変わってくる。
コンセプトワークの重要性(関係性を深めるための価値づくり)
インターネットの時代だからこそ、コンセプトワークが重要になる。
なぜいまブランド広告なのか(広告効果を計るものさし)
ブランド広告の表現とは? テレビで誘ってネットで売る仕組み。
「何を表現するか」から「いかに表現するか」への変遷(コンセプトとトーン&マナー)
コミュニケーションの形態が時代によって変わる。メディア特性で変わる。
ターゲットを直撃する表現(セグメントが狭い表現を生む)
訴求対象を絞り込んで「買わせる広告」=ネット広告と販売連動。
記号論で読み解くタレントCM(コミュニケーション要素と物語要素)
タレント広告は日本独自の発展遂げている。その理由は?その未来は?
ブランド価値創造のケーススタディ(最近の事例から)
ブランド価値とはなにか? 表現はどのように役立つのか?
商品ブランドからコーポレート・ブランドへ(トヨタ・ソニー表現戦略の背景)
グローバル化する企業と、広告表現に表れたコミュニケーション戦略。
評価方法 定期試験と授業中の小レポート提出により評価。出席点は10%の範囲で評価に加算。
教科書
参考書
メッセージ マーケティング論、広告論、広報論、広告メディア論など、広告の基礎を学んでからの履修が望ましい。広告クリエイティブ、広告管理を本格的に指向する人には必須の講座。
カテゴリー: 2007

ゼミナールⅡ

年度 2007
科目名 ゼミナールⅡ
教員名 横内 清光
授業概要 10月の上旬に「聳塔祭」が行われ、そこに横内ゼミ(3年)から、「文教大学の広告」作品が出展される。展示が終わった後、会場で集めたアンケートを収集・分析し、自分たちの作った広告が、どのような評価を受けていたかを知る。plan(計画)→do(実施)→see(評価)のサイクルに基づき、評価されるわけである。これで広告の企画・制作作業は終える。その後、11月中旬から、4年次の卒業論文へ向かって準備作業に入る。
授業計画 共同制作作業と展示作業(夏休み明けから聳塔祭まで)
パンフレット、テレビCM、ポスター、プロモーションヴィデオなど、展示に必要な部品作り。
そのあと、魚骨図(計画表)にもとづき、展示作業。(2班に分かれてのコンペ)
展示会(聳塔祭期間中)
来客の反応を観察することから、アンケート配布、回収まで。この展示会場が「メディア」であるとの位置づけで作業を行う。
評価&分析と反省会(聳搭祭以後の約1ヶ月)
アンケート集計、分析→評価結果。どこが良かったか、どこが不評だったか。その結果を記録し、次の年次生に渡して行く作業。これでplan, do, seeのサイクルが循環する。
宴の後:一転、「卒業論文」という個人作業に入る準備活動。
「論文書き方」を少しずつ会得して行く。並行して、自分は「何を書きたいか」を絞り込む作業を先生と対話しながら固めて行く。
「卒業論文計画書」の提出。12月中に提出する。→個別の面談指導へ。
評価方法 定期的な試験はしません。約9ヶ月にわたるグループ作業での観察から、各自の評価を評定します。
教科書
参考書
メッセージ 広告の表現は、実際に企画し、作ってみなければ本質が理解できない。テレビCM、ポスター、パンフレット、HPなど、メディア特性を知ることで表現も引き出せる。その作業を「文教大学湘南キャンパス」の広告を作ることで体得してゆく。経験とは「肉体に刻まれた記憶」であることがわかる。
カテゴリー: 2007

外国史B

年度 2007
科目名 外国史B
教員名 尾崎 修治
授業概要 第一次世界大戦と第二次世界大戦が国際社会、とりわけ欧米主要諸国にどのような影響をあたえたのかを中心に、主に西洋現代社会史を学習していきます。両大戦間期はしばしば現代の始まりの時期とされますので、上記の考察を通じて現代世界の特質の一端を考える手がかりとなればと考えます。
授業計画 ①.第一次世界大戦前の世界① ―国際社会のあり方
②.第一次世界大戦前の世界② ―各国の動向
③.第一次世界大戦の展開とその性格
④.総力戦と国内体制① ―労働者と女性
⑤.総力戦と国内体制② ―マイノリティー
⑥.第一次世界大戦と国際体制への影響
⑦.ヴェルサイユ体制とワシントン体制
⑧.「危機の時代」
⑨.第二次世界大戦の展開とその性格
⑩.戦後世界秩序の形成
⑪.冷戦の展開とヨーロッパ
評価方法 学期中、授業の節目に授業内容のまとめや感想を書いてもらいます。学期末には試験をおこない、通常の授業への取組みや出席を考慮して評価します。
教科書
参考書
メッセージ 歴史に対する自分なりの「問い」をつかんだり、今の社会への問題意識を明確にしていくことが、将来教職などで自分からメッセージを発するようになったときの支えになります。興味を感じたテーマから、関連文献にも積極的に取組んでください。
カテゴリー: 2007

