比較研究D(国際教育)

年度 2009
科目名 比較研究D(国際教育)
教員名 北村 優子
授業概要 国際化に対応し、かつそれを展開させ、またそれに伴う諸問題の解決と地球市民の形成をめざす教育、即ち国際教育の考え方と実践について学ぶ。とくに比較教育の観点から学校文化の諸側面(制度、カリキュラム、空間・時間文化など)を日本と欧・米・アジアとの比較を含め学習するほか、国際教育の主要課題である、地球市民・人権・平和・環境・開発教育の動向と問題点、期待される今後の方向について理解を深める。
授業計画 授業ガイダンス
― 講義アウトライン
― 比較教育・比較教育文化論
欧・米・アジア・アフリカの学校文化(空間、時間、制度など)と日本の比較
― アメリカ
― イギリス
― ドイツ
― フィンランド
― ケニア
― 韓国
― 中国
人権・平和・環境・開発教育の動向と課題、今後の方向
― 平和教育(紛争後の教育復興)
― 環境教育、持続可能な開発のための教育
― 国際理解教育
開発、地球市民型社会のための教育の現状と問題、これからの方策
― インクルーシブ教育
― 開発と教育
― 学校外教育(ノンフォーマル教育)
― ジェンダーと教育
評価方法 出席・小レポート(授業)40%、期末レポート 60%
教科書
参考書
メッセージ 教育が果たす役割は幅広い。教育制度も各国や地域によって様々である。教育について国際比較を行うことで、各国がどのような問題に直面しているかも理解できる。また、教育を受けることは基本的人権の1つである。環境教育などの現状と課題に注目することで地球市民教育の意義をも学べる。参考書などに目を通し多くの事を吸収し、より多くの事に関心をよせ挑戦して欲しい。