インターネット英語B

年度 2009
科目名 インターネット英語B
教員名 佐藤 正和
授業概要 いま私たちは、インターネットを通じてあらゆる情報を入手し、活用することができるようになった。検索サイトから自分の 興味ある情報に瞬時に到達でき、その英語情報サイトは無限に広がっている。またEメールを利用して国際間の情報交換も容易に可能になった。そして国際的な 企業の現場では様々な状況に応じて英語を使いこなす能力が求められている。本講座はインターネットを活用して国際コミュニケーション能力の向上を図るため、インターネット英語の知識、技術、実用的な英語を習得することを目指す。演習実習を通してスキルのレベルをチェックして、さらなる到達目標を設定していく。
授業計画 コミュニケーションとは(講義)
インターネットの歴史や仕組み(講義)
インターネットに触れる。検索。
英文電子メールを作成、交換(演習)。
国際コミュニケーションを駆使するための英会話
英語の語彙力増強(演習)
インターネット英語の用語と語彙辞書の制作(実習)
※学期授業予定回数と必ずしも一致するものではありません。
評価方法 1.課題の制作物、レポート、小テスト(2回)、授業への積極的な参加度。2.他人のフロッピーの流用やテキストのコピーは評価の対象外として評価しない。3.欠席日数、遅刻は減点対象になる。4.課題の提出日の期限が過ぎたものは評価しない。
教科書
参考書
メッセージ インターネット英語は実践が伴う演習が主体です。実用的な英語を身につけて、自分の考えや意見を発信することを心がけてください。授業の遅刻や欠席、課題の提出日の期限切れは評価が大幅に減少します。予習と復習をしっかり実行してください。
カテゴリー: 2009

ウェブ・コンテンツ演習

年度 2009
科目名 ウェブ・コンテンツ演習
教員名 池辺 正典
授業概要 Webコンテンツの製作には、他の類似コンテンツを調査し、優位性を検討した上で企画に当る必要があります。そして、実際の制作段階では、予算管理、スケジュール管理を行いながら、先の優位性を満たすための総合的な実装能力が必要となります。さらにWebコンテンツの完成後は、SEO対策やバージョン管理などの運用知識が必要です。以上の流れを踏まえて、本講義では、Webコンテンツの企画、設計、実装、運用の一連の流れを学習します。
授業計画 Webコンテンツの概要
Webコンテンツの企画(1) サイトコンセプトについて
Webコンテンツの企画(2) 市場調査、競合分析について
Webコンテンツの企画(3) 企画書について
Webコンテンツの設計(1) サイト設計について
Webコンテンツの設計(2) プログラム設計について
Webコンテンツの設計(3) ドキュメント作成について
Webコンテンツの実装(1) 実装技術について
Webコンテンツの実装(2) スケジュール管理、予算管理について
Webコンテンツの実装(3) 納品、検証について
Webコンテンツの運用(1) バージョン管理について
Webコンテンツの運用(2) SEOについて
Webコンテンツの運用(3) 効果測定について
最終課題
評価方法 出席を加味しながら、課題などにより評価を行います。
教科書
参考書
メッセージ Webコンテンツ制作者を目指すためには、幅広い視点から、開発の全フェーズに関する知識が必須となります。本講義では、これらの一連の知識の獲得を目標としていますので、Webコンテンツのソリューション業務に就きたい学生には最適です。
カテゴリー: 2009