地域研究A(ヨーロッパ)

年度 2007
科目名 地域研究A(ヨーロッパ)
教員名 尾崎 修治
授業概要 世界の様々な問題を前にして、いま私たちに既存の「国」の枠を超えて思考することが求められているとすれば、そのためのひとつのモデルとなるのが、現在も着々と統合を進めるヨーロッパ連合(EU)でしょう。国境の意味は限りなく消滅し、「ひとつのヨーロッパ」がうまれつつあります。しかし他方で、ヨーロッパの外から来た「移民」と呼ばれる人々が差別され、排除されるという事態も生じています。ヨーロッパで、多民族、多文化の共生という課題はどうなっていくのでしょうか?歴史や戦後のヨーロッパ統合の過程を踏まえ、ヨーロッパの現状を考えます。
授業計画 ヨーロッパ連合の成り立ち①:「不戦共同体」を求めて
ヨーロッパ連合の成り立ち②:「ひとつの経済圏」の確立
ヨーロッパ連合の成り立ち③:単一通貨導入と政治統合
ヨーロッパ連合の現状と諸問題
ヨーロッパ社会と「移民」①:「移民」排斥の広がり
ヨーロッパ社会と「移民」②:ヨーロッパ社会のなかのイスラーム文化
評価方法 学期末には試験をおこない、通常の授業への取り組みや出席状況なども考慮にいれて評価します。学期中、授業の節目に授業内容のまとめや感想を書いてもらいます。
教科書
参考書
メッセージ 何世紀にもわたる国家間の対立や戦争を経て、また現在でも様々な異文化摩擦や民族対立などと常に取組んでいるヨーロッパという地域には、日本ではなかなか得られない経験の蓄積があるのではと思います。そうしたヨーロッパから何を学べるか考えたいと思います。
カテゴリー: 2007

広告メディア論

年度 2007
科目名 広告メディア論
教員名 横内 清光
授業概要 広告の基本は「表現」と「メディア」である。本講座は「広告メディア」についての専門的知識の修得を目的とする。6セメスターの「広告表現論」と対になった専門講座としての位置づけである。広告が効くか効かないかはメディアの使い方次第である。web広告はここ3年で主役の座に躍り出た。今やラジオを抜いて雑誌の広告費と肩を並べる。テレビCMの位置づけも変わってきている。この変化には「配る広告」と「摂る広告」の混在がある。しかし、効果的に組み合わせるメディア・プランニングを学ばずして現代の広告は理解できない。よりよい広告効果を求めての科学的な手法解明。いま広告メディア理論は模索の段階である。本講座は、変わりゆく広告メディアの世界を様々な事例から観察し、何が起ころうとしているのかを解明して行きたい。
授業計画 導入=広告を打つ側の論理(より効果的なメディアを買いたい)
変化する広告メディア主役の座。アメリカでは、ペプシコーラがテレビCMを止めたって?
メディアリテラシーの原則 (メッセージを創って載せる過程)
まず、基本的な原則。「メディアは全て構成されたものである」、以下8つの原則。
広告マスメディアと、20世紀の大量生産(マーケティングの誕生と普遍)
われわれの豊かな暮らしは広告が先導してきた。大衆とマスメディアの関係は?
インターネット広告の衝撃(「摂りに行く広告」が一般化したとき)
「広告って、座っていても向こうからやってくるんじゃなかったの?」
マーケティング環境の変化 ( マスから個への訴求へ )
IT革命による新しいビジネス・モデルが誕生している。それは広告の世界でも同じ。
メディア環境の変化(マルチメディア時代の媒体=求められる複数の選択眼)
インターネット広告とは? グーグルのメディア・ビジネスの新しさ。
広告計画におけるメディア・プランニングの改革
「配る広告」と「摂る広告」をどう組み合わせるか? その背景となる理論は?
メディア・プランニングの実際 (実践例=媒体市場からのメディアの仕入れ)
「キーワード広告」もまた、市場論理で動いている。メディアをどう買い付けるか?
メディア・マーケティングの進化 (顧客データ・ベースのシングル・ソース化)
AMAZONは、なぜ自分の好みの本がわかるのか? テレビCMは、相変わらずバラマキ型か?
メディア・マーケティングの手法紹介(日本の最新技術)
ウエブを「ハブ機能」にした資生堂「つばき」の媒体戦略など…….。
テレビCMの役割、新聞広告の役割(マス媒体の位置づけ)
雑誌の発行部数も、ここ10年で39億部から27億部へ減少。どうなるマス媒体?
近未来展望=より効果的なメディアの使用法を求めて(IT時代の広告メディアの選択)
インターネットの影響は、マスメディアのコンテンツまで変えるかもしれない。
広告表現の変化(変化する、生活者のメディア接触)
情報と記号のやりとりが、情報寄りになってきたのか? 広告表現は細分化するのか?
評価方法 定期試験での評価を90%、出席率を10%の範囲で行う。
教科書
参考書
メッセージ 広告業務で一番お金がかかるのが、メディアの買い付けです。どうしたら効果的にお客にメッセージを届けられるか。広告理論とメディア市場のせめぎ合い。ここを知らないで広告の奥深さはわかりません。いまインターネットは広告を変えています。広告を本格的に学びたい人は「広告表現論」を受講する前に、2年次でこの講座をとっておいてください。
カテゴリー: 2007

