年度 | 2009 |
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科目名 | ビジュアル数学 I(S) |
教員名 | 釈氏 孝浩 |
授業概要 | 数式処理ソフトウェアを活用し、視覚化された数理現象の観察を通して基本的な数学概念を理解する。まず、中学校・高等学校で学んだ因数分解や方程式を、数式処理ソフトウェアを用いて復習する。続いて、関数のグラフをコンピュータで描き、方程式と図形の関係を理解する。さらに、多項式で与えられる関数の増減を、関数のグラフの接線の傾きから考え、微分係数の考え方に至る。それを元に、導関数を導入し、微分法の基本的概念について理解する。また、三角関数・指数関数・対数関数などについて、その基本的性質について理解する。 この授業では、各自がコンピュータを操作して、数理現象の実験・観察を通して、数学概念を理解する。観察結果から規則性や法則を見出す参加態度が重要である。 |
授業計画 | 数式処理ソフトウェアを使ってみる 有理数と無理数 文字式の展開と二項定理 因数分解と方程式 関数のグラフとその平行移動 方程式とグラフ 直線と曲線 微分係数 導関数 |
評価方法 | 期末試験の成績に出席状況を加味して評価する。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | この授業は、講義ではなく実習であるので、高い参加意識と意欲が必要である。教員を目指す諸君は、コンピュータを用いた学習支援のモデルとしても活用してほしい |
月別アーカイブ: 2013年12月
旅行業論
年度 | 2009 |
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科目名 | 旅行業論 |
教員名 | 佐々木 正人 |
授業概要 | 観光での旅行業の果たす役割は大きい。何故なら、旅行業は、旅行者と観光諸機関(宿泊・運輸・飲食業・テーマパーク等)との間を橋渡しする機能をもっているからです。このことから旅行業は観光諸機関を俯瞰できることもできます。一方旅行業はサービス産業、人流産業、文化交流産業、情報産業、システムオーガナイザー等々色々な名称で呼ばれています。これは旅行業が極めて多面的な活動を行っている産業体であるためと言えます。例えば,パッケージツアーでは消費者のニーズを捉え、旅を企画し、販売しますが、企画するに際しては、数多くの観光諸機関(旅行サービス提供機関)から、当該ツアーに最もふさわしい観光機関を選択し、これらを上手に組み合わせ、そこに付加価値を付け、ツアーを造成し、消費者に販売します。この様に旅行業者は、消費者、又他方では旅行サービス提供機関という全く異質な性格を持つ相手を視野に入れながら事業を営んでいます。授業ではこれら異質な二者を相手に、どの様に事業を展開しているのかを学ぶと共に、現在、進展する情報化、消費者ニーズの多様化、旅行形態の変化、観光立国の推進等々の下での旅行業の機能・役割・経営・課題等について学習、考察します。ともすれば経済的な面に傾斜しがちな観光立国の推進政策ですが、この中で旅行業が文化、環境・自然保護といった面で果たすべき役割をも併せ考えてください。 |
授業計画 | 1. 日本、外国における旅の変遷 2. 我が国及び海外の旅行業の沿革 3. 旅行にはどの様な形態があるのか(企画旅行・手配旅行・団体・個人グループ旅行・観光旅行・業務旅行・周遊型旅行・滞在型旅行 等々) 4. 旅行業とはどの様な産業なのか 5. 旅行業の機能と役割 6. 分野別(国内・海外・訪日外国人旅行)の業務と現状 7. 旅行事業とその経営の特質 8. 旅行業のマーケティング(1)—–旅行の企画・造成・旅行代金の決定 9. マーケティング(2)——-市場別販売活動と流通チャンネル及び広告宣伝 10. 旅行関係機関との関わり——-運輸・宿泊機関・飲食業・観光施設等 11. 旅行業を営む上で関係する 法律・約款等 12. 観光政策と旅行等—-VJC(ビジット・ジャパン・キャンペーン)を中心に 13. 情報化と旅行業 14. 新しい旅行形態(ニューツーリズム) 15. 旅行業の現下の課題と展望 |
評価方法 | 出席点・レポート・受講態度合わせ50点・試験50点の配分により評価を行い、これら点を加算し、大学で定められた評価基準に則り評価する。出席が3分の2に満たない場合は、評価の対象にはならないので注意すること。また、私語が多い者には単位は与えない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 旅行は、世界情勢、政治、経済、社会の動きに敏感に反応する。そのことが、旅行事業に大きく影響するので、受講生は、ただ講義を聴いているだけでなく、日常、マスコミ等のニュースに注意を払うと共に,その様な報道の内容が、どのように旅行業に関わってくるのかを考える習慣をつけて欲しい。又授業では、利益をあげれば、それで事業活動を良しとする考え方に片寄ることなく、旅行の文化、情報、環境といった面にも目配りしながら学習して下さい。 |
