年度 | 2009 |
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科目名 | 哲学 |
教員名 | 山崎 裕子 |
授業概要 | ソクラテスはアテナイの人々に「無知の知」を説き、その結果、死を宣告されるに至った。彼はなぜ「無知の知」を説いたのか、彼が死を甘受したのはなぜか。彼の生き方は、古代ギリシャのみならず現代に至るまで歴史上多大な影響を及ぼし、その思索の意義は今も失われていない。 |
授業計画 | 1.「哲学」とはなにか。 2.ソクラテス以前の哲学者たち(1) 3.ソクラテス以前の哲学者たち(2) 4.『ソクラテスの弁明』の構造 5.ソクラテスについて書いた人々 6.無知の知 7.精神の産婆術 8.ソクラテスとソフィスト 9.徳(アレテー) 10.魂のための気遣い 11.ソクラテスの思想の意義 12.授業内容に関する質疑応答 13.予備日 |
評価方法 | 授業中に時々書いてもらう意見と学期末の試験によって評価する。毎回出席を取り(但し、出席点はない)、通算して3分の2以上出席している受講生のみ試験を受ける資格がある。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 「哲学する」には、広い視野に基づいた理解が求められる。『ソクラテスの弁明』を初めとする古典は、決して過去の事柄にとどまることなく、現代にも通ずる内容を含んでいる。哲学思想は人間の知恵のエッセンスである。この授業では毎回『ソクラテスの弁明』を読み進めていくので、考えることと読書が好きな人に受講してもらいたい。 |
月別アーカイブ: 2013年12月
専門ゼミナール III
年度 | 2009 |
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科目名 | 専門ゼミナール III |
教員名 | C.A.デュバル |
授業概要 | This seminar class will focus on all English skills that are needed for business or for general conversation. We will focus our discussion on human rights, minority rights, racism and how to solve some of the problems. We may also discuss everyday issues like American life, pop stars and other daily topics.Seniors will have to choose their final topics in April and report progress in class and present final presentations in Japanese or English. |
授業計画 | Project will be assigned in class and each student or team will have to make reports and discuss each others topics. Video and other materials will be presented in class by the teacher. |
評価方法 | The students will be graded for their presentation in class and the attitude they show to their discussions in class and their research topics(50% for class discussions and 50% for their own research topics). |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | Come with a great attitude to learn how to use English better so you will be able to discuss important international issues with people of other countries in English. |
ニューラルネット
年度 | 2009 |
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科目名 | ニューラルネット |
教員名 | 鈴木 昇一 |
授業概要 | 学習とは,知識の獲得により,行動が変容することである.学習するシステムの代表的なものはニューラルネット(脳細胞集団)である. パーセプトロン(単層ニューラルネット),並びに,ホップフィールドニューラルネット(相互結合ニューラルネット)が先ず,説明され,その後,多層形,再帰形なる2種類のニューラルネットがon-lineで学習する方法が主として,説明される.ニューラルネットによる計算とは,多変数の,多数の1次式の値をシグモイド関数で代表される発火関数で変換することである.非線形な多変量解析といえるかもしれない. |
授業計画 | パーセプトロン(単層ニューラルネット)による2値分類に関する学習法 ホップフィールドニューラルネット(相互結合ニューラルネット)の,時間的発展によるエネルギーの減少性 多層形のニューラルネットによる誤差逆伝播学習 再帰形なる2種類のニューラルネットの,最小自乗学習 連想・情報検索をするための,各種ニューラルネットの構成 学期授業予定回数と必ずしも一致するものではありません. |