歴史学

年度 2007
科目名 歴史学
教員名 尾崎 修治
授業概要 ヨーロッパ社会のなかでキリスト教が重要な役割をもつことは周知の事実です。近代社会の出現とともに「脱宗教化」が進み、教会のもっていた地位や権威が揺らいでいったとはいえ、それでも今なお、キリスト教が、ヨーロッパの人々の思考やモラルを根底で支え、政治や社会、文化に影響を与えていることをみてとることができます。キリスト教と教会を軸に、現代までの歴史の流れをみることを通じて、人間と社会にとって宗教のもつ意味とは何かを考えたいと思います。
授業計画 キリスト教の成立
ローマ帝国におけるキリスト教
西欧中世のキリスト教①:ローマ・カトリック教会の成立
西欧中世のキリスト教②:村の教会
西欧中世のキリスト教③:民衆の信仰
宗教改革①:西欧教会の分裂とその背景
宗教改革②:改革の思想(ルターとカルヴァン)
ピューリタンの革命
フランス革命における「非キリスト教化」運動
近代世界におけるローマ教皇
ナチ体制下の教会
現代国家と教会
評価方法 学期末には試験をおこない、通常の授業への取り組み、出席状況なども考慮にいれて評価します。学期中、授業の節目に授業のまとめや感想を書いてもらいます。
教科書
参考書
メッセージ 歴史とは、時間を超えた「異文化」との出会いではないかと思います。それを知ることで、自分のなかで当たり前だったことが崩れるという面白さがあります。それは今の世界への新しい理解にもつながっていきます。興味のひかれるテーマが見つかったら、授業であげる参考文献などを積極的に読んでみてください。
カテゴリー: 2007

記号論理

年度 2007
科目名 記号論理
教員名 松原 康夫
授業概要 人間とコンピュータの間には大きな隔たりがある。これを縮めるためには、知識を入力してコンピュータが自動的に推論できるようにする必要がある。そのためにさまざまな知識の表現法が考えられたが、結局はもっとも明確な意味論と推論方法を持った記号論理が、実際によく使われている。この授業では記号論理のなかでも最も基本的な、命題論理と述語論理について基礎から理解し、真理の木(タブロー法)による証明アルゴリズムを身につける。
授業計画 概ね以下の順序に沿うが、できるだけ直観的に理解できるような例題を用いるとともに、実際に手を動かすことで、観念的な理解でなく体で覚えることを目標とする。大半の受講生が各ステップを理解してから次のステップに進みたい。
論証とは何か:日本語で記述した文を使って、どのような関係が推論または論証と呼べるのかについて考察する。
命題論理と論理式:命題論理の論理式はどのように構成されるのか、どのような場合に真となったり偽となったりするのかについて述べる。またコンピュータを構成する論理回路と論理式の関係についても述べる。
論理式の間の関係と論理式の変形:分配則、結合則、ド・モルガンの法則など基本的な法則あるいは連言標準形などを解説する。
命題論理と意味論:原子式の意味から、論理式全体としてはどのような意味を持つのかを考え、真理値表を作って真偽値を調べる方法を学ぶ。
命題論理と推論:真理の木の方法を使って、幾つかの論理式の集合から別の論理式を証明する方法を習得する。
述語論理と論理式:述語論理の論理式がどのように構成されるのかについて学ぶと共に、命題論理では表現できない日本語の文の意味を述語論理の論理式でどう表現するかを学ぶ。
述語論理と意味論:述語論理の論理式が真である、あるいは偽であるとはどういうことか、モデル論による意味を述べる。また、論理式の間の関係や標準形についても学ぶ。
述語論理と推論:述語論理における真理の木の方法を使った証明法を習得する。
その他:時間が許せば、述語論理が、原理的に決定不可能な問題を含んでいることや、第一階の述語論理では表現できない、高階の論理があること等に触れる。
評価方法 試験の成績を基本とするが、課題の提出状況等を考慮する。
教科書
参考書
メッセージ 命題論理と述語論理における証明は、難しいことと思われてきた。しかし真理の木の方法は、やる気さえあれば誰でもマスターできるものである。 今、この方法を知らないことは一種の損失である。
カテゴリー: 2007