専門ゼミナール III
年度 | 2009 |
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科目名 | 専門ゼミナール III |
教員名 | 阿野 幸一 |
授業概要 | 「外国語としての英語学習法及び教授法」をゼミ全体の大きなテーマとします。ゼミ III では、学生各自が選んだ英語教育に関するテーマについて、研究計画の立て方やリサーチの方法について議論を深め、卒業論文製作に向けての方向性を定めます。その後、各自のリサーチ結果を順番に報告し、ゼミ全体でのディスカッションを通して、学生相互にそれぞれの研究からの学びあいの中で英語教育についての理解を深めます。これと並行して、卒業論文に向けての個人指導も行い、ゼミ III の終了段階で卒業論文中間発表会を行います。また、英語教育の分野で活躍する外部講師を迎えたり、教育現場への視察等も適宜企画していきます。こうしたゼミ全体での活動をとおして、英語教育に対する視野を広めていきます。ゼミ生には、将来何らかの形で英語教育に携わることができる英語力を身につけるため、日常的な英語のトレーニングを課題として課すとともに、ゼミの時間の一部を用いてトレーニングの成果を発表する場を設けて英語力を伸ばしていきます。 |
授業計画 | 具体的なスケジュールはゼミ生とともに決めていきますが、主に次のような活動を行います。 ゼミ生が各自の研究テーマについてプレゼンテーションを行い、その内容についての質疑応答とディスカッションを行う。 英語学習法や言語習得に関する共通の文献を読み、その内容についてディスカッションする。 卒業論文製作に向けての個人指導。 英語力向上のためのトレーニング。 各種課外活動。 小・中学生、高校生への英語指導。 |
評価方法 | プレゼンテーション、ディスカッションへの参加状況、卒業論文への取り組み状況などを総合的に判断して評価します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | ゼミでは、参加している学生全員が協力し合い、それぞれが目的意識を持って活動に取り組んでいかなければなりません。このため、毎時間行われるディスカッションでは、全員が積極的に参加する姿勢が求められます。また、学外での課外活動も機会があるごとに計画していく予定です。 個人研究に関しては、その分野の専門性を深めるためにがんばりましょう。 |
プレゼンテーション(S)
年度 | 2009 |
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科目名 | プレゼンテーション(S) |
教員名 | 釈氏 孝浩 |
授業概要 | 高校までの学習スタイルとは大きく異なる大学の授業の内容を知り、各人が4年間で何をどのように学んでいくのか、大まかなプランを立てる必要があります。この授業では学習方法や施設の活用法、2年次から始まる3コース別カリキュラムの内容、学びと仕事とのつながり、人間関係づくりなどについて、グループ実習、講演などを交えながら進めていきます。なお、この科目は、「プレゼンテーション」と組み合わせて授業計画が立てられています。 |
授業計画 | 第1回(予習:なし) ・オリエンテーション ・チーム分け . 第2回(予習:プレゼンテーションの仕方(e-ラーニング)) ・メンバー紹介プレゼンテーション . 第3~7回(予習:調べ学習の仕方(e-ラーニング)) ・構成的グループエンカウンター ・ポスター企画 ・ポスター制作 ・ポスター制作のレビュー ・わかりやすい文章の書き方(e-ラーニング) . 第8~10回(予習:ノートの取り方・レポートのまとめ方(e-ラーニング)) ・学びと仕事のつながり(情報システム) ・学びと仕事のつながり(デジタルコンテンツ) ・学びと仕事のつながり(教育システム) . 第11回(予習:集計の仕方(e-ラーニング)) ・報告書の評価とチェックシートの作成 . 第12回(予習:プレゼンテーションの仕方(e-ラーニング)) ・プレゼンテーションの準備 . 第13回(予習:なし) ・学びの企画書作り |