評価方法 | ペーパテスト,レポート,出席の順に重きをおき,AA,A,B,C,Dの内の1つをつける. |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 記号列を用いた学習法に比べ,ニューラルネットによる学習法(知識の学習法)は柔軟であることが理解できればよい.. |
フランス語 III
年度 | 2009 |
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科目名 | フランス語 III |
教員名 | 新宅巌・溝口ファビエンヌ |
授業概要 | フランス語IIに引き続いて総合的にことばを学びます。テキストのディアローグを中心に授業を進めますが、半過去、単純未来、条件法といちおう基本文法を終える段階なので、テキストの他にもプリントを読んでもらうなどして、フランス語の実力をつけてもらいます。 |
授業計画 | 新宅と溝口がリレーしながら授業を進めていきます。アミカルマンは8課(半過去)から終わりまで。他にプリントを使用します。 |
評価方法 | 期末テスト(50%)および小テスト(20%) 毎回の授業への参加(30%)も重視します。新宅と溝口がそれぞれ評価をもちより、総合して成績をつけます。どちらかの授業にのみ欠席ということでは評価の対象になりませんから、注意してください。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 仏和辞典(初級者向きでも 電子辞書でも可)が必要です。授業時に必ず毎回もってきてください。どんどんフランス語を読んでいきましょう。教科書は新しい版が出ていますがすでに旧版を持っている人は新版を購入する必要はありません。 |
CALL III(A)
年度 | 2009 |
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科目名 | CALL III(A) |
教員名 | 高橋 礼子 |
授業概要 | CALL (Computer Assisted Language Learning = コンピュータ利用の外国語学習) 教室を利用し、特にライティング能力を伸ばすための授業を行います。英語の発想でまとまりのある文章を書く練習をしていきます。自分の意見を複数のパラグラフでまとめ、書くことができる能力を目指します。 |
授業計画 | 第1回 学習方法のガイダンス 第2回~第13回 1.パラグラフの書き方、基本的説明(構造、種類、展開方法等) 2.パラグラフ・ライティング練習 3.エッセイの書き方、基本的説明(構成) 4.CALLシステムを用いた活動 第14回 テスト、課題提出 |
評価方法 | 1.授業への出席、積極的な参加、課題への取り組み(50%)2.学期末課題(25%)3.テストの結果(25%) |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | まずは、日本語とは違った英語らしい英文の書き方に触れ、基本的な手法を学び、練習を通して書く力を伸ばしていきましょう。皆さんが、これまで学習してきた英語の知識を最大限に生かし、自分の言葉で発信していけるように、お手伝いができればと思っています。 |
有機化学概論
年度 | 2009 |
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科目名 | 有機化学概論 |
教員名 | 杉山 徹 |
授業概要 | 有機化学の基礎を有機化合物の構造と反応性から理解することを目的とする。到達目標:有機化学の基礎として、共有結合を中心に化学結合や分子の形から始めて有機化学の基礎を学び、有機化合物の構造をその分類法と命名法や立体化学異性体等から解説する。次に有機化合物の反応の分類および進み方から個別の化合物の特徴的な反応まで展開していくことで、有機化学が単なる暗記物ではなく、系統立てられた学問である事を理解させる。 |
授業計画 | 1. 原子の構造と化学結合1 2. 原子の構造と化学結合2 3. 原子の構造と化学結合3 4. 原子の構造と化学構造4 5. 有機化合物の特徴と構造1 6. 有機化合物の特徴と構造2 7. 化学反応1 8. 化学反応2 9. 有機化合物の基本反応1 10. 有機化合物の基本反応2 11. 有機化合物の基本反応3 12. アルコール・フェノール・エーテル 13. カルボニル化合物 14. 期末テスト |
評価方法 | 学期末試験(60%)レポート(40%) |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 履修前に高校化学が必要である。 |
ゼミナール
年度 | 2009 |
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科目名 | ゼミナール |
教員名 | 八ツ橋 武明 |