情報システム特論C

年度 2009
科目名 情報システム特論C
教員名 野上 竜一
授業概要 商業としてのゲーム制作の成り立ち、実際の製作現場の流れを理解した上で、ゲームコンテンツの企画立案から、企画書として書き上げるまでを学ぶ。単なるアイデアだけで終わるのでは無く、ゲームのシステムとして成立させ、その内容を正しく他者に伝えるためにはどう表現すれば良いかを考え、書類としてまとめられるようにする。
授業計画 ガイダンス–授業の概要の説明
ゲームハード史–アーケードゲームのハード史
ゲームハード史–コンシューマゲームのハード史
ゲームソフト史–アーケードゲームのソフト史
ゲームソフト史–コンシューマゲームのソフト史
ゲーム開発の組織–ゲーム開発の組織
ゲーム制作の現場–ゲーム制作の現場(プロジェクト前半)
ゲーム制作の現場–ゲーム制作の現場(プロジェクト後半)
企画書–ゲーム企画の流れ・面白さを探す
企画書–ゲーム企画の流れ・面白さを表現する
企画書–ゲーム企画の流れ・書類としてまとめる
仕様書–仕様書の概要・作る為に何が必要か
オリジナル企画書の作成1–A4サイズ1枚でのゲーム企画書の制作
オリジナル企画書の作成2–A4サイズ1枚でのゲーム企画書の制作
オリジナル企画書の作成3–A4サイズ1枚でのゲーム企画書の制作
評価方法 授業内容を踏まえた上で、ゲーム企画書を作成してもらい、その内容・完成度によって成績評価をしていく。
教科書
参考書
メッセージ ゲームを遊ぶ側と創る側の考え方の違いは似て非なるものです。この授業では単にマニアックな知識を増やすのではなく、制作者にとって実践的な内容になるよう目指しています。
カテゴリー: 2009

比較研究D(国際教育)

年度 2009
科目名 比較研究D(国際教育)
教員名 北村 優子
授業概要 国際化に対応し、かつそれを展開させ、またそれに伴う諸問題の解決と地球市民の形成をめざす教育、即ち国際教育の考え方と実践について学ぶ。とくに比較教育の観点から学校文化の諸側面(制度、カリキュラム、空間・時間文化など)を日本と欧・米・アジアとの比較を含め学習するほか、国際教育の主要課題である、地球市民・人権・平和・環境・開発教育の動向と問題点、期待される今後の方向について理解を深める。
授業計画 授業ガイダンス
― 講義アウトライン
― 比較教育・比較教育文化論
欧・米・アジア・アフリカの学校文化(空間、時間、制度など)と日本の比較
― アメリカ
― イギリス
― ドイツ
― フィンランド
― ケニア
― 韓国
― 中国
人権・平和・環境・開発教育の動向と課題、今後の方向
― 平和教育(紛争後の教育復興)
― 環境教育、持続可能な開発のための教育
― 国際理解教育
開発、地球市民型社会のための教育の現状と問題、これからの方策
― インクルーシブ教育
― 開発と教育
― 学校外教育(ノンフォーマル教育)
― ジェンダーと教育
評価方法 出席・小レポート(授業)40%、期末レポート 60%
教科書
参考書
メッセージ 教育が果たす役割は幅広い。教育制度も各国や地域によって様々である。教育について国際比較を行うことで、各国がどのような問題に直面しているかも理解できる。また、教育を受けることは基本的人権の1つである。環境教育などの現状と課題に注目することで地球市民教育の意義をも学べる。参考書などに目を通し多くの事を吸収し、より多くの事に関心をよせ挑戦して欲しい。
カテゴリー: 2009

プログラミング応用

年度 2009
科目名 プログラミング応用
教員名 鈴木 昇一
授業概要 先ず,JBuilder2005(JAVAの統合開発環境,IDE,Integrated Development Environment)の使い方に慣れてもらう.Application,Appletで組み,プログラムのもとになるソースコード,画面設計用の設定ファイルなどのソースファイルやリソースファイル(動画像,静止画像,音声,音楽)などを総合的に利用するJavaマルチメディア処理の作成に自信が持てるようになりましょう.
授業計画 簡単なJavaプログラムの実行体験
Java言語仕様要約,クラス,制御構造,メソッド,例外処理
プロジェクト,レイアウト,フレーム,イベント,メニュー
GUI(Graphic User Interface)
ソフトウェア実習(1)静止画像の処理
ソフトウェア実習(2)動画像の処理
ソフトウェア実習(3)立体画像の処理
ソフトウェア実習(4)音声の処理
ソフトウェア実習(5)音楽の処理
マルチスレッド
ファイル入出力
アプレット(Webプログラムの初歩)
ソフトウェア実習(6)ソフトウェアロボットの作成
ソフトウェア実習(7)ソフトウェアロボットの作成
ソフトウェア実習(8)ソフトウェアロボットの作成
ソフトウェア実習(9)ソフトウェアロボットの作成
ソフトウェア実習(10)ソフトウェアロボットの作成
ソフトウェア実習(11)ソフトウェアロボットの作成
学期授業予定回数と必ずしも一致するものではありません.
評価方法 レポート,出席状況,ペーパテストなどを総合的に評価する.
教科書
参考書
メッセージ Java言語を使えば,こんな面白いマルチメディア処理ができるということを実感できるようになりましょう.
カテゴリー: 2009