評価方法 | 作品、報告書、プレゼンテーション、参加態度を総合的に評価します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 大学では、自分の将来像を見据え、計画的に学習することが求められます。この授業は、単なる講義紹介ではなく、大学で学ぶ上で最低限必要な能力が養成されます。従って、この授業で扱われる内容が身についていない者には、大学での学習資格が無いと言っても過言ではありません。すべてのチーム作業では、各人の果たした役割が報告され、評価の対象となります。他人に頼らず、一人ひとりが高い参加意識を持って受講してください。 |
企業会計(S)
年度 | 2009 |
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科目名 | 企業会計(S) |
教員名 | 志村 正 |
授業概要 | 「ITスキル標準」の「情報化と経営」の一科目。会計の分野を大きくは簿記会計、財務会計、管理会計、経営分析に区分し、それぞれの中でITパスポートなどで出題頻度の高い重要なテーマに絞って解説することを試みる。広く浅く取り上げられていくので、体系立てて説明されない。「簿記演習」、「財務会計情報」、「原価情報」、「管理会計情報」などで不足を補っていただきたい。 |
授業計画 | 会計の全体像と仕組み 簿記会計[1]貸借対照表・損益計算書のフォームと意味 簿記会計[2]簿記のしくみ(1) 簿記会計[3]簿記のしくみ(2) 簿記会計[4]商品の払出計算と売上原価計算 簿記会計[5]減価償却について 財務会計―財務諸表の分類 財務分析[1]財務の安全性分析 財務分析[2]収益性分析 原価計算[1]原価計算の仕組み 原価計算[2]原価計算の方法/ソフトウェア会計 管理会計[1]損益分岐点分析 管理会計[2]リースとレンタル 連結会計,その他 |
評価方法 | ペーパー・テスト(択一問題,20題を予定)によって評価する |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 情報システム学科の学生は基本情報技術者試験対策に最適。簡単な表計算を扱うこともある。 |
Webプログラミング(E)
年度 | 2009 |
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科目名 | Webプログラミング(E) |
教員名 | 池辺 正典 |
授業概要 | 近年、インターネットを利用したオンラインショッピングや企業内システムといったWebページから商品情報や企業内情報を管理するシステムが増加しています。これらのシステムはデータベースに蓄積されたデータをHTMLで作成されたWebページから利用者が情報を入力し、その情報に応じてサーバサイドのプログラムがデータベースのデータを操作するという構成となっています。この授業ではWebプログラミング言語として広く普及しているPHPを使用してWebアプリケーションを構築することを目的とします。 |
授業計画 | Webコンテンツの構成 プログラミングの基礎(1)・・・PHPの記述方法 プログラミングの基礎(2)・・・変数と演算子 プログラミングの基礎(3)・・・処理の制御(1) プログラミングの基礎(4)・・・処理の制御(2) 要件定義・・・データと処理の流れ データベース・・・データベースの概要説明 SQL・・・データベース操作言語 システム設計(1)・・・データベース設計 システム設計(2)・・・画面設計、処理設計 システム実装(3)・・・画面作成 システム実装(4)・・・サーバサイドプログラミング システム検証 ドキュメント作成 |
評価方法 | 出席を加味しながら、実技テストと課題などにより評価を行います。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 近年のWeb2.0という単語に代表されるようにWebアプリケーションのあり方は日々変わっています。その中でも、この授業では、データベースに関する知識やPHPを用いたプログラミングなど、主にサーバ側での処理をテーマとして実習形式の授業を行います。 |
生涯学習論
年度 | 2009 |
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科目名 | 生涯学習論 |
教員名 | 赤坂 雅裕 |
授業概要 | 生涯学習は、自己の充実と幸せ実現を図るため、家庭、学校、職場、地域社会の様々な活動を通して行われるものです。それは、誰からも強制されるものではなく、自ら自分にあった内容と方法を選んで、生涯を通じて行うものです。 この授業では、生涯学習の意義、生涯学習の中心を担う社会教育の概要、生涯学習関連施策の動向などについて学びます。そして、生涯学習全般について理解を深めるとともに、学芸員などとして活躍できるよう「基礎」を養います。 |
