| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 専門ゼミナールⅠ |
| 教員名 | 山口 博一 |
| 授業概要 | ゼミナールⅠ、ゼミナールⅡとも、参加者は、地域研究をしてもよいし、外交史や国際関係についての勉強をしてもよい。いずれの場合にも発展途上国にかかわるテーマを選んでもらいたい。途上国について勉強し、討論するゼミにしたい。それを通じて、途上国の見地から世界を見ることが出来るよう訓練する。毎年その枠の中で実にさまざまな関心を持つ学生が集まってくる。ゼミに「外交史」という題がついているのは、国際学部ができるとき私が外交史の教員として着任したといういきさつがあるからで、それにこだわる必要はない。 |
| 授業計画 | ゼミナールⅠでは、春学期と秋学期のそれぞれに、上記の範囲のテーマに関し各自が少なくとも1回は、自分の調べたことを発表する。聞き手に分かるように発表し、質問からも学ぶことを覚えるとともに、他人の発表をどのように自分へのメッセージとして受け取るか、どのように質問をし意見を述べるかを覚える。ゼミナールⅡでは、このようにして育ててきたテーマについて1年かけて卒論を書く。分量は400字にして70~80枚程度。期限は2月下旬。首尾一貫したことを根拠をもって書くことを覚える。苦労するだろうが、身に着くことも多いはずだ。 |
| 評価方法 | ゼミナールだから試験は行わず、出席、発表、討論への参加を重視する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 教員はゼミという一つの箱を用意する。教員の仕事は基本的にそこまでだ。どのような水準のゼミにするか、活発なゼミになるかそうでないか、発言したいときに遠慮しなくてすむか、発表や意見交換ができるようになるか、など、すべて学生次第。ゼミで自由に意見が言えるようになれば就職試験の面接でも役に立つはずだ。毎回、研究室のドアを開けて入ってくる時の自分と終わって出て行く時の自分とが少しでも違っているように。 |
社会福祉各論
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 社会福祉各論 |
| 教員名 | 大月 和彦 |
| 授業概要 | 社会福祉の専門性と倫理について理解させる。社会福祉士及び介護福祉士法の意義とないようについて理解させる。社会福祉の法体系、実施及び財政全体の概要について理解させる。社会福祉をめぐる我が国及び諸外国の動向について理解させる。 |
| 授業計画 | 社会福祉の専門性と専門職の内容 保健・医療・福祉のネットワーク 社会福祉専門職の倫理と社会福祉のマンパワー 両福祉士法の意義と内容 社会福祉事業法の概要 福祉六法と関連法規の相互関係 社会保障制度の体系 国・地方自治体・地方公共団体における実施体制の概要 社会福祉実施の財政制度の概要 国と地方の費用負担の現況 日本の社会福祉の近年の動向 欧米に見る社会福祉の近年の動向 少子・高齢化の進展と福祉問題の各国の対応 |
| 評価方法 | 学期末の筆記試験 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 原則として、社会福祉総論(春学期)履修修了者を前提に講義を行う。 |
英語Ⅱ[広報]
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 英語Ⅱ[広報] |
| 教員名 | 鈴木 敏郎 |
| 授業概要 | 英語Ⅱは英語Ⅰと同じ教員が、原則的に担当する。各クラスの受講生も、基本的に変わらない。
授業内容は、英語Ⅰの延長線上にある、と言える。 基礎固めの英語Ⅰが終わったとしても、基礎固めの努力を続けなければならない。つまり、英語Ⅱの目標は、読解力のさらなる向上である。英語Ⅰとの違いがあるとすれば、英語Ⅱは、速読と、まとまった文章全体の内容の把握に重点を置くことであろう。しかしいずれにせよ、 なお、2年次の英語には6種類の内容の授業があるが、自分が取りたいと思う授業を受講出来るかどうかは、この英語Ⅱの成績によって決まる。《英語B(入門講読)の項参照》 |
| 授業計画 | 読解力を養うことを中心に授業を進めますが、日本語を話すことから、徐々に英文を英文のまま日本語を介さないで理解することに重点します。購読の単調さを補う意味で、また英語を総合的に習得するためにリスニング、音声表現など他のスキルも、織りまぜながら授業を進めます。講読部分は次のように行います。
これから読むものに対する一般的興味を喚起する。 重要な、あるいは難しい語や表現を解説する。 本文を読む(英文を頭から語順のまま読んで理解する力をつける。) 理解度チェックの練習問題をやってもらう。 最後に本文を解説する。 |
| 評価方法 | 授業中に適宜行う小テストと学期末のテストの成績を中心に、授業への参加態度なども考慮して総合的に評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | 高田城、書く力修得術、二期出版、1997年、1200円+税 |
| メッセージ | 慣れてきて気がゆるむ危険があります。気を引き締めて努力を続けるように。 |
生活世界とコミュニケーションB
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 生活世界とコミュニケーションB |
| 教員名 | 椎野 信雄 |