食品学各論

年度 2009
科目名 食品学各論
教員名 笠岡 誠一
授業概要 食品には、安全性を前提として、次の3つの機能が求められる。栄養性(一次機能)、嗜好性(二次機能)、そして生体機能調節性(三次機能)である。それぞれの食品の3つの機能、ならびに加工特性について解説する。
授業計画 特定保健用食品(薬との違い)
発酵食品(糖化、アルコール発酵)
発酵食品(味噌、醤油、色の変化)
魚介類(死後変化、旨味成分、腐敗)
魚介類(加工特性、生理機能成分)
食肉類(色素成分変化、食感)
果実類(味覚、甘味と酸味)
野菜類(色素成分と生理機能)
甘味料(甘味料の生成経路)
油脂類(特殊な油脂の生理作用)
穀類(レジスタントスターチ)
乳類(エマルジョン、コロイド)
イモ類(デンプンの構造の違い)
豆類(加工特性)
調理加工食品(料理冷凍食品の製造方法)
*学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。
評価方法 毎回の出席を基本とする。期末試験を80%、授業毎に行う小テストを10%、出席を10%で評価する。
教科書
参考書
メッセージ
カテゴリー: 2009

英語コミュニケーション論

年度 2009
科目名 英語コミュニケーション論
教員名 生田 祐子
授業概要 この授業の前半では、国際共通言語としての英語コミュニケーションの基本を学びます。高度なコミュニケーション能力を身に付けるために、望ましい発音習得方法から、言葉の背景にある社会的ルールまでを総合的に学習することが目的です。サブテーマにあるように、Global Lingua Franca(国際共通言語)としての英語という視点から学びますので、特定の英語圏におけるルールとは限りません。授業の後半では、今日地球上で、英語がどのような役割を果たしているかを、World Englishes(世界英語)の流れから学びます。歴史や文化の側面に留まらず、途上国の開発と経済、平和構築という観点からも英語使用の現状を紹介したいと思います。きっと英語が使われている世界を知ることで、皆さんの英語学習への動機付けになるかと思います。また授業の中で、実践的な言語・生活に関する事柄についても、多く取り上げます。英文テキストの予習を前提に、ディスカッション形式で授業を進めますので、積極的な授業参加を期待しています。学期末には、受講者自身が、英語を使って日本のことを伝えるメディアプロジェクトを課題にします。アメリカとオーストラリアの短期留学に参加する学生には、留学前の良い準備になると思いますので、特に受講をすすめます。(注:受講者数により、プロジェクト内容を変更する場合があります。)
授業計画 第1回 第2言語としての英語とその学習法
*メディアプロジェクトへのガイダンス
第2回 英語発音の多様性と学習法
第3回 多文化社会と英語のコミュニケーションルール
第4回 英語の歴史から見るコミュニケーションルール
第5回 国際共通語としての英語コミュニケーションルール
第6回 国際語としての英語の多様性(World Englishes) :アジアの英語
第7回 国際語としての英語の多様性(World Englishes): 欧州の英語
第8回 国際語としての英語の多様性(World Englishes) :日本の英語
第9回 公用語論と英語
第10回 サピアウオーフ仮説と言語のアイデンティティ
第11回 未来における英語の役割と英語教育
第12回 プロジェクトプレゼンテーション
評価方法 平常点(出席・毎回の課題・授業参加態度):50% 学期末小論文・プロジェクト:50%
教科書
参考書
メッセージ 英語を学ぶ動機と目的があること。毎日継続して楽しく学ぶこと。これが英語力を増強するための必須条件だと思います。外国語を習得する基本は、「音」を聞き分け、「音」を真似るという単純作業です。徹底的にリスニングに時間をかけるとともに、お腹からしっかりと声をだして、音読することをおすすめします。ピアノは楽譜が読めても弾けない曲があるように、英語も英語が読めても、コミュニケーションの道具として使っていなければ、知識のままです。毎日こつこつと積み重ねていくことで、必ず英語を自分の言葉として使うことができるようになります。留学など、皆さんの目標のよきお手伝いができればと願っています。電子辞書は、必ず携帯してください。
カテゴリー: 2009