授業計画 | 第1回:オリエンテーション 第2回:生涯学習とは何か 第3回:生涯教育から生涯学習へ 第4回:生涯学習と家庭教育 第5回:生涯学習と学校教育 第6回:生涯学習と社会教育 第7回:生涯学習関連施策の動向 第8回:社会教育の意義と内容 第9回:社会教育の方法と形態 第10回:社会教育の指導者と社会教育施設 第11回:学習情報提供と学習相談 第12回:生涯学習の現代的な課題 第13回:今後の「生涯学習」を考える |
評価方法 | 出席を重視し、日常の学習態度・テストなどで総合的に評価します。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 学芸員などの資格を取得しようとする皆さんが、生涯学習について自ら主体的に学べるような講義を行います。グループ討議や発表、参加体験型の学習を多く取り入れます。 共に学びましょう。共によりよい生涯学習を追求していきま |
プログラミング I(S)
年度 | 2009 |
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科目名 | プログラミング I(S) |
教員名 | 湯浅 久利 |
授業概要 | 近年、コンピュータのOSはWindowsやLinuxなどの多様な種類が普及しています。そして、これらのOSに依存しないマルチプラットフォームなプログラミング言語としてJavaは登場しました。この授業ではJavaを利用して様々な問題解決のためのアルゴリズムを解説し、実習でプログラミングを行うことで、プログラミングの基本となるデータや処理の流れを学習します。その後にオブジェクト指向プログラミングの概念を学習することで、幅広いプログラミングの知識を身に付けることを目的とします。 |
授業計画 | ソフトウェアの歴史/コンピュータとの対話の原点/プログラミング言語[講義とソフトウェア操作実習] プログラミングの基礎・・・定数/変数/データ型[講義とソフトウェア操作実習] データの入力と結果の出力[講義と実習] アルゴリズムとは・・・構造化定理(順次選択、反復)[講義と実習] 流れの制御アルゴリズム(1)・・・判断[講義と実習] 流れの制御アルゴリズム(2)・・・繰り返し[講義と実習] 流れの制御アルゴリズム(3)・・・総合化[講義と実習] 簡単なデータ構造・・・配列[講義と実習] 配列の応用(1)・・・分類アルゴリズム[講義と実習] 配列の応用(2)・・・線形探索法アルゴリズム[講義と実習] 配列の応用(3)・・・2分探索法アルゴリズム[講義と実習] メソッドの活用(1)・・・メソッドの作成方法[講義と実習] メソッドの活用(2)・・・実用的なプログラム[講義と実習] クラスの概念とオブジェクト指向プログラミング[講義と実習] アプレットプログラミング[講義と実習] |
評価方法 | 出席率・実技テスト・課題・平常点により評価を行います。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | プログラムの動作結果をもとのプログラムと照らし合わせて理解することがとても重要です。それなしに習得は難しいものです。授業は休まないようにしてください。 |
情報システムと経営活動(S)
年度 | 2009 |
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科目名 | 情報システムと経営活動(S) |
教員名 | 八卷 直一 |
授業概要 | 情報学部に入って来て,特にステム学科に入学したのに,「情報システム」とは何かをはっきり説明できなかったり,「コンピュータを勉強するのです」としか言えないのでは恥ずかしい. この科目では,これから学んでいく「情報システム(IS)」とはどんなものか,ISについて何を勉強していくか,特に企業活動との関連で,全般的な展望を与えることをねらう.選択科目ではあるが情報システム学科生は2年生のうちに履修してもらいたい. 情報システムは,組織がその目標を達成するために,情報を集め,蓄え,処理し,伝達し,利用するためのしくみで,仕事の行い方や手順ともいえ,それを支えるために通信系を含んだ情報処理システムがある.従ってその目標に依存していろいろな形のものがあるし,情報処理システムはその一部であるに過ぎない. 特に,情報システムの企画,設計,開発,運用などに関わったり,利用する仕事をしていこうとする者は是非履修されたい. |