歴史学

年度 2007
科目名 歴史学
教員名 尾崎 修治
授業概要 ヨーロッパ社会のなかでキリスト教が重要な役割をもつことは周知の事実です。近代社会の出現とともに「脱宗教化」が進み、教会のもっていた地位や権威が揺らいでいったとはいえ、それでも今なお、キリスト教が、ヨーロッパの人々の思考やモラルを根底で支え、政治や社会、文化に影響を与えていることをみてとることができます。キリスト教と教会を軸に、現代までの歴史の流れをみることを通じて、人間と社会にとって宗教のもつ意味とは何かを考えたいと思います。
授業計画 キリスト教の成立
ローマ帝国におけるキリスト教
西欧中世のキリスト教①:ローマ・カトリック教会の成立
西欧中世のキリスト教②:村の教会
西欧中世のキリスト教③:民衆の信仰
宗教改革①:西欧教会の分裂とその背景
宗教改革②:改革の思想(ルターとカルヴァン)
ピューリタンの革命
フランス革命における「非キリスト教化」運動
近代世界におけるローマ教皇
ナチ体制下の教会
現代国家と教会
評価方法 学期末には試験をおこない、通常の授業への取り組み、出席状況なども考慮にいれて評価します。学期中、授業の節目に授業のまとめや感想を書いてもらいます。
教科書
参考書
メッセージ 歴史とは、時間を超えた「異文化」との出会いではないかと思います。それを知ることで、自分のなかで当たり前だったことが崩れるという面白さがあります。それは今の世界への新しい理解にもつながっていきます。興味のひかれるテーマが見つかったら、授業であげる参考文献などを積極的に読んでみてください。
カテゴリー: 2007

総合英語A(E)

年度 2007
科目名 総合英語A(E)
教員名 秋葉 敏夫
授業概要 すでに習得した英語能力を確かなものとし、さらにその総合力の向上を図ります。そのために、単語・熟語を豊かにし、文法事項の確認と理解を徹底することになります。そして、論理の展開を確実にたどる、英語長文の読み方を学びます。また、「英検」ほか、各種「英語資格試験」を視野に入れ、その対策に努めます。
授業計画 英文理解のために
単語・熟語の正しい理解
・文法知識の活用
・文構造の把握
・長文の構成と主題の取らえ方
読解演習
授業の中心部分。英語を母国語としない者向けの、理解しやすい、興味深い英文の読解。その正確な「読む」の訓練と、そのための必要事項の確認および理解。
各種「英語資格試験」へ向けて
・過去問や予想問題の演習
・合格のためのポイント
評価方法 出席状況、授業への参加度、小テスト、定期試験などで、総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ 外国語に上達するには、まず、その外国語にどっぷり漬かること。毎日、少しずつでも、英語に接してください。映画や音楽、何でも英語の興味の持てるものを探したいものです。そして、やはり繰り返し、根気強く・・・・。そう、パソコンの上達と同じかも・・・・。
カテゴリー: 2007

歴史学

年度 2007
科目名 歴史学
教員名 尾崎 修治
授業概要 ヨーロッパ社会のなかでキリスト教が重要な役割をもつことは周知の事実です。近代社会の出現とともに「脱宗教化」が進み、教会のもっていた地位や権威が揺らいでいったとはいえ、それでも今なお、キリスト教が、ヨーロッパの人々の思考やモラルを根底で支え、政治や社会、文化に影響を与えていることをみてとることができます。キリスト教と教会を軸に、現代までの歴史の流れをみることを通じて、人間と社会にとって宗教のもつ意味とは何かを考えたいと思います。
授業計画 キリスト教の成立
ローマ帝国におけるキリスト教
西欧中世のキリスト教①:ローマ・カトリック教会の成立
西欧中世のキリスト教②:村の教会
西欧中世のキリスト教③:民衆の信仰
宗教改革①:西欧教会の分裂とその背景
宗教改革②:改革の思想(ルターとカルヴァン)
ピューリタンの革命
フランス革命における「非キリスト教化」運動
近代世界におけるローマ教皇
ナチ体制下の教会
現代国家と教会
評価方法 学期末には試験をおこない、通常の授業への取り組み、出席状況なども考慮にいれて評価します。学期中、授業の節目に授業のまとめや感想を書いてもらいます。
教科書
参考書
メッセージ 歴史とは、時間を超えた「異文化」との出会いではないかと思います。それを知ることで、自分のなかで当たり前だったことが崩れるという面白さがあります。それは今の世界への新しい理解にもつながっていきます。興味のひかれるテーマが見つかったら、授業であげる参考文献などを積極的に読んでみてください。
カテゴリー: 2007