スポーツA (火2)

年度 2009
科目名 スポーツA (火2)
教員名 薗部 正人
授業概要 広いグラウンドでスポーツをして、汗をかく、最近こういう経験がありますか?最近、運動不足だと感じたことはありませんか?思いっきりスポーツして、あなたの大学生活にアクセントをつけてみましょう!この授業の目的は、以下の通りです。(1)身体を動かす歓びを味わい、スポーツを楽しみながら、自分にとっての身体、運動や健康の大切さを再確認すること。(2)生涯にわたって親しめるスポーツを見つけ、それを継続できる態度を身につけること。本授業で行われるスポーツ種目については、授業計画を参照してください。授業は3学部合同で行い、男女共修で実施します。
授業計画 この授業では、ゲームを中心に行います。ゲームを実際に行うまでのルール説明、基礎練習は、授業の前半を使って行います。(1種目につき2~3週間程度行う)
スムーズにゲームに入れるようチーム決めに協力し、積極的に参加してください。
ニュースポーツ(アルティメット)
※アルティメット:フライングディスク(フリスビー)を使ったゲーム
サッカー(本授業の履修人数、男女の割合によっては、フットサルを行う)
ソフトボール(男女混合でレクレーションとして行います。)
タッチラグビー(予定)
※タッチラグビー:タックルやスクラムといった身体接触がないラグビーです。
その他(授業の進行度合いにより決定する。)
★健康に関するレポート課題:「飲酒」「喫煙」「食生活」「性感染症」「精神の健康」の各課題についてe-learningを利用し、解答していただきます。
※学期授業予定回数と必ず一致するものではありません。(変更の可能性あり)
評価方法 無遅刻・無欠席で、上記の授業目的を達成した者を80点(A)とし、以下のように配点する。1.技術:30%(平常点および試合進行方法の熟知、技能の進歩など) 2.知識:30% (「健康に関する課題」5題、授業記録など)3.態度:40%(スポーツ活動への参加意欲、授業への協力、協調など)なお、欠席・遅刻は以下のように減点する。欠席:-5、-10、-20、不可、遅刻:-3、-6、-12、-24、不可 (出席は必ず毎回とります。)
教科書
参考書
メッセージ 1.安全確保を常に心掛けてください。特に、動き易い服装・靴の準備、アクセサリー類を外す、爪をきるなど。2.ルールに従い、積極的に楽しくプレーしてください。一人でも多くの仲間をつくりましょう。初回の授業には体育履修カードに貼付する写真(4cm×3.5cm)を持参し、体操着に更衣して体育館の指定場所に集合してください。その他、履修に関しては、「体育科目の履修」(『履修の手引き』記載)を参照してください。
カテゴリー: 2009