授業計画 | イントロダクション 情報化以前と情報システム化後を比べて,情報システムとは何かを考える イントロダクション(2) 情報システムの発展と役割を考える 情報システムの分類 情報システム(IS)の分類と基本的役割りを考える システムとしてのビジネスプロセス 一般システムを考え,ビジネスプロセスをそのようなシステムとみなして,ビジネスプロセスを知る.また付加価値の概念を導入する 情報システムの実際 実際の情報システムがどんなものかを,ある企業の実際の情報システムの例で詳しく見る 情報システムの競争上の役割 競争優位を追及する企業活動の中で果たす情報システムの役割をみる 情報システムの記述方法 情報システムをデータの流れや処理過程を様々な記述方法を通して勉強する. データベースと情報システム 情報処理システムはいくつかのDBからデータを取り出して新たな処理をし,元のDBに返したり,新たなDBを作ったりということをするものだといえる.DBとは何かとその機能を知っておく. 情報システムトソフトウェア 実際の情報システムはソフトウェアによって実現している。ここでは、ソフトウェアのなんたるかを知る。 情報システムの企画 部門別のシステムを持っていた企業が統合的な情報システムを持つにいたるケースから,システムの企画の重要性を知る. 情報システムの開発 情報システムの開発の諸段階を知ると共に,開発の諸方法,伝統的開発法,プロトタイピング,パッケージの利用などの開発法,あるいは必要なシステムをその都度オンラインで借りてきて使うなどのISの導入法を学ぶ.またプロジェクト管理としての諸相があることを学ぶ. 情報システムと人間 情報システムと人間,環境,社会との関係や情報モラルなどの問題 情報化と社会 情報化あるいは情報システムにより社会がどのように影響されるか変わったか e-ビジネスとセキュリティ 新しいビジネスモデルとその周辺でのセキュリティーの問題と対策 情報システム産業と人材開発 コンピュータ産業,情報産業の構造の変化と多層化を知り,さらに情報技術試験の制度,情報技術者のキャリアパスなどを知り,今後の学習計画の参考になるようにする 講義の随所で,できるだけ具体的な事例や,情報システムをめぐる新聞記事やカレントな話題に触れるようにする. |
評価方法 | 主としてレポートで評価する。ただし、出席状況と授業のなかで随時行う小テストも参考にする。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 「情報システム(あるいは単にシステム)」という言葉はよく出て来る.それらは,そこで,新聞を毎日読んで,この用語が出ている記事を見つけて切り抜いておいてみて下さい.(これを使う問題を宿題や期末の課題に出すこともある.) 就職試験のときに必要だからと,その直前になって新聞を取り始めたり,読み出したりしても,読み方もわからず,必要なことを読み取ることもできない.その準備としても,2年のうちから読み始めてください. |
文化人類学
年度 | 2009 |
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科目名 | 文化人類学 |
教員名 | 青木 武信 |
授業概要 | 文化人類学は、フィールドワーク(現地調査)にもとづく異文化理解を通じて、人類について文化・社会的側面から探求する学問分野です。そうした文化人類学の基本的なものの見方・考え方を理解してもらうことが目標です。そのうえで、文化人類学の楽しさと文化人類学的視点の現代社会における重要性についても実感してもらいます。 授業は、担当講師の専門地域である東南アジア、とくにインドネシアの事例を中心に紹介しながら、平易に解説します。音楽資料、ビデオ映像などを多用し、フィールドワークを疑似体験するかたちで授業を進めます。また、ほぼ毎回、授業内容の理解度を測る小テストを実施します。 |
授業計画 | 文化人類学とはどのような学問か 文化とは何か 異文化理解(1):カルチャーショック 異文化理解(2):文化の多様性と普遍性 異文化理解(3):偏見と先入観 フィールドワーク(1):観察と対話、百聞は一見にしかず フィールドワーク(2):解釈と理解、見ればわかるか? 家族の文化人類学:家族は人類普遍か? 交換の文化人類学:なぜ人は贈り物をするのか? 宗教の文化人類学:日本人は無宗教か? 開発の文化人類学:開発援助は大きなお世話か? 環境の文化人類学:人間は環境とどうつきあってきたのか グローバル化時代の文化人類学 まとめ |
評価方法 | 小テスト(ほぼ毎回)30%、レポート(2~3回)30%、期末試験40%による総合評価。ただし、成績評価の基準は次の通り。AA)授業内容を正しく理解し、レポート・試験答案の内容が優れている、A)授業内容をほぼ正しく理解している、B)授業内容の理解がやや不十分である、C)試験、レポートの形式・内容とも若干の難点があるD)試験、レポートの課題をこなせていない。 |
教科書 | |
参考書 | |
メッセージ | 授業では文化にかかわるテーマについて、受講生の皆さん自身に考えてもらい、小テストやレポートに書いてもらいます。積極的な授業への参加を期待しています。 |