授業概要 | (1)社会調査といえば、内閣支持率やテレビ視聴率、行政広聴の民意調査や民間企業のマーケティングなど、現代社会や広報分野で果たす役割は大きい。社会調査は人々の意見・状況を正しく知る唯一の科学的な手段であり、この種の調査を実施する能力、理解する能力を育てるのがこのゼミである。また同時に社会調査を通した発見の面白さ、自分で主張を作ることの面白さを体験して貰うのも、このゼミの目的である。社会調査の能力は、将来諸君が社会で活動する際に、検討対象の人々の状況を把握し、またはデータを解釈するなどの様々な面で、諸君には有力な武器となろう。また就職活動でも有力な武器となる。/(2)最近のパソコンによる集計・分析の普及は、社会調査をよりわれわれに身近にし、修得の価値を高めている。この様な環境進化に対応して、日本社会学会を中心にした「社会調査士資格認定機構」(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jcbsr/)が誕生し、日本の社会調査の水準向上のために、所定の社会調査関連の科目を履修した学生に「社会調査士」の資格授与を始めている。この資格は就職をはじめ様々な局面で有効性を持ちうるものである。この資格に関心を持つ学生諸君は、本ゼミの履修を勧める。/(3)このゼミでは、これまでに学習し、または今後学習する社会調査関連科目の知識を実際の調査の局面で活用し、総合的・実践的な調査能力を修得する。具体的にはゼミナールで、調査の企画から調査票の作成、調査実施を行い、データをコンピュータ化して集計、分析、仮説検証を行い、調査報告を作成・公表する。学生諸君はこれらの過程を通して様々な知識・技術を習得するに留まらず、データで自己主張することの面白さを知ることとなる。またこの履修で、ゼミ生諸君は自分の成長を感じるようになる。色々と試みて、自分の引き出しを大いに増やすことが出来る。/(4)なおテーマは単独の実施でもグループでの実施でも良い。社会調査士資格を目指す場合は、単独の実施を勧めている。 |
授業計画 | 3年次ゼミナールを基礎段階、4年次卒業研究を応用段階としている。各年次ともに、1年を通して1テーマの調査活動を行い、報告書を完成させる。これにより自然に高度な調査能力を修得出来るとともに、アイデアや発想を現実の主張に換える創造力・方法論・面白さを育てる。下記の各段階で様々な報告・討論がなされ、情報共有と相互研鑽を図りながら進行する。なお卒業研究は選択となるため、履修しない場合もある。 ガイダンス(1回) 情報収集と調査企画案の作成(2-5回) 調査企画案の仮説構成の検討(6-9回) 調査項目の設定(10-11回) 質問文・調査票の作成(12-13回) 標本抽出法・標本抽出計画の検討(14回) 調査実施計画(調査法、標本抽出計画を含む)の検討(15回) 予備調査と調査票最終検討(16ー17回) 標本抽出の実施と報告(18-19回) 調査の実施状況報告(20-21回) エディティングとデータ入力検討(22-23回) 集計・分析結果と仮説検証報告(24-27回) 報告書の作成指導(28-30回) |
評価方法 | ゼミ活動では情報を共有し、お互いに提案・成長し合うことを重視します。そのために出席点(約20%)、討論貢献度(約20%)、担当発表点(約20%)、提出物成果(約40%)を基準とします。またゼミナールの共同活動への参加も考慮します。 |
教科書 | その都度指定 |
参考書 | E.M.ロジャーズ「イノベーション普及学」産能大学出版部(1990)を予定 |
メッセージ | (1)必ず、http://www.bunkyo.ac.jp/~yatsuha/ のゼミ説明を見て、申請前に私と面談し、ゼミの学習内容を理解・確認して下さい。社会調査士履修科目もここで説明されます。/(2)自分の作ったデータを根拠に自己主張することの快感を味わって欲しい。/(3)ゼミ仲間との討論と、コンパ・合宿・見学による多面的なコミュニケーションと情報共有を指向します。/(4)パソコンの文房具としての活用を励行指導。インターネットのゼミ掲示板で学内外何処からでも情報共有可能。/(5)研究報告は論文集としてインターネット上のゼミ学生サイト http://www.bunkyo.ac.jp/~mediares/ で紹介し、就職活動での実績PRに活用。有効事例有り。またこれは諸君の学生生活の記念碑だ。先輩の様々な成果も見て欲しい。 |
ゼミナール I
年度 | 2009 |
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科目名 | ゼミナール I |
教員名 | 石塚 浩 |
授業概要 | このゼミナール I ・ II では企業の戦略行動の基礎にある論理を探ることを通して、企業行動のビジネスモデルについて考えていきます。既存の経営学理論から、経営戦略の基本的な概念を理解します。それをベースに現実の企業の事例研究をおこなっていきます。基本的な進め方は発表討議方式です。各事例における多様な経営問題を考えていくことで、戦略的思考力を身につけることが目的です。 ゼミナール III と卒業研究ではゼミナールで学んだことをベースに、各自の興味関心を出発点にして卒業論文を作成してもらいます。 |
授業計画 | ゼミナールの説明など 事業領域の定義 事例研究(1) 戦略の策定 事例研究(2) 競争の戦略 事例研究(3) 新規事業創造の戦略 事例研究(4) 成長の戦略 事例研究(5) ネットワーク戦略 事例研究(6) |
評価方法 | ゼミナールへの取り組みで評価します。 |
教科書 | なし |
参考書 | 大滝精一・金井一頼・山田英夫・岩田智『経営戦略論 創造性と社会性の追求』有斐閣、1900円 |
メッセージ | 経営学は実学なので、理論を現実に当てはめてみる作業が必要です。理論だけを追いかけていても仕方のないことです。経営問題には、唯一最善の答えなどないので、じっくり考え自ら答えを出してくれることを要求します。卒業論文では、実現可能性あるベンチャー企業の企画立案などをテーマにしてくれることを期待しています。 |
EIC III(B)
年度 | 2009 |
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科目名 | EIC III(B) |
教員名 | E.ラインボルド |
