ビジュアル数学 I(E)

年度 2010
科目名 ビジュアル数学 I(E)
教員名 釈氏 孝浩
授業概要 数式処理ソフトウェアを活用し、視覚化された数理現象の観察を通して基本的な数学概念を理解する。まず、中学校・高等学校で学んだ因数分解や方程式を、数式処理ソフトウェアを用いて復習する。続いて、関数のグラフをコンピュータで描き、方程式と図形の関係を理解する。さらに、多項式で与えられる関数の増減を、関数のグラフの接線の傾きから考え、微分係数の考え方に至る。それを元に、導関数を導入し、微分法の基本的概念について理解する。また、三角関数・指数関数・対数関数などについて、その基本的性質について理解する。 この授業では、各自がコンピュータを操作して、数理現象の実験・観察を通して、数学概念を理解する。観察結果から規則性や法則を見出す参加態度が重要である。
授業計画 数式処理ソフトウェアを使ってみる
有理数と無理数
文字式の展開と二項定理
因数分解と方程式
関数のグラフとその平行移動
方程式とグラフ
直線と曲線
微分係数
導関数
評価方法 期末試験の成績に出席状況を加味して評価する。
教科書
参考書
メッセージ この授業は、講義ではなく実習であるので、高い参加意識と意欲が必要である。教員を目指す諸君は、コンピュータを用いた学習支援のモデルとしても活用してほしい
カテゴリー: 2010

スポーツ健康実習A (木1/木2)

年度 2010
科目名 スポーツ健康実習A (木1/木2)
教員名 松本 秀夫
授業概要 ○授業の目的:生涯を通じてスポーツに親しみ、健康で豊かな生活を送るために必要な、身体教養をみにつけることを目指します。この授業では、ラケットスポーツである、テニス、卓球、バドミントンの技術を習得する中で、仲間とのコミュニケーションを図り、運動強度や消費カロリーなどの算出などを含め、安全に運動を実施する能力をみにつけます。注「授業は3学部合同で行い、男女共修で実施します」
○授業の到達目標:1.知識・理解の観点:ラケットスポーツの特徴とゲームを行う為のルール等の理解2.思考・判断の観点:生涯を通じてスポーツを生活に取り入れることの意義と学生生活における現実の生活状況を分析・判断する能力3.関心・意欲の観点:実際の授業における課題と「日常生活とスポーツ」に関するレポート・課題4.態度の観点 :授業態度としてのリーダーシップ・フォロアーシップ5.技能・表現の観点:実技試験・レポート
授業計画 1.ガイダンス+講義(生涯スポーツの意義・授業の進め方)
2.テニス1(ラケットの握り方と打ち方 ボール慣れ フォアハンド)「課題 一気飲みの恐怖」
3.テニス2(フォアハンドストローク 各種ドリル練習)
4.テニス3(バックハンドストローク 各種ドリル練習)「課題 喫煙による健康被害」
5.卓球1(ラケットの握り方と打ち方 ボール慣れ 温泉卓球?!の極意)
*心拍数を図ってみよう(宿題:安静時心拍数を図ってこよう)
6.卓球2(ショート・ロング(バック・フォア) サーブ)
*運動強度と目標心拍数 「課題 食生活診断」
7.バドミントン1(ラケットの握り方と打ち方 シャトルに慣れる)
*運動・スポーツと消費カロリー
8.バドミントン2(オーバーハンド・アンダーハンドストローク)「課題 性感染症」
9.テニス4(フォア・バックによるラリー サーブ 簡易ゲーム)
10.テニス5(ボレー テニスのルールと審判法 ゲーム)
11.卓球3(カット ルール ゲーム)「課題 メンタルヘルス」
12.卓球4(リーグ戦 ゲームの運営と審判の実際)
13.バドミントン3(ドロップ サーブ ゲーム方法)
*レポート課題 「日常生活とスポーツに関するレポート」
14.バドミントン4(リーグ戦 ゲームの運営と審判法の実際)
*全体のまとめ レポート提出
評価方法 1.知識・理解の観点(20%):宿題、授業内の小テスト2.思考・判断の観点(10%):授業内でのゲーム、期末レポート3.関心・意欲の観点(20%):授業への参加度、期末レポート4.態度の観点 (20%):授業への参加度、期末レポート5.技能・表現の観点(30%):実技試験、授業内でのゲームなお、欠席回数により-5、-10、-20、不可、遅刻回数により-3、-6、-12、-24、不可とし、「関心・意欲」「態度」から減点する。
教科書
参考書
メッセージ 「初回の授業には体育履修カードに貼付する写真(4cm×3.5cm)を持参し、体操着に更衣して体育館の指定場所に集合してください。その他、履修に関しては、「体育科目の履修」(『履修の手引き』記載)を参照してください。」 授業評価の満足度は、4以上であるが、授業における予習等の時間は少ないと感じている学生が多いことから、簡単に日常生活に目を向けられる課題を設定します。
カテゴリー: 2010