| 授業概要 | ある外国で生起していることを日本にいて理解するとはどのようなことなのだろうか?その外国の生活(世界)とコミュニケーションのあり方は、日本社会のそれとどのように異なるのだろうか?そしてその差異は、絶対的なものなのだろうか。つまりそれは遠い外国のこと、日本とは関係ないと済ますことができることなのだろうか。この授業では、オランダという国の生活(世界)とコミュニケーションのあり方を理解することを通じて、日本社会のあり方のオールタナティヴを考えてみたい。「自由と寛容の精神」を体現しているオランダでは、多民族・多文化の共生が、単に行政用語としてあるのではなく、日常の生活世界やコミュニケーションのあり方に現れています。オランダでの具体的な出来事を理解し、カルチャーショックをうけてみませんか。 |
| 授業計画 | 講義ガイダンス(オランダの生活世界とコミュニケーション) オランダと日本(日蘭交流400周年) チューリップ/風車/木靴(ハウステンボス/長崎オランダ村) 教科書の中のオランダ オランダ人の英語力 コーヒー・ショップ(マリファナ) 売春(飾り窓) 同性カップル 安楽死 育児(ミッフィーnijntje) 自転車(環境問題) ワークシェアリング オランダモデルと日本社会 |
| 評価方法 | いくつかの課題の提出と、2/3以上の出席率で受験資格ありとし、定期試験の「レポート」によって評価する。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | この授業は、講義内容を暗記したり、覚えたり、記憶したりすることに主眼が置かれているのではなく、ある物事についての考え方・見方・捉え方を、自分で興味・関心をもって、自分の頭で理解し直してみることに主眼があります。オランダについて、これまでとは違った視点で考えて見たい学生が受講すると、有益だと思われます。 |
ソーシャルワーク総論
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | ソーシャルワーク総論 |
| 教員名 | 大月 和彦 |
| 授業概要 | 社会福祉サービスと援助活動の関係、福祉専門職と専門援助技術の関係について理解させる。援助技術の基本的な事項について理解させる。 |
| 授業計画 | 社会福祉サービスと援助活動の関係 援助活動の基本的枠組み及び援助活動の方法の基礎理論 専門職の構造とソーシャルワークの体系 ソーシャルワークの専門的な技術、技能と対象 福祉専門職と個々の援助技術の体系 社会福祉援助活動の目的 社会福祉援助活動の価値 社会福祉援助活動の原則 社会福祉援助技術の展開過程 契約・課題・介入の意義と方法 面接・記録・評価の意義と方法 スーパービジョンの意義と方法 ケースマネージメントの意義と方法 |
| 評価方法 | 学期末の筆記試験 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 原則として、ソーシャルワーク各論(秋学期)履修予定者を前提に講義を行う。 |
社会保障総論
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 社会保障総論 |
| 教員名 | 大月 和彦 |
| 授業概要 | 現代社会における社会保障の理念と意義、社会保障制度の体系について理解させる。社会保障の各制度の概要について理解させる。 |
| 授業計画 | 社会保障の理念の発達 社会保障の役割と意義 生存権の保障と所得の再分配 政治、経済、人工構成の成熟化による社会保障 社会保障の体系と方法 財源の調達方法 制度の体系全般の問題 年金保険と医療保険 労災保険 失業保険と雇用保険 家族手当と児童手当 公的扶助 その他の関連制度 |
| 評価方法 | 学期末の筆記試験 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 原則として、社会保障各論(秋学期)履修予定者を前提に講義を行う。 |
障害者福祉総論
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 障害者福祉総論 |
| 教員名 | 大月 和彦 |
| 授業概要 | 現代社会における障害の概念と障害者の実態を理解し、障害者福祉の我が国や国際的背景について理解させる。現代社会における障害者福祉の理念と意義について理解させる。障害者福祉ニーズの把握方法を理解し、ニーズをトータルに把握させる。 |
| 授業計画 | 障害の概念 家族と障害者の生活の自立の援助 社会と障害者の社会復帰のサービス 障害者福祉理念理念の歴史的、国際的発達 リハビリテーションと障害者の総合的援助体系 ノーマライゼーションと障害者福祉の基本的理念 障害者の概念と歴史的発達及び法律 WHOの障害の定義と施策への期待 障害者福祉の役割と意義 生活のなかでのニーズの基本 障害のため満たされていないニーズ、特有のニーズ 資料や体験と実態の把握 障害に伴う多様なニーズの把握 |
| 評価方法 | 学期末の筆記試験 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 原則として、障害者福祉各論(秋学期)履修予定者を前提に講義を行う。 |
社会福祉総論
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 社会福祉総論 |
| 教員名 | 大月 和彦 |