ドイツ語 I

年度 2009
科目名 ドイツ語 I
教員名 梶谷 雄二
授業概要 ドイツ語の入門編です。1.ビデオ鑑賞などによるドイツ事情の学習。2.数字、時間の言い方、日付けの言い方、挨拶の仕方などの会話練習。3.テキスト学習。文法説明はeラーニングの画面で説明を行い、テキストの練習問題、ネット上の練習問題などを行って、ドイツ語の文法をしっかりと身につけします。ときおり小テストを行うことがあります。文章読解は、私の出す課題を自主的にやっていただいて、私が添削をするという形で練習します。課題の提出がほぼ終わった時点で、文章の解説をします。ドイツ語の辞書が自由に引けるようになるためには、文法の知識が確実に身に付いていることが必要です。文章を読みながら、文法知識の応用力を高めていきましょう。以上の三つの点をポイントに授業を進めていきます。この授業は現在ドイツ語学習者に求められるものを全般的に身につけ、秋に行なわれる4級試験に合格できることも視野に入れて進めていきます。
授業計画 1A課 名前は? 文の仕組1
1A課 名前は? 動詞1
1A課 名前は? 練習問題
1B課 明日、ヒマ? 文の仕組2
1B課 明日、ヒマ? 動詞2
1B課 明日、ヒマ? 練習問題
2A課 私、ケーキ! 名詞
2A課 私、ケーキ! 冠詞
2A課 私、ケーキ! 練習問題
2B課 私の家族よ! 所有冠詞
2B課 私の家族よ! 否定冠詞
2B課 私の家族よ! 練習問題
中間試験
3A課 カッセルへ 動詞3
3A課 カッセルへ 動詞4
3A課 カッセルへ 練習問題
3B課 赤頭巾ちゃん 3格の用法
3B課 赤頭巾ちゃん 人称代名詞
3B課 赤頭巾ちゃん 練習問題
4A課 エルベ川 前置詞1
4A課 エルベ川 前置詞2
4A課 エルベ川 練習問題
4B課 電話するよ 助動詞
4B課 電話するよ 分離動詞
4B課 電話するよ 練習問題
期末試験
評価方法 定期試験の結果(40%)、小テストなど(20%)、出席(10%)、授業態度(10%)、随時行う発音テスト(20%) 以下は成績評価の基準です。AA:授業に積極的に参加し、内容を的確に理解し、独検4級に合格可能。A:授業に熱心に取り組み、理解・運用ともに充分である。 B:授業に参加しているが、内容の理解・運用がやや不足している。 C:授業に参加しているが、内容の理解・運用に不十分な点が多い。 D評価:授業参加が不十分で、内容が理解できていない。
教科書
参考書
メッセージ 決して厳しい授業にするつもりはありませんが、新たに外国語を学ぶことは決して容易ではありませんし、また、朝一番の授業なので毎回出席するのは大変ですが、ドイツ語を新しい外国語として知りたいという意欲を持って参加して欲しいと思っています。
カテゴリー: 2009

リスク社会と環境問題

年度 2009
科目名 リスク社会と環境問題
教員名 藤井 美文
授業概要 『リスク社会と環境問題』では、広く、生産や消費、あるいは公的な活動によって生じる人為的なリスクをめぐる社会の管理のありかたを考える。従来政府を中心に管理されてきた人的リスクも、複雑さを増す現代社会においては地球温暖化、BSE(狂牛病)、迷惑施設(焼却炉建設や埋立地建設)の立地問題に見られるように、行政の管理能力を超えたり、科学技術(者)のみでは解決できなかったり、さらには社会構成員の合意形成が主要な問題解決のテーマであったりするケースが増大してきている。本授業では、汚染あるいは危険物質によって、あるいは消費者行動自体によって影響を受ける環境、などの環境情報の存在を理解するとともに、専門的知識を要する環境リスクの管理のあり方を意思決定問題として学ぶ。
授業計画 1. 授業のねらいと授業計画
2-3 環境問題の変遷と解決方法の変容 (1)(2)
工場公害から温暖化まで
4-6 環境問題の解決に求められる意思決定のありかた (1)(2)(3)
「参加と情報公開」という民主主義制度
7-8 環境アセスメントとその背景
9-10 アセスメント以降の複雑な環境問題の出現
11-12 近代をどう見るか
『リスク社会』という見方
13-14 『公共圏』という考え方
15-16 コモンズの管理のありかた
17-19 近年の民主主義制度の進化と環境ガバナンス
20-24 具体事例をもとにした学生のプレゼンテーション
BSE、原子力立地、廃棄物問題施設とリサイクル、携帯電話、上水の質などの個別問題を事例にした意思決定のあり方に関する発表と討議
評価方法 出席回数、発表、試験などの結果で総合的に判断する。
教科書
参考書
メッセージ 現代の環境問題の解決には、従来の行政による規制的措置を中心とした政策の有効性を薄め、新たな仕組みを求めている。本授業では、環境問題に対する市民参加と情報公開の新しい仕組みのあり方を考える機会としたい。意欲にあふれた学生の授業への「参加」を期待する。
カテゴリー: 2009