システム分析(E)

年度 2010
科目名 システム分析(E)
教員名 石井 信明
授業概要 この授業のテーマは、情報システムを設計する前に「どんなシステムを開発するか」を検討する、要求定義のプロセスと方法である。はじめに、システム開発の発端となる問題と要件とは何かについて定義した上で、問題と要件を獲得し、分析し、そして、それらを解決するプロセスとツールを考える。特に、システム分析で使用する代表的なモデリング技法の中から、データモデル、プロセスモデル、および、オブジェクトモデルを取り上げる。オブジェクトモデルでは、UML(Unified Modeling Language)に従い、ユースケース、クラス図などの作成を学習する。そして、それぞれのプロセスとモデリング手法に従いながら演習を行い、システム分析の内容を理解する。なお本授業では、「システム分析のプロセスを説明できる」、「システム分析の知識を使用して、小規模なシステムの分析ができる」、「モデリング技法を使用できる」ことを、到達目標とする。
授業計画 システムアナリストへの期待
情報システムアーキテクチャ: 誰が、何を、どう見るか
システム開発のための一般的な原則
システム開発方法論
開発ライフサイクルに立脚した教育用の方法論
システム分析業務(1)
調査
システム分析業務(2)
現状分析演習
システム分析業務(3)
要求定義作成演習
事例演習(第1回)
システム分析のためのツール(1)
データモデル
システム分析のためのツール(2)
プロセスモデル(機能分割図、DFD)
イベント分割方式に基づくシステム分析方法
事例演習(第2回)
システム分析のためのツール(3)
オブジェクトモデル(ユースケース図、クラス図、シーケンス図)
事例演習(第3回)
システム分析総合試験
評価方法 演習課題(40%)と定期試験問題(60%)により到達目標への達成度を評価し、成績とする。出席は必要条件とし、成績への直接の反映は行わない。成績評価は次の通り。(AA)達成目標をほぼ90%以上満たしている。(A)達成目標をほぼ80%以上満たしている。(B)達成目標をほぼ70%以上満たしている。(C)達成目標をほぼ60%以上満たしている。(D)達成目標に対し、60%未満の達成度である。
教科書
参考書
メッセージ システム分析は、講義だけではなかなか理解できないものです。本授業は、基本的に毎回行う小テストと数回の演習で積極的に手を動かし、システム分析の難しさと面白さを体験する機会の場と考えてください。
カテゴリー: 2010

比較政治学

年度 2010
科目名 比較政治学
教員名 藤嶋 亮
授業概要 われわれは自然と様々な事柄について比較を行っている。例えば他人との比較などがその良い例である。政治学においても、古代ギリシャのアリストテレスをはじめ、政治学の古典とみなされる業績は、ほとんどすべて比較研究だといってよい。しかし、「比較政治」という学問が確立され、大学の講座に登場するのは、20世紀半ば以降のことである。この講義では、各国の政治制度を単に比較するだけでなく、基本的な政治制度(議院内閣制と大統領制)を理解した上で、民主主義の視点(民意がいかに反映されているか)から、その国の政治制度の特徴を明らかにし、理解を深めていく。基本的な政治制度を学んだうえで、関心のある国を一つ取り上げ、その国の政治制度について履修者は各自発表する。
授業計画 1.議院内閣制と大統領制(第1~2回)
2.各国の政党と選挙制度(第3~5回)
3.欧米諸国の政治制度
Ⅰ イギリスの政治制度(第6回)
Ⅱ アメリカの政治制度(第7回)
Ⅲ フランスの政治制度(第8回)
Ⅳ ドイツの政治制度(第9回)
4.日本の政治制度(第10~11回)
まとめ(第12回)
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 原則として3分の2以上の出席、数回程度の試験、レポートなどを総合的に評価する。
教科書
参考書
メッセージ レジュメを配布し、それに基づいて講義を進めます。したがって、特に教科書は指定しませんが、できるだけ新聞や、テレビ、インターネットなどを通じて、最新の情報に触れるように心がけてください。また、参考文献については、適宜授業時に指示します。
カテゴリー: 2010

情報システムの倫理と専門性(E)