| 授業概要 | 現代社会における社会福祉の重要性を理解し、その理念と意識を考える。社会福祉の対象と援助の形態及び方法について、高齢者、障害者をはじめとした介護との関係を十分に理解させる。社会福祉サービス体系の概要について理解させる。 |
| 授業計画 | 社会福祉の基本的考え方 日本の社会福祉の概念 日本における社会福祉の歴史と展開 海外における社会福祉の歴史と展開 現代社会における社会福祉の役割と意義 社会福祉ニーズの変化とその新たな対応 政策面及び個別的問題からの社会福祉対象の把握 社会福祉ニーズの把握とアプローチの具体例 社会福祉援助の概念と範囲 社会福祉援助の視点と原理 社会福祉援助の諸類型 社会福祉援助活動の場面と各々の機能 社会福祉援助技術の新たな対応 |
| 評価方法 | 学期末の定期試験 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 自分自身の日常生活に社会福祉がどのように関わっているのかをイメージしながら講義を聴いていただきたい。 |
データ解析
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | データ解析 |
| 教員名 | 小幡 孝一郎 |
| 授業概要 | この講義では、大量のデータから意味のある情報を引き出すために必要な統計的な考え方と、それに基づく統計的手法の基礎を紹介する.前半は記述統計といわれる分野である。ある事物について観測された一群のデータを様々な視点から整理・分析し、これを表やグラフで表現することによってその事物の特徴を把握しようとする.後半では推測統計と呼ばれる分野の基礎を紹介する。すなわちまず対象となる事物を観測する前に、そのデータに関する統計的なモデルを想定する。このモデルとは通常ある特定の確率分布関数であって、その形はわかっているが、幾つかの未知のパラメータ(母数と呼ばれる)を含むものである。その後実際に観測されたデータに基づいて、そのパラメータの値を推定したり(統計的推定)、あるいはパラメータに関して予め設定した仮説を検証したりする(統計的仮説検定).パソコン用の表計算ソフト(MS-EXCEL)を使用する. |
| 授業計画 | EXCEL使い方<その1> 表計算の基礎 グラフの作成 データの並べ替えと抽出 記述統計 度数分布表とヒストグラム 分布の代表値とばらつきの尺度 二次元データでの散布図と相関係数 推測統計の基礎 マクロとユーザー定義関数 EXCEL使い方<その2> 確率分布と乱数 正規母集団に関する推定と検定 二次元データでの2変数間の関係の検定 回帰分析 |
| 評価方法 | 授業中に課題提出を何回か行う.これを学期末の試験の成績に加味して評価とする. |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 前半の記述統計の方法を習得するのに、MS-EXCELの使用経験はあった方が望ましいが、たとえなくても演習課題に本気で取り組めば、間違いなく一定のレベルに到達することことができる。しかし後半の推測統計は話が理論的になるので、ある程度数学的な素養がないと理解は難しいのではないかと思われる。 |
地域研究入門
| 年度 | 2002 |
|---|---|
| 科目名 | 地域研究入門 |
| 教員名 | 山口 博一 |
| 授業概要 | どのように国際学部のカリキュラムを作ったとしても、その中で地域研究が重要な位置を占めることは間違いない。この授業は、さらに進んだ地域研究の案内の役をはたすものであるから「入門」の名がついている。多くの国について広く浅く講義する。だからといって、初歩的な地理や人口や産業や歴史を教えようというのではない。基礎的な情報も大切だが、なぜいたるところで民族や宗教の対立が起こっているのか、対立を克服してともに生きるにはどうすればよいのかを考える。年に3~4回の割で海外を訪問しているので、なるべく新しい情報を提供するよう心がける。 日本で豊富な情報が入手できる先進国についてはあまりふれず、日本で知られることの少ないアジアなどの発展途上国を数多く取り上げる。それによって、これら諸国が世界の国や人口の大部分を占めているのにあまり知られていないこと、日本では暗いイメージをもたれがちであること、しかしこれら諸国を理解し、その信頼を得なければこれからの世界で日本が生きてゆくのはむずかしいことをアピールする。当然のことだが、国や地域が違えば、話の組立ても違ってくる。 |
| 授業計画 | ガイダンス 東南アジア(2~3回) 朝鮮半島(1~2回) 南アジア(2~3回) 中国(1~2回) バルト諸国、東ヨーロッパ、コーカサス諸国(3~4回) 中東(2~3回) アフリカ(3回) ラテンアメリカ(2回) オセアニア(1回) 小テストと討論(各2回) |
| 評価方法 | 1,2回の小テストを含む平常点。 |
| 教科書 | |
| 参考書 | |
| メッセージ | 世界地図に親しんで欲しい。アジアなどの途上国に旅行する学生が増えているのは嬉しいことだ。ゆくなら早いほうがいい。この授業はそのような学生に多少は役に立つだろう。学生が私の知らない所を見てくることもありうる。その場合には授業にフィードバックしてほしい。 外国と言えば欧米しか考えることができない学生も多い。それが明治時代から日本がたどった道なのだから無理はない。このような学生の興味を少しでも非欧米世界に向けることができ、それなら旅行してみようかという気にさせることができれば、この授業は成功、いや大成功だ。 最近、アジアその他の途上国の映画、演劇、美術、音楽に触れる機会が増えている。是非のぞいて見てほしい。 |