授業概要 | This EIC III (B) class is a class focused on reading. It is designed for students in their second year or above. This class is to help students develop critical thinking and communication skills by reading interesting issues important to university students. Students will not only read to increase their vocabulary, but also do pair work in which they will be able to share information on a variety of popular topics. |
授業計画 | Students are expected to read the designated material in advance so that they can be well-prepared for the discussion. Students will learn how to express their opinions on the topic to an active speaker in class. There will be no tests or final exam. Instead, there will be a final oral report. |
評価方法 | Attendance is extremely important in my class.Students are evaluated based on the following:Attendance 30%: If a student misses more than 4 classes, you will fail the course. Being more that 20 minutes late will be considered one absence. Being tardy 3 times will be considered as one absence. In-class activities, attitude and assignments 40% Late assignments will not be accepted. Reports, exams and presentation: 30% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | This class is for those who wish to improve English through reading. Reading is more than just knowing many words. When reading different kinds of texts, you need to know what strategies and skills to use. This class will help you gain confidence in comprehension and communication skills through reading. I hope to inspire all of you in order to broaden your perspectives and gain confidence when out in the real world. Enjoy reading! |
情報表現・CG IIA(3Dモデリング)
年度 | 2009 |
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科目名 | 情報表現・CG IIA(3Dモデリング) |
教員名 | 高田 哲雄 |
授業概要 | 模型や実物によって実物の立体感覚をイメージしてきたデザイナーに、3DCGモデリング技術は表現の飛躍的な革命をもたらしました。キャラクターデザインはもちろんのこと、食器や家具、車や建築物のデザインなどあらゆる分野に活用されており、CGモデリング技術を持っている人材が広く渇望されています。図形の基本から入り、分かり易い人工的な物体の制作から始めます。また自然界の造形は人間の創造力に多くのヒントを与えてくれます。この演習を通して造形の成り立ちを学ぶとともに、自らの造形法”モデリング技術”を身につけます。 |
授業計画 | CGのモデリングとは?(立体空間⇒3次元空間の体験と理解) キャラクターデザインを構成する要素 基本形態からイメージ豊かな形態へ。(幾何形態と自然形態) キャラクター形態生成の基礎 (形態の組み合わせ、移動・拡大・回転) 演習:キャラクタ・モデリング(1) (形態の変形。ブーリアン、モディファイヤー) 演習:キャラクター・モデリング(2) (色彩、材質表現) 演習:キャラクター・モデリング(3) (自然界の形態:植物,動物) 演習:キャラクター・モデリング(4) (プロダクト・デザイン→3dMax) 演習:キャラクター・モデリング(5) (フィギュア・デザイン→Poser) 演習:キャラクター・モデリング(6) (想像上の物体,SF空間) 実制作:キャラクター・モデリング :オリジナル・キャラクター 中間合評 中間合評に基づき手直し、継続制作 プレゼンテーション・合評 |
評価方法 | 出席と発表、および提出物を重視します。出席点30%、中間プレゼンテーション30%、最終提出40% |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 最もバランスの良い知識は”理論”と”実践”の両面から学んでいくことによって身につくものです。また諸君がこの授業で”技術知識”のみ理解するのではなく”創造力”と”感性”を磨くことを望んでいます。 |