年度 2010
科目名 情報システムの倫理と専門性(E)
教員名 小林 信武
授業概要 この授業は、情報システム全般について総合的に理解し、倫理観を持った高度な専門家として継続的な研鑽を続けることができる基礎的知識を習得し理解することを狙いとする。 情報システム専門家(プロフェッショナル)になる上で、情報システムとコンピューティングの基本と歴史、社会や企業と情報システムの関わり、情報システム産業と開発方法など全般について広く理解する。この知識に立って、情報システムに関する法と倫理、コンピュータ犯罪とセキュリティ、そして情報システム専門家への道筋について理解する。
授業計画 情報システムとは
コンピュータと情報システムの歴史
社会基盤としての情報システム
生活基盤としての情報システム
企業活動と情報システム
インターネットと情報通信システム
ネットビジネスと情報システム
情報システムの開発
情報システムの法と倫理
コンピュータ犯罪とセキュリティ
情報通信技術
情報システム専門家への道
評価方法 毎回の出席を基本とし出席点を30%、課題レポートを30%、期末試験を40%の割合で評価する。ただし、成績評価の基準は次の通り、AA)理解度が非常に高い、A)理解度が高い、B)理解度は普通、C)理解度がやや不十分、D)理解度が著しく不十分。
教科書
参考書
メッセージ 情報システムは現代の情報化社会のあらゆる局面で基盤となっている。情報システム専門家は、これらの企業活動、社会基盤、生活基盤などの諸活動を支える専門家であり、これからの情報化社会の中で極めて重要な責務を負う。この授業では、情報システム専門家として知っていなければならない基本事項を学ぶとともに専門家としての遵法義務や倫理、自己研鑽を継続するための知識など幅広く学ぶ。テキストは授業時間中にPOWERPOINTで示すとともにeラーニングシステムで閲覧できようにする。
カテゴリー: 2010

DTP演習

年度 2010
科目名 DTP演習
教員名 門屋 博
授業概要 今日、店頭に並ぶ商品のほとんどは、コンピュータ上で処理された作品である。(特に出版物のデザイン・レイアウトをコンピュータ上で行ない版下データを製作することをDTP(Desk Top Publishing)と呼ぶ。)本講義では、優れた作品の背景・文法を紹介し、そこからDTPにおける表現技法や制作技法を学ぶ。
授業計画 作品事例紹介
模範技術演習
課題作品製作
講評
上記サイクルを可能な限り繰り返す。
評価方法 出席と授業中の取組状況、課題の総合評価とします。
教科書
参考書
メッセージ 演習にはADOBE社のPhotoshop、Illustrator等のグラフィック系アプリケーションを使用する。操作方法については基本的な概要のみ講義するので、授業外学習が重要である。課題をこなす中での習得を目指すので課題を積極的に取り組む意欲のあること、自主的に作品製作を行うデジタルクリエイター志望の方の受講を望む。
カテゴリー: 2010

Webデザイン

年度 2010
科目名 Webデザイン
教員名 門屋 博
授業概要 皆さんにとってWEBサイトは身近なモノであり、すでにデザインされた状態になっているため「見るだけ」もしくは「使うだけ」でしょう。本講義では、WEBサイトを「作るもの」としてとらえられるように既存サイトの背景・文法を紹介し、そこからWEBサイトにおける表現技法や制作技法を学ぶ。
授業計画 作品事例紹介
模範技術演習
課題作品製作
講評
上記サイクルを可能な限り繰り返す。
評価方法 出席と授業中の取組状況、課題の総合評価とします。
教科書
参考書
メッセージ 演習にはADOBE社のDreamweaber,Firewarks等のアプリケーションを使用する。操作方法については基本的な概要のみ講義するので、授業外学習が重要である。課題をこなす中での習得を目指すので課題を積極的に取り組む意欲のあること、自主的に作品製作を行うデジタルクリエイター志望の方の受講を望む。
カテゴリー: 2010

ホスピタリティ・マネジメント論

年度 2010
科目名 ホスピタリティ・マネジメント論
教員名 山口 一美
授業概要 21世紀は「心の時代」であると言われ、人々が個別にもつ「心のニーズ」を満たすことが求められている。そのため無形の商品を提供する企業では顧客の心のニーズを満たすために、密接な顧客対応を基礎に個別的な価値の提供が必要となっている。その価値の提供においてホスピタリティは重要なキーワードであり、マネジメントにおいてもホスピタリティの概念をとりいれたマネジメントを行うことが不可欠となっている。そこで、「ホスピタリティ・マネジメント論」の授業では、ホスピタリティとは何かを明らかにした上で、そこでの経営管理、人材管理について、さらには顧客満足と従業員満足との関わりを学び、観光事業におけるホスピタリティ・マネジメントについて検討、考察する。教育スキルとしては、講義に加えて、ビデオ教材、教育ゲームなど体験学習、グループ討論からも学習する。加えて、ゲストスピーカーより現場でのホスピタリティのあり方を学ぶ。
授業計画 ホスピタリティとサービス
ホスピタリティとは何かを学ぶ
ホスピタリティとサービスの概念の違いについて
ホスピタリティと経営管理
ホスピタリティと組織管理
ホスピタリティとマーケティング管理
ホスピタリティとリレーションシップ・マーケティング
ホスピタリティと人材管理
ホスピタリティと人材管理
ホスピタリティとリーダーシップ
ホスピタリティとエンパワーメント
ホスピタリティとパーソナリティ
ホスピタリティと顧客満足
ホスピタリティと顧客心理
ホスピタリティと顧客満足
ホスピタリティと苦情処理
苦情を満足に変える方法―事例研究
ホスピタリティと従業員満足
従業員満足とモチベーション
従業員満足とコミュニケーション
従業員満足とストレス
従業員満足とホスピタリティ
観光事業とホスピタリティマネジメント
―さまざまな事例を使って考えるー
ホスピタリティ・マネジメント:国内と海外の航空会社
ホスピタリティ・マネジメント:旅館とホテル
ホスピタリティ・マネジメント:旅行会社と観光バス会社
ホスピタリティ・マネジメント:病院
ホスピタリティと顧客価値創造
顧客価値創造のシステム
ホスピタリティと顧客価値創造企業
「ゲストスピーカー」:現場の声から学ぶ
これからのホスピタリティ・マネジメントについて
評価方法 出席点を35%、理解度テストを20%、レポートを45%で評価する。
教科書
参考書
メッセージ ホスピタリティとは何か、なぜ今ホスピタリティが重要なのかなど、授業を通して、その答えを明らかにしてみよう。
カテゴリー: 2010

法学

年度 2010
科目名 法学
教員名 金井 惠里可
授業概要 私たちは、好むと好まざるとに関わらず、生まれる前から死んだ後まで法に規定された存在である。法が私たちをどう規定しているか、人の一生の様々な場面を取り上げて紹介する。新聞記事や判例にあらわれた現実の事件を素材として、現行の法制度の矛盾や問題点についても考えてみたいと思う。
授業計画 講義ガイダンスと六法の使い方
刑法
刑事手続き
不法行為法
契約法
身分法
憲法
法はどこまで人間を規定できるか
評価方法 学期末のテスト・レポート(1~2回)・平常点(授業中の発言など)を総合加算する。 5回を超えて欠席すると学期末試験の受験資格を失うので注意すること。
教科書
参考書
メッセージ 六法必携のこと。どちらか一冊。高学年でも法律科目をとる場合は模範六法が望ましい。既に手持ちであれば指定外のものでよいが、2007年以前に発行されたものは不可。
カテゴリー: 2010

システム分析(E)

年度 2010
科目名 システム分析(E)
教員名 石井 信明
授業概要 この授業のテーマは、情報システムを設計する前に「どんなシステムを開発するか」を検討する、要求定義のプロセスと方法である。はじめに、システム開発の発端となる問題と要件とは何かについて定義した上で、問題と要件を獲得し、分析し、そして、それらを解決するプロセスとツールを考える。特に、システム分析で使用する代表的なモデリング技法の中から、データモデル、プロセスモデル、および、オブジェクトモデルを取り上げる。オブジェクトモデルでは、UML(Unified Modeling Language)に従い、ユースケース、クラス図などの作成を学習する。そして、それぞれのプロセスとモデリング手法に従いながら演習を行い、システム分析の内容を理解する。なお本授業では、「システム分析のプロセスを説明できる」、「システム分析の知識を使用して、小規模なシステムの分析ができる」、「モデリング技法を使用できる」ことを、到達目標とする。
授業計画 システムアナリストへの期待
情報システムアーキテクチャ: 誰が、何を、どう見るか
システム開発のための一般的な原則
システム開発方法論
開発ライフサイクルに立脚した教育用の方法論
システム分析業務(1)
調査
システム分析業務(2)
現状分析演習
システム分析業務(3)
要求定義作成演習
事例演習(第1回)
システム分析のためのツール(1)
データモデル
システム分析のためのツール(2)
プロセスモデル(機能分割図、DFD)
イベント分割方式に基づくシステム分析方法
事例演習(第2回)
システム分析のためのツール(3)
オブジェクトモデル(ユースケース図、クラス図、シーケンス図)
事例演習(第3回)
システム分析総合試験
評価方法 演習課題(40%)と定期試験問題(60%)により到達目標への達成度を評価し、成績とする。出席は必要条件とし、成績への直接の反映は行わない。成績評価は次の通り。(AA)達成目標をほぼ90%以上満たしている。(A)達成目標をほぼ80%以上満たしている。(B)達成目標をほぼ70%以上満たしている。(C)達成目標をほぼ60%以上満たしている。(D)達成目標に対し、60%未満の達成度である。
教科書
参考書
メッセージ システム分析は、講義だけではなかなか理解できないものです。本授業は、基本的に毎回行う小テストと数回の演習で積極的に手を動かし、システム分析の難しさと面白さを体験する機会の場と考えてください。
カテゴリー: 2010